覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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出迎え

 パーティーから一夜明け、俺はいつも通りの時間に目を覚ました

 

 あれから、孤児院の皆とあの4人を見送って、俺は風呂に入って部屋に戻った

 

 それから......

 

リサ「んん......っ」

透子「れ、ん、しゃん......」

こころ「すぅ......すぅ......」

ますき「んー.......」

日菜「れんくん......」

 

蓮「......」

 

 パーティーの部門ごとのリーダーが来て、全員と致した

 

 どうしてこうなったのかはよくわからなかったが

 

 まぁ、全員が望んだことらしいし、よかった......んだと思う

 

蓮(さて、と。)

 

 俺は5人を起こさないようにベッドから出た

 

 楽しい日の翌日って言うのは、少しもの寂しさがあるな

 

 こんな風に思うようになったのも、あいつらと出会ってからだ

 

蓮(もう少しで、未玲と明日香もここに来るし、楽しくなりそうだ。)

 

 まぁ、それと同時に学校も始まるんだけどな

 

 明日香も未玲もまだ2年だけど、それぞれ勉強頑張ってるらしいし

 

 俺からも手助け出来ることがあれば、2人を助けていければいいな

 

蓮(さてと、今日ものんびり過ごすとするか。)

 

 俺はそんなことを考えながら、洗面所の方に歩いた

 

 取り合えず、昨日は食べすぎたし、今日は運動でもするかな

__________________

 

 “明日香”

 

 パーティーから1週間ほど経った日

 

 部屋の中の荷物をまとめて、ふぅっと息をついた

 

 さっきまで置いてた荷物がなくなって、質素な部屋に見える

 

 この景色を見るのも、2回目だ

 

香澄「あっちゃーん!準備できたー?」

明日香「うん。ていうか、お姉ちゃんって荷造りとか出来るようになってたんだね。お姉ちゃんが引っ越すとき、ほんとに何にも出来なかったのに。」

香澄「蓮先輩の為にいっぱい練習したからね!出張行くときとか、準備してあげたいし!」

明日香「そうなんだ。」

 

 恋は人を変えるって、ほんとみたいだ

 

 昨日、引っ越しの準備の為に帰ってきて、夜ご飯も作ってた

 

 あんな風にしてるお姉ちゃん、少し前までは想像も出来なかった

 

明日香「お姉ちゃんは変わったね。」

香澄「あっちゃんも変わるよ!だって、蓮先輩の彼女だもん!」

明日香「そう、なのかな?」

 

 あんまり想像がつかない

 

 私はお姉ちゃんほど、目立った特徴がないから

 

香澄「うん!きっと、すごく楽しいよー!」

明日香「そうだね。」

香澄「あ!あと。」

明日香「?」

 

 お姉ちゃんは思い出したようにそう言い

 

 私の耳に口を近づけた

 

 な、なんだろう?

 

香澄「蓮先輩、夜はちょーっと激しいから、気を付けてね?」

明日香「っ!?///」

香澄「怖かったら、私が一緒にしてあげるよ!」

明日香「それは......遠慮しとく///」

香澄「えー!?」

 

 私はそう言うと、お姉ちゃんは大声を上げた

 

 そう言えば、恋人で、一緒の家に住むなら、そう言う事もあるんだった

 

 ど、どうしよ

 

 さっきまですごく楽しみだったのに、緊張してきたかも......

 

 この後、神谷さんの顔、まともに見れないかも.....

__________________________

 

 “未玲”

 

 大量の段ボールが目の前に積まれてる

 

 私はオシャレが好きで、服も化粧品もアクセサリーもたくさんある

 

 少しの間は出番がなかったけど......これからは、たくさん使える

 

 学校も新居の近くの所に転校するし!

 

一誠「みれーい。そっちの準備終わったー?」

未玲「うん!お兄ちゃん、ありがとね!」

 

 扉から顔を出したお兄ちゃんに、私はそう答えた

 

 今日は引っ越し準備をお兄ちゃんに手伝ってもらった

 

 良いお兄ちゃんをもって、私は幸せだな―

 

一誠「いやー、未玲もとうとう家を出るのかー。時間の流れって、早いものだね。」

未玲「私もずっと、家にいると思ってたよ。それに、大学も行こうと思ってなかったと思う。」

 

 そう思った理由は、まず、神谷さんと同じ大学に行きたいから

 

 そして次に来たのは、神谷さんが頑張ってる人だったから

 

 甘えるだけじゃなくて、神谷さんと一緒にいても恥ずかしくないような人間になる

 

一誠(甘えんぼだった未玲が、ここまで変わるのか。嬉しいような、寂しいような......)

未玲「向こうに引っ越したら、偶にはお兄ちゃんにも連絡するようにするね!忘れるかもしれないけど!」

一誠「うん、ほんの少しでいいからお兄ちゃんを心の隅にでも置いておいて?」

未玲「それよりも、お引越し、楽しみだなー!」

一誠(昔の俺に優しかった未玲......あ、元からこんな感じか。)

 

 取り合えず、もう少しでトラックくるし、ちゃんと準備しないと!

 

 これから神谷さんと会うから、オシャレもしていこ!

 

 もちろん、ちゃんと荷ほどき出来るように、動きやすい格好で!

________________________

 

 “蓮”

 

 夏休み最後の日

 

 今日、ついに未玲と明日香がうちに引っ越してくる

 

 引っ越しの荷物は昨日のうちに運び込んでるし、後は荷解きだけだ

 

 俺以外にも香澄、リサ、六花も手伝いに来てくれるし、結構早く片付きそうだ

 

未玲「神谷さーん!」

明日香「おはようございます。」

蓮「お、来たか。」

 

 5分ほど経ったくらいで2人は一緒に歩いて来た

 

 2人で来たのか

 

 早速、仲がよさそうで安心した

 

蓮「ようこそ、2人とも。」

 

 俺は2人に向かってそう言った

 

 ちゃんと、こういうのは大切にしとかないとだし

 

蓮「俺は、みんなと付き合うときに約束してることがあるんだ。」

未玲、明日香「約束?」

蓮「俺は将来、みんなと絶対に結婚する。そして、幸せにする。」

未玲、明日香「!///」

 

 その為にしないといけないことは最近放置気味だけど

 

 それは流石に許してほしい

 

 だって、現状どうしようもないから

 

蓮「これからは2人も彼女......つまり、世界で一番、大切な人だ。」

未玲(世界で一番......///)

明日香(大切......///)

蓮「だから、ちゃんと言っとくよ。これから何度も言う事になるけど。」

 

 俺はすぅっと空気を吸った

 

 慣れたと思ったけど、緊張するもんだな

 

蓮「好きだぞ、未玲、明日香。」

未玲「わ、私も、大好きです!///」

明日香「私も、神谷さんのこと、好きです......///」

蓮「あぁ、ありがとう。ちゃんと、2人のこと、幸せにする。」

未玲、明日香「はい!///」

 

 そんな会話の後、2人と一緒に家の中に入った

 

 取り合えず、ここからは荷解きだな

 

 明日香はともかく、未玲は荷物が多かったし

 

 結構、大変そうだけど

 

 皆でやれば、楽しいよな

 

 

 

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