こころのお陰で俺の悩みは解消された
後は、全員と予定を合わせたり、準備をしたりしないといけない
でも、あと2か月以上あるし、のんびりコミュニケーションを取って行こう
仕事と日常生活を大切にしつつ、な
蓮「__うーん、上がらないなぁ。」
香澄「うぅ......」
たえ「死ぬ......」
巴「燃え尽きたぜ......」
ひまり「英語、ワカラナイ......」
ますき「重症だなー。」
今は10月、公募入試まで1ヵ月だ
勉強自体は結構余裕をもってスケジュールを組んでたが、完全に煮詰まった
それぞれ、苦手な教科の点数が伸びない
かといって、他の強化も余裕で合格点というわけでもない
ピンチだ
つぐみ「みんな、頑張ってるんですけどね。」
沙綾「まぁ、これは仕方ないよね。」
りみ「そうだね......」
誰しも、努力が100%帰ってくるわけじゃない
その点、俺は運がよかった
だから、こういう状況でアドバイスが出来ないんだよな
未玲「蓮さん!出来ました!」
蓮「おーう、って、点数高!?」
明日香「堂本さん、教えたことは全部吸収するので。」
蓮「最近始めた分、吸収できる余白が多いのか。皆もそんな風に出来ると良いんだけど。」
何か手を打たないとな
でも、どうするか......
モカ「そんなみんなに、耳寄りな情報~。」
蓮「それは?」
モカ「蓮君の大学の学際だよ~。」
蓮「......え!?そんなのあったの!?」
ますき、巴「いや、なんで知らないんだよ!」
き、興味なさ過ぎて気にもしてなかった
まぁ、そりゃあるか
マジでなんで知らなかったんだ?
蘭「この辺じゃ有名な方なんだけどね。盛り上がるし。」
蓮「そうなのか。」
蘭「なんで蓮は今の大学にしたの?」
蓮「リサと同じ所書いた。」
蘭「だと思った。」
俺のテキトーさは変わってないな
まぁ、今に満足してるからいいんだけど
未玲「私も行ってみたいです!」
明日香「私も。」
香澄「学園祭ですか?行ってみたい!」
たえ「私も。」
巴「祭りだー!」
ひまり「大学の学祭っていったことないんですよねー!」
蘭、沙綾「急に元気に。」
じゃあ、行ってみるか
なにあるか知らないけど、まぁ、あいつらに聞けばわかるだろ
イベントとか好きそうだし
蓮「じゃあ、今日はここまでな。ゆっくり休めよー。」
俺はそう言って、勉強部屋から離れた
さて、今度は大学の学祭か
一体、どんななのかねー
__________________
翌日、俺は大学に来てる
今日はちゃんと目的がある
それをちゃんと果たさないといけない
「神谷君!」
蓮「え?はい。(誰?)」
リサ(誰?)
「今度学祭があるだろ?それでうちのサークルでバンドをやろうと思ってるんだが、メンバーの一人が骨折してしまってね!君さえよければぜひ__」
蓮「あ、お断りしますー。」
「そんなっ!」
俺は勧誘をスルーし、歩いていく
大学に来てから教室に行くまで、なんと5回も勧誘された
勘弁してほしい......
環那「__疲れた......」
勇人「今日は一段と疲れてるな。どうしたんだ?」
リサ「学祭で出し物する人たちに勧誘されてたんだよ。」
昴「あー!確かに、そろそろやもんな!」
一誠「でも、男に誘われるのって珍しいねー。」
確かに、言われてみれば
てか、ここ数年ではなかったな
まぁ、別に嬉しくはないが
雄馬「今や、神谷の影響力はそこらの芸能人よりも大きい。もし神谷と親しくなれば、多くの人間に注目され、近い将来は弦巻家に関連する企業への就職、あばよくばその財力の恩恵にあやかれるなど、文字通りのバラ色の大学生活を想像しているんだろう。」
蓮「うへー......」
ないよそんなもん
採用なんて俺はほぼノータッチだし
人に奢ることもあんまりしないし
昴「お金持ちも大変やな―。」
蓮「別に俺が稼いだもんでもないし。」
勇人「真面目か真面目じゃないのかよくわからないな。」
一誠「真面目って言うか、自分を誇るのが嫌いなだけじゃない?」
雄馬「謙虚なのは良いことだ。お前と違ってな。」
一誠「俺、今刺される意味あった?」
謙虚も何も、俺は去年までは何の編てもない(?)男子高校生だったんだぞ
今の立場だって押し付けられたようなもんだし
俺自体の特別な所なんて、あいつらの恋人ってことくらいだぞ
蓮「って、そんなことはどうでもいいんだ。」
一誠「俺にとっては重よ__」
蓮「お前らに学祭について聞こうと思ってたんだ。」
勇人「ほう。」
危うく本題を忘れるところだった
全員、意外そうにこっちを見てる
え、そんなに意外?
一誠「蓮ちゃん、学祭出る気あるの?」
蓮「彼女の勉強が煮詰まっててな。それで、気分転換を兼ねて学祭に来るって話になった。」
昴「なるほどなー。ほんで、どんなことききたいん?」
蓮「何が有名なのかとか、面白いのかとか。」
勇人「ふむ。では、俺が取り仕切っている屋台などいかがかな?」
リサ「取り仕切ってる?」
木崎は鞄からパソコンを取り出し
それを開いて、こっちに画面を見せて来た
そこには屋台のリストがずらりと並んでる
勇人「どんな状況でも利益を出す練習だ。そして、目の前には上客。これを逃す経営者はいないだろう?」
蓮「は、ははっ、恐れ入るよ......(す、すげぇ......)」
勇人「じゃあ、紹介しよう。気に入れば、俺から話を通しておこう。」
蓮(か、かっけぇ......!)
俺は木崎からのプレゼンを聞いた
どれもこれもすごい完成度で、学祭でやることかは疑問に思ったが
まぁ、すごい助かるから甘えておこう