理想の姉上を求めて三千里   作:仮面ライダーゲイツ

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ふぁもにか、さん。高評価ありがとうございます!

知らないうちにお気に入り登録数が3桁台に入りそうで驚いてます!

出来れば、話のストックを釣ろうかなぁって思ってましたが、あまりの嬉しさに1週間の間にまた投稿するかもしれません。


対峙する空望の少女に、昇り竜

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sideオウギ

 

 

さて、さて。思いの外水鏡塾の生徒の皆様の知略が化物じみていたせいで、僕とクロウはただ傍観しているだけでいられるはずでしたが、劉琦と供に江陵へ進軍する事になった訳ですが、3日で用意出来るだけ用意した後、劉琦が先に5000の先行部隊を率い、残りを僕とクロウが残りの兵と、兵糧を運送して行くこととなった。

 

 

わざわざ、信用できない相手である僕に兵士の半分と、兵糧の大半を任せる程だ。

 

余程、手柄を僕に渡したく無い事がよくわかる。

 

劉琦に1日遅れで出立をした僕達でしたが、やはり兵糧を運送している分速度が遅い。

 

江陵まで普通に行軍すれば2日かからない筈が、5日もかかってしまった。

 

劉琦との行軍速度に4日ほどの差ができてしまった訳なのだが、

 

 

「それにしても大将。劉琦の坊ちゃんは大丈夫ですかねぇ?」

 

江陵の領内に入り、落とされた城にもうすぐ到着する道すがら、話しかけて来る。

 

「さぁ、僕には分かりかねますね。ただ、いくら水鏡塾の生徒が優秀とはいえ、率いる兵は2000程度、練度も低い。ならば、死ぬことは無いはず「伝令!」!?」

 

僕の言葉を遮るかの様に、城の方角からボロボロの鎧を纏った兵士、劉琦軍の兵士がゼハァッ!ゼハッ!と息を切らしながら走り、「伝令!伝令!」と叫び続けている。

 

フラグ建てたかな?

 

「大将!アイツは!?」

 

「劉琦軍の、それも先行した兵の1人でしょうね。全軍戦闘準備!」

 

僕は全軍に指示を出し、クロウと供に伝令の元に走り向かう。

 

「劉岱将軍!文聘将軍!至急の伝令になります!御無礼をお許しください!」

 

「構いません。早く内容を。」

 

「ハッ!」

 

 

「劉琦様が率いる我々先行軍は、2日前に敵城近くに到着し、陣を構築後、劉岱将軍方の到着をお待ちしていたのですが、反乱軍からの夜襲を受け、陣は焼き払われ、生き残り残った兵は反乱軍に首位を囲まれてしまったのが現状です!私はなんとか抜け出し、伝令として将軍方と合流する為に参った次第です!」

 

「そうですか、、、、、、、、、、」

 

流石水鏡塾。少ない兵士の数で夜襲を成功させるとは、、、

 

「大将どうしやすか?」

 

クロウが意見を聞いて来る、と言いますか考えを放棄し丸投げをして来る。

 

「見捨てる訳にはいきません。救出に向かいますよ。疲れているところすみませんが、案内お願いできますか?」

 

「は、はい!此方になります!」

 

そうやって、走り出す伝令兵。ついて行く為に走り始める我々。

 

そして、クロウにだけ聞こえる様に呟く。

 

「クロウ、いつでも突撃できる様に、、、、」

 

「ウィッス、」

 

笑顔で答えるクロウ。どうやら気づいている様だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この伝令が、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敵だということを、、、、、

 

 

 

 

 

 

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sideオウギ

 

 

 

あれから、僕達は城から離れ、深い森の中を突き進んでいた。

 

森の木々により日光が遮られ、まだ日が高いというのに薄暗く視界が悪い。

 

足場も岩があちこちにある為悪く、苔が表面に生えている為とても滑りやすい。

 

それに、木々の合間を行軍している為、兵達が纏まることが出来ず襲撃に対応し辛くなっている。

 

やはり、この人は、、、、、、、、、、、、、、、、

 

「随分、森の奥に追い詰められている様ですね?後、どれくらいなのでしょうか?」

 

「も、もう少しで御座います!」

 

「はぁ、それにしても何で反乱軍はこんな森に追い詰めたのでしょうか?こんな場所では包囲しづらいですし、敵襲に対応もし辛い。こんな場所を選ぶ理由は何でしょうか?」

 

「な、何ででしょうか?わ、わたしには、わかり、かねます。」

 

おやおや、伝令を伝えていた時に比べて口調が硬くなってますね。

 

森を進んでいるせいで発生している汗にして量が多い。

 

緊張しているせいで息も荒い、何よりこの場所に連れて来た時点で黒確定だ。

 

もう付き合う必要はありませんね。

 

「おやおや、汗が酷いですね?急がせた僕が言うのは何ですが、少し休みにしましょうか?」

 

「い、いえ!いち早く、仲間を助けなくてはなりませんので、私は大丈夫に御座います!さぁ、急ぎましょう!」

 

クロウに目線を送る。

 

「いや、案内はもう要らねぇよ。ご苦労さん。」

 

前に進もうとする伝令兵の肩をクロウが掴み、引き留める。

 

「な、何を!?早く行かねば皆が!?」

 

「はぁ、演技はやめたらどうですか?」

 

「劉岱将軍、何を言っておられるのですか?文聘将軍も?」

 

「バレてますよ。ねぇ、裏切り者さん?

 

「ッ!?敵襲!敵、ゴハッ!?」

 

伝令兵が目を見開くと、森全体に響き渡りかの様な大声を上げる。

 

そのまま、森に逃れようとするが、クロウがすかさず首を刎ねる。

 

しかし、伝令兵の声に反応して、森の奥から鎧を纏う兵から服に斧や農具を持った反乱兵が次々、現れる。

 

「やはり、行方不明の兵の5000の中から幾らか反乱軍に参加している様ですね、、、、、、しかし、関係ありませんね、クロウ!」

 

「ウィッス!大将!どうしますか!?」

 

「向かい撃ちます。クロウは突貫して敵陣を崩して隙を作りなさい!」

 

「ウィッス!久々の戦だ!本気で行くぜ!オリャァーー!!?」

 

猪の様に、全速力で敵陣に突撃するクロウ。

 

近く敵は全て一太刀にて斬り捨て進み姿は、とても頼もしい。

 

「全軍、クロウに続きな、「ヤァアァァァァーー!!!」!?」

 

兵に指示を出している最中、頭上から自分より高い少女の声が響き渡った。

 

視線を頭上へ移すと、其処には、、、、、、、、、、

 

 

 

 

紫色の長髪を風に揺らし、自身の身長の2、3倍もの大斧を振り下しながら落ちて来る少女がいた。

 

「ッ!?全員退避!」

 

間に合う訳がないと分かりながらも兵に指示を出してから、その場から跳びのき、周りに生える木の枝へと着地する。

 

少女の斧が地面と衝突した時、ドッカーン!!!と人の身で起こしたとは思えない音を響かせ、地面を砕いた。

 

周囲に粉塵が舞い、周囲の地面を木々ごと揺らし、土塊が木の枝の上まで届いて来る。

 

「まさか、空からの奇襲とは恐れ入りました。そして、その威力。素直に認めましょう。敵ながらお見事です。さぞ、名のある武人なのでしょう。」

 

「ん?あなたもなかなか、だと思う。シャンの1撃を避けれる人、なかなかいない。」

 

「さて、歴然としていることですが、一応尋ねます。貴女は我等が君主、劉表殿に逆らう者ということでよろしいですか?」

 

「うん。シュリとヒナリから聞いた。劉表、皆んな苦しめてる。悪いやつ。みんなの為に、シャンは、たたかう。」

 

「この様子では降伏もしては貰えませんよね。はぁ〜。」

 

うん、ヤバイ。どう見ても目の前の少女はクロウと同じ腕力で叩き潰すタイプだ。

 

少女の短いリーチを補うことの出来る巨大な獲物。

 

これらの情報から分かることは、1撃でも剣を合わせたら詰む。

 

相性が悪い相手ですねぇ。できればクロウに任せたいところですけどそれは無理だ。

 

兵士は幾ら束になっても勝てない。

 

なら、僕が戦うしかありませんね。はぁ〜。

 

「全軍、此処は僕に任せてクロウの援護に向かいなさい。彼方にもかなりの使い手がいて、クロウが指示を出せない状況であるなら、守りの円陣を組み身を守ることを優先して下さい。では、行け!」

 

「「「「御意!!!」」」」

 

少女をスルーしてクロウの元を向かう兵士達。

 

少女はそれを気にせず、僕に視線を定めたまま地面に突き刺さったままの斧の柄を掴んでいる。

 

「兵達は簡単に通して頂けるのですね。」

 

「シャンだけがたたかってるわけじゃない。あっちには、セイ達がいるから、しんぱいない。」

 

「やはり、お仲間が率いているのですね。なら、尚更貴女を早く仕留めて、援護に向かうと致しましょう。」

 

そう言い放ち、腰から小太刀を二本両手で構える。

 

「僕の名は、性は劉、名は岱。劉表軍に将として末席を汚す者です。」

 

「シャンは、じゃなかった。性は徐、名は行。」

 

「では、徐行さん。貴女の命、貰い受けます!」

 

木から飛び降り、周りの木の幹を蹴り動きを複雑化させながら、徐行に向かう。

 

それに無言で地面から斧を引き抜き構え答える徐行。

 

此処にて、クロウ以来の強敵と死合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

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sideクロウ

 

 

赤い残像を残し、神速の突きが俺の身体に向かって放たれる。

 

「チッ!」

 

舌打ちしながら、ギリギリ反応できる突きは躱し、残りは太刀と籠手、鎧で弾く。

 

お返しに大ぶりの横薙ぎを放ち、相手を背後に下がらせ、距離を作る。

 

「あぁ、本当に早ぇ突きだな女。テメェとはまだ少ししか殺し合ってねぇけど分かるぜ。お前は強い。」

 

そう言い放ち、相手を再び見据える。

 

全体的に白い、布地面積の少ない印象を受ける服装の、空色の髪をした女。

 

穂先が二又になっている槍を構え、神速の突きを連続で放つ強敵。

 

「貴殿も、なかなかにやる。私の突きを初見で防いだお人はなかなかおらぬよ。なぜ、貴殿程の武人が悪に手を貸しているのか不思議に思う。」

 

「悪りぃが劉表になんか従ってるつもりはねぇ。俺の大将はあの人だけだ。さて、続きをしようぜ。」

 

 

 

「性は文、名は聘だ。あの人の為にも、勝たせて貰うぜ!」

 

「受けて立とう文聘!性は趙、名は雲!常山の昇り竜とは私のことだ!我が神速の突き、受け切れるものなら受けるがいい!」

 

お互いに名乗りを上げ、再びぶつかり合う2人。

 

 

 

 

 

勝敗が定まるには、まだ時は早い。

オウギ陣営の文官又は軍師キャラ追加について。武力はオウギとクロウでどうにかなりますが、政治や軍略がわかるキャラがいません。何処から連れてくれば?

  • 朱里と雛里
  • 風と稟
  • 他の水鏡塾の生徒
  • うたわれるものキャラから
  • 他陣営の傘下に入る
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