ここは山頂だ
いつもよりも空に近く、空気も綺麗
何ともいい場所だ
そんな場所で、俺は......かき氷を作ってるっ!(迫真)
蓮「ほーい、お待たせー。出来たぞー。」
リサ「いや、なんで?」
蓮「そりゃあ、山登り頑張ったご褒美に。」
美咲「相変わらず、滅茶苦茶だね。」
そんなに滅茶苦茶でもないと思うけどな
真夏の山頂でかき氷ってよくね?
ロケーション最高じゃね?
蓮「アリスは何味がいい?」
アリス「いちごに練乳が好きです!」
蓮「よし!了解!」
七深「私は激辛ソースがいいな~。」
蓮「おう!あるぞ!」
麻弥「なんであるんですか!?」
そりゃあ、全員の好きな味は知ってるからな
ちゃんと前もって調べてるし
材料集めも結構時間かかったけど、間に合わせた
リサ「あたしはブルーハワイがいいなー。」
美咲「じゃあ、メロンで。」
麻弥「ジブンは普通にいちごでいいですねー。」
蓮「おーう、ちょっと待てよー。」
俺はそう言い
かき氷にそれぞれシロップをかけた
そしてそれを皆の方にもっていった
蓮「かき氷5つ、あがりだ。」
七深「わーい!」
リサ(七深のあれは食べれるの?)
自分で用意しといてなんだが
これ、絶対にヤバいだろ
お盆に置いてあるのになんか目に染みるんだが?
麻弥「わぁ!美味しいですね!」
リサ「ん~!冷たくておいし~!」
美咲「疲れた体に染みますね。」
アリス「冷たいです!」
蓮「そうかそうか。」
皆、美味しそうに食べてる
うむ、可愛い
今日も天使だ
リサ「そー言えば、透子に聞いたんだけどさ、蓮ってSNSに興味あるの?」
蓮「急だな。まぁ、あるかないかで言えばあるが。」
美咲「蓮さんがSNS!?」
アリス「あの蓮さんがですか!?」
七深「根っからの引きこもり体質で、人と関るのを極度に面倒がる蓮先輩が!?」
麻弥「あー。」
なんか、すごい驚かれようだな
いや、当然の反応なんだけど
それでもそんなに驚くことある?
蓮「麻弥たちの事務所からもチクチク言われるんだよなー。」
麻弥「ジブン達も言われましたね。」
美咲「あ、そうなんですか?」
麻弥「はい。どうにか出来ないかと。」
あいつらパスパレも巻き込んでるのか
俺に直接言えばいいのに
あれか?俺が断りずらいと思ってやってるな?
......正解だよ!
リサ「でもまぁ、蓮が始めたら面白いかもねー。1日でフォロワー100万くらい言ったりして!」
蓮「いや、ないだろ。」
美咲(それがありえちゃうのが蓮さんなんだよね。)
麻弥(非公式ファンクラブの会員数、300万人超えてますしね......)
蓮「?」
麻弥、なんか言いたげだな
まぁ、いいか
そんなにヤバそうじゃないし
七深「蓮先輩って変だよね~。見た目はイケイケの人なのに、性格は教室の端にいそうな感じで~。」
蓮「別に見た目も普通だけどな。」
リサ、美咲、七深、麻弥、アリス「それはない(です)。」
蓮「お前ら息ピッタリだな。」
びっくりしたわ
共同生活してるだけのことはあるのか?
いや、絶対関係ないだろ(自己完結)
蓮「まぁ、いいや。」
リサ(いいんだ。)
蓮「そろそろ、かき氷作んねぇと。」
はぐみ「__れんくんせんぱーい!」
こころ「来たわよー!」
蓮「おっと、もう来たか。」
リサ「手伝おっか?食べ終わったし!」
美咲、七深、麻弥、アリス「私も!」
蓮「お、おう。」
それから、俺たちは6人でかき氷を作り
後から来た皆に振舞っていった
中々これは大変だったが
まぁ、楽しかった
___________________
あれからしばらく経って
俺たちは山を下りてきた
やってるときは楽しかったが、これは筋肉痛になるな
蓮「はぁ~......」
部屋に帰って来てすぐに夕飯だ
今日も外で食うらしい
と言うわけで、俺は椅子に座ってる
リサ「蓮~、なーにほっとしてるの~?」
蓮「んー、リサかー。」
透子「あたしもいるよ!」
蓮「透子もかー。」
テンション高い2人が来たな
にしても元気だな
俺はもう疲れ切ってるってのに
これが若さか
蓮「お前ら元気だなぁ。」
透子「蓮さん、なんか枯れた木みたいになってんじゃん。」
蓮「日頃あんなテンションで生きてないからなぁ......」
リサ「体力使い果たしてんじゃん。」
リサの言う通り、使い果たしたぞ
旅行2泊3日で良かった
これ以上は身がもたない
リサ「で、何してるの?」
蓮「見て分からないか?すごい休んでる。」
リサ「見たまんま過ぎてむしろわかんないよ!」
流石はリサだ
ちゃんとツッコミをしてくれる
まぁ、日ごろは俺もツッコミ役だが
基本はボケたいんだよな、俺
蓮「まぁ、あの海を見て落ち着け。」
リサ「急に悟りだしたね。」
蓮「綺麗だぞー。」
夕日が沈んでいく海
なんか、感傷的な気分になるな
一日の終わりって感じがする
蓮「写真撮るかー。」
透子「お!いいじゃん!」
俺はポケットから携帯を出し
それを海の方に向け
なんかいい感じだと思ったタイミングでシャッターボタンを押した
リサ「おー、よく取れてるねー。」
蓮「メイドさんにお勧めされてこの携帯買ったけど、綺麗に撮れるもんだな。」
透子「そりゃあ、最新機種だしね!あたしも欲しいなー!」
いい写真だ
なんか、お洒落な感じで
蓮「いいなこれ。部屋に飾るか。」
透子「あ、それならさ!SNSに投稿してみなよ!」
蓮「?」
リサ「SNSに?(今日、よく聞くなー。)」
あー、なるほどね
こういうのを投稿するんだ
......理由は分かんねぇけど
透子「今、意味ないだろって思ったでしょ?」
蓮「ねぇ、何でお前らって俺の思考が分かるの?」
透子「なんとなく!」
蓮「超能力じゃね?それ。」
リサ「蓮がそれ言っちゃダメでしょ。」
ぐうの音もでねぇ
超能力って俺の商売道具だし(?)
蓮「で、この写真をSNSに投稿するのって何の意味があるんだ?」
透子「そりゃあ、自分がいいって思ったものを発信するだよ!それで共感されたりとかしてって言うのが楽しいんだよ!」
蓮「そ、そういうものなのか。」
あれか?
やってないからそう思うのか?
いや、その可能性はあるぞ?
恋愛がいいものと思ったのもしてからだし
蓮「じゃあ、やってみる、か?」
リサ「いや、なんで疑問形?」
蓮「まぁ、物は試しってことで。」
透子「よし!じゃあ、アカウント作ろ!」
蓮「お、おぉ。」
透子はそう言い、俺の膝の上に座った
それから、俺は自分のSNSアカウントを作ることになり
ものの数分で出来てしまったので
取り合えず、さっきの写真を投稿した