定時制青春物語 Drawing   作:ロシシ

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1話 夜の高校

 

ここは夜の高校、その軽音部

 

私は園崎 凛、まぁ色々あって部長でそれなりに音楽をやってきた人間だ。

 

「凛?どしたのそんなに悩ましげな顔して……。」

 

この子は同じ部活のメンバー、副部長の佐々木 優菜。担当楽器は無い。胸はあるのに担当楽器は無い。

 

「いや、佐々木が気にすることじゃないんだけどさ……、秋季に向けて曲悩んでてさ〜。」

 

そう、秋にある定時制の為の発表会に今年は出る事になりそれに向けての曲を今悩んでいた。

 

「あぁ、凛が曲決めるんだっけ?こういうのってみんなで曲とか決めるものだとおもったんだけど?」

 

「いや、香菜ちゃんとあのバカが出来る曲ってのと私が出る音域の曲ってのも考えなきゃ行けないのもあるし、それ以外にも新歓の為の曲も考えなきゃ……ってのがあってね。皆が同じくらい初心者ならみんなで決めてもいいんだけどそれで難しいのが決まって香菜ちゃんが出来なくてメンタル潰れたら駄目でしょ?」

 

「凛、前々から思ってたけどさ……、あんたほんっっとうに1回で全部の物事言いたがるよね。会話のキャッチボール楽しもうよ?」

 

余計なお世話だ、と心の中で思う。自分で言うとなんだか心の奥底から考えすぎと思うだろうが頭の中に色んなことを考えてるからとりあえず全部言いたいだけだ。とりあえず煽っておこう。

 

「ごめん、ほら佐々木って頭が悪いでしょ?1から説明してあげなきゃってさ。」

 

佐々木が頭に青筋を少し立ててこちらを見る

 

「お?別にあたしは頭が悪くてもいいんだよ、どっかの誰かさんと違って胸も身長もあるからね〜。」

 

その瞬間私の顔が能面の如く無になる。

 

「あ?お前それだけは言ったら戦争って……言っとるやろがァ!」

 

そんなじゃれ合いをしている時に視聴覚室のドアが開く。

 

「遅れてすみません!先輩に鍵開け毎回任してしまって……」

 

「お、おはよー香菜ちゃん!今日も可愛いから許す!だが一切悪びれる様子のない藍田、おめーはダメだ!」

 

「いやいやいや!園田先輩それパワハラッスよ!?鍵開けも一番最初に終わった人から開けるって約束じゃないっスか!」

 

入ってきた後輩2人は鬼頭 香菜。ゆるふわ草食ガゼル系女子だ。特筆することはメンタルが非常に弱くお伊達に弱い事だ。色々とでかい。担当楽器はギターで使ってるギターはストラト。超初心者

 

もう1人は藍田 朱梨。典型的な陰の物でゲームとアニメが好き。気がそれなりに強いけど歯向かわないので私の玩具だ。そんなにおっきくない。担当楽器はドラムで使っているスティックはオークの物。私はドラムじゃないからわからないがよく練習中に飛天御剣流と叫んだりしている。

 

「そう言えば、先輩?今日曲決めるんでしたよね?」

 

「あ、そんなことも言ってたけ?園田先輩結局何になったんですか?」

 

正直な所このメンバーでできる曲というのはかなり難しい。ギターである香菜はパワーコードも知らない子だ。藍田はドラムは出来る……が私がドラムのことをした事が無いのでわからないというのがある。

 

「うんまぁ、一応決めたよ。最初の曲、というよりかは新歓にする曲はモンゴル800の『小さな恋のうた』って初心者でも出来る曲。」

 

私がそう言うとすかさず優菜が質問をしてくる。

 

「ちい恋ってあれ?ほーら、貴方にとって大事な人ほどすぐそばに居るの。って奴だよね?凛ってあんな低い音域出んの?」

 

私は短くうん。と返事して音域について軽く言う。

 

「出せないことは無い……。けど辛いことは事実だけどね〜。」

 

だが実際私の方は問題は無い。長時間というよりかは1曲丸々と歌えば私は歌えないだろう。

 

「ど、どうしよう……。僕フルで覚えれるかな……。」

 

香菜が不安そうな顔で藍田を見る。全く微笑ましいな……

 

「大丈夫だって、香菜ならできる。問題は私だよ……、絶対園田先輩から無茶ぶりされるに決まってるあの悪魔だもん絶対無茶苦茶なオーダーして出来なかったら怒られるんだ。朱梨ちゃん知ってる。」

 

藍田がなんかほざいているが私は次の言葉を出す。

 

「とりあえず覚える為に設ける期間は1週間ね。あと今回はフルでやる訳じゃ無いから1番とサビだけでいいよ。あと藍田、どういう事だ?ん?そんなに私が無茶苦茶なオーダーをすると思ってるのか?」

 

正直な所1週間も要らないとは思う。まぁ始めたてだった私でも1日で覚えれたのだ。みんな覚えれるだろう。

 

「ほぉら!絶対馬鹿みたいなドラムパートにするってその顔!!」

 

私は笑顔なだけなのだが藍田が震えた顔でこちらに指を指す。

 

「ま、とりあえず練習ね〜!藍田はドラム今回はテンポキープを意識して。速い曲だからエイトビートが無理ならフォービートにしてでもテンポキープをする様に。ただ途中のフィルをカッコよくしてね。香菜ちゃんは私ととりあえず私と一緒にギター覚えよっか。私が弾くのについてきてくれたらいいから。佐々木は私のモンストのランク上げといて。」

 

私はある程度の指揮を出し自分のギターを取りに行く。

 

「「「了解!」」」

 

揃ってみんなの返答が返ってくる。こう、綺麗に帰ってくると嬉しいものだな……。

 

「ん?まってまってまって?凛?私モンストのランク上げ?私……え?」

 

「仕方がないでしょ。ランク70にならないとえいゆうのあかし……?とかつけられないし書庫……?とかも50にならないといけないらしいし」

 

「逆ゥ!」




どうもはじめまして。
Drowingをご覧になって頂きありがとうございます。
まず初めに定時制高校を馬鹿にした作品ではありませんよ!
そも作者だって定時でしたし……、まぁ全日の頃は偏見バリバリでしたけどね笑
正直な話作者は定時制がかなり肌にあっていたみたいで定時制最高とまで思ってますし……。

あ、でも定時にこんなに女の子は居ません(無慈悲)
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