多分真面目に書く(保証なんて無い。いいね?)
ん?アオバ?誰それ?知らん。
〇〇side
「ただいま戻りました~!」
夏も終わりを告げ、どんどん寒くなっていくこの頃。
俺はいつも通り営業を終え事務所へ帰ってきた。
「あっ、Pさん!お帰りなさ~い!」トタトタ
「おう、今日の撮影はしっかり出来たか、翼。」ナデナデ
帰ってきてすぐお出迎えに来てくれた翼を撫でながら
今日の成果を聞く。
撫でられている翼は気持ち良さそうだ。
「えへへ~~♪今日もしっかり撮って貰いましたよ!カメラマンさんにも誉めて貰いました!」
「本当か!なら翼のおかげでまた仕事が貰えるかもしれないな!よくやったぞ翼!」ナデナデ
報告された成果が良いものだったので、俺はさっきより少し強めに翼の頭を撫でていた。
「ねぇねぇ、Pさん!ちゃんとお仕事したご褒美欲しいなぁ……。ダメぇ……?」
「ご褒美?ん~、そうだな……。例えば?」
「例えば!ふたりで遊園地とか、ショッピングとか!それで最後は綺麗な夜景が見えるレストランで食事とか!」
「ははっ、まるでカップルだな、そりゃ。」
「えっ///」
「でも、翼もだいぶ有名になってきているんだ。この時期が一番気が緩みやすい時期でもあるからな。悪いがそれは出来ないが、今度ショッピングなら付き合えるぞ。」
「ほ、本当!?」
「おう!男に二言はないからな!」
「じゃあまた予定のお話ししましょうね!Pさん!私、今からレッスンなんで行ってきますね!見に来てもいいんですよ?」
「そうだな、一段落したら見に行かせて貰うよ。レッスン、頑張れよ!」
「はーい!」
翼が出ていって閉まったドアを見てから俺は仕事机に座った。机には今朝淹れて呑み残していたコーヒーが置いてあった。
「………淹れ直そうか。」
「……私がやりましょうか?」
「え?」
「うおわあああああ!!」ガタッ!
「…そんなに驚かなくても良いじゃありませんか、少し傷つきますよ。」
「す、すまん、志保。てっきり誰もいないと思ってて。(心臓止まるかと思ったぞ。)」
「……ずっとソファに居ましたけど。…まぁいいです。そこまで怒ってないですし。」
「お、おう。悪かった、すまん。」
「いえ、大丈夫です。コーヒー、淹れますね。」
「ああ、頼むよ。」
「はい、どうぞ。P。」
「ん、ありがとう志保。」ズズッ
ん、うま。
「でもインスタントなので、淹れ方もなにもないですけどね。」
「いやいや、高い豆だからだと思って雑に淹れれば不味くなるし、その逆も然り、安い豆でも丁寧に淹れればその豆の個性を活かせる。そういうものだ。」
「それPの考えた台詞じゃないですよね?」
「失敬な!とある喫茶店の店長の台詞だ!」
「やっぱり違うじゃないですか。というか、豆から作るわけないじゃないですか。粉末ですよ。」
「ん?そうだっけ?」ズズッ
「はぁ、まあいいです。それよりP。」
「はいはい、何ですか志保さん。」
「私コーヒー淹れましたよね?ならその『ご褒美』を下さい。」
「ん?『語尾にほ』?」
「ボケ下手くそですか。」
「あはは、冗談だよ。ご褒美?何がいいんだ?ん、もしかして翼がご褒美貰ってるのが羨ましかったのか?」
「……。」
「あはは、可愛いなぁ志保は。」ナデナデ
「……………そういうところですよ。………。」
「ん?何か言っt…うわっ!」
飲んでいたコーヒーが入ったマグカップを机に置き、志保の頭を撫でていると何か志保が言った。
それを聞こうとした時、志保が抱きついてきた。
「し、志保?何やって…「P。」はい。」
「Pは何故色んな娘を甘やかすんですか。」
「いや、俺自身はそんなに甘やかしている気はないんだが。」
「貴方が触れるのは私だけでいいんです。貴方が見るのは私だけ。貴方が話していいのは私。貴方が笑いかけていいのは私にだけ。…………。」ハイライトオフ
志保は椅子に座っている俺の太股に跨がり、俺のシャツを掴み下に俯き何かブツブツ言い出した。
「あ、あれ?なんか………眠……く…なって……。」
「フフッ、やっと効いてきたんですね。P。」
「し………志……保……何……言っ…て……。」ガクッ
志保side
前からずっと想っていた。
私はPが好きだ。
いや、最早この感情は『好き』なんて生半可なモノではない。
私は愛している。Pを。
恐らく私はもっと前からPを好きだったのかもしれない。
ただ、それを自覚する勇気が足りなかったのだろう。
自覚してからは速かった。
可奈が嬉しそうに甘えるのも、
百合子さんが楽しそうに本の話をするのも、
静香がPを笑い合ってるのも。
全部その日から苦痛に変わった。
でも唯一、その苦痛が癒される瞬間があった。
それはPと一緒にいる時だ。
それを知って私は尚更Pを愛していくようになった。
だから、離さない。
もう、Pは私のモノにする。
絵本のヒロインは最後に幸せを終わりに迎える。
その幸せが私にあっても良いはずだ。
〇〇side
気分が悪かった。
何か嫌なモノが体の中で渦巻くような。
吐き出してしまいたかった、だがそんなこと許さないと俺の前でそれを止める人がいる。
その手は真っ暗でとても色なんて見えたモノじゃなかったが、何故かその人の手は赤く染まっているのではないかと思っていた。酷く冷えたその手を。
その手を伸ばす本人の顔は面妖に笑っていて、俺の頭に恐怖を叩きつける。
「うわああああああっ!!!!」
「きゃっ、……ちょっとP。いきなり起きて騒がないで下さい。」
「はあ、はあ、……し、志保?」
嫌な汗だ。今すぐに洗い流してしまいたいが、
それより先に何か温もりが欲しい気がした。
「志保……志保!」ガバッ
「ちょ、ちょっとP!こんなこt「ごめん。ちょっとだけこのままで居させてくれ。頼む。」っ、し、仕方ないですね。……///」
………暖かい。
「……なにかあったんですか?」
「……………いや、少し変な夢を見た。……こんな歳になっても怖いと思ったんだ。」
「大人になっても怖いモノは怖いですよ。」ナデナデ
「……すまん、だいぶ落ち着いた。ありがとう、志保。」
「いえ、気にしないで下さい。」
「それで、志保。」
「はい?」
「ここは何処だ。」
「どこって私『達』の家ですよ?」
「………は?」
「起きてすぐに抱きしめてくれたので嬉しかったのかと思いました。」
「そんなわけないだろ!まぁなんでもいいや、とっとと出るぞ。」
「………何処へ、行くんですか?」ガシッ
「うわっ!」ドサッ
「Pは何処へも行かせませんよ。ずっと私と一緒にいるんです。」
「痛いっての!いきなり押し倒すなよ!」
「P。Pは今から私のモノになるんです。Pは私だけを見ていればいいんです。それとP………
一体誰の許可を得て他の女を撫でているんですか?」ハイライトオフ
「っ!」
「私はPを愛しています。ですからPも私を愛して下さい。私に溺れて下さい。」
「何を勝手な事言っt…んぐっ!?」
「ちゅっ、……じゅるるっ、はぁ、れろっ………。」
志保の舌が俺の口内を支配する。
なんとか離そうにも離す度に吸って、舌で舐め回す。
「ぷはぁっ、……思った通りです。やっぱり美味しい。蕩けそうです。P……!」
「はぁ、はぁ、っ!んぐっ!?まふぁ!?(また!?)」
………30分後
「ふふっ、はぁ~~、愛しい。愛しい!こんなに幸せなのは初めてです…!やっと……やっと貴方を私のモノに……!」
「し………ほ………………。」
「はい、貴方の北沢 志保です。」
「やめ………ろ……こんな……こと…。」
「……………………………。」
「…………?……志保?」
「まだわかってないんですね。」
「な…にを…………っ!!があああああああ!!!」
「ふふっ、いい声ですね♡それも堪りません///まだカッターを太股に刺しただけですよ?わからない人には体で覚えて貰います。」
「っ!わ、悪かった!頼む!やめてくれ!頼む!」
「ふふっ、貴方の怯えた顔なんて珍しいモノを見れました♡…………でも、やめません♡」グリグリ
「っがあああああああ!!!」
「これからずーっとこうやって愛しあって生きましょうね♡」
「ね?あなた♡」
ごめんなさい。