今日は一応、冬休み最終日だ
この休みはMorfonicaをよく見てた
そんな中、起きた変化は......
七深「__蓮せんぱ~い!」
蓮「なんだ?」
七深「だ~い好き!」
蓮「......うん、そうか。」
まずは、この七深だ
七深はリミッターを外して
驚くほどのベースの腕目を披露してる
それと同時に、この愛情表現も始まった
このストレートで可愛らしい愛情表現には、
俺も流石にクラっとくる
瑠唯「神谷さん、この部分をご教授お願いします。」
蓮「ん?どこだ?」
瑠唯「ここです。」
蓮「......近くないか?」
瑠唯「そんなことはないです。」
蓮「いや、近いよ?」
瑠唯「ないです(圧)」
蓮「あ、はい。」
七深「むぅ......」
もう一つの変化はこの瑠唯
瑠唯はやけに距離が近い
一見無表情に見えるけど
若干、赤くなってたりしてる
まぁ、うん、可愛いよな
七深「蓮先輩~、かまってよ~。」
瑠唯「今は私と話しているの。邪魔しないでもらえるかしら。」
蓮「け、喧嘩はやめとけよ。」
いや、七深は前に言われたら分かってるんだけど
多分、瑠唯も俺の事好きだと思う
いや、本当に思い上がりならごめんなさい
でも、俺の経験上そうなんだよ
透子「ひゃ~、修羅場だねー。」
ましろ「あの2人って、そうなんだよね?」
透子「まぁ、そうだろうねー。やっぱ、顔とかいいしね~。ね、ふーすけ。」
つくし「......」
ましろ「つくしちゃん?」
つくし「え!?な、なに!?」
透子「聞いてないの?あの2人の事だって。絶対に蓮さんの事好きだよね!」
つくし「そ、そうだね!」
ましろ「......?」
蓮「お前ら、何の話してるんだ?」
つくし「!」
透子「あ、蓮さん!」
七深の一件から
Morfonicaと接する事が多くなった
なんとか、信頼を得られたらしい
最初よりも心理的距離が縮まった
透子「なんでもないですよ!」
蓮「そうか?」
透子「そうですよ!七深と瑠唯と仲良くなったなって話なんで!」
ましろ「少しは隠そう、透子ちゃん!?」
蓮「あ、あはは、それならいいなぁ。」
後ろからの視線が痛い
包丁で刺されるのとマジで違いがないぞ
すごい視線能力だ(?)
透子「てか、31人?も彼女いるのってどうなんですか?」
蓮「どうって?」
透子「例えば、キスとかそう言うのしてるんですか?」
蓮「!?」
ましろ「そ、そう言うこと聞いちゃダメだよ......!」
蓮「そ、そうだぞ?(特に後ろ2人がいる時に!)」
やばいやばいやばい
後ろからすごい気配を感じるぞ
変な汗もかいて来たし
その時、左手が握られる感覚があった
七深「広町はいつでも大歓迎ですよ~?」
蓮「は、ははは......」
透子(うわ、雰囲気えっろ。)
ましろ(な、ななみちゃん、変わったなぁ......)
七深ってこう言う奴だっけかなぁ?
いや、俺が悪いってこともあるけど
つくし「......」
蓮「ん?つくし?」
つくし「......え、あ、はい?」
蓮「どうした?ボーっとしてたけど。」
つくし「い、いえ、なんでもないです。」
蓮「?」
なんか様子が変だな
てか、俺の経験上、
なんでもないって言う奴は総じて何かある
つくしみたいなタイプは特にな
蓮「なぁ、つくし。」
つくし「は、はい?」
蓮「ちょっと散歩行かね?」
つくし「え?」
蓮「ちょっとだよ、ちょーっと。」
俺はそう言って、つくしを連れて
練習部屋を出て行った
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家の中庭はマジで広い
良い感じの公園みたいで、
俺は良く歩いたりしてたりもする
蓮「__いやー、なんか空気が澄んでる気がするなー。」
つくし「そうですね。」
そんな空間をつくしと2人で歩いてる
なんか悩んでそうな時は歩くのがいいよ
さて、つくしにどう声をかけていくか
つくし「あの、なんで私と2人でここに?」
蓮「ん?なんか、つくしの様子がおかしいからゆっくり話そうと思って。」
俺はそう言ってから周りを見た
そして、ある物を指さした
蓮「まぁ、座ろうぜ。」
つくし「は、はい。」
俺とつくしは近くにあるベンチに座った
マジでここって家の中なのか?
良い感じの公園とかじゃねぇのかな
蓮「さてと、それでずっと気になってたんだけどさ。」
つくし「は、はい。」
蓮「なんで、俺と目を合わせないんだ?」
実の所、さっきから話してはいるけど
つくしは俺と目を合わせようとしない
てか、七深の一件から目が合った事がない
どうなってんだ?
蓮「つくしは礼儀よさそうだし、会話の礼儀はあると思う。だから、なんか理由があるのか?」
つくし「え、えっと......」
蓮「?」
つくしはうつ向いて口を開こうとしない
う、うーん......
蓮「......つくしは俺の事は嫌いか?」
つくし「え......?」
蓮「それだったら、こんなとこに付き合わせて悪いな。」
つくし「ち、違うんです!」
蓮「ん?」
つくし「あっ......///」
今、かなり久し振りにつくしと目が合った
顔が赤くなって、目は凄い潤んでる
なんだ、この表情は
つくし「あ、あの、ごめんなさい......っ///」
蓮「え?つくし!?」
つくしは急に立ち上がり
どこかへ走って行った
てか、足はや!?
蓮「お、おい!待て!迷子になるぞー!」
という俺の声も届かず
つくしの姿はきれいさっぱり消えていった
蓮「追いかけるか。」
俺はそう呟いてから、
つくしが走って行った方向に走った
__________________
何度も言うが、この家は広い
しかも、分かれ道がいくつもある
蓮(ど、どこ行った?)
家の中なのにつくしがどこに行ったか分からない
いや、まじでどこ行ったんだよ
困ったなぁ......
ますき「あ、蓮じゃねぇか。」
蓮「ますき?こんなとこで何やってるんだ?」
ますき「ちょっと散歩だ。」
蓮「あー、また昼まで寝てたのか。」
ますき「あぁ。」
ますきはあくびをしながら頭を掻いてる
マジで、休み中はずっと寝てるんだよな
いや、別にいいと思うけど
蓮「って、緩く話してる場合じゃないんだ!」
ますき「なんだ?どうした?」
蓮「つくし探してるんだよ。ちょっと小柄なツインテールの。」
ますき「そいつなら、さっきすれ違ったぞ?」
蓮「マジで!?」
ますき「あぁ、可愛いかったなぁ。」
蓮「ますきが来た方向的に......こっちか。」
これは助かる
これで簡単に追えるようになった
ますき「なんだ、まーた女落としてんのかぁ?」
蓮「人聞き悪いな。てか、何もしてないよ!」
ますき「まぁ、何の自覚もなしにやってのけるのが蓮だしなぁ。あと、私は可愛いやつが来るなら大歓迎だ。」
蓮「だから違う、とは言い切れんけど。って、話はあとだ。」
ますき「おーう、行ってこい。」
蓮「おう、後でな!」
俺はそう言いながら、
ますきが来た方に走って行った
ますき「また寝るかー。」
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結構走って、なんだかんだ敷地の端まで来た
ここ来るまでに気配も感じなかったし
多分、この辺に......
蓮「__見つけた。」
つくし「!!」
つくしは草の陰に隠れて座っていた
てか、マジで上手く隠れてるな
蓮「たくっ、よくここまで走って来たな......」
つくし「ごめんなさい......」
蓮「いや、別にいいんだけどな?」
俺はそう言いながらつくしに近づいた
そして、前でしゃがんだ
蓮「それで、どうしたんだ?さっきの表情と言い。」
つくし「そ、それは......」
蓮「悩み事か?なら話してみろ。」
つくし「えっと、その......」
つくしは相変わらず目をそらしている
いや、特に怒るとかはしないけど
若干傷ついて来たぞ
いや、いいんだけどね?(意地)
つくし「実はですね......」
蓮「ん?」
つくしは良いずらそうな雰囲気だが
なんとか、という感じで
ゆっくりと口を開いた
つくし「ななみちゃんの一件から、その......」
蓮「ふむ。」
つくし「何か変になって......」
蓮「変?」
つくし「あの日から、神谷先輩がずっと夢に出てきて......///」
蓮「......へい?」
つくしは顔を赤らめながらそんな事を言ってきた
俺はあまりに衝撃的な出来事に思考が真っ白になった
え?夢?なんで?
蓮「ち、ちなみに、どんな夢なんだ?」
つくし「えっと、神谷先輩に覆いかぶさられてて......///」
蓮「」
つくし「それで、夢から覚めたら下着がn......///」
蓮「ストップ、ストーップ!!!」
やばいやばいやばい!
何を口走ろうとしてるんだよ!?
変な汗でてきちまったよ!?
蓮「へ......」
つくし「?///」
蓮(変態か......?)
つくしってまさかそっちの人か?
完全にあれな夢じゃないか
てか、夢の中の俺は何してるんだ......?
つくし「へ?」
蓮「い、いやなんでもない。へ、変ってそれだけか?」
つくし「いえ、それ以外にも、現実では神谷先輩が凄く輝いて見えたり、初めて会った時からさらにかっこよく見えたりもして///」
蓮「」
つくし「それで、お腹の奥が熱くなったり......///」
つくしはそう言いながら、
俺の方に体を摺り寄せて来た
蓮「あの、ツクシサン?」
つくし「私だっておバカさんじゃないので分かります。私は先輩が好きです///」
蓮「......うん。」
まぁ、そういう事になる、のか?
いや、何となくわかってたよ
何が理由なのか全く分からないけど
つくし「ななみちゃんも瑠唯さんもいるし、私も、いいですか?///」
蓮「......分かった、考えとく。」
俺はそう言ってつくしの頭を撫でた
いや、すごい可愛い女の子なんだよな
蓮「てか、なんでそんな事になったんだ?」
つくし「えっと、多分、なんですが......」
蓮「なんだ?」
つくし「神谷先輩の厳しい一面を見てから......///」
蓮「......んえ?」
つくし「出会ってからいつも優しいって印象しかなかったんですけど、ななみちゃんの件の時のあの雰囲気がたまらなく良くて......///」
つくしは恍惚とした表情を浮かべながらそう言ってきた
つまり、若干怒った風の俺が良いって事?
つくし「厳しい一面もあるんだなって、それがかっこいいなって///」
蓮「そ、そっか。」
な、何と言うか新しいパターンだな
でも、まぁ......
蓮「取り合えず、ちょっと考えるな。」
つくし「はい......///」
俺はそう言って、つくしから離れた
そして、手を差し伸べた
蓮「まぁ、戻ろうぜ。4人も待ってるだろうし。」
つくし「はい!」
つくしは俺の手を取って立ち上がった
そして、笑顔を向けて来た
つくし「手を繋いで帰りましょ!」
蓮「あぁ、いいぞ。」
俺とつくしはそう言って
練習場に歩いて戻って行った
その途中......
つくし「__神谷先輩!」
蓮「ん?なんだ?」
つくし「たまには叱ったりしてくださいね?///」
蓮「やっぱり変態か!?」
つくし「え!?」
こんな会話があり
つくし、俺が受け入れるしかないんじゃ
とか、そういう事を考え始めた