アーティストは嵐です。
もうすぐ高校生活も終盤となった。
2月14日バレンタインデー。
去年フータローに直接渡すはずだった手作りチョコは渡す前にフータローが食べちゃって渡せなかった。そのままにしておいた私もいけないんだけどね。
二乃は既に用意もしてた。今年は二乃に頼らずに一人で作るつもり。
二乃「もうすぐバレンタインデーね。フー君喜んでこれるわよね...きっと。」
三玖「そ、そうだね。」
二乃「あんたは渡さないの?三玖。」
三玖「渡す!」
二乃「なら、また去年と同じように手伝っ...」
三玖「こ、今年は自分でやる!」
去年と比べたら三玖は料理も少しは上達していた。
二乃「でもいいの?また、ドクロマークが出てきても?」
三玖「今度は大丈夫!!」
二乃は「はぁ」と溜め息をついた
二乃「まぁ、あんたの勝手にすればいいわ。」
三玖「二乃...」
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バレンタインデーまで後2日
まずは近くのスーパーで材料を買ってくる。一応今年はガトーショコラを作るつもり。
三玖「材料はと...」
明○ミルクチョコレートと卵、後はグラニュー糖、明○北海道バター食塩不使用、薄力粉、砂糖は家にあるからいいとして、問題なのは型用の明○北海道バター食塩不使用は昨日届いたとして。チョコレートとバターだけは買っておく。
三玖「フータローに喜んで貰えるように作らなきゃ。」
材料を買って帰路に着く。
*****
ガトーショコラに作り方は...
まず下準備をする。
そのあとは生地を作り、そこに下準備で溶かしたチョコレートとバターを入れる。
次は別のボウルでメレンゲを作る。
生地にチョコレートとバターを入れたところにメレンゲを3分の1を入れ泡立てる。
三玖「ここまでちゃんと出来るてる。」
自分でもここまで出来るとは思わなかった。
メレンゲを入れたところに残りのメレンゲを入れさっくり混ぜ合わせる。
出来上がった生地を型に流し入れ、180℃のオーブンで40〜45分焼く。結構長い。
焼き終わったら生地の中央に竹ぐしを刺して、何もついてなければ焼き上がり。
三玖「よかった。何も着いていない。」
後はバレンタインデーで渡すだけ。あ、ちゃんと手渡しで...
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そしてバレンタインデー当日家にフータローを呼んでチョコを上げた。二乃はバイトの時に渡したらしい。店長にもけど義理チョコだったらしい。
風太郎「三玖、今日は家庭教師の日じゃないぞ。」
そう言っておきながら顔が少しニヤついている。バレンタインって事を知っているに決まってる。
三玖「いいからいいから。」
三玖は風太郎を炬燵に入らせて待ってるように言った。
そして冷蔵庫から手作りのガトーショコラを渡した。
三玖「た、食べてみて...」
風太郎「美味しそうだ。」
風太郎は三玖が用意したフォークでチョコを口に運んだ。
風太郎「うん。美味い。」
三玖「ホント!」
風太郎「ああ。一人で作ったのか?」
三玖「う、うん。」
風太郎は三玖の頭を撫でた。
風太郎「俺のためにチョコを作ってくれてありがとう。」
三玖嬉しさで顔が真っ赤になっていた。しかし三玖は決めていた。告白すると。
けど顔を風太郎から背けてしまった。
風太郎「三玖こっちを向いてくれ。」
三玖「今向いたらフータローに笑われちゃうから向きたくない。」
風太郎「三玖...俺からは渡すものはないが言いたい事はある。」
三玖「フータロー...」
風太郎「好きだ。」
三玖は風太郎の告白に驚きを隠せなかった。
三玖「えっ...ほ、ホント!?」
風太郎「ホントだ!!男に二言はない!」
三玖は嬉しさのあまりに風太郎に抱きついた。
風太郎「三玖...苦しい。」
三玖「ご、ごめん!」
三玖は体を起こし風太郎の横に座った。
三玖「いつから好きだったの?」
風太郎「去年三玖達のおじいちゃんの旅館で最後にお前だとわかったときからだよ。そこから気付いた。俺は三玖が好きだと。」
三玖「フータロー...キスどうだった?」
風太郎「キスって...あれ三玖だったのか?!」
三玖「えっ...知らなかったの?」
風太郎「す、すまん!三玖だとは知らず...」
三玖「フータローなんてもう知らない!!」
三玖はそっぽを向いた。けど向いたのは顔を見せられないほどだったからだ。
けどバレンタインデーに三玖と風太郎は甘い恋で結ばれた。これは生涯変わらないであろう。
次回も曲タイトルです。