色々調べた感じ、うちの大学の学祭は有名らしい
まぁ、俺はテキトーに選んだから知らなかったが
木崎が色々教えてくれた
いやー、詳しい奴がいると助かるなー
蓮「__よし、みんな集まってるな?」
香澄「はい!」
沙綾「おたえも起こしてきたよ。」
たえ「おはよー......」
りみ「おはようございます!」
有咲「眠い......」
ポピパは全員揃ってるな
後は......
蘭「こっちもみんないるよ。」
モカ「おふぉよ~......」
ひまり「楽しみだな~!」
巴「みんなで祭り行くってのはいいな!」
つぐみ「蓮さんとお出かけと言うのも楽しみです!」
Afterglowも揃ってる
つぐみがいるだけあって流石にしっかりしてる
モカは眠そうだけど
ますき「私らも大丈夫。」
美咲「こんな風に出かけるのは久しぶりだね。」
明日香「大学がどんなところか知りたいです。」
未玲「明日香ちゃん、真面目だね!」
と、これがうちの大学を志望してるか学祭に来たいメンバーだ
真面目な動機の子もいるけど、今日は楽しむくらいでいいだろ
軽く案内くらいはするけど
蓮「よし、じゃあ、行くか。」
俺はそう言って、待たせてる車の方に歩いた
皆と出かけるって言うのも久しぶりだし
俺も楽しむとしよう
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車で大学まで来た
大学は入学式の時の比にならないくらい人で埋め尽くされてる
これは、歩くのちょっと大変かもしれない
特にりみとか有咲は
つぐみ「すごいですね!高校の文化祭とは規模が違います!」
蓮「まぁ、こっちの方が敷地が広いし、やれることは多いだろうな。」
リサ「__やっほー!来たねー!」
蓮「ん?リサ?家にいないと思った__ら!?」
大学についてすぐ、リサの声がした
朝から家にいなかったし、大学にいるとは思ってたが......
なんで、ガイドみたいな恰好してるんだ?
リサ「実は、木崎君に頼まれたんだよね!流石に蓮一人じゃ案内するにも心もとないし!」
蓮「ひどい。」
ひまり「リサ先輩かわいいー!」
未玲「いいなー!」
モカ「似合ってますよ~。」
リサ「ありがと!」
うん、確かに似合ってる
なんか様になってる気がする
驚きはしたけど、別にそんな変な服でもないし
これは木崎のセンスだろう
リサ「じゃ、行こうか!木崎君からおすすめルートは教えてもらってるし!」
明日香、たえ「おねがいします。」
香澄「おねがいしまーす!」
巴「楽しみだなー!」
ますき「だな。あ、人込みきつかったら言えよ?手貸すから。」
りみ「うん......!」
有咲「ありがと、マスキング。」
なんか、俺の役割撮られた感あるけど
まぁ、いいか
そんなことを思いながら、俺はリサの後について行った
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最初に来たのは、中庭に設営されてる舞台だ
最初にここに来るのか
誰か、出るのか?
俺、何にも聞いてないんだけど
彩『みなさーん!こんにちはー!』
観客「おぉぉぉぉぉ~!!!」
蓮「パスパレ!?」
舞台に上がってきたのはなんとパスパレの5人だった
あれ、俺、何にも聞いてないんだけど
彩(蓮君が見てくれてる!)
千聖(ふふっ、サプライズ成功ね♪)
日菜(蓮君には隠してたんだよねー!)
イヴ(とっても驚いてますね!大成功です!)
麻弥(蓮さんに恥をかかせないよう、頑張ります!)
蓮(すっごいこっち見てる。)
リサ「ここは普段は通り道位だけど、学祭の時は舞台が配置されるよ!入学した時くらいだと桜が綺麗に咲いてたね!」
蘭「へぇ、そうなんだ。」
ひまり「みんなで写真撮りたいなー!」
リサはリサでちゃんとガイドっぽいことしてる
なんか、すごいな
俺は置いてきぼりだよ
彩『それでは聴いてください!』
俺は呆然としつつもパスパレのライブを楽しんだ
みんな、それぞれレベルが上がってて、アイドルとしてもバンドとしてもすごいレベルだ
舞台の前は観客が大盛り上がりしていて、ライブは大成功と言っていいだろう
だが、俺は見逃さなかった
舞台前の最前列、カラフルは法被を身に纏った男を
そして、彩がライブが終わった後、綺麗にMCで噛んだところを
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未玲「みなさんって、アイドルだったんですね。」
ライブが終わった後、未玲は不意にそう言った
マジで驚いた顔をしてる
沙綾「嘘だと思ってたの?」
未玲「いつも家に帰ったらいるので、実感がなかったです。」
蘭「なんか、分かるかも。」
モカ「ファミリーだからね~。」
確かに、未玲からすれば違和感あるか
アイドルよりも一緒に住んでる人の印象が強いだろうし
まぁ、これはあいつらにとっては良いことかもな
変な距離出来なくて
リサ「まっ!基本的には家族みたいな感じだよ!ああいう一面もあるんだよくらいで思ってて!」
明日香(私も堂本さんと同じこと思ったな―。)
香澄「今日もみんなキラキラしてましたねー!」
蓮「そうだなー。」
パスパレは絶好調だな
楽しそうで非常に良い
でも、まだまだ上を目指せるな
改善点も教えておかないと
その前に死ぬほど褒めるけど
リサ「じゃあ、次は飲み物でもどう?」
雄馬「来たか。」
蓮「え。(い、いつの間に移動したんだ?)」
有咲「えっと、この人知り合いなのか?」
蓮「太田雄馬って言って、モデルをしてるらしい。」
ひまり「見たことある!」
雄馬「それは、光栄だ。」
太田、分かりずらいが大分疲れてる
まぁ、ライブ見てここまでダッシュで移動してきただろうから当たり前だが
よく間に合ったな
雄馬「ここではオリジナルドリンクを提供している。オリジナルと言うだけあって、ドリンクの種類は注文した人物のイメージに則ったものになる。アレルギーや好き嫌いは神谷から聞いているから、安心してくれ。」
蓮(出来る男だ。)
蘭(なんか、蓮と気が合いそうな人。)
未玲「ゆーまさん!久しぶりー!」
雄馬「うむ。久しぶりだな、堂本妹。幸せそうで何よりだ。」
太田は話しつつも飲み物を用意していく
確かな手際だ
なんていうか、手慣れてる気がする
雄馬「__完成だ。今井、配ってやってくれ。」
リサ「はーい!みんな、どうぞー!」
太田とリサが飲み物を配っていく
赤とか、ピンクとかの色がそれぞれついてる
しかも、イメージカラー全部あってるし
す、すげぇ
ひまり「すごーい!お店のみたい!」
つぐみ「すごいクオリティ!綺麗で、美味しい!」
りみ「美味しいね......!」
たえ「ウサギの飾り付いてる......!」
色だけじゃない、装飾とかの要素も加えて、完全にみんなのイメージと合致してる
太田の特技すげぇ
てか、俺の周り料理系得意な奴多くね?
俺も練習しようかな
明日香「これ、お代とかは......」
雄馬「それなら、神谷に前払いしてもらっている。」
彼女たち「え!?」
雄馬「俺たちの出し物はある奴が仕切っていてな。そいつの運営する出し物は全部、フリーパスだ。」
有咲(この口ぶりってことは、いくつかの出し物の運営してるんだよな?大学生ってすごい......)
巴(蓮先輩の友達って、すごい人ばっかだな。)
みんな、太田が作った飲み物を楽しそうに飲んでる
味もちゃんとしてるみたいだ
リサ「太田君って、なんでこんなドリンク作れるの?」
太田「あぁ、両親が飲食関係の仕事をしていてな。色々と仕込まれたんだ。料理が出来る男の方が良いと。」
蓮「なるほどなー。」
両親の影響ってことか
そう考えると、俺って料理とか教えられたことないな
周りに世話焼かれて育ったし
雄馬「そう言えば、ここにいる人たちはこの大学を志望しているんだったな。そして、勉強に行き詰ってる人もいると。」
蓮「そうだな。」
雄馬「では、そんな人たちに耳寄りな情報を一つ教えよう。」
彼女たち「?」
雄馬「この大学ではしばしば、1回生から3回生の講義が被ることがある。つまり、神谷が3回生になるまでに入学できれば、講義を共にできる可能性があるということだ。」
彼女たち「!」
蓮「!?」
太田の言葉の後、全員の目の色が変わった
なんか、やる気に満ち溢れてる
え、そんなことある?
香澄「あっちゃん、私、もっと勉強頑張れそう!」
明日香「そ、そう。それはよかったね。」
ひまり「巴!これは!」
巴「そうだな!死ぬほど頑張ろうぜ!」
たえ「りみりん、沙綾、勉強教えて。」
りみ「う、うん......!」
沙綾「ついに、おたえが本気に......!」
なんか、すごいことになってるぞ
こんなに勉強にある姿、見たことない
蓮「太田、なんか人のこと誘導するの上手くね?」
雄馬「まぁ、分かりやすいからな。全員がやる気になるツボが。」
リサ「まっ、共通の価値観があるからねー。」
雄馬「それでここまでやる気になるんだ。どれだけ神谷がいい恋人なのか分かる。」
蓮「なんか褒められてる。」
さて、ここまで中々いい感じだ
この調子で楽しんでいくか
次に行くところも決まってるだろうし