講堂がなんか知らない感じになってる
なんか、ピンクピンクしてるし
それになんかもう、学校感がない
そんな中、俺は舞台の上に配置されてる審査員席にいる
つぐみ『__皆さん!こんにちは!本日は、ミス・羽丘コンテストにお集まりいただきありがとうございます!』
観客『こんにちはー!』
蓮「なんか一体感すごくね?」
巴「今日の男子はやる気いっぱいだからな。」
成海「あはは、面白いね。」
と言いつつも、女子も結構いるな
ミスコンなんて男ばっか来ると思ってたけど
案外、そうでもないらしい
つぐみ『本日は審査員にスペシャルゲストをお招きしています!では、審査員の皆様、ご挨拶をお願いします。』
成海『じゃあ、僕から。久城成海です。このような場にお招きいただいて、大変うれしく思ってます。今日は楽しみつつも、公平な審査をしていきたいと思います。よろしくね。』
女子『きゃー!///イケメンー!///』
蓮「イケメンだってよ。」
成海「それほどでも。」
成海も成海で人気なんだな
最早こいつにイケメンってイメージなかったけど
いっつも変なことしてるからな!
巴『じゃ、次はあたしな!宇田川巴だ!今日は友達が結構出るけど、遠慮なく審査するぞー!よろしくな!』
「顔面つよ......」
「審査員席の顔面偏差値高すぎでしょ。」
「顔面ハーバードじゃん(?)」
「ていうか、宇田川さんは出ないのか。」
おぉ、巴もすごいな
まぁ、巴はかっこいいけど可愛いんだけどな
俺以外には見せないけどな(優越)
巴「ほら、次、蓮さんだぞ。」
蓮「え、あ、そうだな。」
俺はマイクの電源を入れ、口を近づけた
やべぇ、挨拶なんも考えてなかった
どうしよ
蓮『えーっと、神谷連です。今日は、まぁ、楽しく審査できたらいいなーっと思ってます。よろしくお願いします。』
女子たち『神谷様~!こっちむいて~!///』
男子たち『か”み”や”~~~~~!!!!』
蓮「!?(こわ!?)」
俺が挨拶をすると、黄色い声とすごい怒号が飛んできた
いや、すごい怖い
なんか、怨念みたいなものを感じる
俺、どんなに恨まれてるの?
なんか泣きそうなんだけど?
巴「あははははは!大人気だな、蓮さん!」
成海「く、ふっ、ふふっ......相変わらずだね、蓮......」
蓮「成海、笑ってんじゃねぇぞ。巴は可愛い。」
つぐみ『それでは!次は出場者の登場です!』
ブーイングと黄色い声援が入り混じる中、つぐみはミスコンを進行していく
つぐみ、強くなったなぁ......
つぐみ『それでは、プログラム一番!「出場者入場と衣装対決」です!これから、出場者がそれぞれコスプレをして入場します!自己紹介の後、審査員の皆さんは点数をお願いします。』
蓮(おぉ、始まった。)
つぐみ『それでは、エントリーナンバー1番!』
蘭「はい!」
つぐみの声に反応し、聞き馴染んだクールな声が響いた
蘭だ
彼岸花が綺麗な黒色の浴衣を着てる
まるで蘭の為にあるのかってくらい似合ってる
蘭「美竹蘭です!今日は頑張ります!」
蓮「可愛い(10点)」
成海「うん、すごく似合ってるね。(7点)」
巴「おー!蘭、綺麗だな!(8点)」
え、初手でこれなの?
俺、多分10点しか出せないぞ?
だって可愛いんだもん
つぐみ『最初からすごい高得点です!それで、エントリーナンバー2番!』
モカ「は~い。」
次はモカだ
モカはモコモコした、羊みたいなパジャマだ
モカのフワフワした雰囲気も相まってすごい似合ってる
なんて可愛いんだ
モカ「モカちゃんだよ~。みんなよろしくね~。」
蓮「似合わないわけがない(10点)」
成海「自身の特徴をとらえてるのが分かるね。(8点)」
巴「いつものモカって感じがするな―(8点)」
思ってる以上に個性出るな
ほんとに衣装はなんでもありなのか
もっとくれ
つぐみ『続いて、エントリーナンバー3番!』
ひまり「はーい!」
蓮「ぶふっ!?」
次に出てきたのはひまり.....なんだが
衣装が斜め上だった
まさかのミニスカポリス
なんていうか、色々すごいな
ひまり「上原ひまりです!精一杯頑張ります!」
蓮「可愛いけど、大衆に見せるのはちょっと(8点)
成海「高得点をつけると蓮に怒られそう(6点)」
巴「もうちょっと慎ましさ?が欲しいな(6点)」
ひまり「なんで!?」
なんていうか、こう、俺だけに見せてくれるなら10点だった
ほかの男に見せるのはちょっと.....
つぐみ『今回で一番厳しい点数が出ました!でも、まだまだ序盤!巻き返しに期待しましょう!では、エントリーナンバー4番!』
あこ「来た来たー!」
蓮「!?」
次はあこだ
そして、これまた驚きの衣装
小悪魔っぽい、黒色のヒラヒラした衣装
頭には角っぽいカチューシャが付いてる
これは......
あこ「あこだよー!今日はいーっぱい頑張るから、見逃さないでね!」
蓮「可愛い(10点)」
成海「ははっ、無邪気そうな彼女にはよく似合うね(9点)
巴「あ、姉としては、もうちょっと厚着が.....(6点)」
なんか、複雑な姉の心境を感じる
まぁ、ひまりよりは大丈夫だな
スカートは標準的な長さだし
つぐみ『中々の好評です!それでは、エントリーナンバー5番!』
未玲「はい!行きまーす!」
次は未玲だ
未玲は巫女服だ
美人なだけに巫女服も難なく着こなしてる
俺ならこんな子がいる神社なら毎日通うな
未玲「堂本未玲でーす!楽しい思い出をたくさん作りたいです!」
蓮「可愛い、そしていい子(10点)」
成海「安心する似合い方だね。(9点)」
巴「流石だな、言う事がない。(9点)」
これは全員高評価だな
元々、美人な未玲だ
相当奇抜な衣装を着ない限りは高得点だろう
つぐみ『最後は、特別参加枠のお2人です!』
蓮「特別参加枠?」
つぐみ『特別参加枠とは、元々羽丘の生徒だけの出場だったところ、やはり花咲川の生徒さんにも関わって欲しいということで、花咲川代表として来ていただきました!』
そんなのあったのか
てっきり、羽丘のメンバーだけだと思ってた
まぁ、六花と明日香は恥ずかしがって出たがらないだろうけど
つぐみ『それでは、エントリナンバー6番!』
イヴ「はい!」
花咲川代表の1人目はイヴか
これはもう納得だな
そして、衣装はゴスロリ?
全体的に色白なイヴと黒の衣装の対比
これは......
イヴ「若宮イヴと申します!今日は、花咲川の代表として頑張ります!」
蓮「こんなん満点以外ないやろ(10点)」
成海「なんで関西弁に......?(9点)」
巴「流石はイヴだ!文句ないな!(10点)」
もう、なんというか、完璧だ
イヴの良さがこれでもかってくらい表現されてる
流石はアイドル
つぐみ『そして最後の出場者です!どうぞ!』
アリス「はい。」
蓮「!?」
最後の出場者は、アリスだった
え、マジで?
いつから決まってたんだ?
アリス「ふふっ。」
アリスは白いワンピースに麦わら帽子をかぶってる
その姿はまるで天使
燦燦と輝く太陽と青い空を背景に笑いかけてくれる、真夏に舞い降りた天使だ
アリス「愛染アリスです。このような場に呼んでいただけて、とても嬉しいです。今日はよろしくお願いします。」
蓮「あぁ......(名状しがたい字※10点)」
成海「ついに言葉すら......(10点)」
巴「それだけの威力はあるな。(10点)」
もう、なんていうか、悔いないよ
こんなに可愛い皆の姿が見られて
今日来て良かったって思えるよ
つぐみ『ここでは、愛染アリスさんが1位でした!ミスコンはここからどのような展開になるのでしょうか!それでは、プログラム2番に移ります!』
観客『うおぉぉぉぉ~!!!(美少女~!!!)』
つぐみの言葉で思い出した
これってまだ、最初なんだ
これからまだ何かあるとか、俺、死ぬんじゃね?
舞台に並ぶ皆を見ながら、俺はそう思った