覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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ハロハピ編です!



ハロハピ

「__ここが私の家よ!」

「え...?」

 

 こころが指さすのは物凄い豪邸だった。

 

「え?家?」

「そうよ!上がって!」

 

 そうして俺は家に入った。

________________________

 

「...中もすごいな。」

「そうかしら?あ、ここよ!」

「そういえば、俺は何のために連れてこられたんだ?」

「今日は薫以外のメンバーと会ってもらうわ!」

「薫以外のメンバーか。」

「みんないい子よ!入って!」

 

 そう言ってこころは扉を開けた。

 

「__あ!こころん!」

「こんにちは!はぐみ!」

 

 扉を開けると、元気そうな女の子が最初に近づいてきた。

 

「あの、こころちゃん?」

「どうしたの?花音?」

「そっちの人は...?」

「ん?俺か?俺は神谷蓮だ。」

「あれ?どこかで聞いたことがあるような...?」

「?」

「......あ!千聖ちゃんから、新しい担当さんって!」

「千聖?知り合いなのか?」

「うん!お友達だよ!」

「ほう?」

 

 俺はあることに気付いた。

 

「そういえば、メンバーは薫以外でこれで全員なのか?

 一人足りない気がするんだが?」

「ううん、後一人いるよ。」

「__お待たせしました~」

「ミッシェル!」

「ミッシェル~!」

 

 入ってきたのはクマの着ぐるみだった。

 

「...え?着ぐるみ?」

「あれ?そこの人は?」

「蓮よ!」

「神谷蓮だ。」

「えっと、ミッシェルです。

 今はこころ達がいるんで、後で自己紹介します。」

「あ、あぁ。」

「ふふ、驚いた?」

「あぁ。この上なく驚いた。

 てか、なぜ着ぐるみを着てるんだ?」

「...色々、あるんだよ?」

「色々?」

「そろそろ打ち合わせをするわよ!」

 

 こころがそう言った。

 

「あ、ちょっと待って~。」

「あら?どうしたの?ミッシェル?」

「今日は用事があるんだ~」

「そうなの?」

「うん~ごめんね~」

「いいわよ!」

「じゃあ、またね~」

 

 そう言ってミッシェルは出ていった。

 

「じゃあ!打ち合わせを始めるわ!」

 

 それから、打ち合わせが始まった。

 

「__お待たせ。」

「あ!美咲!」

「みーくん!」

「打ち合わせ進んでる?」

「えぇ!ばっちりよ!」

「うん!」

「美咲ちゃん、メモとってるよ。」

「ありがとうございます、花音さん。」

「えっと、誰だ?」

「あー、さっきのミッシェルの中の人の奥沢美咲です。」

「じゃあ、美咲だな。」

「はい。よろしく、神谷さん。」

「おう、よろしく。」

 

 美咲は椅子に座った。

 

「ふぅ...」

「今日もお疲れ、美咲ちゃん。」

「いえいえ、慣れてますから。」

「ほれ、水。」

「ありがとうございます。」

「(なんて言うか、苦労してそうだな。)」

「それじゃ!続きを話すわよ!」

 

 そうして、打ち合わせは進んでいった。

 

「__こんな感じね!」

「ふむ。」

「どうかしら?蓮?」

「いいんじゃないか。」

「そう!よかったわ!」

「今回の問題点は薫さんが練習にあんまり来れない事かな?」

「そうなの?」

「そうだよ...って、はぐみ聞いてなかったの?」

「うん!」

「まったく...」

 

 美咲はため息をついていた。

 

「なぁ、美咲。」

「はい?」

「薫は何の楽器だ?」

「え?ギターですけど?」

「なら大丈夫だ。俺が代わりをしよう。」

「え?!」

「出来るの?神谷君?」

「あぁ。」

「素晴らしいわ!お願いするわね!」

「あ、ギターは...」

「ここにあるわ!」

「え?どっから出てきたんだ?」

「...こころに常識は通用しませんよ。」

「...何となく察した。」

「二人とも...」

 

 そんなこんなで練習が始まろうとしていた

 

「___。よし。」

「何をしてるの?」

「準備だ、花音。」

「準備?」

「あぁ。」

 

 そんなこんなで練習が始まった。

 

「(__うん、やっぱりできるな)」

「(すごい。これで三回目って言ってたのに。)」

「(す、すごい、神谷君。)」

「__ここまでよ!」

 

 練習が終わった。

 

「蓮君先輩すごいね!」

「そうか?」

「えぇ!すばらしい演奏だったわ!」

「何年もしてるみたいだった!」

「プロと言われても違和感ないですね。」

「そんなにか?」

 

 評判は良かったみたいだ。

 

「じゃあ、今日は解散よ!蓮、またお願いね!」

「あぁ。」

 

 そして、この日は解散した。

________________________

 

 ハロハピで練習を始めて一週間。

 中々馴染めたと思う。

 

「__蓮さん。飲み物。」

「お、さんきゅ。」

 

 一番変わったのは美咲だろう。

 名前で呼ぶようになったし。

 

「美咲は着ぐるみで大変じゃないか?」

「まー、大変だけど、慣れたかな。」

「慣れ、か。」

「うん。」

「...だがな、美咲。」

「?」

「疲れたら、甘えてもいいぞ。

 頑張りすぎはよくない。」

「面倒くさがりの蓮さんが言えば説得力があるね。」

「だろ?」

「じゃあさ、蓮さんに甘えてもいいの?」

「ん?」

「なんて、冗談__」

「別にいいぞ?」

「え?」

「美咲は頑張ってるからな。俺でいいならいくらでも甘えていい。」

 

 俺は笑顔でそう言った。

 

「...」

「美咲?」

「じゃあ、また今度、甘えさせてもらいますね。」

「おう。何時でも来い。」

「うん。じゃあ、行くね。」

「あぁ、また頑張れよ、美咲。」

 

 美咲は歩いて行った

 

「(いつでも甘えていいんだ...

 じゃ、また甘えさせて貰おかな///)

 

 そうして、ライブの日は着々と近づいてくる。

 

 




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