皆からプレゼントを貰って、俺はのんびりパーティーを楽しんでる
なんか、とんでもないことはあったけど
まぁ、その辺は未来の俺に任せてよう
一誠「やっほー!大変そうだったねー!」
蓮「何笑ってんだ。」
昴「いや、だって、おもろいやん......っ!かみやん、流石にモテすぎやろ.......っ!」
蓮「ま、まぁ、子どもの言ってることだしな......まだまだ人生長いし、いろんな可能性もあるだろ。」
瑠奈はまだ今年で11歳になるくらいだ
これから好きな子が出来るかもしれないしな
もう少し、瑠奈には可能性を模索してもらいたいとは思ってる
勇人「それでもし、あの子が神谷を好きなままだったら、どうするんだ?」
雄馬「まぁ、高校生になったくらいにはある程度はっきりするだろうしな。」
蓮「その時はその時だ。ちゃんと考えるよ。」
成海「ははは、蓮も大変だね。」
蓮「笑い事じゃねぇよ。」
俺は頭を抱えながら、ぶどうジュースを飲んでる
なんと、燐子はこれも作ってたらしい
甘すぎなくて、なんだか落ち着ける味だ
蓮「まーじでどうしよ......」
成海「いっそのこと嫌われてみたらどうかな?」
蓮「それでいいなら苦労しないんだよ......」
成海「分かってるよ。」
蓮「嫌われるとかじゃなく、可能性的を模索してほしいんだよなぁ......」
瑠奈なあの境遇で生きてきたんだ
それで俺まで嫌われるようなことするのはよくない
やっぱり、自然に恋心を知ってほしいんだよな
一誠「そうやって人に優しくしてるから、同年代どころかあんな小さい子にまでモテるんじゃ......」
勇人「まぁ、それが神谷の良い所でもあるしな。」
昴「根っからのタラシやからな!」
蓮「おいそこ。目の前で堂々と言ってんじゃねぇ。」
別にタラシ込んでるわけじゃない
偶々、目の前に助けるべき人間が来るだけで
そこで全力を尽くしてるだけだ
雄馬「まぁ、真面目な話、年齢は7歳差と言ったところか。現時点では確かにマズいが、将来的に考えれば、悲観するほどでもないように感じるが。」
蓮「そうなんだけどさー、やっぱり年上って何かと苦労しそうじゃん?それに、俺よりいい男なんていくらでもいるだろうし。」
一誠(それは中々いないんじゃ......)
昴(そんなんいくらでもおるわけないやろ。)
勇人(財力があって、容姿も最高クラス、おまけに性格も良い。なのになぜここまで卑屈なんだ?)
雄馬(本当に偶然に偶然が重なったような奴だな。)
ぶどうジュースを飲みつつ、色々考える
でもやっぱり、時間に任せるしか選択肢がない
万が一にも瑠奈を傷つけるわけにはいかないしな
俺から何かを言うとか、行動するとかは、なんか違う気がする
成海「まぁ、まだまだ先のことだし、今は一旦、考えすぎなくてもいいんじゃないかな。」
蓮「そうだな。」
成海「蓮には多分、もっと近くに解決すべき問題があるだろうし__」
メイド「__ご主人様。デザートをお持ちいたしました。」
蓮「あ、メイドさん。」
男組で話してると、メイドさんが現れた
そして、俺たちの前にケーキを置いていく
俺が好きだからチョコレートケーキにしてくれたみたいだ
ありがたい
.......あれ?
蓮「メイドさんって、なんで俺がチョコレートケーキ好きなの知ってるんですか?話しましたっけ?」
成海「!」
メイド「ご主人様がチョコレートケーキ顔だからですよ。」
一誠(チョコレートケーキ顔ってなに。)
蓮「そうなんですか。)
一誠(納得した!?)
昴(チョロ!?)
俺ってそんな顔なのか
あんまり自分の顔とか見ないから分からねぇけど
多分、メイドさんはそう言うの分かるんだろ
成海(蓮......まさか、ここまでなんて......)
蓮「どうした?」
成海「......いや、なんでもないよ。」
なんで成海はあんな可哀想なものを見る目をしてるんだ?
なんか気になるけど
まぁ、いいや
雄馬(何が起きてるのか分からないが、恐らく神谷が鈍感なんだろうというのは分かった。)
勇人(神谷の持ってないもの、案外早く見つかったな。)
蓮「お前らもケーキ食えば?」
俺はなぜか止まってる奴らに話しかけた
なんで全員、俺の方見ながら止まってるんだ?
新しい超能力か?
成海「ねぇ、蓮。」
蓮「なんだ?」
成海「蓮は昔のこと、どれくらい覚えてる?」
蓮「昔のこと?」
って言われてもな
記憶は戻ったって言っても、忘れてることもあるだろうし
自分の記憶を確認する機会もないし、よくわかんねぇな
蓮「んー。パッとこれと言って出てこないな。」
成海「昔よく遊んだ子、とかは?」
蓮「そんなの成海とかだろ。あとはー......」
なんか、いた気がするんだよな
そもそも俺、あんまり人と喋らなかったし
だから、印象には残ってると思うんだけど
蓮「あ、そう言えば、もう1人いたな。なんか、ずっと帽子被ってて、膝に絆創膏ついてるタイプのやんちゃなやつ。」
成海「あ、覚えてたんだ。」
蓮「そう言えば、昔はそいつにも引っ張りまわされてたなーって。」
成海としか会わないから忘れてた
俺より早く引き取られていったけど、元気にしてっかな?
おぼろげな記憶の中では、元気じゃない姿はイメージできないけど
成海「実はね、最近、その子に会ったんだ。」
蓮「そうなのか?孤児院にでも遊びに来たのか?」
成海「いいや。その子はね__」
メイド「お客様。ケーキが入りましたよ。」
成海「もがっ。」
蓮「メイドさん!?」
成海が何かを言おうとした瞬間、メイドさんがケーキを口に突っ込んだ
す、すごい速さだったな
気づいたら成海の口がすごいことに......
蓮「ど、どうしたんですか?」
メイド「なんでもございません。ご主人様、お飲み物のおかわりはいかがいたしますか?」
蓮「あ、欲しいです。」
メイド「かしこまりました。」
成海(す、素直じゃないな......)
俺はメイドさんに飲み物を入れてもらい、またケーキを食べた
成海が何を言おうとしてたか気になるけど
ま、孤児院に遊びに行ってたら、会うこともあるだろうし
今は別に気にしなくてもいいだろ