ハイスクールDxD 日本神話の主役   作:ニャン吉

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第7話

sideリアス

ソーナから言われた実績を作らなければ日本神話の死神に殺させるという話。その話を聞いてからの私は少し荒れていた。

 

 

部室

 

「冗談じゃ無いわ!何故!・・・何故。」

以前大和から聞いた事がある。日本神話には様々な妖怪で作られる日本神話の長直属の暗殺部隊・・・死神・・・がいることを。そこには大和本人も所属しているという事も。

魔王であるお兄様から貰った情報では死神のメンバーの殆どがお兄様と同じ超越者であると言うことも。

今度、大和としっかりと話をする必要があるわね。

 

 

数日後

ソーナから話を聞いてから私達は見回りを強化している。

でも今日こそは、と思い私は大和の家に来た。

 

大和の家の呼び鈴を鳴らすと玄関から黒歌が出て来た。

「はーい!何方様?・・・リアスだにゃ。どうしたのかにゃ?」

と黒歌が聞いてきた。

「大和と話をしようと思って来たわ。居るかしら?」

「・・・待ってるにゃ。」

と言って黒歌は奥に行った。

 

少ししてから黒歌は戻って来て

「リアス。案内するにゃ。」

と言って私を客間に連れて行った。

部屋に入ると大和は座っていたので私も向かい側にある席に座った。

「どうしたんだリアス?話があるみたいだが」

と大和が聞いてきた。

「幾つか聞きたいことがあってきたわ。」

「なるほど。いくつあるのかは解らないが2つなら分かる。

1つ目は死神の事。

2つ目はそれを回避する事。

違うか?」

と大和は私に言った。

「ええ。その通りよ。」

「わかった。答えられる範囲で答えよう。次期日本神話の長としてね。

・・・で何から聞きたい?」

と聞いてきた。

「まずはソーナから聞いた私が殺されるかもしれないとはどういう事かしら。」

「その質問からか。まぁいいよ。答えよう。」

と大和が言うと扉がノックされて

「白音です。お茶を持って来ました。」

と言っている。

「いいよ。入って来て。」

と大和が返すと白音は部屋に入って来てお茶と羊羹をテーブルの上に置いて部屋を出て行った。

「それじゃあ答えよう。答えは簡単。我々日本神話が求める悪魔の自称管理者達の評価のボーダーラインがある。通常はその評価を少し下回る程度であれば死神が関わることは無い。でもねリアスはその評価が足りな過ぎたんだ。リアスがまだ学生であるということもあってそのボーダーラインは少し低めに出していた。はっきり言うとソーナと2人で半々にラインをクリアすれば他の地区の悪魔達と同様に死神を派遣する事は無かったんだ。俺たち日本神話は2人をまだ半人前と評価した上で2人それぞれにそのボーダーラインの半分をクリアする事を求めたんだ。その中でソーナはそのラインをクリアしたがリアスは大きくボーダーラインに届かなかった。だからだ。」

「その事を魔王様達は」

「知っているとも。ただ魔王サーゼクスは君に甘いから影武者を出してボーダーラインを超えたという事にしようとした。だけど影武者は我々日本神話の専売特許。魔王程度のだす魔法や兵隊達では日本神話を騙せない。これでいいか?」

「ええ。・・・わかったわ。2つ目は死神とはどの位の組織なの。」

「簡単に言うと死神隊隊長は・・・上位10人の暁は超越者で同等の組織に十刃と書いてエスパーダと呼ばれる組織が存在する。暁は純粋な妖怪の組織で十刃は姫島朱乃の母親の様な人間達の組織だ。・・・いや。朱乃が種族という点では近いな。要は日本神話の人間とその他種族のハーフ。朱乃は十刃候補1000人に入っていたよ。少し訓練を受けていたから多少能力が使えると思うよ。例えば(セロ・ルクシオン)とまではいかなくても通常のセロはね。」

「暁はともかく十刃は有り得ないわ!だって完全に転生していないハーフで超越者と同等なんて」

「有り得るんだよ。破面を、呼び出せるようになればね。」

と言って大和は顔のすぐ右上に手を持って行くとその手に仮面が出て来た。しかもそれは魔力でも妖力でも仙術でも無い黒い力を纏って

 

「俺はね暁であると同時に十刃でもあるんだよ。」

と言って大和は仮面を消して

「まだあるんでしょ。」

と聞いてきた。

「どうすれば回避出来るの。」

「手段は2つ。

1つ目は成果を出してボーダーラインを超える事。

2つ目はボーダーラインを越えられないのなら朱乃の才能に免じてだけど、朱乃が十刃の訓練生になる事。」

と答えた。

「ちなみにボーダーラインの期限は」

「1年。」

「どの位の成果を出せばいいの。」

「この1年でこの地区の人達の死者が5人って所か。ソーナと魔王の協力無しで。でもある意味仕方が無いことなんだよ。ソーナはそれを続けて来て他の地区でもラインを超えられる成果を残してきた。要するにリアスと同じ学生でありながら日本神話が1人前と認めたって事だ。もちろん全てをソーナ達だけで解決してきた訳じゃない。ちゃんと戦力を瞬時に見極めて俺や黒歌、白音に協力を要請したりして出来ることをコツコツやって来た。そして力不足な面を補う為にこの家でソーナと女王の椿は週3日で修行を受けに来ている。我々日本神話はソーナの頑張りを過程でも結果でも示して来た。だからこそ1人前と認めたんだ。勿論、ソーナと魔王の力を借りるのはダメとは言ったがリアス達が見つけた悪しきはぐれを倒す為の力が不足しているならその時は力を借りても構わない。でもあくまでリアス達が見つけるのが前提だ。」

そう言うと大和は席を立ちお茶と羊羹を一気にかきこみ部屋を出て行った。

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