覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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今回はオリキャラしか出ないので、そう言うのが苦手な人は見なくてもいいと思います。


アリスの

蓮「......」

 

 僕は部屋で天井を眺めてる。

 

 記憶喪失になってから結構たったけど、記憶が戻る気配が全くない。

 

蓮(唯一の手掛かりと言えば......あの万年筆。)

 

 確か、あれを最初に見た時、僕は涙を流してた。

 

 絶対に何かある、でも、それは何なんだろう。

 

 コンコン

 

蓮「はい?」

 

 僕が考え事をしてると、誰かが僕の部屋の戸を叩いた。

 

アリス『蓮さん?起きてますか?』

蓮「起きてる。」

アリス「それでは、失礼しますね。」

 

 そう言うとアリスは僕の部屋に入ってきた。

 

蓮「どうした?」

アリス「少し、蓮さんとお話ししたくて。」

蓮「僕と?」

アリス「はい。」

 

 僕は体を起こした。

 

蓮「あ、アリスも座ると良いよ。座布団あるよな?」

アリス「はい。失礼します。」

 

 アリスはそう言うと座布団に座った。

 

 僕も、その正面に座った。

 

蓮「それで、話ってなんだ?」

アリス「蓮さんは記憶が戻りそうですか?」

 

 アリスはそう問いかけて来た。

 

 すごく、真面目な表情だ。

 

蓮「......分からない。少なくとも、今はそんな気配はない。」

アリス「そうですか。」

蓮「でも、分かったことはある。」

アリス「?」

蓮「僕には、親がいない。」

アリス「っ!」

 

 おかしい点は最初からあった。

 

 この家には僕以外に生活してた形跡がなかった。

 

 そして、皆の態度、嫌でも分かってくる。

 

蓮「でも、それは重要な問題じゃない。」

アリス「そう、ですか。」

蓮「家族がいないって事実が分かっても、何も変わらなかったから。元の僕にとっては重要な事じゃなかったのかもしれない。」

 

 じゃあ、何が重要?

 

 まずは皆。

 

 僕は記憶がなくなってすぐでも、皆の事は無条件で信用してた、つまり、元の僕ともそんな関係だった。

 

 そして、レイや六花といた時の土壇場での行動。

 

 そして......

 

蓮「あの、万年筆。」

アリス「!」

蓮「今、一番身近な手がかり。」

アリス「あれは、私の父の物です。」

蓮「え?」

 

 アリスのお父さんのもの?

 

 どういう事だ?

 

アリス「蓮さんは覚えていないと思いますが。私の父は最近、亡くなりました。」

蓮「!!!」

アリス「お父様が道を誤ってしまって、私が苦しんでるときに蓮さんが手を差し伸べてくれました。」

 

 アリスは目を細めながら話している。

 

蓮「なんで、お父さんは......?」

アリス「......蓮さんが私を救うため立ててくれた作戦中に、お父様の会社の元社員さんに撃ち殺されたと聞いています。」

蓮「僕の、作戦......」

 

 その途中に撃ち殺されたって事は、僕は失敗してた?

 

 じゃあ、もしかして、アリスは......

 

蓮「アリスは、僕を恨んでるのか?」

アリス「いえ。」

 

 僕がアリスに問いかけると、アリスは否定した。

 

アリス「蓮さんは私を救ってくださいました。そして、お父様は病気で残りの寿命も少なかったと聞きました。」

蓮「でも、僕が上手くやれば、まだ、家族全員で......」

アリス「私はお母様もいませんよ。」

蓮「え......?」

アリス「お母様は私を出産した後に、容体が急変して亡くなりました。」

 

 それじゃあ、僕は一つの家族を守れてなかった?

 

 こんな少女から最後の家族を奪って、孤独にしてしまったのか?

 

蓮「僕は......!!!」

 

 ドン!!!

 

 僕は机をたたいた

 

 怒りが収まらない

 

 今までの僕は一体、何をしていたんだ

 

アリス「蓮さん!やめてください!」

蓮「!」

 

 アリスは僕の手握った。

 

蓮「......」

アリス「何をしてるんですか!」

 

 分からない。

 

 実感したわけでも、今の僕にその時の記憶があるわけじゃないのに、ただ、自分に怒りがわいてきた。

 

アリス「蓮さん、なんで、泣いて?」

蓮「......?」

 

 頬に生暖かい感触。

 

 涙だ。

 

 でも、なんで?

 

蓮「ごめん、アリス。」

アリス「大丈夫ですよ。」

 

 アリスは微笑みながらそう言った。

 

アリス「蓮さんは優しすぎるんですよ。」

蓮「!」

 

 アリスは僕を抱き寄せた。

 

アリス「もう、こんなに手を赤くして......本当に自分だけには優しくないです。」

蓮「......」

アリス「全部、一人で背負って、一人で苦しんで、一人で泣くんです。」

 

 アリスは僕の頭を撫でながら、そう言ってる。

 

アリス「蓮さんはまた、私のお父様の残したものを一人で背負って......」

蓮「アリスのお父さんの、残したもの......?」

 

 なんだろう、頭が痛い。

 

 内側から、叩かれてるみたいだ。

 

 なんだ、これは。

 

アリス「蓮さんは、蓮さんが思うような人じゃないですよ。」

蓮「僕が思うような、僕じゃない......?」

アリス「はい。」

 

 アリスは深くうなずいた。

 

アリス「私にとって、蓮さんは、恩人であり、父であり、そして......」

蓮「そして?」

 

 アリスは深く呼吸をして、俺の目をまっすぐ見た。

 

 黄色の宝石のような瞳には僕の姿が映ってる。

 

アリス「私の愛する、男性です......///」

蓮「!?」

 

 アリスはさっきまでの落ち着いた顔から打って変わって、真っ赤な顔でそう言った。

 

アリス「愛しています、蓮さん///この世の誰よりも///」

蓮「アリス......」

アリス「と、というわけで!」

 

 アリスは突然、勢いよく立ち上がった。

 

 僕は驚いてのけぞってしまった。

 

アリス「そ、そいう事で!私は帰りますね!///」

蓮「え?」

アリス「じ、じゃあ、また!」

 

 バタン!

 

 アリスは勢いよく部屋を出て行った。

 

 僕はアリスが部屋を出て行った後も、放心状態になっていた。

 

蓮「......っ!」

 

 頭痛が酷い。

 

 なんでだ、おかしい。

 

 こんなことはなかった。

 

蓮「ぐっ......!!!」

 

『くそ!くそ!!くそ!!!』

 

『すまない、アリス......』

 

蓮「な、なんだこれは......?」

 

 見たことない、いや、あるんだ。

 

 これは__

 

 そこで、僕の意識は途切れた。




 ”近況”

これを見てる皆さんは新バンド追加という噂をどう思っているんでしょうか?

2バンド追加の噂に肯定的な意見の人、批判的な意見の人、色々あると思いますが、自分は可能性が広がって楽しくなると思います。

新バンド追加したらやめるとか、世代交代したら引退するとか、そう言う人は、まぁ、はい。(世代交代すると言う根拠が少なすぎるような。)

キャラが増えたら推しの出番が減る、ガチャから出ずらくなるとかありましたが。

ガチャ確率、上がる可能性はありますよね?前例もありますし。なんならバンド別ガチャもあります。

イベントで使えるボーナスキャラの枠を5から拡張する可能性も0ではないですし、条件次第ではストーリーでのキャラの出番が減ることもないんじゃないかな?と思ってたりします。

その他にも、新バンド追加に伴ったマップ追加、今までになかったタイプのオリジナル楽曲、カバー楽曲など、楽しそうな要素があるので、期待は出来ます。

なので、食わず嫌い?せずに今後の動きを見て(まずは3月1日)、ゆっくり判断するのがいいんじゃないかなと思ってます。

という、批判意見を見た自分の意見です。

これを見てる皆さんはどう思っていますか?


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