覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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不意打ち

 今回の文化祭、蘭たちは飲食関係らしい

 

 まぁ、みんな、料理の腕も上げてるからな

 

 それを披露するにはいい舞台だろう

 

蓮「__おぉ、結構賑わってる。」

ひまり「蓮さん!明日香ちゃんと未玲ちゃんも!いらっしゃーい!」

巴「お!来たなー!らっしゃい!」

蓮「そろそろ昼にしようと思ってな。」

 

 教室に入ると、ひまりと巴が迎えてくれた

 

 2人とも、黒と白がメインのどこか落ち着きのある服

 

 家でもよく見る、そう、メイド服だったのだ

 

蓮「メイド喫茶だったのか。」

ひまり「うん!やっぱり、文化祭と言えばって感じじゃない?」

巴「つぐは忙しくて着ないけど、蘭とモカも来てるぞ!」

蓮「おぉ、そりゃ楽しみだ。2人も可愛いからな。」

ひまり、巴「!///」

 

 ひまりはメイド服を着てもフワフワした雰囲気がある

 

 巴は髪をまとめて、裾の長いスカートをはいて、いつもの活発とは対極の落ち着いた雰囲気を醸し出してる

 

 2人とも実に可愛い

 

 ひまりはメイド服で引き立てられ、巴はギャップを生み出してる

 

 同じメイドでもこうも違う可愛さを提供してくれるなんて

 

未玲「こんにちは!先輩方!って、可愛い!」

明日香「こんにちは。よくお似合いですね。」

巴「おう!ありがとよ!」

ひまり「ありがとー!」

蓮(おぉ、2人がちゃんと先輩してる。)

 

 俺が年上だから、基本的に2人は後輩っぽくなりがちだ

 

 だからか、こういう先輩っぽい顔の2人は新鮮に感じる

 

 未玲とも馴染んでるみたいだし、良かった

 

 席に案内されつつ、俺はそんなことを考えた

 

ひまり「メニューはこれね!」

蓮「ありがとう。未玲、明日香、どれにする?」

未玲「うーん、やっぱり、メイド喫茶と言えばオムライスですよねー。」

明日香「パスタもあるので、私はそれで。」

蓮「じゃ、俺もオムライスにしようかな。」

ひまり「はい!かしこまりました!」

 

 各々注文すると、ひまりはそう言ってテーブルから離れていった

 

 それにしても、メイド喫茶か

 

 大方、ひまり辺りが提案したんあろうなー

 

 それこそ、「文化祭といえばこれ!」とか言って

 

未玲「先輩たち、メイド服似合ってましたねー!」

蓮「当たり前だ。巴とひまりは世界一かわいいんだからな。」

明日香「すごい澄んだ目。」

未玲「いいなー。私も可愛いって言われてみたいー。」

蓮「未玲も可愛いに決まってるだろ。もちろん明日香も。俺の彼女は全員可愛い。」

未玲「っ!///」

明日香「い、いきなり///でも、ありがとうございます///」

 

 明日香も未玲もすごい可愛い

 

 未玲はあのバカの妹なだけあり、モデル級のビジュアルを持ってる

 

 明日香は未玲程の派手さはないが、落ち着いた雰囲気がありつつ、見た目は小動物感がある

 

 2人とも方向性は違うが、すごい可愛い

 

蓮「俺は皆が一番と思ってるよ。まぁ、極稀にそうもいかないこともあるんだけど......」

明日香(何かあったんだろうなぁ......)

未玲「もっと、神谷さんと先輩たちとのお話とか聞いてみたいです!」

蓮「おっ、その話をすると長くなるぞ?」

未玲「折角ですから!」

明日香(すごいノリノリだ。珍しい。)

蓮「そうだなぁ、まずは__」

 

 俺は今まであいつらと出会ってからあたことをかいつまんで話した

 

 この1年、色々あったからなぁ

 

 どれを話せばいいのか分からなくなる

 

 でも、取り合えず思いついたのものから話していった

 

蘭「__お待たせ。盛り上がってるね。」

蓮「蘭!」

モカ「モカちゃんもいるよ~。ご主人様~。」

蓮「モカも!」

 

 注文したメニューを持ってきてくれたのは蘭とモカだった

 

 2人お揃いの服で、実に仲がよさそうに見える

 

 いやぁ、こういうのもいいなー

 

モカ「どう~?美少女メイドだよ~!」

蓮「見りゃ分かるだろ?」

明日香、未玲(泣いてる!?)

蘭「こんな清らかな涙初めて見た。」

 

 なんて言うんだろうな、ほんとに可愛いものを見ると感動するんだ

 

 特に蘭とモカは一緒にいるとただでさえ最高に可愛くなるんだぞ

 

 そりゃあ、今の2人は世界最高の可愛さを持ってるだろう

 

蘭「はい、オムライス。じゃんけん買ったからあたしが作ったよ。」

モカ「パスタはモカちゃんだよ~。」

未玲「ありがとうございます!」

明日香「ありがとうございます。」

モカ「いいよいいよ~。たくさん食べて体力付けとくんだよ~。」

 

 2人はテーブルに料理を並べていく

 

 さて、俺も待ってる間にいい感じに腹が減って来た

 

 早速いただくか__

 

モカ「じゃあ、ケチャップで何か書くからリクエストしてね~。」

蓮「あ、そう言えば。メイド喫茶ってそう言うのあったな。」

 

 ふむ、どうしたもんか

 

 俺、メイド喫茶とか行ったことないから、どういうもんか分からないんだよな

 

 だから、リクエストしようにも名

 

未玲「私、ワンチャンとかがいいです!」

モカ「お~、任せなさい~。」

 

 元気に未玲がそう言うと、モカはケチャップを持った

 

 そして、ペンのように動かしていき、オムライスに上に赤い線が描かれていく

 

モカ「完成~。」

蓮、明日香「うま!?」

未玲「すごーい!」

モカ「ふふーん、モカちゃんは天才ですからね~。」

 

 完成したのはデフォルメされた犬のイラストだ

 

 ぺ、ペンで書いた俺の絵より上手いぞ

 

 流石モカだ

 

モカ「蓮君はどうする~?」

蓮「ん~、そうだなぁ。じゃ、お任せで頼めるか?」

モカ「りょうかーい!蘭~、一緒に書こう~。」

蘭「うん。あれでいい?」

モカ「うん、あれで~。」

 

 2人は軽くアイコンタクトをすると、ケチャップを持った

 

 さっきとは違う、細かいものをいくつか書くみたいだ

 

 すごいペースで描いて行ってる

 

蘭、モカ「完成。」

蓮「おぉ!?」

 

 書き始めてからほんの数秒で、終えのオムライスはハートだらけになった

 

 これ、何個か数えるゲーム出来るぞ

 

 てか、よく描いたな、このスペースに

 

モカ「やっぱり、モカちゃん達の愛を表現するならこれでしょ~。」

蘭「まっ、オムライスのサイズじゃ表現しきれないけど。」

蓮「!」

明日香、未玲「?」

 

 2人はそう言うと、メニュー表を持ったまま俺の横に来た

 

 え、なんだ?

 

モカ、蘭「ちゅ♡」

蓮「!」

明日香、未玲「!?(い、今!)」

 

 2人がメニュー表で俺の顔を隠した一瞬、頬に柔らかい感触を感じた

 

 この感触には非常におぼえがある

 

 なんたって、この2人は割とする方だから

 

モカ、蘭「ごゆっくり♡」

蓮「お、おう。(びっくりした。)

明日香、未玲(いいなぁ......)

 

 それから、俺たちはそれぞれ注文したメニューを食べてた

 

 恐らく、俺たちの間であったことを察したんだろう

 

 明日香と未玲はボーっとしたまま食事をしていて、なんというか、面白かった

 

 

 

 

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