社畜の軌跡   作:あさまえいじ

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よろしくお願いします。


第三十四話 挑戦

―――七耀暦1206年6月19日 ジュノー海上要塞

 

side リィン・シュバルツァー

 

 ジュノー海上要塞を占拠する《結社》と北の猟兵たちと戦いながら最奥を目指す。

 俺達旧Ⅶ組にオーレリア分校長を加えたA班は主攻を、新Ⅶ組の生徒達にアンゼリカ先輩を加えたB班は副攻に分けて要塞内を進む。

 俺達A班が内部を進み、随分と時間が経つが、今だ天守閣に到達できない。

 

「しかし、何て大きな要塞なの。まだ上があるだなんて」

「流石は天下の要塞、歯ごたえがある」

「フフ、私の代で徹底的に護りを固めましたゆえ‥‥‥‥ですが、そう評価されるのは有難いが、実際はそうでもない。何しろ、かつて一人の学生に落とされたことがあるのでな」

「なっ!?」

「‥‥‥‥そういう事が出来そうな学生に心当たりがありますが‥‥‥‥一応、名前を聞いても?」

 

 ああ、以前分校長が言っていた話か。サラ教官が頭に手を当て、呆れ気味にオーレリア分校長に問いかける。

 

「ハード・ワーク。当時トールズ士官学院の一年だったな。ご存じだろう、教官殿」

「‥‥‥‥ハァー、ええ、大変よく存じています。その節は本学の生徒が大変ご迷惑を」

「いやいや、詫びは不要だ。そもそも学生一人に落とされるなど、こちらの不手際極まりない」

「‥‥‥‥ハァ~、そう言って頂けると、助かります。あの子はまあ、その、悪い子ではないんですが‥‥‥‥色々やりすぎで過激なところがありましたもので色々手を焼きまして‥‥‥‥それで、一体何やらかしました?」

「私が聞いた限りでは、オルディスの領邦軍をこの要塞まで誘い込み、要塞の兵士たちが出てきたところを打ち倒し、そのまま要塞内部に侵入し、当時残しておいた機甲兵を駆り、要塞内部を破壊し並びに導力ケーブルなどを寸断しつくし、要塞内の機能を完全に殺し、最後に陸路との連絡用の橋を落とし、要塞を孤立させてそうだ。領邦軍も要塞の兵たちも共に外に出ることは出来ず、外部との通信も不可、かろうじて外に出れた兵が要塞陥落を知らせたが、我々が戻ったときには心が折れ切っていた兵士も多数いた。‥‥‥‥当時の私は思ったものだ、最近の学院での教育レベルは非常に高いと、私が学生だった時には、要塞攻略の手順など習わなかった。実に実戦的な指導をしてきたようだな‥‥‥‥サラ教官殿」

「‥‥‥‥あーあー、聞こえない」

 

 サラ教官は耳を塞ぎ、頭を抱え込んだ。

 改めて聞かされても、本当に信じられない。実際に要塞内部に入ってみて思ったが、こんな場所、一体どうやって落とせばいいのか、検討も付かない。しかし、それを学生時代にやってのけたのだから、呆れつつも驚愕せざるを得ない。

 

「あー‥‥‥‥ふぅ、久しぶりだから頭と胃に来たわね。‥‥‥‥失敗したわね、ベアトリクス教官から貰った胃薬、使い切ってたわ。あー、久しぶりだから胃が痛い」

 

 サラ教官は手持ちの荷物を漁り、目当てのモノがないことに気付き、天を仰いだ。

 

「‥‥‥‥あの、サラ教官、大丈夫ですか?」

「はあ~、大丈夫よ。久しぶりだから、少し胃と頭が痛んだ程度よ。このくらい‥‥‥‥もう慣れたわよ」

 

 サラ教官は遠い目をしながら、そう言った。若干の薄ら笑いを浮かべているのが、怖いとは思ったが、気付かないふりをした。

 

「‥‥‥‥しかし、あの子がよくこんな‥‥‥‥軍人が多いところに来たわね‥‥‥‥」

「え、どういうことですか?」

 

 サラ教官が言ったことに気になり、尋ねてみた。すると、サラ教官が思わず、はっ、とした。

 

「あ! しまった‥‥‥‥はあ、まあもういいでしょう。当人も克服したと言ってたし」

「ハードに何かあるんですか?」

「うん、まあ‥‥‥‥あの子も少々特殊な事情があったらしいからね。‥‥‥‥あの子、トラウマがあるのよ。いや、正確にはあった、かな。‥‥‥‥軍服がね、怖いそうなのよ」

「軍服が、怖い?」

「ええ、何でもあの子、幼い頃に誘拐されたそうなのよ。その誘拐した奴らが、軍服を着ていた。‥‥‥‥それで何とか助かって自宅に帰ったら‥‥‥‥ご両親共に亡くなっていたそうよ」

「な!?」

 

 サラ教官から語られたのは、驚愕の真実だった。

 

「その経験があるからなんだと思うけど、軍服が怖い、というより、軍人に怯えてたわね。私がそのことを知ったのも、ナイトハルト教官が知らずに近寄ったときには、体が震えて、痙攣し始めたのよ。あの時はまだその情報が周知される前だったから、知らなかったとはいえ、大変申し訳ないことになったと、ナイトハルト教官が落ち込んでいたわ。まだ入学後、間もなくのことで本格的な授業が行われる前の、ちょっと廊下ですれ違っただけでそんな事になった。ベアトリクス教官もそこまでとは思ってなかったみたいだったわ。それに私もそんな軍服見ただけでそんな状態になる生徒が士官学院に入学するとは思ってもなかったし‥‥‥‥」

「‥‥‥‥当人から、少し聞いた程度だが、アイツの両親はトールズの出身者だったそうだ。だから、両親の足跡を辿ってみたくなったから、入学したそうだ」

 

 ユーシスは努めて冷静に答えた。全員の視線が集まったのを見て、ユーシスが話し始めた。

 

「『自分はどこで生まれたのか、知らない。実の両親も知らずに今まで生きてきた。戦災孤児となった私を拾って、育ててくれた二人を実の両親の様に、いやそれ以上に思っていたし、とても大切な人達だった。でも、そんなのいつかは終わりが来るんだ。大切だと気づくのは失ってからだ。だからせめて、二人が生きた歴史を見てみたい』、昔ハードに何故学院に来たのか、聞いたときに、そう答えた」

「‥‥‥‥そう。ハードの育ての母はベアトリクス教官の元副官をしていた人、というのは聞いてたけど、トールズの卒業生だったのね‥‥‥‥」

「あと、確かお父さんもそうだったらしいよ、レクターから聞いたことよ。あ、あとね‥‥‥‥おじさんと同期だったんだって、ハードのお父さんとお母さん」

「!」

「ほう‥‥‥‥そう繋がるか」

「ええ、そうなの! それは知らなかっわね」

 

 俺が知らなかったハードの背景を色々知った。俺は‥‥‥‥本当に何も知らなかったんだな。

 ハードがどんな風に生きてきたのか、家族の事も何も知らなかった。

 踏み込めなかったんだな、何も‥‥‥‥今更ながら、もっと話をしておけばよかった、こういう時にいつも思う。皆は俺が知らないハードを皆知っている。その事に若干の悲しさを感じる。どうして話してくれなかったのか、俺はあいつにとって‥‥‥‥友達じゃなかったのか、そんな事を考えてしまう。他のみんなより、一年長かったのに、関わったのはみんなよりもずっとあとだった。後悔が無かった学生生活に少しだけ、後悔があった。

 

「さて、おしゃべりもここまでだ。この先が天守閣だ」

 

 いつの間にか、俺達は要塞の天守閣に迫っていた。

 最後の仕掛けが眼前にあるが、まだ起動できない。最後の仕掛けはユウナ達B班が目的の場所に到達して、同時に仕掛けを起動させる必要がある。

 ここでユウナ達が到達するのを待つことになる。だが、待つことはなかった。

 

『pipipipi‥‥』

 

 俺のARCUSが鳴る。相手は‥‥‥‥ユウナからだった。

 

『こちらB班、目的の場所に到達しました』

「了解だ。皆よくやったな。‥‥‥‥では行くぞ、3,2,1」

『0!』

 

 俺はユウナとタイミングを合わせ、仕掛けを起動させた。

 すると、橋が架かり天守閣への道が出来あがった。

 

「よくやった、ユウナ達」

『へへ、教官、頑張ってください!』

「ああ、行ってくる!」

 

 俺達は天守閣を目指し、駆けあがっていく。

 

 

side out

 

【リアンヌ様、間もなく敵がこちらにやってまいります】

「そうですか。地精の協力者たちは?」

【ここより少し離れたところに集まっておりますが、こちらに仕掛けてくることはないようです】

「分かりました。監視はもう必要ありません。貴方は戦いに集中なさい」

【はい!】

 

 私は魔力で作った鳥の術式を解除した。これで、戦いに集中できる。

 挑むは帝国の二大流派、ヴァンダール流とアルゼイド流、その双方で皆伝に至った尋常ならざる強さを持つ者だ。リアンヌ様には劣ると思うが、それでも今の私よりも強い相手だ、格上だ。本来なら、ここはリアンヌ様にお任せし、組みやすい相手と戦うのが常道。だが、そうしなかった。いや、出来なかった。なぜなら‥‥‥‥

 

【リアンヌ様、今の私に出来る全てで‥‥‥‥挑みます】

「ええ、見ていますよ」

【‥‥‥‥はい!】

 

 今の私は‥‥‥‥弱い。体の組み換えも終わっていないし、体調も万全ではない。リアンヌ様とやり合えば、一合にて勝負は決する。おそらく《黄金の羅刹》が相手でもそうは変わらないだろう。勝敗は火を見るよりも明らか‥‥‥‥だが、だからこそ挑みたい。今の私が何処まで出来るのか、それを知りたい。

 私はリアンヌ様の横に並び立ち、ゆっくりとこちらに駆けてくる存在を待つ。すると、やって来た。

 

「フフ‥‥地精の協力者たちが挑んでくると思っていましたが、意外な代役となったものですね」

「フッ‥‥‥‥大人気ないとは思ったが一応かつての居城なのでな。これ幸いに出張らせてもらった。オーレリア・ルグィン―――見知りおき願おうか。《結社》第七使徒、《鋼の聖女》殿」

「《黄金の羅刹》オーレリア将軍。ヴァンダールとアルゼイドを極めしその名、耳にしています。なるほど―――実物は噂以上ですか」

「こちらこそ、『伝説』が伝え聞きし以上であること、嬉しく思う。‥‥‥‥だが、その兜は頂けぬな? 最早隠す必要あるまい、その面を取ってもらおうか?」

 

 《黄金の羅刹》は剣の切っ先を向け、リアンヌ様に告げる。だが、

 

「無礼な!」

 

 リアンヌ様と《黄金の羅刹》の間に転移陣が三つ現れ、デュバリィさん達、鉄機隊の三人がその場に現れた。だが、その事に《黄金の羅刹》は意に介さない。

 

「なかなかの気当たりだ。―――だが邪魔をするな。私が彼女と話をしているのだ」

「‥‥‥‥っ」

「‥‥‥‥なるほどな」

「羅刹の異名‥‥‥‥伊達じゃないわね」

 

 鉄機隊の三人は《黄金の羅刹》に気圧されている。だがそれでもデュバリィさんは歯を食いしばり、踏みとどまる。

 

「くっ、マスターの素顔は強者のみが拝見出来る栄誉! 貴方がどれほどの強さだろうが証を立てなければ―――」

「まあ、構わないでしょう。‥‥‥‥ですが、」

 

 リアンヌ様は私を見て、頷く。

 私はゆっくりと歩み出て、鉄機隊の前に立つ。

 

「私の弟子である《社畜》に勝てれば、ですが」

【お初にお目にかかる、オーレリア・ルグィン殿。執行者No.ⅩⅩⅠ《社畜》――――見知りおき願おう】

 

 『ハード・ワーク』を槍に変え、切っ先を《黄金の羅刹》に向ける。

 

「あ、あなた!?」

「‥‥‥‥マスター?」

「‥‥‥‥よろしいのですね?」

 

 後ろの方で鉄機隊の三人はリアンヌ様に確認を取っている。

 

「あの子が戦うと言いました。ならば私はあの子の結末を見届けるまで」

「‥‥‥‥分かりました。《社畜》‥‥‥‥マスターの顔にドロを塗るんじゃないですわよ」

「今の其方が出来る事で構わん、全力を尽くせ」

「無理だけはしないでね」 

 

 私は頷く。後はあちらが乗ってくれるかどうかだが‥‥‥‥その心配は無用だった。

 

「ほう、熱烈な誘い、嬉しく思うぞ。其方の噂は耳にしている。シュバルツァー、ランドルフ、アーヴィング‥‥‥‥うちの教官連中を一蹴する力、一体どれ程か図りたいと常々思っていた。うちの教官共が軟弱なのか、それとも其方が強いだけなのか、決め兼ねていたところだ。私の目で確かめさせてもらおう。‥‥‥‥『伝説』に挑む前のちょうどいいウォーミングアップだ」

 

 剣を構え、黄金の闘気が迸る。《黄金の羅刹》の異名に相応しい、黄金の輝きと羅刹が如き強さを目の当たりにする。

 私はその様を見て、仮面の下で思わず‥‥‥‥笑った。どうしてだろう、こんなにバトルジャンキーではなかったはずだ。《痩せ狼》の先輩やシャーリィさんのような戦いを好む性質は持っていなかったというのに‥‥‥‥だが、悪くない。

 体の奥底から何かが湧きたつのを感じる。溢れんばかりのそれは出口を求め、己の肉体を駆け巡る。私はそれを自身の右腕―――槍となった『ハード・ワーク』を持つ右腕に集約させる。

 

「ほう、良い闘気だ。さあ、来るがいい!」

 

 あちらは一層、闘気が高まり、受けて立つ、言わんばかりの表情だ。先手は譲る、そう言っている。

 では、お言葉に甘えさせてもらうとしよう。 

 

【では‥‥‥‥参る!】

 

 力が入らない足に全身の力を集中させる。常時であれば、これだけで体を押し出す推進力としては十分だが、今日の私ではそれが出来ない。そういう時には『鬼の力』で力の底上げをするべきだが、使用は禁じられている。だから久しぶりにこっちを使うことにした。

 

【『黒の闘気!』ウオオオオオオオオオ!!】

 

 足りない力を補う様に『黒の闘気』を纏う。これならいける。

 私は全身を沈み込ませ、弾かれた様に飛び出した。

 

【シャァ!!】

「ハアッ!!」

 

 私の渾身の突きは真紅の宝剣を持つ《黄金の羅刹》に捌かれた。だが、

 

「フフ、完璧に捌ききったというのにこれほどか‥‥‥‥面白い!」

 

 後ろに下がらせられた。だが、戦意はなお一層、膨れ上がった。

 

「今度はこちらからだ!! ハアッ!」

【グッ!!】

 

 《黄金の羅刹》が放った一撃を私は槍で受け止めた。恐ろしく洗練された力強い一撃を私は抑えきれず、後ろに下がらされた。足に力が入らない状態だから、等と言い訳出来ない程の―――万全の状態であっても、受け止めきれなかった一撃だろう。‥‥‥‥だが、それ以前の問題があった。

 

【‥‥‥‥凄まじい一撃だ、恐れ入る】

「なに、其方も実に良い一撃だった。‥‥‥‥だが、ここまでだ」

 

 《黄金の羅刹》は剣を下げた。ああ、残念ながらここまでか。私も同じく、槍を下ろした。

 勝敗は決した。私の‥‥‥‥負けだ。力の差は体調の所為に出来ても、技巧の差は言い訳が出来ない。彼女は私の一撃を捌き、威力を殺した。それに対して、私は彼女の一撃を受け止める事しか出来ず、ダメージは私の方が大きかった。故に、このまま続けても、勝敗は決して揺るがない。それをお互い認めたことで、ここで刃を収めた。

 

【感謝する、《黄金の羅刹》殿】

「いや‥‥‥‥次は万全の状態の其方とやり合いたいものだ」

【‥‥‥‥ああ、いつか】

 

 言葉はそれだけだった。それだけでわかった。私は《黄金の羅刹》オーレリア殿に頭を下げ、後ろに下がった。

 あちらは今の一合にて、全てを悟った、今の私が万全でないことを。だからこれ以上続けても、時間の無駄だと、思ったんだろう。‥‥‥‥いや、これ以上私のワガママに付き合わせるのは、彼女に対して失礼だ。彼女が手合わせを受けてくれたことに、感謝している。おかげで良く分かった。

 体調が万全で、『鬼の力』が完全に制御出来た状態であれば、私の一撃を捌かせなどしない。捌くなど考えれない程の速さと強さを持った一撃を放てる、いや、放たなければ私に先は‥‥‥‥ない。

 敗北は足りないモノを知るのに、最も効果的だ。今回がそうだ、漸く気づけた。足りない、と言う事に。

 だが、これは《黄金の羅刹》、敵だからこそ、敵に敗北したからこそ、得られたものだ。これはリアンヌ様からは決して得られない、何故なら、リアンヌ様は手加減をしてしまう。師弟ゆえの甘さが出るんだろう、あれほどの気迫、闘気、殺気を纏った一撃でなければ、攻防でなければ、死が迫らなければ、強くはなれない。‥‥‥‥いや、出来のいい弟子であれば、こんなことなどせずに、リアンヌ様の指導だけで強くなれるというのに‥‥‥‥全く、己の不出来さが情けない。

 私はリアンヌ様の前に立ち、そのままゆっくりと両膝を付き、頭を地に擦りつけた。

 

【‥‥‥‥】

 

 私は何を言えばいいのか、分からない。勝てなくてすいません、と謝ればいいのか、それとも、精一杯やりました、と誇ればいいのか、それとも他の言葉を言えばいいのか分からない。私はリアンヌ様の言葉を待った、するとリアンヌ様は膝を付き、私の顔を持ちあげた。

 

「満足できましたか?」

 

 リアンヌ様の言葉は私にすっ、と入り込んだ。ああ、そうか‥‥‥‥その言葉には答えをすぐ出せた。

 

【はい!】

「ふふ、そうですか。‥‥‥‥さあ、立ちなさい、戦いはこれからです」

 

 私はリアンヌ様の手を取り引き上げられた。

 いつも欲しい言葉をくださる。この方に付いて行けば、私は道に迷わない。改めて確信出来た。

 

【はい、お任せ下さい!】

 

 さあ、私事はここまでだ。ここからは‥‥‥‥お仕事の時間だ。

 




ありがとうございました。

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