覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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二日目

 文化祭を楽しんで、一日目終了の放送が聞こえた

 

 それで、今日の所は帰宅中だ

 

 こころ達は明日の準備?の為に分かれた

 

 なんかするんだろうな

 

未玲「楽しかったー!」

明日香「そうだね。」

蓮「それはよかった。」

 

 未玲はご満悦の様子だ

 

 去年、文化祭の参加できてなかったんだ

 

 新鮮に感じただろうな

 

蓮「メイドさんはどうでした?」

眞「ご主人様と一緒に居られて、幸せでした。」

蓮「また、デートでもしましょうか。」

未玲「私もしたいです!」

明日香「わ、私も。」

蓮「分かってる。2人でってのは少ないし、そう言う時間も作ろう。」

 

 一応、3人が好きそうな場所はリサーチしてるし

 

 後は日程だけだな

 

 まぁ、そこは何とでもなるだろ

 

 “未玲”

 

 帰り道、私は今日のことを思い出していた

 

 騒がしくて、楽しそうな雰囲気

 

 アリスさんの歌、香澄さん達のライブ

 

 そして......

 

未玲(神谷さん......///)

 

 大好きな人に撫でられたのを思い出して、胸が熱くなる

 

 強くて、優しいあの手......

 

 私を安心させてくれた

 

未玲「明日香ちゃん。その、前から相談してたことなんだけど。」

明日香「そっか。」

 

 私は神谷さんのことを信頼してる

 

 けど、この関係性を進めることを躊躇ってた

 

 神谷さんは大丈夫だけど、その先にあることに嫌悪感があった

 

 今までのトラウマで......

 

未玲「でも、神谷さんとなら大丈夫......だと思う。」

明日香「じゃあ、一緒に言ってみよう。」

未玲「うん。」

 

 私たちは前を歩いてる神谷さんの方を見た

 

 そして......

 

未玲「か、神谷さん!」

蓮「な、なんだ!?」

 

 私が大きな声で言うと、神谷さんは驚いた声を出した

 

 つ、つい、大声になっちゃった

 

 私は内心反省しつつ、続きを話すことにした

 

未玲「その、お願いがあるんです///」

明日香「わ、私も///」

蓮「お、おう。何でも言ってくれ。」

 

 心臓がバクバクしてる

 

 告白したときくらい緊張するんだけど

 

 迷惑だったらどうしよう

 

 先輩たちいるから困ってないだろうし......

 

 い、いや、言うだけ言うのって大事だよね

 

未玲「その、私たち、神谷さんとの関係を進めたいです......///具体的に言えばエッ__」

蓮「そこまで言わなくていいよ!?」

未玲「あ、はい.....///」

 

 神谷さんに止められると、さらに顔が熱くなった

 

 つ、突っ走りすぎちゃった

 

 恥ずかしい......

 

蓮「明日香も、そうなのか?」

明日香「はい///私も、その、興味がないわけではないので///」

蓮「そっか。」

明日香「ふ、不安もありますけど......経験ないので///」

未玲「私も......///」

眞「でしたら、私がお手伝いいたしましょうか?」

未玲、明日香「!」

 

 私たちがゴニョゴニョ言ってると、メイドさんがそう言った

 

 め、メイドさんはもう経験したのかな?

 

 なんか、自信ありそうだし

 

眞(私も蓮とエッチしたい♡)

蓮「メイドさん、顔に出てる出てる。」

眞「!///」

未玲(め、メイドさんのあんな顔、初めて見た。)

明日香(あんな顔になるくらい、良いってこと......!?///)

 

 な、なんか、すごいドキドキしてきた

 

 今のメイドさんの表情、なんかすごかった

 

 まるで、大好物を出された肉食動物みたいな、とりあえず興奮してるのが分かった

 

蓮「そうだなぁ。じゃあ、明日の夜にしよう。」

未玲「!///」

蓮「文化祭も終わって、振替休日もある。ゆっくりできるだろ?」

 

 神谷さんはそう言って、私たちの頭を撫でた

 

 これ、好きだなぁ

 

 安心して、嬉しくて

 

蓮「楽しみにしてるよ。」

眞「私も撫でてください///」

蓮「えぇ!?ま、またあとで。腕2本しかないので。」

眞「足でも......///」

蓮「メイドさんは何を求めてるの!?流石にダメだよ!?」

 

 そんな会話の後、私たちは家に帰った

 

 今日、一歩、踏み出せた気がする

 

 神谷さんも楽しみって言ってくれたし、頑張らないと

 

 私、何もできないんだけどね

__________________

 

 “蓮”

 

 文化祭2日目

 

 今日も俺は羽丘に行く

 

 ミスコンの審査員をすることになってる

 

つぐみ「あ、蓮さーん!」

蓮「おーう。来たぞ。」

巴「よっ!今日も眠そうだな!」

蓮「今日はマシな方だぞ?普段はもっとひどいからな。」

巴「何で自信満々なんだよ。」

 

 大学の時とかはそもそも寝てるからな

 

 今日は結構マシな方だ

 

蓮「ちなみに、審査員って俺と巴以外にいないのか?」

成海「__もちろん、2人じゃ面白くないしいるよ。」

蓮「お前か。」

 

 まぁ、こいつもこいつで有名だったらしいからな

 

 2年以上なら顔も知れてるだろ

 

 俺はわかんないんだけどな!

 

つぐみ「久城さん!今日はよろしくお願いします!」

成海「こちらこそよろしくね。」

巴「爽やかだなー。蓮さんも見た目はこっちっぽいのにな。」

蓮「俺に出来るわけないだろ。」

巴「だからなんで自信満々なんだよ。」

 

 俺は根っからの根暗だからな

 

 こんな爽やかに振舞ってたら老けるな

 

 疲れるだろうし

 

つぐみ「と言うわけで、3人とも今日はよろしくお願いします!そんなに気を張らないで、審査してください!」

蓮「え?なんか面白いこととかしなくていいのか?」

つぐみ「大丈夫です!素でも蓮さんは面白いので!」

蓮「え?」

成海「まぁ、蓮はいつも通りで良いと思う。」

巴「もう普段からボケまくってるしな!」

蓮「そんな生まれついてのお笑い芸人みたいに!?」

 

 そう言うと、3人は同時に笑い始めた

 

 俺って、どういう存在なんだ......?

 

 いや、面白くないと思われてるよりはいいんだけどさ

 

 なんかこう、複雑な気分だ......

 

 

 

 

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