色々な問題が収束しまして
本格的にモルフォニカを彼女に迎え
さらに楽しい日々が始まると思ってる
今日という日は一月の下旬だ
燐子「__蓮君、ここ分かる......?」
蓮「あ、分かるぞ。そこはなー。」
今、俺達3年生組は勉強中だ
言ってる間に今週末には大学受験だ
なんで、全員まとめて勉強するかというと
全員、俺と同じところを受けるからだ
燐子「ありがとう、蓮君。」
蓮「いーや、大丈夫。」
紗夜「蓮さんも教えられるほどになったのですね。」
蓮「まぁ、勉強したからな。」
自分の事で努力したのは初めてだった
でも、この短期間でかなり伸びたと思う
かなりの時間を費やしたからな
薫「この問題は、中々に難解だ......」
麻弥「薫さん、大丈夫ですか?」
薫「あぁ、なんとかね。」
彩「皆、賢すぎるよー!」
日菜「いやー、彩ちゃんがおバカなだけだよー。」
彩「ひどい!」
蓮「あはは、それも彩の可愛い所だよ。」
皆もまぁ、ほとんど仕上がってるだろ
別に死ぬほど難しい大学ってわけじゃないし
緊張せずにやれば全然、合格できる
友希那「蓮は余裕そうね。」
蓮「まぁ、これ以上ない緊張を味わってきてるからな。」
千聖「ふふっ、説得力が違うわね。」
花音「そうだよね。」
蓮「まぁな。」
俺はソファに腰を下ろした
少し疲れて来た
よくこんなに勉強続けられるよ
日菜「蓮君は受験終わったらどうするのー?」
蓮「ん?考えてない。」
受験が終わったら3年は自由登校になるし
自由な時間が腐るほど出来る
けど、やることは特にないな
蓮「まぁ、終わった後に考える。今考えても仕方ないし。」
日菜「じゃあ、卒業式の時に第2ボタン誰にあげるの?」
蓮「第二ボタンをあげる?なんだそれ?」
麻弥「それはですね、第二ボタンは一番大切な人を表すので、好きな人にあげると言うのがあるんですよ。」
蓮「そんなのがあるのか。」
不思議な文化もあったもんだな
ボタンなんかに意味を持たせるなんて
日菜「それで、誰にあげるの?」
蓮「うーん、どうしよ。」
千聖「私にくれてもいいのよ?」
彩「私も欲しい!青春ぽくて憧れる!」
紗夜「私も......」
蓮「そう言われても、ボタンは1つしかないんだが。」
第二ボタンを量産する?
いや、多分、そう言う趣旨じゃないな
でも、1つしかないものをなー
蓮「あえて、誰にも渡さないのもいいかもな。」
日菜「え~!」
リサ「それはないよ~!」
蓮「第二ボタンは一個しかないんだよ。1人に渡すのは贔屓になるし、だったら渡さない。」
花音「私はそれでもいいと思うよ。」
友希那「平等を考えれば、私も賛成よ。」
蓮「じゃあ、第二ボタンは渡さないって事で。」
俺はそう言って携帯を見た
メイドさんに習ったんだが、
記念日を大切にしない奴はダメらしい
何か考えてみるか
蓮「俺、部屋戻るわー。」
リサ「何か連絡来てたの?」
蓮「あぁ、急ぎの仕事だってよ。」
まぁ、嘘なんだけど
友希那にばれてそうで怖いな
蓮「じゃあなー。」
俺は手を振りながら部屋を出て、
自分の部屋に戻って行った
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部屋に戻ると、メイドさんが立っていた
もう、待ってましたとばかりに
そして、俺の方に歩いてきた
メイド「ご主人様。何か、相談事があるのではないですか?」
蓮「優秀で助かります。実は手配して欲しいものがあるんです。」
メイド「かしこまりました。データを集め次第、すぐに。」
蓮「3月までに出来ればお願いします。あいつらにも悟られないように。」
メイド「かしこまりました。」
メイドさんはフッと笑ってから部屋から出て行った
マジであの人が優秀過ぎる
何か言うまでもなく意図を組んでくれる
ほんと、助かるな
蓮「さて、仕事って嘘ついたし、先の仕事も片付けていくかー。」
俺は少し背伸びをし机に向かった
受験までの5日間の過ごし方は、
大体、毎日こんなものだった
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受験日当日
俺達、3年生組は会場まで来た
なんか、緊張した学生がたくさんいるな
リサ「......(う、うわ、マジで当日になっちゃった__)」
蓮「__ふぅ。」
リサ「ひゃぁぁぁあ!///」
パシン!という乾いた音が響いた
リサが緊張してたから、
つい、耳に息を吹きかけちまったよ
すごい頬が痛い
リサ「な、なにするの!?///びっくりしたんだけど!?///」
蓮「いやー、緊張をほぐそうかなって。」
リサ「もう......///」
友希那「2人でイチャつかないで貰えるかしら?私も混ぜてちょうだい。」
蓮「後でな。」
リサ「後でな、じゃないよ!」
まぁ、リサの緊張をほぐすのには成功したな
頬が未だに痛いけど
紅葉型にでもなってるんじゃないか?
蓮「まぁ、あれだ。仮に落ちてもリサなら主婦でやって行けるさ。」
リサ「縁起悪いよ!?」
蓮「冗談だって。俺はリサが落ちると思ってないよ。」
友希那「私はどうかしら?」
蓮「......ガンバレ!」
友希那「なんで片言なの?」
と、まぁ、こんなこと言ってるけど
友希那も別に大丈夫だと思う
俺と紗夜が大分頑張ったからな
それはもう、死力を尽くして
蓮「まぁ、さっさと行ってさっさと終わらせようぜ。今日が終われば俺達は自由の身だし。」
友希那「そうね。」
リサ(蓮はともかく、友希那は何でそんなに気楽なの?)
俺達はのんびり話しながら歩き、
指定されてる教室に向かった
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指定された教室に入り、
少しすると監督となる人物が入ってきた
張り詰めた空気の教室にも疲れるし、
もうすぐ始まるのに一種の喜びを感じてる
監督「__それでは、始めてください。」
監督の一声とチャイムで試験が始まった
周りから慌ただしいペンを持つ音が聞こえる
これって割とテストあるあるじゃないか?
蓮(さてと、日菜いるけど首席でも狙ってみよ。)
リサ(ここまできたら、頑張ろう!)
友希那(合格すれば、蓮と同じ大学。)
俺はのんびりとペンを持ち、
試験問題に取り掛かった
”別教室”
同時刻、別教室でも試験が始まっている
緊張した面持ちの生徒が多い中、
一人だけ楽しげな表情を浮かべる少女がいる
日菜(蓮君はどうかなー♪)
日菜は笑みを浮かべながら問題を解いて行く
周りの生徒の事なんてお構いなしだ
これが、才能の差と言う物だろう
日菜(多分、蓮君はあたしと同じくらいだろうし、一緒に1番になれるかなー!)
日菜はまるでお絵かきでもするように、
スラスラと問題を解いて行った
だが、その間も日菜は蓮の事しか考えてなかった
紗夜(あの子はどうせ、蓮さんの事でも考えてるんでしょうね。)
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試験が全て終了した
蓮たちは大学前で合流し、迎えの車に乗った
日菜「いやー!終わったねー!」
蓮「あぁ、そうだな。」
日菜「蓮君はどうだったー?」
蓮「まぁ、完璧かほぼ完璧だろ。」
日菜「だよねー!」
3年生組の中では、蓮と日菜が飛び抜けた
2人は類を見ないほどの点数を取っているが、
その事はまだ知らない
蓮「お前らはどうだった?」
リサ「あたしも結構いい感じ!」
友希那「問題ないわ。」
紗夜「蓮さんたちには敵いませんが。」
燐子「私も......大丈夫かな......?」
彩「私も全力で頑張ったよ!」
千聖「蓮や日菜ちゃんほどじゃないけれど、いい感じよ。」
麻弥「ジブンも苦戦はしなかったですね!」
花音「私も上手くいったと思うよ?」
薫「運命は私に味方していたようだ......!」
他のメンバーもいい形で試験を終えた
一般的な水準で見れば上出来と言える
誰一人、不安はない
蓮「大丈夫そうでよかった。」
千聖「これで私達も一息付けるわね。」
リサ「流石にくたびれたねー。」
彩「ほんとだよー。」
リサと彩はそう言いながら、
蓮の方にもたれかかった
蓮「あーはいはい、お疲れ様。」
日菜「ずるいよ、2人とも!」
薫「落ち着きたまえ、日菜。2人とも根を詰めてたからね、許してあげてくれ。」
日菜「むぅー、そうだけどー......」
日菜は恨めしそうに蓮の方を見た
蓮は苦笑いを浮かべながら
彩とリサの相手をしてる
蓮「まぁまぁ、帰ったら日菜の相手もするから。」
日菜「ほんとに!?」
蓮「あぁ、するする__って、ん?」
麻弥「誰からっすか?」
蓮「えーっと、メイドさんからだな。」
蓮はそう言いながら携帯を開き、
メールの内容を確認した
蓮「おっ。」
花音「どうしたの?」
蓮「今日は帰ったらパーティーだ。」
燐子「え?そうなの......?」
蓮「あぁ。可愛い後輩たちがメイドさんたちと協力して準備してくれてるらしい。」
日菜「やったー!」
日菜は嬉しそうに声をあげた
後輩たちの粋な測らないには、
日菜だけでなく他のメンバーも笑顔だ
日菜「運転手さん!もっと急いで!」
蓮「へ?」
運転手「かしこまりました。」
蓮「いや、あの、道路交通法が__」
蓮が言葉を言いきる前に、
運転手はアクセルを踏み、
急激に車の速度が上がった
日菜「いぇーい!」
千聖「ひ、日菜ちゃん!」
彩「めちゃくちゃだよ~!」
花音「ふぇぇ!!」
薫「は、儚......い。」
燐子「ダメ......かも......」
蓮(ヤレヤレだな......)
阿鼻叫喚の車内状況の中、
車は高速で走り続け、
後輩たちの待つ家に向かって行った
家に着くころには日菜以外全員、
ひどく疲弊してたそうだ
だいぶ前にこれを元にしたR-18のリクエストが来たことありますが、見たい人いるんですかね