覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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行動

 あの4人+未玲を案内した後

 

 俺達は敷地内にあるバスケコートに来た

 

 なんでかって?

 

 とりあえず運動でもして、落ち着こうと思ってるからだ

 

雄馬「神谷。」

蓮「おう。」

 

 太田からパスを受け取り、ゴールに切り込んでいく

 

 放っちまえば届きそうなもんだが......

 

一誠「そうはさせないよ!」

昴「通さんぞー!」

蓮「ほう。」

未玲「がんばってー!神谷さーん!」

 

 ど、どう反応すりゃいいかわからねぇが

 

 ともかく!頑張るとするか

 

蓮「おい、バカ。」

一誠「ど、どうしたの?」

蓮「俺、お前の横抜けてくからな?」

一誠「え__!?」

 

 俺はバカの横をそのまま抜けていった

 

 我ながら、素早く動けるもんだ

 

昴「まだまだ!」

蓮「残念だったな。」

昴「なぁ!?」

 

 バカの後ろから高尾が出てきたが

 

 俺はそのままゴールにボールを放った

 

 ボールはそのまま放物線を描いていき、そのままリングを通過した

 

蓮「残念だったな。」

昴「くぅー!」

一誠「悪役顔うますぎじゃない?」

未玲「きゃー!///かっこいいー!///」

 

 あぁ......この感じ懐かしい

 

 高校の時は大したことなくてもこんな感じだったなぁ(遠い目)

 

蓮「よし、これでこっちの勝ちだな。ナイスパス、太田。」

雄馬「あぁ。お前こそな。」

 

 太田とはマジで息が合う

 

 チームとしてやりやすい

 

一誠「2人とも上手くない?」

雄馬「感覚だ。」

蓮「鍛えてるからな。」

昴「かみやんは確かに、すごい筋肉質やもんな。」

未玲「かっこいい......///」

勇人(これしか言わないな、この子。)

 

 さて、中々いい運動も出来た

 

 時間もそろそろ昼飯時になってるし

 

 こいつら連れてなんか食いに行くか

 

蓮「お前ら、好きな食べ物は?」

勇人「俺は魚かな。」

雄馬「タンパク質が多くとれるものだ。」

昴「焼きそば!ソースドロドロの!」

一誠「ハンバーグかなー。」

未玲「私は、神谷さんがあーんしてくれるなら、なんでも......///」

一誠「い、一応、辛い物と苦い物以外なら大丈夫だよ。」

 

 ......こいつも大変だな

 

 くっそ顔引き攣ってるし

 

 ちょっとだけ優しくしようって思......わないけど、大変だって思う

 

蓮「らしいです。食事の用意、お願いします。」

メイド「__かしこまりました。」

勇人、雄馬、昴、一誠、未玲(どこから!?)

蓮「俺らは軽くシャワー浴びてくるんで。」

メイド「かしこまりました。ごゆっくり。」

 

 メイドさんは軽く会釈して、厨房の方に向かった

 

 それを見送って、俺は5人の方を向いた

 

蓮「じゃ、シャワー浴びに行くぞー。ついてこーい。」

雄馬「あぁ。」

未玲「これはもしかして!神谷さんが間違えて女湯に入ってくるっていうハプニングのちゃn__」

蓮「ご安心ください未玲さんには我が家自慢の大浴場にご案内しますのでそのようなことは起こりえません。」

未玲(しょぼん)

 

 俺はそう言いつつ、屋敷の方に向かい

 

 途中で他のメイドさんに未玲を任せ

 

 俺と4人はシャワールームに向かった

 

 ハプニングは流石に起きないぞ......起きないぞ?(不安)

____________________

 

 “未玲”

 

 メイドさんに大浴場に案内してもらった

 

 このお家ってやっぱり、私の常識とはかけ離れていて

 

 家の中にホテルの大浴場みたいなのがある

 

 いや、下手したらそれより豪華かもしれない

 

 まぁ、そんなことは問題じゃないんだけど

 

未玲(ぜ、全然、神谷さんにアピールできてない......!)

 

 かっこいい神谷さんを見れてるの嬉しい

 

 けど、全くと言っていいほどに自分を売り込めてない

 

 ちゃんと私を好きになってもらわないといけないのに

 

未玲(どうにかしないと、でも......///)

 

 私は今までに人を好きになった経験がないし、誰ともお付き合いしたこともない

 

 そんな私には異性に、それも神谷さんにアピールする方法なんて分からない

 

 しかも、大胆なことしようとしても恥ずかしくて無理だし......

 

 そもそも、神谷さんがかっこよすぎてそれどころじゃないし......

 

未玲(__あ、そうだ!)

 

 どうしようかと頭を悩ませているとき

 

 頭の中でパチッと電気がついたような感覚に襲われた

 

未玲(お祭りだ!お祭りに誘ってみよう!)

 

 青春の1ページに欠かせないであろうイベント

 

 これなら、必ずアピールするタイミングはある!(はず!)

 

 そうと決まれば、行動あるのみ!

 

 そう思い、私はお湯舟から飛び出して

 

 神谷さんに会うので身なりを整えてから、お風呂場を出た

____________________

 

 “蓮”

 

蓮「__はぁぁぁぁぁ......」

 

 シャワーを浴び終え、俺は庭のベンチに座っている

 

 なんか、朝からすごい疲れた気がする

 

 主な原因はまぁ、未玲なんだけど

 

蓮(どうしたもんか。)

 

 正直、驚いてる部分はある

 

 最初は割と拒否する態度をとってたのに、折れずにここまで来た

 

 諦めようなんて気持ちは一切見えない

 

 むしろ、闘志が燃え上がってるって感じだ

 

 まぁ、だから大変なんだけど

 

蓮(相手は文句なしの美少女だし、普通のやつからしたら、拒む理由ないんだろうなぁ......)

 

 まっ、36人彼女がいる奴を普通とは呼ばないよな

 

 だからといって未玲を拒んだわけじゃないけど

 

蓮(普通にいい子ではあるんだよなぁ......)

 

 関わる分にはいい子だし

 

 友達とかなら普通に大丈夫だ

 

 それだけでもすごい方なんだよなぁ

 

未玲「__神谷さーん!」

蓮「!?」

 

 そんなことを考えてると、風呂から上がった未玲が走ってきた

 

 メイドさんが選んだのか、薄いTシャツ1枚で、激しく目のやり場に困る

 

 いや、マジで困る

 

蓮「ど、どうした?」

未玲「お願いがあるんです!」

蓮「!」

 

 未玲の目が真っすぐ俺を見据える

 

 綺麗な目だ

 

 芯が通ってて、輝いてる

 

蓮「な、なんだ?」

未玲「私と、夏祭りに行ってください!」

蓮「......あー。」

未玲「?」

 

 やっべ、そうだった

 

 皆には言ってるけど、未玲にはいってないんだった

 

 忘れてた......

 

蓮「えっと、その日は予定があってな。」

未玲「......彼女さんたちと行くんですか?」

蓮「いや、そうじゃないんだ。」

未玲「じゃあ、予定って?」

蓮「実は......」

 

 あんまり言うもんでもないんだけど

 

 まっ、未玲には言っとくか

 

蓮「俺、出店する側なんだよな。」

未玲「え?」

 

 俺がそう言うと、未玲は目を丸くした

 

 まぁ、当日に未玲が来る分には問題ないし

 

 来たら来たで、ちゃんともてなそうか

 

 

 

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