覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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招待

 大学が終わり、今日は皆の勉強を手伝ってる

 

 もう9月も中旬だ

 

 受験ももう佳境に入ってると思ってもいい

 

 まぁ、うちでは、終わりなんて見えてないんだがな

 

香澄「あれ?なんでギターから音が出ないの?」

たえ「この記号、ウサギみたいだ―。」

有咲「か、完全に狂ってやがる。」

沙綾「う、うーん。」

りみ「伸び悩んでるね......」

 

 ポピパはなんというか、地獄だ

 

 香澄もたえももう一歩伸びれば合格の可能性が出てくるんだが......

 

 そのあと一歩で詰まりまくってる

 

 あの2人、大丈夫か?

 

巴「だー!わかんねー!」

ひまり「えっと、ここは、こうだっけ?」

蘭「違う。ここは、こうして......だよね?」

つぐみ「うん!あってるよ!」

モカ「なかなかやるね~蘭~。」

 

 Afterglowはそこそこ順調だ

 

 巴が少しばかり遅れ気味だが

 

 他の4人がそれぞれフォローしあってて、何とかなりそうだ

 

ますき「なんか大変そうだな―。」

麻弥「皆さん、苦労されてますね。」

燐子「受験は......この辺りが一番、辛かったです.....精神的に......」

アリス「お受験って、やっぱり大変なんですね。」

蓮「まぁなー。うちの大学も簡単ってわけでもないし。てか、俺はますきが意外と優秀でビックリしたよ。」

ますき「学校が学校だからな。嫌でも勉強させられんだよ。」

蓮「なるほど。」

 

 まぁ、ますきは大丈夫だろ

 

 模試の結果も良いし、本人は本番に弱いタイプでもないし

 

 油断しすぎなければいけるはずだ

 

麻弥「そう言えば、なんで勉強を教えるのにジブンと白金さんを?日菜さんや紗夜さんも成績はよかったですが。」

蓮「麻弥。日菜が人に勉強を教えられると思ってるのか?」

麻弥「あ、すみません。」

燐子(す、すごい早さで謝った。)

麻弥「でも、紗夜さんはなぜ?教えるの上手そうですが。」

蓮「まぁ.....ちょっとこの状況で紗夜を呼ぶと、怖いかなって。このくらいの時期は優しさが__」

燐子「あ、あの、蓮君......?」

蓮「ん?」

燐子「その、後ろ......」

蓮「後ろ?」

 

 俺は燐子に言われ、後ろを見た

 

 にしても、なんでそんなに怖がってるんだ?

 

 別に何も__

 

紗夜「悪かったですね。怖くて。」

蓮「」

ますき(うわぁ......)

アリス(蓮さん......)

 

 何という事でしょう

 

 俺の後ろに紗夜がいるではありませんか

 

 まずいまずいまずい

 

蓮「さ、紗夜さん?まずは落ち着いて話を__」

紗夜「分かってますよ。私が厳しいことくらい。」

蓮「さ、紗夜さん?」

 

 これは......あれだ

 

 怒ってるんじゃなくて、拗ねてるな

 

紗夜「そりゃ、後輩の皆さんに怖がられても仕方ありません。別に気にしてないですし。」

蓮「ご、ごめん。謝るしお詫びするので、どうか落ち着いて?」

紗夜「......お詫び?」

蓮「お、俺に出来ることなら。」

紗夜「......そうですね。では。」

蓮「うお!」

 

 紗夜は俺の膝を開いて、その間に座ってきた

 

 なんだか爽やかで良い匂いがする

 

 てか、なんでここに?

 

紗夜「少しでも、イメージを払拭するために、蓮さんに甘えておこうかと......///ダメ、でしたか......?///」

蓮「ぜ、全然いいよ!いくらでも座ってくれ!(可愛すぎる......っ!)」

燐子(氷川さんが、素直に......!)

ますき「へぇ。(人前でって、珍しいな。偶に隠れて甘えてるけど。)」

麻弥(別に初めてみるわけではないですが、紗夜さんも変わりましたねー。)

アリス(いいなぁ......)

 

 いやぁ、紗夜は可愛いなー

 

 誰だよ、この子を怖いとか言ったの

 

 ぶん殴ってやる(自分のこと)

 

 そんなことを思いながら、俺は紗夜の頭を撫でた

 

紗夜「!///(自然に撫でてくれるんですね......///)」

蓮「ごめんな。紗夜は可愛いよ。真面目過ぎるから、勘違いしてしまうけど。紗夜は可愛くて、自慢の彼女だよ。」

紗夜「はい......///」

香澄「あー!蓮先輩と紗夜先輩がイチャイチャしてるー!」

たえ「いいなー!あたしもイチャイチャしたい―!」

蓮「うわ!香澄!?たえ!?」

モカ「けしからんですなー。」

蓮「モカもかよ!」

 

麻弥「大変そうですね......」

燐子「はい......」

ますき「まっ、いつものことでしょ。」

アリス「あはは。」

 

 それからしばらく、俺は3人に揉みくちゃにされた

 

 勉強はどうしたんだと思ってたが

 

 一連のことが終わったあと、勉強の効率が上がってて

 

 まぁ、結果としてはよかった......のか?

__________________

 

 あれから2時間後、勉強会は終わった

 

 終わってから皆、バンドの練習に行ったり、部屋に戻ったりした

 

 俺は部屋に戻ってきて、軽くメールの確認をしている

 

蓮(取り合えず、あの仕事は終わらせたし、次の仕事が入るまではもう少し時間がある。あとは、会食に出て......)

メイド「ご主人様。お茶が入りました。」

蓮「あっ、ありがとうございます。」

 

 頭の中で予定を整理していると、カチャっという音と共に机にティーカップが置かれた

 

 リラックスできるようないい香りがする

 

 相変わらず、メイドさんの淹れるお茶は最高だな

 

蓮「......うん。今日も美味しいです。」

メイド「ありがとうございます。」

蓮「疲れが取れそうですよ。」

 

 どんな茶葉使ってるんだ?

 

 香りもいいし、美味しいし

 

 なんか、マジで疲れが取れてそうだし

 

蓮「さて、確認の続きを__」

(~♪)

蓮「ん?」

 

 メール確認の続きを始めようとすると、プライベート用の電話が鳴った

 

 こっちにかけてくる奴の方が多いから予想できないんだよな

 

 さて、誰だ?

 

蓮「はい。もしもーし。」

成海『やぁ、蓮。』

蓮「成海か。」

メイド「!」

 

 誕生日以来か

 

 今回は何の用だ?

 

蓮「何の用だ?」

成海『今度、うちのOBの皆で集まろうって話をしてね。蓮もどうかなと思って。』

蓮「同窓会ってやつか。」

成海『まぁ、そんな感じだね。』

 

 中々、面白そうだな

 

 正直、あんまりどういう奴がいたか覚えてないが

 

 成海ともう1人くらいは覚えてるし

 

 それに、先生もみんな揃えば喜ぶだろうしな

 

蓮「いいんじゃないか。俺も行く。」

成海『そっか。じゃあ、日程は後日送るよ。』

蓮「おう。で、今のところの出席率はどうなんだ?」

成海『全員にOKを貰ってるよ。』

蓮「おぉ。」

 

 やっぱり、あの場所にはみんな思い入れがあるんだな

 

 何年たっても集まれるのは、良いことだ

 

 これからの子ども達のことを考えると、そう思う

 

蓮「まっ、楽しみにしとく。なんか必要なら言え。」

成海『分かった。なにかあればね。じゃあ。』

蓮「あぁ、またな。」

 

 そう言って、俺は電話を切った

 

 取り合えず、ちゃんと予定空けとかないと

 

 あと、みんなにも報告しないとな

 

メイド「......お電話は終わりましたか?」

蓮「はい。あ、同窓会するらしいので、日程が決まり次第、その日のスケジュールは空けますね。」

メイド「かしこまりました。」

 

 さて、変に仕事入らないように頑張るか

 

 そんで、土産の準備もしないと

 

メイド(あの男......)

 

 

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