友希那「なんだかんだ、女子に話しかけられることは多いわね。でも、男子にはあまり話しかけられてるのを見たことないわ。」
リサ「何かペアを作るときは女子が回り集まるよー。あたし達がほぼ独占するけどー。」
日菜「どうなのかな?人気って聞いたことあるよ!そもそも、蓮君はあたしたち以外に興味は持たないよ?持たないよね?」
薫「私の所に来てくれる子猫ちゃんが減ったね......だが、蓮が人気なのは鼻が高いね。」
麻弥「一週間毎日連続で告白されたって記録が残ってますね!今は学校に来ていないので記録は途切れましたが、噂ではもう一週間は続いたそうです!それだけでなく__」
長くなりそうなので、本編開始。
”羽丘”
友希那「__由々しき事態が起きたわ。」
生徒会室にはガールズバンドに所属する生徒が揃っている。
日菜「これは大問題だよ。」
あこ「完全にヤバいですよ!」
蘭「でも、どうすれば......」
つぐみ「まさか、蓮さんがあんなことを言うなんて......」
モカ「想定外ですなー。」
薫「まさか......」
羽丘組「蓮(さん)が学校をサボるなというなんて......」
普通の人から見れば、何ってんだこいつら?と思うかもしれない。
ただ、彼女たちは大真面目なのだ。
リサ「もー!蓮が大変な時に学校なんて来てる場合じゃないのに!」
麻弥「そうです!一人の間に何かあったら大変ですよ!」
ひまり「でも、蓮さんも私たちの事思ってなんですよね......」
巴「そうだよなぁ......朝も一人がいいじゃなくて一人は怖いけど皆のためです見たいな感じだったしな。」
薫「あれは、すごかったね......」
”朝の出来事”
朝、ガールズバンドメンバーとアリスは蓮の面倒を見るために家を訪ねた。
RASを除くメンバーが蓮に会うのにしびれを切らし26人が家に来ると言う状況になった。
蓮「__ダメ、です。」
ガールズバンド「え?」
蓮「今日は学校があるはず、です。サボったらダメです......」
友希那「で、でも、蓮が一人になるのは危ないわ!」
リサ「そうだよ!学校に行ったら一人になっちゃうんだよ!?」
蓮「それでも、ダメです。サボるのは悪い事なんです......」
香澄「大丈夫ですよ!」
有咲「いや、香澄が大丈夫か微妙だけど。でも、蓮先輩が大変な時に学校なんて行ってらんねぇって。」
イヴ「そうです!いつ襲われるか分からないんですよ!」
千聖「流石に襲われることはないと思うけれど......?」
花音「でも、最近は危ない人もいるし、泥棒も......」
たえ「やっぱり不安だよ。せめて二人、ついておかないと。」
アリス「そうです!私は成績は問題ないので多少、お休みしても__」
26人は蓮を説得しようとしてる。
だが、次の一言ですべて打ち砕かれた。
蓮「悪いことする皆さんは、嫌いです......」
ガールズバンド、アリス「!?」
今にも泣きそうな顔、嘘だと言う事は分かる。
だが、それでもダメージは大きかった。
蓮「皆さん......?」
ガールズバンド、アリス「学校に行ってきます......」
その後、26人はこころの家の協力により全員学校に間に合った。
”羽丘”
巴「あれは嘘と分かっててもダメージあったな......」
蘭「うん......二度と聞きたくない......」
つぐみ(......私はもうちょっとあの表情を見てたかったかも。)
ひまり「つぐ?」
つぐみ「い、いや!なんでもないよ!」
六花「あの......」
友希那「朝日さん?」
六花「先輩の面倒を見てくれそうな人に心当たりがあります。」
リサ「誰誰!?」
薫「それなら、是非その二人に行ってもらいたい。」
麻弥「誰なんですか?その人は?」
六花「ますきさんとレイさんです!確か、今日は創立記念日と言ってたはずです!」
麻弥「キングが!?」
友希那「あまり話したことはないけれど。安心ね。」
六花「じゃあ、今から連絡してみます!」
そうして、六花は二人に連絡した。
__________________
”花咲川”
こころ「大変なことになったわ。」
同時刻、花咲川の生徒会室でも集まっていた。
沙綾「蓮さんがあんなに真面目だったなんて......」
イヴ「蓮さんはブシドーの心を持っていました......」
紗夜「神谷さんは一切、間違ったことは言っていません。間違っていたのは私達ですね......」
美咲「でも、どうするの?少なくとも今から夕方まで蓮さんが一人になっちゃうよ?」
たえ「大問題だよ。今の蓮先輩、能力ないしあの性格だからどうしようもない。」
香澄「やっぱり、私戻ります!」
りみ「香澄ちゃん!先輩を裏切るのは駄目だよ......?」
香澄「うっ......そ、そうだよね。」
有咲「でも、気持ちは分かるぜ。流石に今の蓮先輩を一人なんてな......」
はぐみ「こころんが黒服の人に頼むのは?」
こころ「それは、出来ないわ......」
花音「ふぇ?な、なんで?」
こころ「一回、ばれて怒られたの......」
彩「あっ(察し)」
こころ「それで、その時、黒服の人を蓮につけないって約束したの......」
紗夜「容易に想像できますね。」
燐子「蓮君との約束を破るのは......絶対に許されません......」
アリス「蓮さんは私達との約束は破りませんでしたし......」
部屋の中の空気が重くなる。
今、こうして話してる間にも蓮が何をしてるのか分からない。
そう思うだけで不安が募る。
そんな空気の中、紗夜の携帯が鳴った。
紗夜「誰でしょう?......今井さん?」
千聖「どうしたのかしら?」
紗夜は電話に出た。
リサ『あ、紗夜?』
紗夜「はい。どうしました?今井さん?」
リサ『実はね、ある人たちが蓮の面倒を見てくれることになったって!』
紗夜「ある人?」
リサ『うん!RASのますきとレイが学校休みだから見てくれるって!』
紗夜「ほんとうですか?助かりますね!」
リサ『うん!だから、そっちの皆にも伝えておいてね!』
紗夜「はい。」
紗夜は電話を切った。
紗夜「皆さん、神谷さんの面倒を見てくれる方が見つかったそうです。」
彩「ほんとに!?」
紗夜「はい。RASのますきさんとレイさんが見てくれると。」
たえ「レイとますきがですか?なら、安心ですね。」
燐子「はい......不安がなくなります......」
花咲川の生徒会室は明るくなった。
__________________
蓮「__はぁ。」
朝は皆の事を思って学校に行くように言ったけど、一人って言うのは少し心細い。
誰かが家にいる状態が続いてたし、やっぱり......
蓮「寂しいな......」
でも、そればっかり思っていられない。
記憶を戻すことを考えないと。
出来る事はたくさんあるはず。
そう思って、僕は立ち上がった。
蓮「まず、何か行動を起こそう!何かあるかもしれない!」
そう意気込んでると......
ピンポーン
インターフォンが鳴った。
蓮「誰か来た?でも、皆学校のはずだし......」
確か、今井さんが、取り合えずモニターで誰か確認!って言ってたし。
モニターで誰か確認してみる事にした。
蓮「あれ?この二人って......」
お見舞いに来てくれてた、佐藤さんと和奏さんだったはず。
でも、二人も学生って言ってたのに何で?
蓮「取り合えず、出ないと。」
僕は家を出た。
蓮「__はーい。」
ますき「お、出て来たか。」
レイ「こんにちは、蓮。」
蓮「えっと、なんで二人は来たんですか?学校は?」
ますき「私らは創立記念日で休みだよ。」
レイ「私も。偶々重なってね。」
蓮「そうなんですか?」
多分だけど、誰かが呼んだのかな?
朝日さん辺りが呼んだりしたのかな?
そう思いながら、二人に家に入ってもらった。
__________________
ますき「__蓮はもう飯は食ったか?」
蓮「朝ごはんは食べました。」
ますき「じゃあ、まだいらねぇな。」
レイ「じゃあ、何しよっか?」
ますき「あ、私、ゲーム持ってきた。」
佐藤さんはカバンからゲーム機を出した。
テレビゲームっぽい?
ますき「あ、繋いで良いか?」
蓮「はい。大丈夫だと思います。」
ますき「じゃ、これで遊ぶか。」
レイ「繋げ終わりまで話してよっか、蓮。」
蓮「はい。」
僕は和奏さんと話すことにした。
レイ「何の話しよっか?」
蓮「えっと、記憶のある時の僕の話を聞きたいです。」
レイ「記憶があるときの蓮かー。」
和奏さんは考えるような仕草をしてる。
レイ「そうだね、私は会ってから間もないんだけど。蓮は頑張ってる人を認められる人だったと思うよ。」
蓮「頑張ってる人を認められる?」
レイ「うん。私たちのバンドのプロデューサーがバカにされたとき誰よりも怒ってね。」
蓮「そんな事を僕が?」
レイ「まぁ、日ごろは面倒な事は嫌いって言ってたけど、誰よりも頑張るタイプだったし。私は好きだったよ。」
蓮「え!?///」
レイ「ん?__い、いや!さっきのはそう言う意味じゃなくて!///」
蓮「は、はい!分かってます!すみません!」
レイ「こ、こちらこそごめんね!」
ますき「......何やってんだ?」
蓮、レイ「!?」
ますき「テレビにつなぎ終わったぞ。」
蓮「は、はい!やりましょうか!」
レイ「私は見てるよ。」
僕はテレビの前に言った。
ますき「おい。テレビに近すぎるぞ、蓮。」
蓮「あ、すみません。」
ますき「もう少し離れような。目、悪くなるからな。」
蓮「はい!」
ますき(こいつ、年上なんだよな?一応。)
レイ(ますき、お母さんみたい。)
ますき「ま、最初は格ゲーだな。」
蓮「はい!」
僕たちはゲームを始めた。
レイ(あれ?ますき、いつもと使ってるキャラ違う?)
ますき「おっ、強いじゃねぇか。」
蓮「そ、そうですか?」
ますき「おう。初めてにしては中々だな。」
レイ(あー、そういう事かー。)
『KO!』
画面の真ん中にそう表示された。
佐藤さんのキャラが倒れてる、僕の勝ちだ。
ますき「いやー。負けた負けた。やるな。」
蓮「あ、ありがとうございます!佐藤さん!」
レイ(ますき、遊び上手だなー。それにしても、蓮可愛い。)
ますき「おい、蓮。」
蓮「はい?」
ますき「お前、可愛いな。」
蓮「え!?///」
レイ「ますき!?」
ますき(え?ガチな反応してる?)
蓮「えっと、ぼ、僕は一応、男、ですよ......?///」
ますき「っ!///」
恥ずかしい恥ずかしい!
ますき「あ、あー///飯にするか?///」
蓮「は、はい......///」
”その頃の羽丘”
友希那「__?」
リサ「友希那?どうしたの?」
友希那「何かわからないけど、蓮が誰かを落としてる気が......」
リサ「?」
友希那「二人とも、落ちたわね。」
リサ「あっ(察し)」
__________________
あれから、佐藤さんがお昼ご飯を用意してくれた。
蓮「美味しい。」
ますき「そうか?簡単な奴だが。」
レイ「ますきって意外と料理上手いからね。」
ますき「意外とってなんだよ。」
蓮「佐藤さんはいいお母さんになりそうですね!」
ますき「!」
レイ「あー、なりそう。」
蓮「さっきも僕への注意がお母さんみたいで!」
ますき「そうだなぁ......お前となら子供いるのも悪くねぇかもな。」
蓮、ますき「え!?」
ますき「どうだ?」
レイ「ちょ、ちょっと、ますき!?」
蓮「え、えっと、あの、その。」
ますき「私はお前の事、気に入ってるんだぜ?」
蓮「え?」
ますき「お前は男らしかった。バカにしてきたやつを一人で片付けて、チュチュを認めてやれる心の広さもあった。」
佐藤さんは僕の目をまっすぐ見てる。
ますき「だから、お前はさっさと記憶を戻してこい。そんでから、さっきのに返事するんだ。」
蓮「え、えっと......」
ますき「......じゃ、私、用事思い出したから帰るわ。」
蓮「え?」
レイ「ちょ、ますき!?」
佐藤さんはリビングを出て行った。
__________________
”レイとますき”
レイ「__待って、ますき!」
ますき「んだよ。」
レイ「ますきって、蓮の事好きだったの?」
ますき「......わりぃかよ。」
レイ「いや、悪くないよ。私もそうかもしれないし。」
ますき「そうか。」
会話が途切れた。
だが、すぐにレイが口を開いた。
レイ「勢いで告白して恥ずかしかったんだよね?だから、急いで帰ろうとしたんだよね?」
ますき「っ!///は、恥ずかしがってねぇ!」
レイ「じゃあ、いてよ。」
ますき「そ、それは///」
レイ「恥ずかしがってるじゃん。まぁ、もう少しで他の皆も来るし、帰ってても良いよ。」
ますき「......ありがと。」
ますきはそう言って家を出て行った。
レイ(全く、素直じゃないよねー。)
レイはそう思いながらリビングに戻った。
__________________
レイ「__お待たせー。」
レイはリビングに戻った。
蓮「佐藤さんは帰られましたか?」
レイ「うん。」
蓮「そうですか......」
レイ「蓮?」
蓮「佐藤さんにお礼を言えてなくて......」
レイ「お礼?」
蓮「はい。お昼ご飯を作ってくれたことと、ゲームで手加減してくれてた事を。」
レイ「!?」
レイは驚いた。
まさか、気付いてたなんて、絶対に気付いてないと思ってたのに。
レイ「気付いてたんだ。」
蓮「はい。かなり遊ばれてるゲームみたいでしたので、僕に負けるわけないと思って。」
レイ「なるほどね。」
蓮「はい。だから、お礼を言わないといけないと思って。」
レイ(ますき、素直じゃなくても分かってくれる子はいるよ。)
レイは少し笑った。
蓮「和奏さん?」
レイ「なんでもないよ。(ますき、蓮を好きになってよかったね。)」
それから、蓮とレイは他のガールズバンドのメンバーが来るまで蓮とゆったりとした時間を過ごした。
__________________
”ますき”
ますき(あー......勢い余った。)
ますきはため息をつきながら歩いていた。
ますき「......ま、泣き言ばっか言ってらんねぇよな。」
ますきはポケットから携帯を出した。
画面には顔写真と名前などの色々な情報が載ってる。
ますき「田島文。こいつが蓮の事故の原因......」
ますきは携帯を握る手に力を込めた。
ますき「あいつらもそうだろうが、私はこいつを許すわけにはいかない......!」
絶対に見つけてやる、そう呟いてますきは町に繰り出して行った。
攻略情報
RAS:チュチュ、パレオ、ますき、攻略
和奏レイ、朝日六花、未攻略