高速の車に揺られ
俺達は何とか家に帰ってくることが出来た
なんで、こんなに酔ってるんだろうか
蓮「__し、死ぬかと思った......」
リサ「あんなに車ってスピード出るの......?」
紗夜「ひ、被害状況は......?」
麻弥「薫さん、花音さん、燐子さんがダウン、千聖さんが激怒です。」
蓮「いや、それやべぇな。」
俺は無理やり酔いを醒ました
まぁ、全然軽めだし大丈夫だった
日菜「あれ?皆、どうしたの?」
千聖「日菜ちゃんのせいよ。」
蓮「もういいだろ。日菜のぶっ飛び行動はもう慣れたし。」
日菜「なんかひどい言われ方してるよ!?」
友希那「事実だもの。」
蓮「まぁ、早く帰って来れたし、早く行こうぜ。」
薫「そ、そうだね。子猫ちゃん達を待たせるのは悪い。」
花音「う、うん。」
メイド「__おかえりなさいませ。」
俺達が家に入ろうとすると、
メイドさんが玄関から出て来た
メイド「準備は整っております。ご主人様と奥様方はお着換えをなさってから1番の部屋にお越しください。」
蓮「はい、わかりました。じゃあ、俺は部屋に戻るぞ。」
リサ「うん、後でねー。」
俺はそう言って家に入り、
自室に向かった
__________________
蓮「__あー、疲れた。」
部屋に戻って来ると、
俺はベッドに倒れ込んだ
試験自体は別に楽勝なんだけど、
時間がただただ長かったんだよな
蓮(さっさと着替えないと。)
俺はベッドから起き上がり、
クローゼットのから服を引きずり出し、
それに着替えた
蓮「なんか、オシャレな奴が着る服、って感じだな。別に俺はそう言う奴じゃないけど。」
鏡に映る自分を見て、なんか
変な奴だなーとか思いつつ
クローゼットを閉じて、部屋を出た
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俺はメイドさんに割れた通り、
1番の部屋に向かっている
俺、角部屋だから若干遠いんだよな
とか思ってるうちに部屋についた
蓮「__おーい、入るぞー。」
蘭「あ、おかえり、蓮!」
蓮「ただいま。待ったか?」
つぐみ「全然!時間通りです!」
蓮「それはよかった。」
部屋の中にはたくさんの料理が並んでる
昼ご飯あんま食べてないし、
結構、腹減ってるな
レイ「お疲れ、蓮。」
蓮「あぁ、ありがと。」
ますき「まぁ、お前なら余裕だったろ。」
たえ「頭良くなったしねー。」
蓮「俺だけじゃなくて、皆も余裕そうだったぞ?」
日菜「__わーい!来たよー!」
蓮「!」
少し話してるうちに、
他のメンバーも部屋に入ってきた
薫、花音、燐子も復活してる
モカ「いらっしゃいませー。」
薫「なんて感動的な時間なんだ!儚い!」
彩「たくさん料理あるー!」
千聖「美味しそうね。」
3年メンバーは全員浮足立ってる
まぁ、俺もかなり喜んでる
気持ちはよく分かるな
あこ「そろそろ始めようよ!」
香澄「そうだね!じゃあ、マッスー!よろしく!」
ますき「私か!?」
香澄に呼ばれたますきは驚いた顔をした
その後、ますきは頭を掻きながら舞台に上がった
ますき『じゃあ、私が乾杯の挨拶するぞ。』
パレオ「頑張ってください!マッスーさん!」
ますき『蓮、それに先輩方、受験お疲れ様っす!』
蓮(俺って先輩認定じゃないのか。いや、いいけど。)
ますき『今日は羽を伸ばして、羽目を外しまくろうぜ!カンパーイ!』
『カンパーイ!!』
と、こんな感じでパーティーが始まった
聞く話によると、これは香澄の無茶ぶりらしい
ますきも頑張ったな
有咲「蓮先輩、飯持ってきてやったぞ。」
蓮「お、サンキュ。これは、卵焼きか。」
有咲「おう。私御手製だ。」
蓮「有咲の?それは楽しみだな。」
俺は有咲から皿を受け取ろうとしたが、
有咲は俺の手をよけ、箸で卵焼きを持った
有咲「ほら、口開けろ。」
蓮「え?あ、うん。」
有咲「あーん。」
蓮「あー。」
俺が口を開けると、
有咲は俺の口に卵焼きを入れて来た
これは役得だな
蓮「うん、美味い。」
有咲「そ......///」
蓮「有咲は料理上手だな。」
有咲「別に、普通だっての......///」
蓮(うむ、可愛い。)
有咲は素直で素直じゃない
顔はすごく嬉しそうにしてる
けど、口ではぶっきら棒
そこが可愛いんだよな
沙綾「まーた2人でイチャついてるねー。」
蓮「あ、沙綾。」
沙綾「有咲のついでに私が作ったのも食べてみる?小さいピザ!」
蓮「おぉ、美味そうだな。」
沙綾「あーん♪」
沙綾は笑顔でピザを突き出して来た
食べさせるのは確定事項らしい
俺は特に抵抗することもなく、
突き出されたピザを食べた
蓮「流石、パン屋の娘。パンの活かし方を分かってるな。」
沙綾「かなり研究したからね!」
蓮「すごいな。定期的に食べたくなる。」
沙綾「いいよいいよ!いつでも作るから!」
有咲「沙綾、そろそろ行くぞ。」
蓮「?」
有咲「他の皆も蓮先輩と話したいからな。」
沙綾「あ、そうだねー。」
有咲「じゃあ、私らは行くな。」
沙綾「楽しんでねー!」
2人は向こうに歩いて行った
別に気にしなくてもよかったのに
六花「蓮さん!」
蓮「六花か。」
六花「ぜひ、これも食べてみてください!」
蓮「えっと、ウナギ?」
六花「ひつまぶしです!」
六花は笑顔で器を渡して来た
わざわざ、ウナギまで用意したのか
美味そうだな
蓮「最初はそのまま食べるんだよな?」
六花「はい!」
俺はひつまぶしを一口食べた
うん、美味いな
ウナギって初めて食べたけど
六花「次は薬味とどうぞ!」
蓮「ワサビか?」
六花「美味しいですよ!」
蓮「じゃあ。」
俺は一部にワサビを乗せて食べた
確かに、これは合うな
いくらでも食べられそうな気がする
けど、手順的にそれはダメだと
六花「次はお出汁をかけてみてください!」
蓮「おぉ、これは美味い(確信)」
六花「じゃあ、お注ぎしますね!」
六花は俺が持ってる器に出汁を注いだ
この食欲をそそられる感じ、いいな
俺はお茶漬け状態になったひつまぶしを食べた
蓮「ま、マジで上手い......」
六花「ほんと、でら美味いですよねぇ......!」
蓮「あぁ、でら美味いな。」
人生初めてのウナギを味わって
すごい感動を覚えた
他の料理も食べてみたいな
巴「蓮さんー!持ってきたぞー!」
蓮「巴?って、それは!?」
巴「ラーメンだぜ!」
六花「わっ!すごいです!」
蓮「いや、まさか、そう来たか。」
よ、よく作ったな
何回か食べに行ったけど、
美味しいんだよな
巴「メイドさんとかに手伝ってもらったけど、あたし監修だぜ!食ってみてくれ!」
蓮「あぁ、いただくよ。__これは!」
由緒正しき、とんこつラーメンだ
これ、いつから用意してたんだ
よく出来たラーメンだな
蓮「これ、すごいな!クオリティたけぇ!」
巴「マスキングとの合作だ!」
蓮「ほう、なるほどな。」
ますき、料理上手かったよな
しかも、知り合いにラーメン屋の人いるし
この出来も納得だな
蓮「いやぁ、サイズは小さめだけど満足感が凄い。」
巴「よかった!でも、まだまだあるぞ!」
六花「もっと食べてくださいね!」
巴「じゃあなー!」
蓮「おーう。」
2人はそれぞれバンドの方に帰った
俺はそれから、テーブルに置かれた料理を食べた
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少し時間が経った
コロッケとかステーキとか食べて
胃がそろそろ埋まってきた
元々、そこまで大食いでもないしな
ましろ「__れ、蓮さん......」
蓮「あれ?ましろ、どうした?」
ましろ「なんだか、頭が、フラフラ__」
蓮「ましろ!?」
ましろは俺の前で転びそうになった
俺はましろを受け止めた
ましろ「......zzz。」
蓮「寝てる?」
ましろは俺の腕の中で眠った
それと同時にある事に気付いた
蓮(なにか、様子がおかしい?)
皆の様子が少しおかしい
なんか、テンションがおかしい
妙に浮足立ってるような気がする
リサ「れーん♪///」
蓮「り、リサ!?」
リサ「んふふ~///れ~ん~///」
俺が周りを観察してると、
リサが背中から抱き着いてきた
やっぱり、様子がおかしい
リサ「良い匂いだね~///」
蓮「......リサ、なんか変な匂いしないか?」
リサ「え~?しないよ~?///」
蓮(いや、この匂いは......)
多分、アルコールのにおいだ
いや、でも、なんでこの匂いがする
リサ「ね~え~!///構ってよ~!///」
蓮「リサ、まさか、酔ってないか?」
リサ「え~?///車酔いしてないよ~///」
蓮「そっちじゃねぇよ!」
これは完全に酔っぱらってる
だが、なんでだ?
この場には学生しかいない
だから、間違えて飲むことはあり得ない
つまり、酒を混入させられるのは......
蓮(メイドさん?)
メイド(グッ!)
蓮「」
俺の視界にメイドさんが写った
良い笑顔で親指を突き立ててる
これ、確信犯かよ!
蓮(いや、法は守ってくださいよ!)
メイド『大丈夫、隠蔽は可能です。』
蓮(こ、怖い。じゃなくて、なんでこんなことを!?)
メイド『面白いハプニングがないので、自分で起こしてやろうかと。』
蓮「」
メイドさんってエンターテイナーだっけ
てか、何だよハプニングって
俺の人生において、それは事足りてるよ
もうお腹いっぱいだよ
リサ「蓮~?///」
蓮「あ、あぁ、どうした?」
リサ「今から部屋行こうよ~///」
蓮「へ?」
リサ「......シよ?///」
蓮「!?」
酔ったリサはこうなるのか
これはこれで可愛いな
いや、そうじゃなく
蓮「ま、また後でな。」
リサ「え~、今からがいい~///」
蓮「酔ってるんだから、水飲んで寝ろって。」
リサ「酔ってな~い!///」
蓮(仕方ない、咎!)
俺は能力を発動させた
取り合えず、リサは眠らせよう
俺はリサの頭に手を当てた
蓮(脳に介入しろ。)
リサ「あれ......?なんだか......」
リサの身体から力が抜けた
完全に眠ったようだ
酔ってるからか、介入が簡単だった
蓮(取り合えず、2人をソファに寝かせて......)
これは、面倒な事態になった
多分、メイドさんは酒を紛れ込ませてる
しかも、パーティーが始まって時間が経った
何人が飲んでるか見当もつかない
いや、介入して寝かせればいいか
つくし「蓮せんぱ~い///」
蓮「どうした、つく......し?」
つくし「縛られちゃいました~///」
蓮「なんで?(真顔)」
俺の視線の先には、
縛られて恍惚とした表情を浮かべたつくしがいる
いや、何があった?
つくし「私、お酒飲んじゃったみたいです......///」
蓮「うん、だろうな。」
つくし「私、悪い子ですよね......?///」
蓮「いや、悪いのはメイドさ__」
つくし「だから、叱ってください!///」
蓮「」
俺はつくしの言葉で言葉を失った
いや、前々から察してた、
そして、この間の自主規制で確信したが
つくしって、Mなんだよな
蓮(駄目だ、つくしを眠らせないと。色々とマズい事態になる。)
俺はつくしに近づいて行った
その時、背後に気配を感じた
七深「蓮先輩~///」
蓮「っ!七深!?」
全く気配を感じなかった
あれか、音殺して歩くのが癖的な奴か?
七深「つーちゃんも可愛いけど~、広町も空いてますよ~?///」
蓮「七深も、酔ってるのか?」
七深は酔っても酔わなそうだけど
意外と免疫は人間らしいんだな
七深「なんなら、一緒に食べちゃったり~?///」
つくし「先輩~?///」
蓮「......介入。」
七深、つくし「!」
俺は2人の脳に介入し、眠らせた
2人ともあっさりと眠り、
俺はまたソファに寝かせに行った
蓮(4人か。)
起きてるのはあと、34人
でも、何人か寝てるな
蓮(疑いがあったら、問答無用で寝かせるか。)
取り合えず、この状況を打破しないと
相手の自我が強かったら簡単に介入できない
見分ける方法としては正解に近いだろ
燐子「__蓮君......///」
蓮「!(燐子か!)」
考え事の途中、燐子が抱き着いてきた
今度は完全に油断してた
蓮「......悪いけど、眠らせるぞ。」
燐子「!///」
俺は燐子の頭に手を当て
咎での介入を開始した
蓮「......なに?」
燐子「私......酔ってないよ......?///」
蓮「っ!」
確かに、燐子には自我がしっかりある
その証拠に介入が出来なかった
蓮「なんで、こんな事を?」
燐子「えっと......受験が終わったから、その......///」
蓮「あっ。」
燐子「約束、覚えてる......?///」
もちろん、覚えてる
燐子は真面目と言うか、引込思案だから
何かステップを踏むのにキッカケがいる
だから、約束したんだ
蓮「あぁ、覚える。」
燐子「今日......いいかな......?///」
蓮「もう少し、休んでからじゃなくてもいいのか?」
燐子「今日がいい......今日は勇気が出せる気がするから......///」
蓮「......そっか。」
俺は燐子とはまだ関係を持ってない
合意したうえでのみ、行為に及ぶ
蓮(パーティーももう終る。寝てる奴らもメイドさんたちが運んでくれる。)
状況的には完璧だ
俺は周りを確認して、燐子の手を握った
燐子「!///」
蓮「廊下、行くか。」
燐子「うん......///」
俺と燐子は周りにばれないように
静かに部屋を出て行った
__________________
俺と燐子は長い廊下を歩き、
俺の部屋まで辿り着いた
何回も経験してる方だけど
もちろん、緊張はする
受験なんかなんとも思わないくらいには
蓮「先にシャワー使ってくれ。俺は準備してるよ。」
燐子「れ、蓮君......///」
蓮「なんだ?」
燐子「キス......したい......///」
蓮「あぁ、分かった」
俺はそう言って燐子の目の前に立った
そして、燐子の顔を少しだけ持ち上げた
燐子「ん......っ!///」
俺は燐子と唇を合わせた
すごい、柔らかい
それに、目をキュッと閉じてる燐子も可愛い
少しして、俺は燐子から離れた
燐子「好き......だよ///蓮君......///」
蓮「俺も好きだ、燐子。」
俺は燐子の抱きしめながらそう言った
燐子の心音が伝わってくる
やっぱり、緊張してるんだな
蓮「さぁ、準備を始めよう。」
燐子「一緒に、お風呂......行こ......?///」
蓮「!」
燐子「ダメかな......?///」
蓮「燐子が望むなら、行こうかな。」
その後、俺と燐子はシャワールームに行った
ここから先はまぁ、
この場では秘密にさせてもらおうかな