ごめんなさい。
燐子ちゃん、お誕生日おめでとう!
今日はパスパレのライブ当日だ。
「__いよいよ、だね...」
「そうね...」
「__よう。」
「あ、レンさん。」
「調子はどうだ?」
「絶好調!」
「ジブンはいつも通りっす!」
「私も悪くない、かな?」
「私もよ。」
「問題ありません!」
「なら、大丈夫だな。」
ひとまず、メンバーは大丈夫みたいだ。
「__さて、そろそろ時間なわけだが。
言っておくことがある。」
「?」×5
「正直、技術面に関しては心配はない。」
「うん!神谷君のお陰だよ!」
「そうね。蓮の指導は完璧だったわ。」
「すごかったです!」
「今日は頑張ります!」
「指導してくれた神谷さんの期待に答えるためにも!」
「いや、俺の期待なんかに答えなくてもいい。」
「?!」×5
パスパレのメンバーは驚いた顔をしてる。
「俺の期待に答えても仕方ない。
答えるべきは客の期待だ。」
そう言って俺は背を向けた。
「...お前らは客を満足させることだけ考えとけ。
残りは俺が片付けててやる。」
俺はそう言って俺は部屋を出た。
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”パスパレ”
「__なんか、かっこよかったすね。」
「そうですね!ブシドーを感じました!」
「そうね。」
「///」
「彩ちゃん?どうしたの?」
「え?あ!なんでもないよ!
そろそろ時間だから行こっか!」
パスパレはステージに向かった。
「(神谷君、私、頑張るね!
...頑張ったら、褒めてくれるかな...?)」
今、ライブが始まる。
________________________
『みなさーん!こんにちはー!』
「__始まったか。じゃあ、俺も動くか。」
俺はボールペンを出した。
「____よし、行くか。」
俺はある場所に向かった。
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”ライブ会場”
「__なんか、今日のライブ凄くね?!」
「あぁ!なんか演奏が上手になってる!」
「特に彩ちゃんとかすっごいよな!!」
ライブは大盛況だ。
「(神谷君、私達、今、最高の演奏をしてるよ!)」
「(すごいわ、盛り上がり方が今までと段違いだわ!)」
「(流石蓮君!すっごーい!)」
「(これは...すごいです!)」
「(皆さん!完璧な演奏っす!)」
そんな、ライブを見てる、一つの影があった。
「__ど、どういう事だ?!なんでこんなに!」
そう、あのおっさんだ。
「クソ!」
おっさんはある場所に走った。
「__(このままじゃ、本当に首になってしまう!私は若い女が欲しいだけなのに!)
だが...これを落とせば...!」
目の前には照明などの電源がある。
「私の邪魔は許されない!___何?!」
いくらボタンをいじっても何も起きない。
「__残念だが、お前にアクセス権限はないみたいだな。」
「?!__き、貴様は!」
「よう、おっさん。」
「貴様!何をした!」
「何のことだ?」
「なんで電源が動かない!」
「え?何でだろうな?俺には分からないなー」
俺はとぼけてみた。
「ふざけるな!」
「ふざけてないって。」
「このままじゃ私の野望が叶わないだろう!
早く止めろ!」
「...はぁ。」
俺はため息をついた。
「野望が叶わない、か。」
「な、何だ?」
「俺も野望が叶いそうにないんだ。
だから、残念でな。」
「野望、だと?」
「本当ならお前を殺すまで画策してたんだが、それは叶いそうになくてな...あー残念だ。」
「!!!」
「だから、お前にせめて人生の終わりを味合わせてやるよ。」
「?__なんだ、こんな時に!」
おっさんの携帯が鳴った。
「はい、もしもし。___え?いや、そんな!__待ってください!そんなのはデマ!__は?証拠?__動画と音声?」
おっさんは困惑してる。
そして、電話が切れたみたいだ。
「そ、そんな...」
「解任おめでとー!よかったな!」
「な、何をした!」
「うん?ちょーっと、この前のセクハラの動画と音声を偉い人に送ってみた。面白かったぞ?みるみる顔が青ざめてて。」
「あ、ああ...」
「そう、今のお前みたいに。」
「その年で職を失う気分ってどうなんだ?
悲しいか?怖いか?怒ってるか?それとも、絶望してるか?」
「」
「だが、心配するな。お前は野垂れ死んだりはしない。」
「え...?」
「だって、お前には次の職場?的なとこを用意したからな!」
「ど、どういう__」
「__警察だ!お前には逮捕状が出ている!」
「は...?」
「お前の前科を全部洗いだして、告げ口した。
お前の次の職場は豚小屋の中じゃないか?」
俺は笑いながらおっさんに近づいた。
「...じゃあな、クズ。」
「あ、あぁぁぁ!!!」
おっさんは警察に連れていかれた。
「ちなみに、ボタンが反応しなかった理由は__」
俺はボタンを外した。
そうすると、下からもう一つボタンが出てきた。
「...これ、ダミーなんだよなー。
てか、長年この職なら気付いてもおかしくないのにな。」
俺はそう言って会場に戻った。
________________________
俺が戻る頃にはライブは終盤だった。
『それでは、次で最後です!聞いてください。
もういちどルミナス』
歓声が上がる。
そして、演奏が始まった。
「......いい曲、だな。」
そうして、ライブは終わった。
________________________
ライブが終わった後、俺は楽屋に向かった。
「__入るぞ。」
俺は楽屋に入った。
「蓮君!」
「よう、お疲れ様。」
「神谷君のお陰で、今日は最高の演奏が出来たよ!」
「俺のお陰かは微妙だがな。」
皆は満足そうにしている。
「そう言えば、蓮君はライブ中何してたの?
いなかったよね?」
「見えてたのか。...まぁ、俺の仕事だ。」
「仕事?」
「あぁ、自己紹介しておこう。
新しいパスパレの担当、神谷蓮だ。」
「え?!」×5
「そういう事だ。」
「え?神谷君が?ってことは...」
「あいつは今日、首になった。」
「ほ、ほんと、なの?」
「あぁ。」
「もう、あの人は来ないのですか?」
「あぁ。」
「や、やったっす...!」
パスパレのメンバーは嬉しそうだ。
「だから言ったろ。片付けとくって__」
蓮は倒れた。
「_!!神谷君?!」
「すぅー...」
「寝てるの...?」
「よく見たら、酷いクマだわ。」
「蓮君、私たちのために...」
「寝る時間を削って...」
「申し訳ないっす...」
蓮を近くのソファに寝かせた。
「(...ね、寝顔、可愛い...!///)」
「(...かなりの美形ね。でも、それ以上に...///)」
「(蓮君、かっこよかったよ!)」
「(な、なんでしょう?レンさんを見てると、胸が...///)」
「(この人がジブン達を、助けてくれたんですね...///)」
この時、蓮はパスパレ全員を攻略した。
________________________
「(...俺は今、パスパレの打ち上げに来ている。
みんな頑張ったし、いいんだが__)」
「か、神谷君!あ、あーん...///」
「(...なんで、こうなった?)」
「蓮、私のも食べなさい!」
「レンさん!私のも、食べませんか...?///」
「ジ、ジブンも...」
「面白そう!私も私も!」
「(なんだ、この状況。寝て起きたらこうなってたんだが。
そうだ、これは夢だ。)」
俺はそんなこと思い。
「__ふんっ!!!」
思いっきり机に頭をぶつけてみた。
「...夢じゃない、だと...?」
「な、何してるの?!見せてみなさい!」
「だ、大丈夫?!」
「ど、どうしましょう!?きゅ、救急車を...」
「手、手当てを...」
「冷やすもの...はい!蓮君!」
「...日菜、氷単体で渡されても...
てか、イヴ!救急車は呼ぶな!大丈夫だ!
麻弥も、何もなってない。」
「そ、そっかーよかったよ...」
「全く、心配させないでほしいわ。」
「蓮君、もう少し自分を大事にしてよ!」
「そうです!私たちのためと言って徹夜までして!」
「体は気遣ってください!」
「いや、もう寝たから...」
「そうじゃなくて!」×5
「(この状況は何なんだろう?)」
俺は理解できなかった。
「(だが、)」
「神谷君?」
「こういうのも、悪くないな。」
俺は笑顔でこういった。
「///」×5
「?なんだ?」
こうして、パスパレの救済は終わった。
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”???”
「__今日のパスパレのライブは素晴らしかったわ!」
「そうだね。」
「今回は担当が変更になっていたらしい。
たしか、私と同じ学校の、神谷蓮と言うらしい。」
「神谷蓮......。」
「?」
「会ってみたいわ!神谷蓮に!」
「ちょ!」
「いいじゃないか。来ると良いよ...
『こころ』」
「えぇ!会いに行くわ!神谷蓮!」
次回『天才と異空間』
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