今の所、全く役に立ってない
一応、俺が案内するつもりだったんだけどな
正直、俺別にいなくてもいい
蓮(いや、これは俺が情けないんじゃなくて、リサと木崎たちがが優秀なだけでは?)
うん、そう言う事にしとこ
そうじゃないとすごい悲しいし
沙綾「なんで蓮先輩は一人で頷いてるの?」
ますき「色々あるんだろ。」
美咲「そうだね。(まぁ、なんとなく想像つくけど。)」
そんなことを思いつつも、俺はリサについて行ってる
まぁ、そうした方があいつらのためになるしな
またこういう機会があったら頑張ろ
リサ「お次はご飯だよー!」
香澄「わー!いいにおーい!」
たえ「わーい。」
昴「へいらっしゃーい!元気なお客が来たでー!」
一誠「いらっしゃーい。」
蓮「まぁ、いるよな。」
次の場所には案の定、あの2人がいた
太田いたし、まぁ、予想通りだ
こいつらは何してるんだ?
蓮「で、お前らは何してるんだ?」
昴「わいらは得意な料理を作っとる!」
一誠「そうそう。ただ働きでねー。」
勇人「この2人に人件費も何もないからな。」
未玲「そうですね!遠慮なく使ってあげてください!」
一誠「未玲?」
未玲、バカに当たり強くね?
まぁ、兄妹ならではの距離感があるんだろう
あいつもなんか戸惑ってる感あるけど、気にしないでおこう
蘭「なんか、蓮にちゃんと友達いて安心してる。」
モカ「そーだねー。」
ひまり「意外と色んな人と仲良くできるからねー。」
つぐみ「周りの人に左右されるけどね。」
巴「意外と甘やかされてるからなー。」
蓮(なんか、保護者みたいになってる。)
俺ってそんな危なっかしいのか?
まぁ、人付き合いは下手くそだけど
結構、マシになったんだけどな
蓮「てか、お前って料理とか出来たのか。」
一誠「まーね。」
未玲「勉強以外はなんでも出来るんですよね。」
昴「意外とそういうとこあんねんな。いっちゃんのくせに。」
一誠「みんなの中での俺ってどういう立ち位置?」
なんか、哀れだな
まぁ、そう言うキャラ付けなのが悪いってことで
昴「まぁ、いいやろ!お昼ごはん、用意してるで!」
一誠「そうだね。とりあえず、お客様におもてなししようか。」
そう言うと、2人はコンロの前に立って、料理の続きをし始めた
思ってた以上に手際が良い
こいつらすげぇって珍しく思った
昴「__ほな!本場関西の味を体験してってな!」
一誠「俺はまぁ、作れる料理を。SNS好きな子がいるって聞いたから、そこも意識して、盛り付けにはこだわってみたよ。」
リサ「わぁ!すごーい!」
ひまり「おしゃれー!」
香澄「お好み焼き美味しい!」
りみ「食べやすいように切られてるね......!」
有咲(気遣い上手ってやつだな。見習わないと。)
あいつらが出した料理はそれぞれの個性が出てる
高尾はたこ焼き、焼きそば、お好み焼き
堂本はなんかオシャレな感じのやつだ
名前は分からないが、見た感じ、味も美味しいらしい
こいつらスペック高くね?
未玲「うん、相変わらず美味しい。軽口と勉強以外は相変わらずすごいね。」
ますき「すごい言われ様だな。」
昴「そーいう立場なんや!気にしやんでいいよ!」
ますき「あ、はい。」
一誠「ひどい。」
ますきは戸惑いつつ返事している
まぁ、気にしなくてもいいし、いいだろう
たえ「蓮先輩も食べなよ。美味しいよ?」
蘭「蓮の分、取ってあるよ。」
蓮「そんな気にしなくてもいいんだけど、ありがたく貰うよ。」
俺は2人に料理を渡され、それを食べた
普通にうまい
最近の男はみんな料理できるのか?
蓮「俺も料理の練習するかなー。」
巴「蓮先輩は何を目指してるんだ?」
ひまり「それ以上完璧になられても......」
沙綾「困っちゃうよねー。」
蓮「別にそんなことないけどね?」
昴「いやー、勝てるとこ無くなるから困るわー。」
一誠「それに、蓮ちゃんは作ってくれる子がいっぱいいるじゃん。」
未玲「そうですよ!」
なんか、着実にダメ人間への道を辿ってるな
流石に甘えっぱなしって訳にもいかないし
眞にでも教えてもらうか
勇人「__やぁ、神谷。恋人の皆さんも、初めまして。彼の友人の木崎勇人です。」
香澄「こんにちはー!」
りみ「こ、こんにちは.......!」
モカ「こんにちはー(どことなく、蓮君に似てる~?)」
ますき「こんにちはっす。」
未玲「あ!木崎さん!久しぶりです!」
勇人「あぁ。しばらくぶりだね。」
しばらく食事をしてると木崎が来た
多分、仕切ってる店の視察でもしてたんだろう
文化祭の楽しみ方、こいつだけズレてね?
勇人「今回は勉強で伸び悩んで、気分転換で来たということでいいかな?」
蓮「あぁ、そうだな。」
勇人「では、俺からやる気が出そうな話をしよう。」
木崎はそう言うと、軽く咳ばらいをした
そして、みんなの方を向いて
ふっと笑みを浮かべた
勇人「ここは普段、俺たちが講義を受けてる教室です。特徴としては多くの学生が入ることが出来、詰めて座ることになれば、距離が自然と近くなる。」
彼女たち「!」
勇人「皆さんお気づきだろう。もし、無事受験を乗り越えることが出来れば、愛しの神谷とのバラ色キャンパスライフが待っているということです。」
彼女たち「!!」
木崎はそう言うと、次に頭を押さえた
だ、大丈夫か?
勇人「実際、俺達も神谷と今井がイチャついていて、非常に困っています。」
リサ「!?///」
蓮「それはごめん。マジで。」
勇人「さぁ皆さん、頑張ってください。神谷が、愛しの恋人があなたを心待ちにしていますよ。以上です。」
木崎は話し終えると、満足したように笑った
こいつ、楽しんでるな
だって......
香澄「みんな!早く勉強しよ!」
たえ「そうだね。今、めっちゃやる気。」
巴「燃えるぞー!」
ひまり「今なら、満点でも取れちゃいそう!」
ますき「分かりやすくやる気になったな。」
つぐみ「仕方ないよ。蓮さんがらみだもん。」
蘭「あたしもやる気出た。」
沙綾「そうだねー。私たちも頑張ろっか。」
こんな分かりやすくやる気になるんだもん
そりゃ面白いよ
香澄「蓮先輩!私たち、帰って勉強したいです!」
ひまり「今、めっちゃモチベ高いよ!」
蓮「お、おう。やるか。」
巴「行くぞー!」
たえ「おー。」
勇人「素直な人たちだな。」
蓮「助かったよ。じゃ、俺は面倒見てくる。」
リサ「ありがとね!」
勇人「あぁ。」
それから、俺は教室を出て、みんなを追いかけた
みんなのやる気は出たし、目的は達成された
けどさ、やっぱり俺、いらなかった.......?