俺と幼馴染の恋人デイズ   作:霜月優斗

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DAYS2♪(続)

 希が絢瀬にワシワシされてから五分後、綾瀬はやっとこの状況を理解したようで、顔を真っ赤にして希に土下座していたが、希は「もうお嫁に行けない……」と言って後に、「あんなに、ワシワシするなんて……今度会った時に覚えときや……」とマジトーンで言っていた。それを聞いた絢瀬は絶望に満ちた顔をしていたが、俺は自業自得だろうて……まぁ自分の首を締めている阿呆は放っておいて……

 希は何やら準備をしているので「今日は何か用事でもあるのか?」と聞いてみた所……

「そうやよ〜今日はたこ焼きパーティーをする日やから、ちゃちゃっと用意するでぇ!」

 と、返してきた。

 

 え、んなこと俺聞いてないんですが!? 

 まぁいいか、振り回されるのはいつも通りだしな。

「……えーと、俺何か手伝える事あるか?」

 希は数秒程考えた後にこう応えた。

「そうやなぁ、クローゼットにしまってあるホットプレート持って来てくれると助かるなぁ♪」

「クローゼットね、了解した」

「ちょっと待ちなさいよ!」

 希からの依頼を聞いてやるか、とクローゼットにあるホットプレートを取りに行こうとしたら何故か絢瀬に止められた、なんか悪い事したか? 

「……なんだ?」

「貴方、クローゼットに何を取りに行く気なの?」

「何って……そりゃホットプレート以外ねぇだろ?」

「たこ焼きなのに? たこ焼き器がいると思うのだけど?」

 あ、こいつ知らないパターンだ。教えておいた方が良さそうだな。

「実はな……ホットプレートにはオプションパーツ的な感じでたこ焼きプレートもあるんだよ、だからホットプレートを取ってこいって希は言うたのさ」

「へ、へぇそうなの……以外と物知りなのね……」

 むむ、なんとなく絢瀬に馬鹿にされた様な気がするが、それよりも早くホットプレート持っていかねぇとな! 

「ええとホットプレートはどこだろな……っと、これだな、よし、持ってくか! ……よっこらせっと、中々に重いなコレ……」

 あいつらが持つには少しキツイかもな……特に綾瀬。

 っと噂をすれば絢瀬がこっちに近づいてきた。

「何か馬鹿にされた気がするけどまぁいいわ、手伝った方が良いかしら?」

「いいや構わん、これぐらいはやらしてくれや」

 じゃねぇと希に申し訳ねぇ、と言うと綾瀬はフフフと笑い出した。そんなに今の面白かったか? 

「……なんでそんなに笑うんだ絢瀬?」

「いえ、だってそんなに貴方気が使える人じゃないと思っていたから、以外だったのよ。というかいつまで貴方は私を名字呼びなのよ、嫌われてるみたいで悲しいわ」

「お生憎様だが俺は親しい人以外は下の名前は呼ばねぇ口なんでな。呼ばれたきゃ希にキレられん様に接するこったな。あと嫌いではなく苦手なだけだ」

「苦手じゃ駄目と一緒よ!! なら必ずいつか名前で呼んでくれるようにしてあげるわ!」

 負けないわ、なんて指をさしながら言うのは構わねぇが後ろにいる鬼に気付いていないんじゃ当分駄目だろうな。その鬼は絢瀬の肩をがっちり掴んで耳元で囁いた。

 

「ウチの彼氏に手を出すようなら、本気で怒るよ?」

「ひっ、じょ、冗談よ……」

 割とマジの目をしながら()が見ているので堪らず絢瀬も顔が引き攣っている。あー怖ぇ怖ぇ。

 つかそれよりもちゃっちゃとやりますかね、今のあいつには触れてはいけない、絶対に。俺はお怒りモードの希をよそにホットプレートの用意をしておいた。触らぬ神に祟りなしってな。

 

 それから暫く準備をしているとまたインターホンが鳴ったので、希に、出ていいか? と聞いたら許可が出たんで俺が相手をする事にした。

 さあて誰が出てくるんだか……

「はいはーい今開けますよっと……あん?」

 俺の目の前に現れたのは見た目が小学生みたいな女……ってそういやクラスに居たような……あ、まさか。

「……え?」

 女も俺の存在に気が付いたのか驚いている。

 俺たちは互いに沈黙した後に叫んだ。

 

「「なんでアンタ/テメェがここにいるのさ/のよ!?」」

 

 どうやら思った事は一緒のようで……

 

「待て待て先に聞くけどてめぇは希になんの用があって来たんだ?」

「それはこっちのセリフよ! なんだったてアンタが希の家から出てくるのよ!?」

「それは……色々あってな……」

 俺はその質問に言葉を濁して答えると女はその意味を察したようで……

 

「色々って……まさかアンタ、希に手を出したんじゃないんでしょうね!?」

 女は手を出したら分かってんでしょうね? と言葉を繋げる。

 なんだこいつ。随分と俺を目の敵みたいな目で見やがって、ちょっとイラッと来たわ。

「手を出すも何も俺は希の彼氏ですが? 馬鹿にしてんのかてめぇは? あと言っておくが多分希にまだ手を出しては無いと思うが? つかアンタ名前なんやっけ?」

「2年間クラス一緒だったんだから覚えてるでしょうが!?」

「クラスが一緒だったけど話さない奴のことは全く覚えてなくてな」

「そう、なら今言うから覚えてよね、私の名前は矢澤にこよ」

「そうか、それで今日はお前さんもたこ焼きパーティーに来たのか? 矢澤さんや?」

 俺が"矢澤さん"と呼んだのが気に食わなかったのか、

「なんで苗字なのよ!?」

 とキレているがこっちだってそう簡単に下の名前呼ぶつもりは無い。

「俺は心を許した相手にしか名前で呼ばねぇんでな、まぁそういう訳だから、ごめんな」

 俺がそう言うと納得してくれたようだ。

「まぁ、そういう理由なら仕方ないわね、許してあげる。あと、あたしの友達を彼女にしたんだからしっかり護ってあげなさい」

「はっ、わーったよ! 死が俺とあいつを分かつまで護ってやるよ」

「え、えぇその意気よ! ……随分と愛されてるのね、希は」

「……? なにか言ったか?」

「なんでもないわ」

「そうかい」

矢澤が何か言っていた様な気もするがスルーして

たこ焼きパーティーの準備を進めた。

 

その後、皆でわちゃわちゃしながら楽しいパーティーをしましたとさ...

 

 

 




明けましておめでとうございます。(いや遅くね?)
今年ものんびりと更新していくのでよろしくお願いいたします(*`・ω・)ゞ!
あ?評価感想もお待ちしています。

何か変な所ある?

  • 情景描写が足りん?
  • 希の口調がおかしい?
  • 字数が足りない?
  • 話がつまらん?
  • 特にない!
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