理想の姉上を求めて三千里   作:仮面ライダーゲイツ

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すみません、失踪したわけでは無いので許してください!


ちゃんとしたバトル回

sideオウギ

 

 

デコポン、、オホン、、、、

 

 

 

劉表殿に仕えることに成功し、五千の兵を気前よく(馬鹿なだけですが)預けて貰え、これにより僕はある程度纏まった給金を得られ、ある程度自由がきき、自由に動かせる人員を確保できたわけです。

 

これは大きな戦が起きない限り悠々自適に暮らせますね。

 

さて、ここからは当分この兵たちを鍛えることから始めないといけませんね。

 

見事に練度は低いですし、これでは兵隊というよりチンピラという方が適切に思えてきます。

 

 

まず、鍛える兵種を決めなければいけませんね。

 

お雑破に兵種は3種類しかありません。

 

歩兵、騎兵、弓兵の3種類です。

 

え、騎馬民族は馬に乗りながら弓を狙えるって?

 

確かに馬とともに産まれ、共に生きる生活をしているなら可能かもしれませんが、そんな器用な事チンピラ並みのこの兵士達に出来るわけないじゃないですか?

 

それに中途半端に鍛えて、どの兵種も満足にできなくなるよりは1つに絞った方が効率が良い。

 

さて、改めてですが僕が鍛える兵種は歩兵です。

 

キバと弓は、揃えるのも維持するのも大変ですからね、お金的な意味で。

 

新参者の僕ではまず予算が降りません。

 

その点歩兵は槍と鎧があれば最低限ですが戦える装備は揃いますから楽です。

 

と言っても、僕はそんな歩兵部隊を作るつもりはありません。

 

目指すのは軽装盾持ち兵です。

 

何故かこの恋姫の世界では盾はあまり重要視されてはいません。

 

どの国でも盾なんて配備していません。

 

最初はこの時代には盾という概念は無かったのかと心配になりましたが、地味だからだとかという理由で倉庫で埃をかぶって寝かされていただけでした。

 

それは劉表殿の倉庫にもかなり眠っており、劉表殿に相談したら『いいニャム。』の一言で五千人分用意出来ました。

 

まぁ、木の長方形の板に鉄板二枚を重ねて貼られていた簡易的な盾でしたけれど、武将以外の相手なら十分でしょう。

 

そして、何故軽装?と疑問を持つ人もいらっしゃると思いますがこれも全身鎧が用意出来ない以外の理由があります。

 

基本、僕は素早く動き敵を翻弄する戦い方をしているので、鎧が重過ぎて動きが鈍るのは困るので、孫呉の兵士と同じ様な皮鎧に、部分的な金属鎧にするのが僕の理想です。

 

まぁ、1番の理由としては僕が自由に使える肉か、、、ゴホン。

 

優秀な兵隊が欲しかったので、軽装盾持ち兵の部隊を作ります。

 

 

 

こんな感じで考えを纏めながら、預かった兵隊達が集合している筈である訓練場へ着くと、そこに待っていたのは、慣れない盾を持て余す兵士達だけでは無く、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ。テメェか?馬鹿兄弟と近衛兵団をボコって入った奴ってのは?まだ、餓鬼じゃねぇか。」

 

丸太の様な四肢をした左眉を縦に裂くような古傷を持って、太刀を肩に担いだ大男であった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

おい、誰だ。恋姫世界にクロウを登場させたのは!?

 

『わ、た、し!』

 

脳内で僕を転生させた女神(笑笑)の満面の笑みで胸を張っているイメージが浮かんだ。

 

大体の原作改変はあの女神のせいと思うようにしようと思います。

 

「文聘将軍!?」「何故将軍が此処に!?」「鬼将軍の部隊の調練は明日の筈だ!」

 

僕の部隊の兵士がざわめき出した。

 

どうやらこちらの世界のクロウは文聘と言うらしい。

 

そういえば、コ◯エーさんの三国志ゲームでは劉表軍で1番武力が高い武将が文聘だった気がします。

 

因みに厳顔さんと同じぐらいですね。

 

てか、鬼将軍って、、、、、、、、、、

 

これは鬼教官という意味でいいのだろうか?

 

「これは将軍様でしたか。ご挨拶が遅れて申し訳ありません。僕は性は劉、名は岱と申します。訳あって、1将として劉表殿の傘下に参列させていただきました。若輩者ですがよろしくお願い申し上げます。」

 

頭を下げて自己紹介をする。

 

ぶっちゃけ、クロウさん滅茶苦茶強そうですね。

 

さっきからピリピリと殺気が肌を刺してきます。

 

今すぐにでも肩に担いでいる太刀を振り下ろしてきそうなんですが、戦いになってしまったらどうしましょうか?

 

「あー、そんかかしこまんなよ。身体が痒くなって仕方ねぇ。で、劉岱で良いんだっけか?俺は文聘。此処で武官を纏め役的なもんをやらせられてる。はぁ、めんどくせぇ。」

 

あらあらあら、やはり面倒事は嫌いで、命のやり取りを楽しみたいバトルジャンキーなのだろう。

 

「文聘将軍は今日はどうかなさったのですか?部下の話によると、文聘将軍の調練の予定はなかったようですが?」

 

「あん?あぁ、俺が来た理由か?それは、、、、、、、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「劉琦に劉琮の馬鹿兄弟をボコった奴がどんな奴なのか見に来たのと、強い奴ならやり合おうとと思ってナァッ!」

 

直後、素早く両手持ちされた太刀が僕に向けて振り下ろされた。

 

文聘はどうやら力でゴリ押す戦いをするタイプの様で剣速はそこまで速くなかった為、こうなると予想していたので余裕で後退して回避できた。

 

しかし、次の瞬間唖然とする事になる。

 

僕が回避した事による、太刀は地面に強く叩きつけられ、ゴガン!と普通ではあり得ない音を響かせて、訓練場の地面を割り、衝撃で僕の身体を軽く浮かした。

 

「大した馬鹿力ですね。しかし、何故僕と戦うのですか?というのは無粋ですね。僕も武士の端くれ。強い人との戦いはなんと言いますか、心が踊りますね。」

 

そう言いながら腰から小太刀を二本とも引き抜き、両手で構える。

 

「へぇ、分かってんじゃねぇか。気に入ったぜ劉岱!さぁ、楽しもうぜ、この戦いをよォォ!」

 

猪の様に太刀を構えて突撃してくる姿は、劉琦とは違い本物の大猪が向かってくる様な迫力がある。

 

力だけでは無く、技量や経験もあるため回避し続けるのは難しいと分かるぐらいに文聘は強い。

 

という訳で、基本は小太刀での受け流しや、回避を主体として隙ができたら反撃を加えていく戦い方で行くとしますか。

 

あ、勿論受け流しは小太刀二本でやらないとダメですよ?

 

片腕だと確実に骨砕かれるので、、、、、、、、、

 

「せい」

 

振り下ろされる太刀の横側に小太刀の刃を滑らせる様に受け流し、そのまま文聘の腕と指を狙う。

 

回避されるとは分かっているので、今後武将人生に関わる所を狙う。

 

「甘めぇよ!」

 

文聘はそう言うと、僕の腹を蹴り上げてくる。

 

このまま、喰らえば最悪肋骨数本を蹴り砕かれ、この戦いの勝敗は殆ど決まってしまうだろう。

 

ダメージを最小限に抑え、文聘にもダメージを与えるために僕ができることはある。

 

「ハッ!」

 

僕は蹴り上げられた文聘の脚の膝辺りを横から蹴る。

 

「ガッ!?」

 

ゴキュッ!となんか生々しい音が響く。

 

僕の蹴りを喰らった文聘は残った片足でけんけんするかの様に後ろに後退して、痛そうに摩っている。

 

「痛ェなおい。普通に蹴られてする音じゃなかったぞ?どんな脚力してやがんだよ?」

 

「僕は昔、熊を蹴り殺したことがありますよ?」

 

「人辞めてんのか!?というか、どういう状況だそれ!?」

 

そりゃ、原作のオウギはNARU◯Oの世界の中忍者みたいに木々を飛び越え、崖を飛び越えながら進むことができていた、将来的には同じスペックまでなる筈の僕が人相手に蹴りを入れたら、そりゃ普通では考えられない音がしますよ。

 

寧ろ、喰らって痛そうにしているだけの文聘こそ人を辞めていると思いますが、、、、、、、、、、

 

「どういった経緯でそうなったか、今回は見逃しますが、次からは聞いたら、、、、、、、、、後悔させますよ?

 

「ア、ハイ」

 

後日、文聘からこの時の僕のことを聞くと、眼からハイライトが消え、黒いオーラが滲み出していた話だった。

 

さて、脱線はここまでにして、、、、、、、、、、

 

「脚の痛みは慣れた頃でしょう?時間もそこまである訳ではないので早く続きを始めましょうか?」

 

「そうだな!」

 

調子を確かめるかの様に一回剣を振ると剣を再び構えた。

 

どうやら僕の蹴りの影響は殆どもうないらしい。

 

僕は文聘よりも先に走り出した。

 

文聘にまた先手を譲ってしまえば、また勢いと馬鹿力の所為で受けに回ることになってしまい、僕の勝ち目がかなり薄くなってしまうからだ。

 

「お、今度はお前から来んのか?いいぜ!来いやァァ!」

 

ドッシリと城門の様に構える文聘は、いわば僕が乗り越えるべき壁だ。

 

僕に城門を砕く力は無い、だが、、、、、、、、、、

 

「僕に超えられない壁は、無い!否、有ってはならない!

 

僕は、オウギなのだから、、、、、、、、、、

 

こんな壁で躓いでいる場合では無い、まだ僕の人生は始まったばかりであり、文聘より高く越えなければならない壁はまだまだあるのだから、、、、、、、、、、

 

「オォッ!オォォォォーーーー!!!」

 

僕は全脚力を使って文聘の真上に飛び上がった。

 

文聘との体格差を埋め、確実に仕留める為には高い場所からの落下に生じる力を利用した攻撃しか無い。

 

これを躱されては負けてしまう。

 

しかし、文聘は、否クロウは、、、、、、、、、絶対に避けない!

 

クロウが相手の決死の覚悟を踏みにじっててまで、勝ちを選ぶ訳が無い!

 

「決死か小僧。いいぜ!受けてやる!テメェの覚悟確かに伝わった!あぁ、テメェは立派な武士だ、小僧!いや、劉岱ィィーー!!!」

 

予想通り文聘は構えたまま回避せず、迎え撃つ様だ。

 

僕は身体に回転をかけて剣戟を見切らせない様に動きを加える。

 

「「オォッ!オオォォォーーーー!!!」」

 

小太刀二本を平行に合わせる様に同時に振り下ろし、文聘は両手で太刀を構え下から上に斬りあげる。

 

お互いの剣が交差し、ガキンッ!と甲高い音が響く。

 

結果は即座に現れた。

 

「ガハッ!?」

 

ドサッ!と僕が背中から地面に落ちる音と共に、文聘の剣戟により斬られた胸の傷から少しばかり流血が流れ、地面を赤黒く染める。

 

そして、弾かれた僕の小太刀の片割れが地面に突き刺さる。

 

骨にまでは届いておらず、筋肉もそこまで深く切り裂かれていないが競り負けた事実に衝撃を受ける。

 

「グッ!?クハッ!ハハハハハ!やるじゃねぇか劉岱!」

 

文聘は僕の剣により斬られた左眼の傷を抑えている。

 

正確にはそこまで深い傷にはなっていない為、瞼を抑えている。

 

「なかなか、だったけどよ。俺の勝ちだ劉岱。」

 

笑いながらそう言っている文聘に向けて、薄笑いを向けて話す。

 

「クク、まだ勝負は終わってませんよ?文聘将軍。」

 

「只の文聘でいいってぇの。でもよ、劉岱?諦めが割りィぞ?誰がどう見たってこれは俺の勝ち」

 

文聘の言葉を遮る様に言葉を放つ。

 

「僕のもう一本の小太刀。一体何処に行ったのでしょうね?」

 

僕の言葉にハッと目を見開く文聘、ですが遅い。

 

グルグルと回転しながら小太刀か落下してくる。

 

そう、文聘の頭に向かって、今当たった。

 

「ガッ!?イテェ!?」

 

上手く峰の方を当てたので怪我は無いが、頭を片手で抑え蹲る文聘を尻目に、立ち上がる僕。

 

「皆さん。すみませんが、調練できる状態では無いので明日の同じ時間に集合という事で解散して下さい。」

 

僕の言葉を聞き、我先にとこの場から離れ出す兵達。

 

何故か、化け物を見る目で皆さんが見ていたのですがどうしてでしょう?

 

その日は文聘を放置して帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、次の日。

 

「ウィッス!《a》大将!《/b》おはよっす!」

 

何故か、文聘に懐かれました、、、、、、、、、、何故に?

 

あと真名を預かったのですが、やはり駆狼(クロウ)でした。

 

 

 

 

オウギ陣営の文官又は軍師キャラ追加について。武力はオウギとクロウでどうにかなりますが、政治や軍略がわかるキャラがいません。何処から連れてくれば?

  • 朱里と雛里
  • 風と稟
  • 他の水鏡塾の生徒
  • うたわれるものキャラから
  • 他陣営の傘下に入る
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