覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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36人ハーレム

 学校が始まりまして、今日は始業式だった

 

 もう3学期、言ってる間に大学受験もある

 

 まぁ、俺は咎使えば受験なんて余裕なんだがな

 

蓮(__さてさて。)

 

 俺の本業ってライブの手配とか、

 

 練習の面倒見たりする事みたいなとこある

 

 後は、系列の会社から来る書類見たりとかな

 

蓮「......ふーむ。」

 

 最近の本業はMorfonicaに付きっきりだ

 

 それであいつらに拗ねられたけど

 

 まぁ、飴をあげたら治まった

 

蓮(そろそろどっかのライブイベントに出てもらうかねぇ。)

 

 練習で聞く限りはかなり上達してる

 

 でも、本番でこそ得られるものってあるし

 

 自信を深めるのにもいい時期かもしれない

 

蓮(今日の練習で話するかー。)

七深「__何見てるんですか~?」

蓮「これは、今度あるライブイベントの__って、うわぁ!!!」

 

 俺は自分の部屋にいないはずの気配に驚き

 

 椅子から転がり落ちてしまった

 

 思い切り腰をぶつけちまったよ、

 

 すごい痛いよ

 

七深「あはは~、すごい転び方ですね~。」

蓮「いや、なんでいんの!?」

七深「ジャンケンで勝ったので私が呼びに来ることになったんですよ~。」

蓮「お前、絶対に全員の手の動き先読みしたろ?」

七深「いやいや~、そんなことできないですよ~。」

蓮(絶対嘘だ。)

 

 七深はリミッターを外しても底が見えない

 

 むしろ、更に底が見えなくなった気がする

 

 七深ってまさか、

 

 初期ステータスで能力使った俺超えてるんじゃ?

 

蓮「ま、まぁ、全員来てるなら行くか。」

七深「何もしないんですか~?」

蓮「はい?」

七深「2人きりですよ~?」

蓮「......」

 

 七深って、高1だよな?

 

 雰囲気が高1のそれじゃないんだけど?

 

 いや、何もしないよ?

 

 若干、考えたけど(小声)

 

七深「今日の下着は黒ですよ?あと、ちょっといいリップ付けてます~。」

蓮「何の報告!?」

七深「一応、した方がいいかなと思って~?」

蓮「しなくてもいいよ!?てか、そんなのされた事......」

 

 あっ、あったわ

 

 いや、あれは完全に事故ったけど

 

蓮「......ないよ?(小声)」

七深「あるんですね~。」

蓮「な、なんでわかった!?」

七深「分かりやす過ぎますよ~。」

蓮「だよな。」

 

 俺はそう言って椅子から立ち上がり

 

 七深の頭を置いた

 

七深「!///」

蓮「そう言うのは、もうちょっと待ってろ。」

七深「......ずるいですよ///」

蓮「はは、一応年上だからな。ずるいんだよ。」

 

 正直な話をすると、

 

 誘惑とかそう言うのには慣れてる

 

 俺だって経験詰んでるんだよ(意味深)

 

 もう、ほんと色々とね?

 

蓮「じゃあ、行くか。」

七深「は~い///」

 

 俺はこうしてピンチ(?)を乗り越え

 

 なんとか皆の待つ部屋に向かう事が出来た

__________________

 

 少し歩き、俺と七深は練習場まで来た

 

 4人はもう練習の準備を終えていて、

 

 俺達を待っている状態だった

 

七深「__お待たせ、皆~。」

瑠唯「遅かったわね。こんなに時間がかかるわけないけれど。」

つくし「確かに、そうだよね。」

蓮(こっわ!!)

 

 瑠唯とつくしは目に見えて機嫌が悪い

 

 声にどこか棘がある

 

 なんだろ、背筋が寒くなってきた

 

瑠唯「神谷さんに何かしていないでしょうね?」

七深「何もしてないよ~。蓮先輩がお仕事してて時間がかかっただけだよ~。」

つくし「あ、そうなんだ?」

蓮「あ、うん。ちょっと書類仕事があってな(?)」

瑠唯「お忙しいのに、わざわざありがとうございます。」

蓮「いや、気にしなくてもいいよ。」

七深「ふふっ。」

 

 こ、こえぇ......

 

 七深、嘘が上手すぎるだろ

 

 顔色どころか心音も変わらなかったぞ

 

透子「てか、なんで今日はパソコン持ってるんですか?」

蓮「あ、そうそう、それだよ。」

 

 俺はそう言いながらパソコンを立ち上げ

 

 そして、さっき見てたページを出した

 

蓮「今度、ライブイベントがあるらしいんだけど、出てもらおうかなって。」

透子「おー!ライブじゃーん!」

つくし「比較的、新しいバンドが集まるイベントみたい。」

蓮「まぁ、今のお前らなら全く問題ないよ。経験詰む気で行けばいい。」

瑠唯「私達のレベルと経験を考える思慮深さ、流石です。」

蓮「いや、普通の事しか言ってないよ?」

七深「いや~、楽しみだね~。ね、シロちゃん?」

ましろ「う、うん......」

蓮(......?)

 

 七深の問いかけにましろは小さな声で答えた

 

 あの顔は不安とかそう言うのが見える

 

 緊張しやすそうだし、そう言うのか?

 

透子「シロ、どうした?」

ましろ「な、なんでもないよ。」

透子「そー?」

ましろ「う、うん......」

蓮「ま、練習始めるか。」

つくし「はい!」

 

 それから、Morfonicaの練習が始まった

 

 瑠唯と七深はもう安定してるし、

 

 透子とつくしも大分上手くなった

 

 演奏としてのレベルはかなり高くなった

 

蓮(__うーん。)

 

 やっぱ、ましろの調子が悪いな

 

 ライブを意識しすぎてるのか、

 

 いつもと声の出方が違う

 

 なんか、息苦しそうに見えるな

 

蓮(これはー......)

 

 緊張が理由である事は間違いない

 

 でも、それにしては症状がひどいな

 

 何かが緊張に拍車をかけてるのか?

 

蓮(今までMorfonicaがライブをしたのは5回ほど。その間に何かあったのか?)

瑠唯「__ダメね。」

蓮「!」

瑠唯「倉田さん。」

ましり「ご、ごめん......」

瑠唯「......名前しか呼んでないのだけれど。」

蓮(あ、若干だけど傷ついてる。)

 

 と、冗談は置いといて

 

 瑠唯が止めたくなる気持ちもわかる

 

 やっぱり、状態が悪いな

 

七深「シロちゃん、緊張しすぎだよ~。」

ましろ「ご、ごめん......」

透子「シロの緊張は今に始まったことじゃないって!」

つくし「まぁ、そうだよね!」

瑠唯「......神谷さん。」

蓮「あぁ、そうだな。」

 

 瑠唯は俺の方にアイコンタクトを送ってきた

 

 俺はそれを見て立ち上がり、

 

 5人の方に近づいた

 

蓮「今日はやめといた方がいいな。」

つくし「え?」

ましろ「だ、大丈夫です、やれます。」

蓮「いーや、今日は終わり。」

 

 俺はそれだけ言ってから、

 

 部屋に置いてある椅子に座った

 

 そして、さっきの演奏の映像を見た

 

七深「まぁ、蓮先輩が言うなら仕方ないね~。」

つくし「そうかもだけど......」

ましろ「ごめん......」

透子「気にすんなって!最近は練習ばっかだったし、疲れてるだけだって!」

瑠唯「......そうね。」

ましろ「うん......」

 

 さてと、これの原因は何だろうか

 

 ライブって言葉に反応してる

 

蓮(すごい気負い方してるな。何があったんだ?)

 

 月ノ森音楽祭のときの映像は見たけど、

 

 あの時は全然、硬さもあったけど今ほどじゃなかった

 

蓮(全く分からん。)

ましろ「あ、あの......」

蓮「ん?どうした?」

 

 俺が考え込んでると、

 

 当の本人のましろが話しかけて来た

 

 さっきにも増して不安そうな顔をしてる

 

ましろ「ご、ごめんなさい......」

蓮「え?」

ましろ「私がダメだから、今日の練習中止なんですよね......」

 

 ましろは小さな声でそう言った

 

 本当に怯えてるように見える

 

 あれ?怒ってるようにでも見えてるのか?

 

ましろ「迷惑、ですよね......」

蓮「いや、別にそんな事はないけど?」

ましろ「でも......」

蓮(ふーむ。)

 

 いつも弱気なましろだけど、

 

 今日は輪をかけて弱気だな

 

 あんまりいらないこと言うと、あれだし

 

 どうしたもんか

 

蓮「まぁ、ましろの不調は理由の一つだな。」

ましろ「ですよね......」

蓮「そこで、なんでそうなってるか理由を聞きたいんだが、いいか?」

ましろ「っ!」

 

 結局、問題は解決しないといけないし

 

 多少なり直球でも聞いとくべきだろ

 

蓮「まぁ、そこ座りな。」

ましろ「は、はい。失礼します。」

 

 ましろはオズオズと俺の前に座った

 

 向こうに4人いるけど

 

 緊急面談ってやつだな

 

蓮「それで、話せることはあるか?」

ましろ「理由は自覚してます......」

蓮「!」

ましろ「月ノ森音楽祭の前にいくつかライブイベントに出たんですけど、その時に色々と批判があって......」

蓮「......批判?」

 

 そんな話は初めて聞いた

 

 俺がそう思ってると、

 

 ましろは話を続けた

 

ましろ「それで、一番多かったのが、ボーカルの歌が下手だって......」

蓮「......」

ましろ「それで、月ノ森音楽祭のときは良かったんですが、外でライブをするのに少し不安があって......」

 

 ましろは悲しそうな声でそう言った

 

 批判ねぇ、批判かぁ......

 

 そうか、そんな事がね

 

つくし「!(す、すごく怒ってる!?)」

 

蓮「......そうか。」

ましろ「あの、神谷さん......?」

蓮「ちなみに、その批判ってどこで聞いた?」

ましろ「えっと、SNSで。」

蓮「なるほど。」

 

 ましろの不調の原因は分かった

 

 俺は少し目をつぶった

 

 少しでも心落ち着けないと

 

蓮「ましろは頑張ってる。」

ましろ「え......?」

蓮「練習を積んで、最初より遥に上手になった。だから、そんな事気にしなくていい。」

ましろ「お、怒ってますか......?」

蓮「......そうだな、怒ってる。」

 

 俺はそう言って拳を握りしめた

 

 正直、今すぐ見つけ出して殴りたい

 

蓮(......何の取柄もない能無し共が調子に乗りやがって。能無しは能無しらしく縮こまってればいいのにな。クソが。)

 

 っと、言葉が汚くなった

 

 今は俺の感情を優先してる場合じゃない

 

 どうにかして、ましろの気を軽くしないと

 

蓮「なぁ、ましろ。」

ましろ「は、はい......?」

蓮「ましろはその批判を受けてどう思った?」

 

 俺はましろにそう問いかけた

 

 ましろは胸元を抑えながら、

 

 重そうに口を開いた

 

ましろ「......苦しかったです。否定しかされなくて、自分はダメなのかなって、そう思いました。」

蓮「そんな事思わなくていい。」

ましろ「!」

 

 俺はましろの目をまっすぐ見てそう言った

 

蓮「今のましろは格段に成長した。ましろの歌は下手なんかじゃ断じてない。」

ましろ「か、神谷さん......」

蓮「それでも不安なら、魔法の言葉を教えてやる。」

ましろ「え?魔法の言葉ですか?」

蓮「あぁ。それは『うるさい馬鹿!』だ」

ましろ「えぇ!?」

 

 俺がそう言うと、ましろは目を丸くし

 

 首と手を横に振り始めた

 

ましろ「む、無理です!そんなこと言えません!」

蓮「言える、言っていいんだ。何なら練習しとくか?」

ましろ「え、えぇ!?」

蓮「ほら、言ってみろ。」

ましろ「う、うるさい馬鹿......」

蓮「もっと声出して。」

ましろ「うるさい、馬鹿......!」

蓮「もっと、声で吹っ飛ばす勢いで!」

ましろ「!」

 

 俺がそう言うのと同時に

 

 ましろは大きく息を吸った

 

 あれ、これやばいかも

 

ましろ「うるさい!!馬鹿!!!」

蓮「っ!!!」

 

 ましろは力いっぱい声を出した

 

 ストレスとかそう言うのも含まれたんだろう

 

 4人は驚いて目を丸くしてる

 

 ちなみに、目の前で受けた俺は......

 

蓮(み、耳が持っていかれた......)

ましろ「あ、ご、ごめんなさい......!」

蓮「い、いや、大丈夫。」

ましろ「!///」

 

 俺は謝ってくるましろの頭を撫でた

 

 そして、笑顔を浮かべた

 

蓮「よく言った。それでいいんだ。」

ましろ「......///」

蓮「なんなら、ライブでも言ってみるか?」

ましろ「えぇ!?///む、無理です......///」

蓮「はは、それは流石に冗談だって。」

 

 ましろの頭をポンポン叩いた

 

 ましろは目を細めて

 

 少しだけ笑みを浮かべている

 

蓮「まぁ、その、なんだ。」

ましろ「......?」

蓮「応援してるよ、ましろ。」

ましろ「っ!!///」

 

 最近、俺の声、優しくなったよな

 

 自分で聞いてびっくりするもんな

 

 まぁ、ましろは安心したっぽいしいいや

 

蓮「それじゃあ、今日はお疲れ。」

ましろ「か、神谷さん......///」

蓮「ん?」

ましろ「ありがとうございました......///」

 

 ましろは何とも綺麗な笑顔を浮かべ、そう言ってきた

 

 初めてこんないい笑顔見たかもな

 

ましろ「そ、それと......///」

蓮「?」

ましろ「大好き、です......///」

蓮「え?」

ましろ「はい、それだけです......///」

 

 ましろはそう言って俺から離れ

 

 4人の方に戻って行った

 

蓮「......あー、ましろまで......」

 

 瑠唯、七深、つくし、ましろ

 

 Morfonica4人もそうなったのか?

 

 すごいな俺

 

 もう、呆れを通り越して感心するよ

 

蓮「と、取り合えず、部屋に戻るか__」

 

 俺が一歩足を踏み出そうとした時、

 

 一瞬で目の前が真っ暗になり

 

 謎の浮遊感を感じつつ、意識を失った

 

 ”Morfonica”

 

ましろ「__か、神谷さん!?」

 

 ましろが離れた後、

 

 突然、蓮が倒れた

 

 Morfonicaは一斉に蓮に駆け寄り

 

 容体を確認した

 

蓮「......zzz」

つくし「ね、寝てるの......?」

瑠唯「そう、みたいね。」

 

 心配する4人をよそに

 

 蓮は穏やかな寝息を立てている

 

 それを見て、七深は口を開いた

 

七深「多分、蓮先輩、寝不足だったんだね~。」

透子「寝不足?」

七深「蓮先輩はただでさえ弦巻家の後継者でお仕事もあるのに、私達の練習を見たり、先輩たちに構ったり、寝てる時間ってあったのかなー?」

ましろ、透子、つくし、瑠唯「!」

七深(あと、先輩の能力?の負荷もあるし、体は限界だったのかも。)

 

 七深の言葉を聞き、4人は再度、蓮の方を見た

 

 苦労を掛けてると言う認識は薄かった

 

 その事に5人は多少なり責任を感じた

 

透子「と、ともかく、先輩運ばないと!」

瑠唯「そ、そうね。」

七深「仮眠室はここの横にあるよ。」

透子「オッケー!じゃあ、さっさと運ぶよ!」

 

 そうして、Morfonicaの5人は

 

 眠っている蓮を仮眠室に運んだ

__________________

 

 ”透子”

 

 あたしの目の前には眠ってる蓮さんがいる

 

 すごい綺麗な顔をしてて、宝石みたい

 

 月ノ森でもこんな顔がいい人いないって

 

透子「......」

 

 他の4人は飲み物とか色々さがしに行って出て行った

 

 あたしは様子を見ておくために残ってる

 

透子(......かっこいいじゃん。)

 

 最初はヤバい人だって思ってた

 

 冷静に彼女が31人いる人ってヤバいじゃん?

 

 たらしでチャラいとかそんなイメージだった

 

 でも、実際に接してみると

 

 意外と初心って言うか、誠実って言うか

 

 所謂、いい人間ってやつだった

 

透子「......ばっかみたい。」

 

 バンドの練習を見てもらうだけだったのに

 

 瑠唯や七深、シロの問題を解決して

 

 元気のないふーすけをすぐに元気にしたりして

 

 お人よしって言うか、なんて言うか

 

透子「マジですごいよ、この人。」

 

 あたしは蓮さんお顔を覗き込んだ

 

 うっわ、マジできれいな顔

 

 これは女として自信失くすわ

 

透子「この短期間で5人も落とすなんて、すごいよ、蓮さん。」

 

 あたしは自分に似つかわしくない、

 

 消えそうな小さな声でそう言った

 

 ”蓮”

 

蓮(ん?)

 

 目が覚めると俺は仮眠室にいた

 

 あー、あそこで寝ちまったのか

 

 最近、あんま寝れてなかったし、

 

 ちょっとばかし疲れてたか

 

透子「__マジですごいよ、この人。」

蓮(透子?)

透子「この短期間で5人も落とすなんて、すごいよ、蓮さん。」

蓮(え?5人?てか、何してんだ!?)

 

 まだ体が起きていないのか、

 

 全くいう事を聞かない

 

 意識だけが起きてる状態だ

 

透子「言っとくけど、あたし、そんなにチョロいつもりないよ......///」

蓮(ちょ__)

透子「ん......っ///」

 

 透子は俺にキスをしてきた

 

 それは、透子らしくない

 

 淡くて、静かな、そんなキスだった

 

透子「......今度、蓮さんのハーレム、入れてもらお///」

蓮「......お前ら、変わってるよな。」

透子「!?///」

 

 やっと声を出せるようになった

 

 体も段々と起きてきてるみたいだ

 

蓮「こんな俺に好意なんて持って、変な奴らだな。」

 

 俺は体を起こしながらそう言った

 

 透子は口をパクパクして顔を真っ赤にしてる

 

 透子ってこんな奴だったか?

 

透子「お、起きてたんすか!?///」

蓮「マジですごいよ、この人。ってとこから起きてた。」

透子「っ!///」

蓮「ほんと、瑠唯にしろ七深にしろつくしにしろましろにしろ、お前ら変わってるよな。」

 

 31人彼女いる奴なんて敬遠しそうなものだけど

 

 こいつら逆に好きとか言ってくるし

 

蓮「そんな俺の事好きになる要素あるか?」

透子「あったんだから、仕方ないですよ///」

蓮「よく分かんねぇな。」

 

 俺がそう言うと、

 

 透子は俺の方をじーっと見て来た

 

透子「人を助ける事には全力で。シロが悪口言われてるのを知ったら信じられないほど怒るし。七深の心を開かせるために冷たい事を言ってそれで傷つくほど優しいし。エスパーかって位、人の変化に気付けるし。なんて言うか、かっこいいんだ。」

蓮「お、おう。そっか。」

 

 すごい褒めてくれるな

 

 これは流石に照れるぞ

 

透子「だからさ、あたしらも仲間に入れてよ。」

蓮「え?」

透子「何人になるんだっけ、36人?」

蓮「いや、その、お前らそれでいいのか?」

透子「いいんじゃない?どうせ、蓮さんなら出来るでしょ!」

蓮「俺の事、過大評価しすぎだっての......」

 

 いつから俺はそんな凄い人間になったんだ?

 

 能力なかったらただの非力な人間だってのに

 

 まぁ、信用されるのは嫌いじゃないけどさ

 

つくし「__神谷さん、飲み物持ってきました!」

ましろ「つ、つくしちゃん、それ消毒液......」

つくし「えぇ!?」

七深「元気になるの持っていたよ~。激辛ソース~。」

瑠唯「あなたは神谷さんを殺す気なの?」

 

 透子と話してる途中、

 

 4人がすごい勢いで部屋の中に走り込んできた

 

 各々、手に色んなものを持ってる

 

 瑠唯とましろしかまともなもの持ってないけど

 

七深「あ、起きたんだね~。」

蓮「あぁ。」

ましろ「だ、大丈夫ですか?」

蓮「大丈夫大丈夫。」

 

 俺は笑いながら受け答えをし

 

 その途中、少しある事を考えてた

 

蓮(......うん。)

瑠唯「神谷さん?」

 

 しばらく話した後、

 

 俺は少し息をついた

 

 そして、5人の方を見た

 

蓮「なぁ、お前ら、ここで住む気あるか?」

Morfonica「!!」

ましろ「そ、それって......!」

つくし「そういう事ですか!?」

蓮「まぁ、そうだ。」

 

 俺は首を縦に振った

 

 ここまで来たら、仕方ない

 

 あいつらにまた言わないとな

 

七深「や、やった......!」

透子「決断早いね~!」

瑠唯「......///」

蓮「ただし、俺は生半可な事はしないからな。」

つくし「生半可?」

蓮「あいつらと約束してる内容があるんだ。」

 

 細かい約束は腐るほどあるけど、

 

 俺がその中で最も大切にしてるのがある

 

 それは......

 

蓮「一つ、全員、絶対に幸せにする。もう一つは将来を誓ってる気持ちで付き合う。」

つくし「え?どういう事ですか?」

蓮「将来って言っても遠くないが、あいつらが離れない限りは俺はあいつらと結婚する約束をしてる。」

Morfonica「!!」

蓮「お前らはそれでもいいのか?」

 

 俺がそう尋ねると、

 

 5人は目配せをした

 

 そして、ましろが口を開いた

 

ましろ「私達もそうしたいです。」

蓮「......そうか。」

七深「私は願ったり叶ったり~。」

つくし「私も!」

瑠唯「......真剣交際なら、私は異論ありません///」

透子「すごいこと言うねー!」

 

 Morfonicaの5人は笑顔でそう言ってきた

 

 じゃあ、俺から言うことは特にないだろう

 

蓮「じゃあ、まぁ、これからよろしく。」

Morfonica「よろしくお願いします!」

 

 と、こんな感じで、一件落着

 

 また責任が増えたし

 

 一層、しっかりしないといけないな

 

蓮(絶対に不幸にしたりはしない。)

七深「じゃあ、蓮先輩~。」

蓮「ん?」

七深「私達は蓮先輩のものになったので......初めて、貰ってください~///」

蓮「へ?」

ましろ「な、ななみちゃん!?///」

七深「私はずーっと待ってたんだもんー///」

蓮「い、いや、ちょ、待っt」

 

 七深の発言にテンパりすぎて、

 

 なんか上手く発音が出来ない

 

 何言ってんの!?

 

つくし「私で満足させられるかな......?///」

透子「あ、あはは~///将来誓うなら、まぁ、やるよね~///」

瑠唯「......異論はないわ///」

蓮「」

 

 なんで瑠唯まで乗り気なんだ!?

 

 って、ツッコんでる場合じゃない

 

蓮「そ、それはまた今度だ!」

Morfonica「え?」

蓮「何も準備してないし、そう言うのはこう、キッチリしないといけないんだよ!」

 

 俺はそう言いながらベッドから飛び出た

 

 そして、5人に向けてこう言った

 

蓮「5人の移住の手配しとくから部屋の場所後で言う!あと、両親に挨拶行くから日程聞いといてくれ!じ、じゃあ、後でな!」

 

 俺はそう言ってその部屋から飛び出した

 

 そして自分の部屋まで全速力で走りました

 

透子「ま、真面目すぎっしょ......」

瑠唯「想像以上だったわ......」

七深「ちぇ~。」

ましろ「こ、これでよかったのかも......少し残念だけど。」

つくし「わ、私、なんであんなことを......!?///」

 

 こうして、俺の恋人はMorfonicaを迎え

 

 計36人となった

 

 はてさて、これからどうなっていくことやら

 

 

 

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