覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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共闘宣言

 なんだかんだあって週末になった

 

 今日は未玲、明日香とデートをする日だ

 

 ......我ながら何を言ってるかは分からないが

 

 まぁ、それはもう今さらと言うことにしよう

 

蓮(あぁ、天気良いなぁ......)

 

 空を見上げ、そんなことを考える

 

 雲一つない、綺麗な青空だ

 

 運動会の校長の話でよく聞くフレーズだけど、マジでそうとしか言いようがない

 

未玲「__神谷さーん!」」

蓮「お、来たか。」

未玲「お待たせしました!」

 

 待ち合わせ5分前になって、まずは未玲が来た

 

 フレアスリーブのTシャツにデニムとシンプルな服装だ

 

 元から良い素材がさらに際立ってる

 

蓮「そんなに待ってない。それより、今日の服、いいな。よく似合ってる。」

未玲「あ、ありがとうございます!///」

 

 未玲は顔を赤くして喜んでる

 

 こんなに喜んでもらえると、褒め甲斐がある

 

明日香「__お、お待たせしました。」

蓮「お、明日香。」

明日香(だ、誰?この美人......)

 

 未玲が来てすぐに明日香が来た

 

 明日香はいつものTシャツとキャミソールワンピースにショートパンツだ

 

 未玲みたく気合い入れてオシャレした感じじゃないが、飾らない感じがしていい

 

明日香(もう1人いるのは知ってたけど、こんなに美人なんて......)

蓮「明日香。」

明日香「は、はい。」

蓮「今日も可愛い。俺は好きだぞ?いつも通りの明日香。」

明日香「......!///」

 

 そう言うと、明日香は顔を真っ赤にした

 

 未玲を見て不安そうにしてたし、良かった

 

未玲(いいなぁ。)

蓮「2人は初対面だよな?一応、紹介するな。」

 

 俺は未玲と明日香にそれぞれのことを紹介した

 

 まぁ、個人的な感想も含まれてるけど、的は得てるだろ

 

蓮「__って感じだから、まぁ、出来るだけ仲良くしてくれ。」

未玲「よろしくね、明日香ちゃん!」

明日香「あ、はい。よろしくおねがいします。」

蓮(なんか、面白いな。)

 

 コミュ力が高い未玲とほどほどの明日香

 

 まぁ、俺も明日香の立場ならああなるんだけどな!

 

蓮「じゃあ、行くかー。」

未玲「はい!」

明日香「はい。(堂本さん、良い人そうで良かった......)」

 

 俺たちはあらかたの会話を終えて、歩き出した

 

 やることは一応、決めてる

 

 楽しんでもらえればまぁ、いいかな

____________________

 

 今日やりたいことは2人と話し合った

 

 俺が考えるのもいいけど、この2人はタイプも違うし、意見をすり合わせた方がよかったしな

 

 と言う過程を経て、今日のデート先に選ばれたのは......

 

未玲「神谷さーん!」

明日香「すみません、少し着替えに手間取っちゃって......」

 

 そう、プールだ

 

 え?海にいたじゃないかって?

 

 海とプールは違うだろ

 

蓮「おーう、全然待ってないぞ。」

 

 俺は振り返りながらそう言った

 

 そうすると、水着を着た2人の姿が見えた

 

未玲「どうですか?///」

明日香「......///」

蓮「よく似合ってるぞ。」

 

 未玲は赤のビキニで明日香は露出度低めなワンピースっぽい水着だ

 

 そうだ、忘れてた

 

 水着ってこういうのだった

 

 全部が全部、紐ってわけじゃないんだ(今さら)

 

未玲(ちゃんと体型戻しててよかった~!///)

明日香(私はそんなに派手じゃないけど......///)

 

 2人とも、大人しい水着で良かった

 

 なんか周りの男がすごい未玲のこと見てるが、大人しいだろう

 

未玲「神谷さんはラッシュガード着てるんですね?」

明日香「そう言えば。」

蓮「あー、まぁ、色々あってな。」

 

 背中のことについてはまだ言えないな

 

 これ見せたら、デートどころじゃないし

 

 今の段階で話す内容じゃないし、追々ってことで

 

蓮「じゃあ、遊ぶかー。」

未玲「はーい!」

明日香「は、はい。(神谷さん、意外と元気だなぁ。)」

 

 俺たちはそう言って、プールの方に歩いた

 

 今日はとりあえず、素直に楽しむ

 

 その先どうなるかは、後々考えるか

____________________

 

 “明日香”

 

未玲「__わぁ!高いねー!明日香ちゃん!」

明日香「そうですね。(どうして、堂本さんと2人?)」

 

 あれからすぐ、ウォータースライダーに行くことになった

 

 けど、2人乗りまでしかなくて、誰が一緒に行くかってなって

 

 神谷さんはラッシュガードを脱げないし、私と堂本さんの親睦を深めてほしいらしいし

 

 それで、この2人で乗ることになった

 

未玲「そう言えば、明日香ちゃんってどうして神谷さんを?」

明日香「え!?///ま、まぁ、ナンパから助けられて、その後に色々ほめてくれて......///」

未玲「明日香ちゃんも助けられたんだ。」

明日香「も?」

 

 私は首を傾げた

 

 も、ってことは、堂本さんも?

 

未玲「私、この間まで昏睡状態でさー。」

明日香「えぇ!?」

未玲「そんな私を助けてくれたのが、神谷さんなの。」

 

 なんか色々と驚きなんだけど

 

 堂本さん、昏睡してた割に元気すぎるし

 

 ていうか、そんな人をどうやって助けたの?

 

 あの不思議な力?

 

未玲「神谷さんって、いっつも人助けしてるよね?」

明日香「ですねー。高校にいた時も、ナチュラルに人助けしてましたし。あの人、トラブルに引き寄せられるんですよね。」

未玲「分かるー。ザ・この世の主人公って感じするよね!」

 

 この世の主人公か

 

 まぁ、気持ちは分からないこともないけど

 

 ほんとに漫画の世界から出てきたような人だし

 

明日香「まぁ、結局は外見より性格なんですよね。女の人苦手なのに、困ってたら放っとけないのが///」

未玲「分かるー!」

 

 この人、やっぱりいい人だ

 

 最初は分からないけど、外見じゃなくて、中身を好きになった人だ

 

 多分、これが神谷さんに選ばれる第一条件なんだ

 

 この人を見てたら、よくわかる

 

未玲「多分だけど、今日の目的ってこういうのなのかな?」

明日香「え?」

 

 そんなことを考えてると、いきなり堂本さんがそう言った

 

 今日の目的って、どういうことだろう?

 

未玲「神谷さんって、彼女さんがいっぱいいるから、独占なんてできないよね。」

明日香「それはまぁ、確かに。」

未玲「だから、多分、神谷さんが見たいのは、私たちが同じ境遇の人と共存できるかどうかだと思ってるんだよね。」

明日香「!」

 

 確かに、言われてみればそうかも

 

 別に、デートだけなら私たち分ければよかったし

 

 2人一緒の意味って、それだったんだ

 

未玲「選ばれたら、私たちもあのお家で一緒に暮らすことになるし、一緒に頑張ろ!」

明日香「そうですね!一緒に、神谷さんに認めてもらえるように!」

 

 そう言って、私たちは固い握手を交わした

 

 堂本さん、最初は美人過ぎて怖かったけど、話してみればいい人だし

 

 これから、仲良くなれそう

 

 

 

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