覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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収束

 さて、さっさとこいつを片付けよう

 

 こんなクズに構う時間も勿体ない

 

晴馬「__いやー、デカい家に住んでるな。それで、彼女も36人とは。」

蓮「それがなにか?」

晴馬「流石、俺の息子だ。」

 

 八代晴馬は頷きながらそう言った

 

 これと同類と思われたくはないけど

 

 ここは黙って聞いておいてやろう

 

晴馬「俺も3股くらいしてたが、それを軽く超えたな!ははは!」

蓮「ふん。」

晴馬「あの時はかなり貢がせたなー!あはは!」

 

 こいつは所謂、結婚詐欺もしてる

 

 ムカつくことに見た目だけはいい

 

 それが、功を奏したんだろう

 

晴馬「まぁ、今となっちゃ全員に逃げられたんだがな。」

蓮(当り前だ。)

晴馬「それで、息子のお前を見込んで頼みがある。」

蓮「......なんですかね。」

晴馬「36人もいるなら、何人か俺に分けてくれよ。」

蓮「......(は?)」

 

 八代晴馬は笑みを浮かべながらそう言った

 

 危なかった、つい殺すところだった

 

 俺は落ち着くように自分にい聞かせた

 

晴馬「巨乳の女頼むわ。さっきすれ違った黒髪の子とか最高だな。お前の母親は貧乳だったからなー。」

蓮(......あぁ、燐子のことね。死ね。)

 

 俺は毒づきながら目をつぶった

 

 顔見たらマジで駄目だ

 

 絶対にキレる

 

晴馬「あ、ついでに金も頼むわ。取り合えず、300万くらい。」

蓮「......」

晴馬「よし、決まりな!じゃあ、女見せろ!選ぶから!」

 

 八代晴馬は勢いよく立ち上がり、

 

 ドアの方に歩いて行った

 

 俺は動かず、その場に座ったままだ

 

晴馬「おい、なにしてるんだ!早くしろよノロマ__っ!?」

蓮「......」

 

 八代晴馬はドアを開けようとした

 

 だが、ドアは1㎜たりとも動かなかった

 

 明らかに困惑の表情を浮かべている

 

蓮「調べておいてよかった。」

晴馬「は?」

蓮「あんたほどのクソ男なら、俺の彼女たちに手を出そうとすると思ったよ。まぁ、馬鹿さ加減は調べがつかなかったけど。」

 

 俺はそう言いながら立ち上がり、

 

 鍵を指で振り回した

 

蓮「ねずみ捕まえるより簡単だったよ。何の警戒もしないで檻に入ってくれた。」

晴馬「お前、はめやがったのか!?」

蓮「いや、そこまで高度な事してないよ......」

 

 これが俺の実の父親かよ

 

 バカ過ぎてもはや泣けて来た

 

 もう勝手に死んでくれんかな

 

晴馬「さっさとここから出せ!」

蓮「やだよ。なんで、自分の可愛い彼女を易々と渡すような真似するんだよ。」

晴馬「それは、お前が俺の息子だからだ!子供が親に逆らうな!」

蓮「いや、そもそも親と思ってないし。てか、殺そうとしといてよく言うね。」

 

 こいつのバカさには呆れ返った

 

 もう、取るに足らない

 

 でも、燐子を邪な目で見たから許さん

 

晴馬「イタズラはやめろ。36人もいるんだから、何人か譲ってくれてもいいじゃないか。幸せのおすそ分けだよ。独占はずるいと思わないのか?」

蓮「思わないね。俺、自分勝手なんで。」

 

 俺は八代晴馬に近づいて行った

 

 そして、1m前に立った

 

蓮「俺は36股をしてるんじゃない。36人と真剣に付き合ってるんだよ。あんたと一緒にしないで貰いたいな。」

晴馬「ふん、ガキが、生意気抜かしてるんじゃないぞ?」

蓮「ガキで良いよ。ただし、あんたはクソガキだ。」

 

 俺はあざ笑うようにそう言った

 

 奴の顔が明らかに怒りを含んだ

 

晴馬「......今なら許す。さっさと女と金を差し出せ。」

蓮「誰に命令してるんだ?ゴミ。」

晴馬「!!!」

 

 これはかなり怒ってるな

 

 喧嘩になっても負ける気はしないけど、

 

 それじゃあ、俺しかすっきりしない

 

 折角なら、全部拾い上げてあげたい

 

蓮「今の俺とあんたが同じ地位だと思わないで欲しいな。こっちは弦巻財閥の社長(予定)だぞ?そもそも、同じ土俵じゃないんだよ。」

晴馬「ち、調子に乗りやがって......!」

 

 八代晴馬がこっちに詰め寄ってきた

 

 まぁ、背は俺の方が高いし、

 

 怖くもなんともないけど

 

蓮「あんまり近づかないでくれよ。暑苦しい。」

晴馬「死にやがれ!出来損ないが!」

蓮「っ!!!」

晴馬「ははは!調子に乗るからだよ!クズが!」

 

 奴は俺の腹を包丁で刺して来た

 

 深々と押し込んで、

 

 激痛が走る__

 

晴馬「あ、あれ?」

蓮「ばーか。」

晴馬「ぶふっ!!」

 

 俺は奴に張り手を食らわせた

 

 来ると思っていなかったのか、

 

 奴は体勢を崩し、タンスに体をぶつけた

 

晴馬「な、なんで、刺さらないんだ!?」

蓮「刺さってるだろ、ほら。」

 

 包丁は確かに俺に刺さってる

 

 でも、出血も痛みも一切ない

 

 それもそのはずだ

 

蓮「防弾チョッキ着てるからな。しかも、超高性能の。」

晴馬「な、なに!?」

蓮「今の立場になってから、ずっと着てるんだよ。狙われる可能性があるって、メイドさんがうるさくて。」

 

 奴は面白いくらいに焦ってる

 

 メイドさん、ありがとうございました

 

 っと、俺は凄く感謝した

 

晴馬「じ、実の親と会うのに、不躾な......」

蓮「あんたも、実の息子と会うのに刃物か。不躾だな。」

晴馬「......ちっ。」

 

 さて、そろそろ片付けよう

 

 まだ、やる事がたくさんあるし

 

 これにばかり構ってられない

 

蓮「さてと、そろそろ終わりにしようか。」

晴馬「ま、まだ、用意してやがるのか!?」

蓮「当り前だ。戦いだぞ?死ぬほど慎重に死ぬほど準備する。こんなの、誰だってやる事だろう?」

 

 俺はそう言って、ある紙を出し

 

 それを奴の前に投げ捨てた

 

蓮「それは、あんたの借金を全部返したって証明書だ。」

晴馬「なに?」

蓮「名義があんたと俺の母親。晴れて、真にあんたとの関係は無くなった。」

 

 そう言い終えた後、もう一枚紙を投げた

 

 奴はそれを拾い上げ、内容に目を通した

 

 そして、みるみる顔が青くなっていった

 

晴馬「こ、これは......!?」

蓮「あんただけの新しい借金だ。今までの結婚詐欺の被害者、総勢25人分のな。」

 

 俺は見下すような目で淡々の述べて行った

 

 これの中には他の分も含まれてる

 

 かなり罪を重ねててくれて助かった

 

蓮「それにしても、すごい人数だったよ。全員をあたるのに1日もかかった。まぁ、成果は確かにあったけど。」

晴馬「き、貴様......!」

蓮「まぁ、俺も鬼じゃない。返す手伝いはしてあげるよ。」

晴馬「!」

 

 俺は奴に目線を合わせた

 

 奴の目は期待の色で染まってる

 

 さて、これがどんな色に変わるだろう

 

晴馬「な、なんだ、金を用意してくれるのか?」

蓮「いや?借金を返すお手伝いさんをつけてあげるよ。」

晴馬「は......?」

蓮「この人たち。」

 

 俺は5人のいかつい男の写真を出した

 

 まぁ、この5人は借金取りのプロたちだ

 

 俺もかなり協力してる

 

蓮「ほら、口開けてみ?」

晴馬「ムグ!!?」

 

 俺はある物を口の中に突っ込み、

 

 それを飲み込ませた

 

 飴玉より小さいし、大丈夫だろ

 

晴馬「な、何を飲み込ませやがった!?」

蓮「発信機さ。」

晴馬「は?発信機......って、まさか!!!」

蓮「ご明察。」

 

 さらに顔が青くなった

 

 そう、この状況で発信機

 

 それが示す答えは一つ

 

蓮「これであんたは逃げられない。」

晴馬「な、なんてことしやがる!!」

蓮「仕返しさ。」

 

 俺はそう言って立ち上がり、

 

 椅子に座りなおした

 

蓮「それにしても、逃げなくていいのか?」

晴馬「は......?」

蓮「もう、鬼ごっこが始まってるんだぞ?」

 

 俺がそう言うと奴は焦り始め

 

 周りをきょろきょろし始めた

 

 まぁ、逃げ道なんてないんだけど

 

蓮「心配しなくても、逃がしてあげるさ。言い残したいことはあるか?」

晴馬「じ、自分だけ幸せになりやがって!36股のくそ野郎!どうせ、使い終わったら捨てるくせによぉ!!!」

蓮「......そんなことしないよ。」

 

 俺は静かにそう言って、

 

 奴をまた睨みつけた

 

蓮「全員、大事な彼女だよ。ポピパ、アフターグロウ、パスパレ、ロゼリア、ハロハピ、Ras、そして、モルフォニカ。絶対に誰も欠けさせはしない。これは責任じゃなく、俺自身の欲望だ。」

『__!!!』

蓮(気配?)

 

 ドアの向こうにだれかいる?

 

 いや、今はこれを終わらせよう

 

蓮「あんたとは、違うんだよ。」

晴馬「偉そうにぬかしやがって__!!!」」

蓮「もう時間ですか?」

黒服「はい。神谷様。」

蓮「それでは、逃がしてください。匙加減はお任せします。」

黒服「かしこまりました。」

晴馬「あぁぁぁぁあ!!クソがー!!!」

 

 八代晴馬は黒服の人に連れていかれた

 

 これから一生、借金取りに追われ

 

 24時間365日、おびえ続ける

 

 生き地獄になるんだろう

 

 まぁ、今までの被害者の事を思えば、

 

 なんてことないけど

 

蓮「さて。」

 

 俺は少し息を吐いてから、

 

 ドアの方に行き、ドアを開けた

 

蓮「待たせたな、モルフォニカ。」

ましろ「え、えっと、蓮さん......」

蓮「入ってくれ。」

 

 俺はモルフォニカの5人を部屋に入れ

 

 鍵を閉め、話の用意を始めた

__________________

 

 やはりというべきか、

 

 モルフォニカは暗い顔をしてる

 

 でも、少し困惑もしてる

 

蓮「ここに来た理由は大体分かってる。」

モルフォニカ「......」

蓮「でも、少し、俺の話を聞いてくれ。」

 

 俺はそう言った後、

 

 5人から一歩離れ、

 

 勢い良く頭を下げた

 

蓮「すまなかった......!!」

透子「ちょ、そんな、頭下げないでください!」

蓮「いや、俺は謝らないといけない事をした。お前たちに嘘をつく事をした。」

つくし「と、取り合えず、頭をあげてください!」

 

 俺はつくしにそう言われ、

 

 ゆっくり頭をあげた

 

 そして、話しを始めた

 

蓮「俺は最初、生半可なことはしないと言った。」

瑠唯「は、はい。」

蓮「だが、俺は気づかないうちに生半可なことをしてしまった。」

七深「そ、それって......?」

蓮「責任が先行して、お前たちに対する好意が希薄になったことだ。」

モルフォニカ「......!」

 

 ただ、純粋に好意を抱けなかった

 

 義務で付き合うかのような状態になった

 

 全てを間違えていたんだ

 

ましろ「やっぱり、そうですよね......」

つくし「仕方ないです......私達は蓮先輩の事を一つたりとも理解しようとしませんでしたから......」

瑠唯「......神谷さんは何も悪くありません。」

蓮「いや、これは俺が悪い。だから、考えて来た。0から、全てを。」

透子「考えた......?」

七深「どういう、こと......?」

 

 目に見えて困惑してる

 

 俺はそんな5人をしっかり見た

 

 そして、ゆっくり口を開いた

 

蓮「俺は純粋にお前たちが好きだ。」

モルフォニカ「え......?」

蓮「何回でも言う、俺はモルフォニカの5人も好きだ。」

ましろ「な、なんで......?」

蓮「俺がモルフォニカと関わるようになって今まで、結構な時間を共に過ごした。」

瑠唯「そう、ですね。」

蓮「その時間は確かに、すごく楽しかった。それこそ、他のバンドと遜色ないくらいに。」

 

 5人が目を見開いてる

 

 俺は出来るだけ伝えるように、

 

 話を続けた

 

蓮「その中で、俺は無意識にお前たちを好きになってた。」

透子「蓮さん......」

蓮「だが、それすら忘れるほど俺は大馬鹿だった。本当にすまなかった。お前たちが傷ついた分は詫びる。例え、腹を切ることになろうと、首を吊ることになろうと。」

七深「だ、ダメだって!そんなのいらないよ!」

つくし「そ、そうですよ!」

 

 5人はワタワタしながら俺を止めようとしてる

 

 本当にいい子達だ

 

 だからこそ、自分を許せなくなる

 

瑠唯「話は終わりでしょうか......?」

蓮「いや、もう1つある。話と言うより、頼みだ。」

透子「頼み......?」

蓮「おこがましいの承知だ。だが、お願いだ。俺と、一緒にいてくれ......!!!」

モルフォニカ「!!」

 

 俺は頭を下げながらそう言った

 

 心臓が張り裂けそうなくらい動いてる

 

 今、5人はどんな顔をしてるのだろうか

 

七深「......私も、一緒にいたいよ。」

蓮「!」

透子「あたしも、蓮さんといたい......!」

ましろ「私も、ずっと一緒がいい......!」

つくし「私だって、居られるなら、蓮先輩と一緒がいいもん!」

瑠唯「......私も、心からそう思います。」

蓮「よ、よかった......」

 

 体の力が抜けて行くのが分かる

 

 本当に、よかった

 

蓮「じゃあ、今、しっかり言うよ。」

 

 俺は顔をあげ、5人をまっすぐ見た

 

 そして、こう言った

 

蓮「ましろ、透子、七深、つくし、瑠唯、俺と付き合ってくれ。」

モルフォニカ「はい!喜んで......!///」

 

 5人は声を揃えてそう答えてくれた

 

 みんな、嬉しそうな顔をしてる

 

 その様子を見て、俺は心底安心した

 

蓮「じゃあ、個人的な話もしようか。」

モルフォニカ「?」

蓮「まず、ましろ。」

ましろ「!」

 

 俺が名前を呼ぶと、

 

 ましろの肩が跳ねた

 

蓮「俺はましろが楽しそうに歌ってる姿が好きだ。少しおっとりしてる所も、自信がなさそうな所も好きだ。どこまでも、純粋な姿が好きだ。」

ましろ「!///」

蓮「次に、透子。」

透子「は、はい!///」

 

 透子は大きな声で返事をした

 

 その姿は実に女の子らしい

 

蓮「透子の明るいキャラが好きだ。新しい流行の話をしてる時の自信満々な表情も好きだ。行き当たりばったりで偶に失敗する姿も愛おしい。」

透子「ありがとう、ございます......///」

蓮「じゃあ、次は七深。」

七深「はい~///」

 

 七深はどこか期待した顔をしてる

 

 物欲しそうな態度も可愛い

 

蓮「七深の真っ直ぐな愛情表現が好きだ。いつもの雰囲気も、たまに俺もドキッとさせられる妖艶な雰囲気も、俺はどっちも好きだ。素直な七深が俺は好きだ。」

七深「お、お~......///」

蓮「つくし。」

つくし「はい!///」

 

 つくしは背筋をピンと伸ばし、

 

 大きな声で返事をした

 

蓮「つくしがリーダーとして頑張る健気な姿が好きだ。それで空回りする姿も応援したくなるし可愛い、好きだ。小柄でも誰より頑張る、そんな姿が好きだ。」

つくし「これからも、頑張ります......///」

蓮「じゃあ、最後、瑠唯。」

瑠唯「......はい///」

 

 瑠唯は平静を装ってる

 

 でも、隠しきれていない

 

蓮「瑠唯の少し素直になれない所、可愛らしくて好きだ。ストイックな所も尊敬できるし、好きだ。白玉ぜんざいが出た時に嬉しそうにしてたのも好きだ。瑠唯は好きと共に尊敬してるよ。」

瑠唯「私もお慕い、尊敬しています......///」

 

 これで、思いのたけは言い切った

 

 かなり恥ずかしいけど、

 

 言わないといけないことだった

 

 俺が5人を好きだと再認識できた

 

蓮「俺からの話は、これで終わりだ。聞いてくれてありがとう。」

ましろ「い、いえ、私達も嬉しかったです......!///」

透子「もう、最高!///」

つくし「私達も蓮先輩が大好きです!///」

七深「広町は、人生ささげるよ~///」

瑠唯「これからも、よろしくお願いします///」

蓮「あぁ、任せておいてくれ。もう、後悔させない。」

 

 これで、全部終わった

 

 これから、もっと楽しくなるな

 

 友希那に礼、言いに行かないと

 

七深「ね~、蓮先輩~?」

蓮「ん?どうした?」

七深「これで、本当に蓮先輩のものになったんだから、証が欲しいな~///」

 

 七深はそう言いながら俺に近づいて来た

 

 直接的な表現はないが、大体意味は分かった

 

 他の4人も意味が分かったようだ

 

蓮「......ふむ。」

つくし「ちょっと、ななみちゃん!?///」

ましろ「それは、急すぎるんじゃ......///」

透子「あれ、2人はいらないわけ?」

瑠唯「......私は同意するわ///」

ましろ、つくし「ほ、、欲しいけど......///」

 

 ましろはまた別にして、

 

 4人は生粋のお嬢様だし、

 

 思考が少し進んでるのかもな

 

 俺は人生を捧げる相手になれてるらしい

 

七深「ダメかな~......?」

蓮「ダメだ。」

ましろ、つくし(そうだよね......)

透子(蓮さんはそう言うよねー......)

瑠唯(......別に、いいと言うのに。)

 

 5人は少し残念そうな顔をしてる

 

 俺はそれを見た後、次の言葉を言った

 

蓮「今はまだ日が高い。」

モルフォニカ「え......?」

 

 5人は驚いたような声を出した

 

 そして、俺の方を凝視してる

 

 ちょっと、見られ過ぎだな

 

蓮「そう言うのはゆっくり、夜にしよう。準備が出来たら俺の部屋に来たらいい。」

七深「え?あ、あんなに嫌がってたのに、なんで急に~?」

蓮「ん?言っただろ?俺はお前らの事が好きだと。」

ましろ「は、はい......///」

蓮「好きな女の子の願いを叶えたいと思うのは、至極当然の事だ。」

 

 俺はそう言って5人に背中を向け

 

 ドアの方に歩き、ドアノブに手をかけた

 

蓮「何時でもいいけど、出来るだけ早く来た方がいい。明日に支障が出るかもしれないからな。」

モルフォニカ「っ!!///」

 

 俺はニヤッと笑いながらドアを開け

 

 その部屋を後にした

 

 部屋から出た後、5人の話声が聞こえた

 

 それはすごく楽しそうで微笑ましかった

__________________

 

 時間が経ち、今は夜の8時30分

 

 俺はいつものようにベランダで紅茶を飲んでる

 

 その時、俺の部屋の戸を叩く音が響いた

 

蓮「__どうぞ、入っていいぞ。」

つくし「し、失礼します......///」

 

 入室の許可(別にいらない)を出すと

 

 5人が六花みたいにオズオズと入ってきた

 

 透子まで大人しいとは、面白いな

 

蓮「いつもみたいに何か言ってくれないのか?七深。」

七深「う、う~、意地悪~......///」

蓮「ははは、悪い悪い。」

 

 何とも可愛らしい反応をしてくれる

 

 出来ればずっとこのままでいて欲しいな

 

 まぁ、そんな事は無理だろうけど

 

透子「で、でも、大丈夫なんですか?」

蓮「何がだ?」

瑠唯「神谷さん1人で5人一気にというのは......///」

蓮「あー、それは大丈夫。お前らの先輩たちで慣れちまったからな。」

ましろ「な、慣れっ......!?///」

 

 自分で言ってて異常さを再認識するな

 

 まぁ、それも俺達の形っていう事で

 

 そう言う風に完結させとこ

 

蓮「じゃあ、5人ともベッドに寝ころんでくれ。」

七深「は、はーい///」

 

 5人はゆっくりベッドに近づき

 

 順番に寝ころんでいった

 

 相変わらず、これは壮観だな

 

 世界で俺くらいしかしてなさそう

 

 俺はそんな事を考えながら、

 

 5人の方に歩み寄って行った

 

蓮「ここからは俺に身を委ねてくれ。楽にしてたらいい。」

ましろ(本当に、始まるんだ......///)

蓮「さぁ、始めようか。」

モルフォニカ「~!///」

 

 俺は笑みを浮かべながらベッドに乗り

 

 この瞬間から、永い夜が始まった

 

 ここから先はベールで包み隠すことにするかな

 

 

 

 




ここまでが実質モルフォニカ編です
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