覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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ポッキーの日

 俺は今日、学校が終わってから極めてダラダラしてる

 

 こたつにみかん、テレビではお笑い番組

 

 ほんとに、良い世の中だ

 

蓮「__あぁー、幸せだ。」

モカ「怠けてるね~。」

蓮「当り前だろ、こんな時じゃなかったらいつ......」

 

 いや待て、俺今、誰と話してた?

 

 この家には俺以外ないはずなんだが

 

蓮「......なんで、ここにいる?」

モカ「今入ってきたー。」

蓮「そうか。」

 

 これはもう、ツッコんだら負けだ

 

 俺は少しため息をついて体を起こした

 

蓮「何しに来たんだ?」

モカ「今日はモカちゃんがシフトの日だからー。」

蓮「あ、はい。」

モカ「何かあったら言ってねー。」

 

 モカはそう言って寝転び始めた

 

 もう怠ける気満々だな

 

 まぁ、いいけど

 

モカ「ねぇ、蓮君ー。」

蓮「なんだ?」

モカ「暇だし、クイズしようよー。」

蓮「クイズ?」

モカ「じゃあ、1問目~。」

蓮「いや、始めるの早いな。」

 

 モカは俺の話を聞く気はないらしく

 

 すぐに口を開いた

 

 まぁ、暇だし付き合ってやるか

 

モカ「今、モカちゃんは何色のパンツをはいているでしょ~?」

蓮「オイコラ。」

 

 こいつ、いきなりぶっこんで来やがった

 

 てかなんだよ、その問題

 

モカ「制限時間は10秒ー。」

蓮「え?マジで答えるのか?」

モカ「10~9~。」

蓮「マジかよ。」

 

 モカの下着の色って言われてもな

 

 うーん......

 

蓮「水色と白の縞々(適当)」

モカ「え?」

蓮「ん?」

モカ「だ、だいせいかーい///」

蓮「嘘だろ!?」

 

 いやいや、見てないぞ?

 

 もう思考停止して適当に言ったんだぞ?

 

 まさか、当たるとは

 

モカ「正解者の蓮君にはモカちゃんのパンツをプレゼントー///」

蓮「いらんわ。」

モカ「あ、よかった~。欲しいって言われてたら......///」

蓮「みなまで言うでない。」

モカ「あ、うん。」

 

 全く、困った奴だ

 

 俺は今ので寿命が縮んだぞ

 

モカ「じゃあ、次の問題~。」

蓮「続けるのか(驚愕)」

モカ「当り前だよー。」

 

 モカのメンタル強すぎだろ

 

モカ「ボールペンと消しゴムの値段は合わせて110円。

ボールペンは消しゴムより100円高い。

では、消しゴムの値段はー?」

蓮「いや、真面目に来るのかよ。」

 

 これは簡単だな

 

 そう思い、俺は口を開こうとした

 

 すると、ある事が引っ掛かった

 

蓮「あー。」

モカ「さぁ、答えはー?」

蓮「5円。」

モカ「おー、せいかーい。」

蓮「まぁ、そうだろうな。」

 

 この問題、小学生時にやったのにそっくりだけど

 

 それで行くと引っかかるってわけか

 

 これはよく考えられてるな

 

モカ「よく引っかからなかったねー。」

蓮「まぁ、偶然だな。」

モカ「おぉ、さすがー。」

 

 モカは手を叩きながらそう言った

 

 まぁ、これは暇つぶしにしては面白いな

 

モカ「じゃあ、次。今日は何の日でしょ~?」

蓮「ん?今日って......」

 

 カレンダーを見ると

 

 今日は11月11日だ

 

 確か、今日は......。

 

蓮「世界平和記念日。」

モカ「え?なにそれ?」

蓮「知らないのか?1918年にドイツとアメリカが停戦協定に調印して第一次世界大戦が終結したことでヨーロッパはこの日を世界平和記念日に定めたんだぞ。」

モカ「へー、そうなんだー。って、そうじゃなくてー。」

蓮「?」

モカ「もっとあるじゃんー。」

 

 モカは不服そうな顔をしてる

 

 え?他になんかあったか?

 

 俺は記憶をたどって行った

 

蓮「えっと、ジュエリーデー?」

モカ「ふせいかーい。」

蓮「じゃあ、サッカーの日。」

モカ「全然ちがーう。」

蓮「うーん......介護の日?」

モカ「ちがうよー。」

 

 な、何が正解なんだ

 

 俺が思いつく限りであり得るのはほとんど消えたぞ

 

 あとあるのは、ピーナッツ、チーズ、電池、

 

 配線器具、麺、きりたんぽの日くらいだ

 

蓮「???」

モカ「なんでそんなに知ってるのに、出てこないのー?」

蓮「マジで分からん。正解は何なんだ?」

モカ「正解は、ポッキーの日でーす。」

蓮「あー、なるほど。」

 

 ポッキーの日は

 

 確か、1999年にグ〇コが

 

 1が並ぶとポッキーに見えると言う事から制定した日か

 

蓮「それは盲点だったな。」

モカ「最近の学生はこれが一番に出るはずなんだけどなー。」

蓮「いやいや、これは難問だろ。」

 

 これはお手上げだ

 

 ポッキーの日とか全く考えてなかった

 

 てか、なんであんなに浮かんできたんだ

 

モカ「じゃあ、不正解の蓮君には罰ゲームだねー。」

蓮「え?そんなのあるのか?」

モカ「あるよー。。」

蓮「まぁ、いいけど。罰ゲームってなんだ?」

モカ「罰ゲームはポッキーゲームでーす。」

蓮「なんだそれ?」

 

 ポッキーゲーム?

 

 ゲームって事は何かの遊びか

 

 でも、ポッキーを使う遊び?

 

蓮「この家、ポッキーないぞ?」

モカ「大丈夫ー、あたしが持ってるからー。」

蓮「用意周到だな。」

モカ「モカちゃんは天才ですからねー。」

 

 モカはどや顔でそう言った

 

 まぁ、ポッキーがあったのはいいけど

 

 ポッキーゲームってなんだ?

 

蓮「モカ、ルール説明を頼む。」

モカ「ルールはポッキーを両端から食べて行って折った方が負けだよー。」

蓮「え?」

 

 モカはそう言うと、ポッキーを咥え

 

 俺の方に突き出して来た

 

モカ「ふはへへー(咥えてー。)」

蓮「え?いや、それまずくね?」

 

 食べて行って、折って負けってことは、

 

 食べ切った場合、キスすることになる

 

 まずいだろ、どう考えても

 

モカ「へんふんー?(蓮君ー?)」

蓮「あーもう分かったよ!」

 

 俺はポッキーを咥えた

 

 すると、モカはすぐに食べ始めた

 

蓮「!(はや!)」

 

 モカは信じられないスピードでポッキーを食べ進めた

 

 早すぎて一瞬、反応が遅れて

 

 気づけば、視界はモカの顔でいっぱいになっていた

 

蓮「!?」

モカ「んー......///」

 

 唇にはやわらかい感触

 

 後頭部はモカに抑えられて離れられない

 

 息が持たなくなってきた

 

モカ「__ふぅ......////」

蓮「はぁはぁ......」

 

 しばらくして、モカが離れた

 

 限界まで潜った後みたいに

 

 かなり息切れしてる

 

モカ「どうだったー?///」

蓮「ど、どうだったて言われても。」

モカ「あたしの気持ち、伝わったかなー?///」

 

 モカはそう言うと

 

 また俺に近づいて来て、

 

 今度は抱き着いてきた

 

モカ「あたし、蓮君が好きだよ。///」

蓮「!」

 

 モカは耳元でそう呟いた

 

 そして、さらに抱き着く力を強めた

 

モカ「今日ってさ恋人たちの日らしいんだよ///」

蓮「あぁ、しってる。静岡県にある恋人岬に因んで制定された日だよな。」

モカ「そんな日に告白してさ、恋人になれたらよくないー?///」

 

 モカは楽しそうにニコニコしてる

 

 俺はそんなモカにこう言った

 

蓮「ありがとう、モカ。」

モカ「うん///」

蓮「でも、少し待っててくれ。」

 

 待たせてる奴らがいる

 

 というのは言わない事にした

 

モカ「うん、いつまでも待ってるよ///」

蓮「ありがとう。」

 

 俺はモカの頭を撫でた

 

 すると、モカはこんな事を言ってきた

 

モカ「じゃあ、もう一回キスしよー///」

蓮「え?」

モカ「行くよ......?///」

 

 それから、俺とモカは何だかんだ

 

 何回もキスをした(された?)

 

 俺は、モカは積極的な奴だと思った

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