アリスから依頼を受けて1週間が経った。
俺たちは夏休みに突入していた。
そして、俺はアリスと美咲と羽沢珈琲店にいる。
蓮「__で、最近どうだ?美咲?」
美咲「何もないよ。アリスをつけてる人もいないし。」
蓮「だよなー。」
アリス「あの、分かっていたのですか?」
蓮「まぁなー。」
俺たちは第1回、近況報告会だ。
蓮「ま、どうせ後1週間は動いて来ないから、
俺はあることを実行しようと思う。」
アリス「ある事?」
蓮「あぁ、俺も今朝言われて気付いたんだがな。」
美咲「それってなんなの?」
蓮「そうだなー。アリス?」
アリス「?はい。」
蓮「明日、時間あるか?」
アリス「ありますが、どうしたのでしょうか?」
蓮「よし、じゃあ夏祭りに行くぞ。」
アリス、美咲「え?」
二人は呆気に取られている。
アリス「あ、あの、それはどういう事なんでしょうか?」
蓮「んー、気分。」
美咲「いや、気分って...」
蓮「でも、楽しい事好きだろ?」
美咲「まぁ、そうだと思うけど。」
蓮「なら行こうぜー。こころにも頼んでるからなー。」
美咲「こころに?」
蓮「あぁ。あ、アリスも楽しむんだぞー。」
アリス「は、はい。」
俺たちが話していると
蘭「__来たよ、つぐみ。」
つぐみ「いらっしゃい!皆!」
モカ「相変わらず、つぐのエプロンはエモいねー。」
つぐみ「そ、そうなの?」
蓮「おー、蘭たちじゃないか。」
蘭「蓮!」
巴「蓮さん!」
ひまり「こんにちは!」
モカ「こんにちはー蓮君ー」
蓮「お前らは相変わらず仲が良いみたいだな。」
蘭「まぁ、いつも通りだからね。」
蓮「そうかそうか。」
俺はアフターグロウにも言ってみることにした。
蓮「なぁ、5人は明日時間あるか?」
蘭「時間?まぁ、あるけど。」
蓮「じゃあさ、祭り行かねぇか?」
蘭「え?」
蓮「嫌なら別に__」
蘭「行く!行くから!」
蓮「そうか?じゃあ、他のバンドの奴らも呼んどいてくれ。」
蘭「え?」
蓮「?」
蘭は呆気に取られている。
蓮「皆で行くと楽しいからなー」
蘭「あ、うん。そうだよね...」
蓮「(どうしたんだ?)」
巴「全く、蓮さんは...」
ひまり「でも、蓮さんだしね...」
モカ「流石蓮君。」
つぐみ「あはは...」
アフターグロウは苦笑いしている。
蓮「あ、当日はこころの家に行ってくれよー」
蘭「あ、うん。わかった。」
蓮「俺は帰るなー。アリス、美咲またなー」
美咲「うん。」
アリス「はい!」
俺は家に帰った。
________________________
家に帰ってきた。
蓮「(俺の予想だと後1週間は動かない。
それまでに...)」
イヴ「あ!レンさん、おかえりなさい!」
蓮「!?」
イヴ「ハグハグ~!」
家に入ると、突然イヴに抱き着かれた。
蓮「...なんで抱き着いてるんだ?」
イヴ「え?うーん...したかったからです!」
蓮「ま、いいけどな。」
千聖「あら?帰ったの、蓮?」
蓮「千聖か。」
日菜「蓮くーん!」
蓮「ちょ!流石に二人は!」
俺はなんやかんやでリビングに行った。
蓮「あー...危なかった。」
彩「あ!おかえり、蓮君!」
麻弥「おかえりっす!」
蓮「あぁ、ただいま。」
彩「ご飯の用意出来てるよ!座って座って!」
蓮「あ、あぁ。」
俺は椅子に座った。
日菜「じゃあ!食べよ食べよ!」
千聖「そうね。」
彩「いただきまーす!」
イヴ「いただきます!」
麻弥「いただきます!」
蓮「いただきます。」
夕飯を食べ始めた。
千聖「あら、蓮?」
蓮「ん?」
千聖「口元にご飯粒が付いてるわ。」
蓮「え?どこだ?」
千聖「じっとしてて。」
そう言って千聖は俺からご飯粒を取った。
蓮「さんきゅ。」
千聖「別にいいわよ♪」
日菜「千聖ちゃんずるい!」
彩「そうだよ!」
麻弥「う、羨ましいっす...!」
千聖「あら?早い者勝ちじゃなくて?」
彩、日菜、麻弥「うぅ...」
イヴ「美味しい!...って、皆さんどうしたんですか?」
蓮「あ、イヴ。」
イヴ「はい?」
蓮「イヴもご飯粒ついてるぞ?」
イヴ「え!?どこですか!?///」
蓮「ほら、ここ。」
俺はイヴからご飯粒を取った。
蓮「俺と一緒だな、イヴ。」
イヴ「!はい!レンさん!」
彩、日菜、麻弥「(イ、イヴちゃん(さん)にも先を越された!?)」
そんなこんなんで時間は過ぎていった。
蓮「あ、お前らは明日時間ある?」
千聖「時間?あるわよ?」
蓮「じゃ、祭り行かね?」
イヴ「お祭りですか!行きたいです!」
蓮「他の皆もいるから楽しいぞー。」
日菜「面白そう!るんっ♪ってくるね!」
彩「そうだね!」
麻弥「ジブンも行きます!」
蓮「決まりだな。じゃ、当日はこころの家に行ってくれな。」
イヴ「ココロさんのお家ですか?」
蓮「あぁ、浴衣御用意をしてくれるらしいからな。」
イヴ「ユカタ...!」
蓮「じゃ、そういう事で。」
俺は部屋に戻った。
________________________
祭り当日だ。
俺は現地にいる。
蓮「えーっと、皆にこのメッセージ送って...
よし!」
俺は歩きだした。
蓮「さーてと、俺はやるべきことをしようか。」
________________________
香澄「__お祭りだー!」
有咲「おい!香澄走るなー!」
沙綾「でも、気持ちわかるなー」
りみ「だよね!」
たえ「うさぎの柄...」
蘭「ほんと信じらんない。蓮は別行動なんて。」
モカ「訳ー。蓮君と回りたかったー」
巴「間違いないな。」
ひまり「可愛いね!」
つぐみ「私達で楽しも!」
彩「お祭りってテンション上がるよね!」
日菜「るんっ♪ってきた!」
イヴ「ユカタ...ブシドーです!」
千聖「似合ってるわよ、皆。」
麻弥「眼鏡がないと落ち着かないっす...」
友希那「蓮は何をしてるの?」
紗夜「分かりませんね。」
リサ「もー!浴衣も攻めてみたのにー!」
あこ「でも、皆で回るもの楽しいですよ!
ね?りんりん!」
燐子「うん...そうだね。」
こころ「うん!みんな笑顔ね!」
はぐみ「楽しみだね!皆!」
花音「うん!綿あめとか食べたいな。」
薫「儚い...!」
美咲「アリス、下駄は大丈夫?」
アリス「はい!慣れてきました!」
紗夜「それではここからは別行動ですが、
羽目を外し過ぎないように!」
ガールズバンド「はーい!」
別行動が始まった。
________________________
リサ「ねぇ!ゆーきな☆」
友希那「...何かしら。」
リサ「あっちに猫型の飴が__」
友希那「案内して。」
リサ「はや!」
日菜「おねーちゃん!」
紗夜「日菜?どうしたの?」
日菜「ポテトの屋台あったから食べに行こうよ!」
紗夜「ちょっと、日菜!...もう、しかたないわね。」
あこ「りんりん!NFOの屋台あるよ!」
燐子「うん...そうだね。」
あこ「見にこうよ!」
燐子「うん、いいよ。」
あこ「じゃ!行こ行こ!」
香澄「あーりさ!」
有咲「なんだよ、香澄。」
香澄「私と一緒に回ろうよー!」
有咲「え?私は別に__」
はぐみ「二人一緒に回るの?はぐみも行きたい!」
香澄「いいよ!はぐも一緒に行こ!」
有咲「お、おい!」
香澄「行くよ!有咲!はぐ!」
蘭「あたしたちはいとも通りで。」
モカ「みんな一緒ー」
巴「何から行く!?たこ焼きか!」
ひまり「もー巴テンション高すぎー」
つぐみ「私はりんご飴食べたいな!」
巴「ソイヤッ!」
千聖「私は花音と回ろうかしら。」
花音「うん!一緒に行こ!」
薫「私もお供しよう!」
花音「あ、薫さん!」
千聖「別にエスコートはいらないわよ?」
薫「え?あの...」
花音「もう、千聖ちゃん...。
薫さんも一緒に行こ!」
薫「ありがとう、花音。」
たえ「あ、うさぎ...!」
りみ「あ!おたえちゃん!」
沙綾「ちょ!二人とも!?」
りみ「おたえちゃん待って!」
沙綾「りみりんも待ってー!」
イヴ「お祭り...ブシドーですね!」
麻弥「イヴさん嬉しそうっすね!」
彩「なんだか私達も嬉しくなるね!」
イヴ「そうですか?よかったです!」
麻弥「あ、あっちに色々あるので行ってみましょうか。」
彩「いいね!」
こころ「さぁ!私達も行くわよ!
美咲!アリス!」
美咲「こころ、走ったらだめだよ。」
アリス「はい!行きましょう!」
こころ「まずは金魚すくいにいきましょ!」
美咲「まぁ、いいんじゃない?」
________________________
アリス「__うぅ、難しいです...」
美咲「もう少しゆっくり、こう。」
美咲はアリスを後ろからアシストした。
アリス「あ!取れました!」
美咲「うん、よかったね。」
こころ「いい笑顔だわ!アリス!」
アリス「金魚って可愛いですね。」
美咲「そう?」
アリス「はい!」
こころ「次は何か食べましょ!わたあめとか!」
美咲「わたあめ...あ、あっちにあったよ。」
こころ「行くわよ!」
美咲「ちょ、こころ!」
アリス「こころさん、待ってくださいー!」
________________________
リサ「ここだよ!友希那!」
友希那「にゃ、にゃーんちゃん...!」
成海「あれ?今井さんに湊さんじゃないか。」
リサ「久城君?なんで?」
成海「子供たちのために出店したのさ。」
リサ「へー、でも、なんで猫型の飴?」
成海「子供たちのアイディアさ。」
リサ「なるほど。」
友希那「久城君、これをお願いするわ。」
成海「かしこまりました。」
成海は商品を渡した。
成海「はい、お待ちどうさま。」
友希那「ありがとう。はい、お金よ。」
成海「どうも。」
リサ「またね!久城君!」
成海「はい。お気をつけて。」
二人は屋台を離れた。
友希那「にゃーんちゃん!」
リサ「(友希那かわいい。)」
________________________
蓮「__よし、各々楽しんでるみたいだな。」
俺は皆から隠れて行動していた。
蓮「(一応、見回りをしてみたが怪しいやつはいなかったな。)」
?「__あの。」
蓮「!」
突然、誰かに話しかけられた。
紗夜「驚かせてしまいましたね。」
蓮「なんだ、紗夜か。」
日菜「私もいるよ!」
蓮「どうしたんだ?こんなところで?」
紗夜「偶々見つけたので、差し入れに。」
日菜「はい!」
蓮「差し入れって、俺は別に__」
紗夜「ずっと見回りをしていたのでしょう?」
蓮「!?」
日菜「やっぱり予想通りだね。」
蓮「全く。」
俺は肩を下ろした。
紗夜「神谷さんは何をしようとしてたのですか?」
蓮「?」
日菜「蓮君が突然お祭り行こうなんてありえないからね。」
紗夜「なので、何かあるのかと。」
蓮「お前らの俺のイメージって一体。」
紗夜「そんな事はいいです。それで、何をしようと?」
蓮「うーん、完全勝利の準備、かな。」
紗夜「あの事ですか?ですが何故それでお祭りに?」
蓮「問題の解決だけじゃ完全じゃないからな。」
紗夜、日菜「?」
蓮「アリスの心を完璧に救ってこその完全勝利だろ?」
俺はそう言った。
蓮「こころとアリスが一緒に回るのも予想通り、
そして、黒服の人がこころに付いてるのも予想通り。」
紗夜「そこまで計算してたのですね。」
蓮「これなら、アリスは100%安全だろ?」
紗夜「流石ですね。」
蓮「まぁな___」
ドォォォン!
花火が上がった。
蓮「お、始まったか。」
紗夜「綺麗ですね...」
日菜「うん!るんっ♪ってくる!」
蓮「じゃあ、俺は行くなー
あ、金はまた返す。」
紗夜「あ!蓮さん!...あ///」
蓮「?紗夜も名前で呼ぶのか?別にいいが。」
紗夜「は、はい...///」
日菜「おねちゃん顔真っ赤ー!」
紗夜「日菜!///」
蓮「ま、じゃあなー」
俺は歩いて行った。
________________________
蓮「__咎。」
能力御発動した。
蓮「(もうすぐだ、もうすぐ動いてくる。
そろそろ、王手をうっていくかな。)」
俺は笑った。
感想などお願いします!