覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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イタズラ

 ”ボーカル組”

 

香澄「__今日も良い練習が出来たー!」

 

 とある休日の早朝

 

 ボーカル組は食堂に入ってきた

 

 7人は蓮の組んだオリジナル練習を終え

 

 朝食を食べるために食堂に来ていた

 

ましろ「それにしても、本当にすごいですよね。確かな効果があるのに、丁度いい練習量で。」

レイ「蓮は研究熱心だからね。私ともよく歌に関する話もするし。」

友希那「私にも相談に来るわ。そして、そのたびに精度を上げて来るわ。」

彩「やっぱり、すごいよねー!」

蘭「はい、そうですね。」

こころ「あら?これは何かしら?」

 

 6人が会話をしてる途中、

 

 こころはそんな不思議そうな声を上げた

 

 それに反応し6人はこころの視線の方向に目を向けた

 

香澄「なんだろう?何かのジュースかな?」

 

 テーブルに置かれておるのはラベルの無いペットボトルの様な容器だ

 

 数はボーカル7人が来ることが分かってたように7本ある

 

蘭「あ、ここに手紙あるよ。......えっと、蓮からだね。」

彩「『弦巻家の研究室が作った喉の調子を整える飲み物だ。一応、飲んどけ。』だって!」

こころ「そんなものを作っていたの?蓮の依頼かしら!」

レイ「喉にいいなら、飲まない理由はないね。」

友希那「そうね。蓮の好意だし、ありがたく飲みましょう。」

 

 友希那の言葉の後、

 

 7人は各々容器を手に取り飲み物に口をつけた

 

ボーカル組「っ!!!」

 

 その瞬間、7人の体が震え始め

 

 容器は手から抜け落ちて行った

__________________

 

 ”蓮”

 

 今日は休日だ

 

 まぁ、ほぼ毎日休日なんだが

 

 でも、気分的に休日は気持ちがいい

 

蓮(今日も良い天気だなー。)

 

 俺は窓を開け、背伸びをした

 

 冷えた空気が体を引き締めてくれる

 

 この感覚もいいと思う

 

蓮(そう言えば、今日はボーカル組の集合練習だったか。折角だし、様子でも見に行こうかね。)

 

 俺はそう思い立ち、

 

 壁にかけてある服に着替えて部屋を出た

__________________

 

 廊下に出てすぐ、違和感があった

 

 メイドさんたちとすれ違わないんだ

 

 いつもなら仕事で歩き回ってるんだが

 

 今日は誰ともすれ違わない

 

蓮(......様子がおかしいな。)

 

 なんだろう、嫌な予感がする

 

 今までの経験からか、俺の勘はよく当たる

 

 でも、なんか今日は異様だな

 

彩「蓮君......」

蓮「ん?彩?」

 

 しばらく廊下を歩いてると、

 

 向こうから彩が歩いてきた

 

 練習着を着てるし、練習終わりなのか?

 

 俺はそんな事を考えながら彩に近づいた

 

蓮「おはよう、あ__」

彩「蓮君ー!///」

蓮「!?」

 

 すると、彩は俺の方に飛び込んできた

 

 なんとか受け止める事が出来たが

 

 彩はお構いなしに頭を擦り付けてくる

 

蓮「ど、どうした?そう言う気分なのか?」

彩「えへへ~、蓮君、良い匂い///」

蘭「__彩さん、抜け駆けは禁止ですよ。」

香澄「そうですよー!///」

蓮「なっ!」

 

 彩に気を取られてる内に香澄と蘭が背後に立っていた

 

 そして、左右からがっちり抱き着いてきた

 

 いや、なんでこうなった

 

蘭「ほら、蓮、ちゃんと撫でて......?///」

香澄「私も!///」

蓮「あ、うん(?)」

 

 俺は言われたまま2人を撫でた

 

 嬉しそうな顔をしてる、可愛い

 

 うん、それまで全く問題はない

 

 でも、今日はなんか様子がおかしい

 

彩、蘭、香澄「蓮(先輩)......♡」

蓮(やばいやばいやばいやばい)

 

 3方向から良い匂いする

 

 体中すごい柔らかい、可愛い

 

 じゃなくて!ここは廊下だ

 

 他に見られるとあれだ

 

蓮「と、取り合えず、部屋行くぞ。ここじゃマズい。」

蘭「蓮、そう言う気分なの......?///」

彩「えぇ!?///こんな、朝から......///」

香澄「私はいつでもいいですよ!///」

蓮「そうじゃ......(ないと100%保証できない!)」

 

 俺はそう思いながら、

 

 何とか3人を引き連れ自分の部屋に戻った

__________________

 

 部屋に戻ってきた

 

 ここなら、一安心__

 

こころ「__蓮ー♡」

友希那「遅かったわね?」

ましろ「早くこっちに来てください......蓮さんがいないと、寂しいです///」

レイ「ほら、ここ空いてるよ。」

蓮「」

 

 とか思ってたんだけど

 

 何故か部屋に残りの4人がいた

 

 いや、なんの2段構えなんだ?

 

友希那「あなたがいないと。寂しかったわ......♡」

ましろ「早く、蓮さん......♡」

蓮(な、何なんだ?)

 

 いつも好かれてる自覚はある

 

 でも、今日は異常と言うか

 

 なんか、おかしい

 

蓮(ん?)

 

 そんな事を考えてると、

 

 ポケットに入ってる携帯が鳴った

 

 俺はイソイソと画面を確認した

 

蓮「!?」

メイド『つい、ボーカルの奥様方に惚れ薬なるものを飲ませてしまいました。こうなってしまっては仕方ありません、はい。ご主人様のおもしろ......健闘を期待しております。ご武運を。』

蓮「」

 

 という内容のメールがあった

 

 あのメイドさん何してるんだ?

 

 てか、何だ惚れ薬って?

 

 なんでそんなの作ってるんだよ!

 

こころ「携帯ばかり見ていてはダメよ?」

蓮「!」

蘭「アタシたちに構ってくれないと///」

ましろ「拗ねちゃいますよ......?///」

レイ「おいで、蓮?///」

蓮「......」

 

 薬の効果はてきめんらしい

 

 いつもより気持ちが増長されて

 

 今みたいな状態になってると

 

彩「私達に甘えてもいいんだよ......?///」

香澄「そうですよ?だって、私達は蓮先輩の物ですから!」

蓮「あ、甘えると言われてもな。」

レイ「ほら、意地張らないで?」

蓮「あっ__」

 

 完全に2人に意識が向いた俺は、

 

 レイに体を倒されて、膝枕をされた

 

 健康的な太ももの感触

 

 そして、レイの母性があってなのか

 

 すごく安心する

 

友希那「ず、ずるいわ!和奏さん!」

こころ「いえ、まだよ、友希那!」

蓮「こころ?」

 

 こころはそう言うと、

 

 寝転んでる頭の上に立った

 

 覗き込んでくる顔は正しく美少女だ

 

 うん、眼福だな

 

こころ「こういう事も出来るわ♡」

蓮「ムグ!!??」

こころ「どうかしら?♡」

 

 こころに見惚れていると、

 

 俺視界は突然、塞がり

 

 なにか、柔らかい感触に顔が覆われた

 

蓮(え、ちょ、これやば)

 

 俺の顔はこころ胸に埋まった

 

 豊満なそれは俺の顔を覆うのも苦にしない

 

ましろ「わ、私だって......!///」

蓮(ましろ!?)

こころ「あら?ましろもしたいのね!」

ましろ「私だって、瑠唯さんほどじゃないけど、あるんですよ......?♡」

 

 こころ1人でもあれだったのに、

 

 ましろまで加わった

 

 俺の顔は多分、全部隠れてる

 

 てか、ましろってこういう子だっけ?

 

蓮「ムー!ムー!!」

友希那「っ!2人とも、蓮が苦しそうよ!」

こころ、ましろ「!」

蘭「一回離れて!」

 

 2人がそう言うと、

 

 ましろとこころは俺から離れていった

 

 かなり苦しかったけど、惜しいとも思う

 

 これは仕方ない事だな

 

 俺はそんな事を思いながら体を起こした

 

こころ、ましろ「ごめんなさい......」

蓮「い、いや、いいって。大丈夫だからさ。」

こころ、ましろ「......♡///」

 

 俺は不安そうな2人を撫でた

 

 嬉しそうにしてて、すごい可愛い

 

友希那「蓮、私にも構わないと嫌よ?♡」

蓮「友希那!?」

彩「私も私も!///」

 

 一つの物事が落ち着けば、

 

 次は友希那と彩だ

 

 友希那は腕を首元に絡めてきて

 

 彩は健気に手を握ってくる

 

友希那(ペロッ)

蓮「っ!!お、おい!友希那!?」

友希那「ふふっ......蓮は美味しいわね♡」

彩「そうなの?じゃあ......♡」

蓮「お、おい、彩__っ!!」

 

 友希那に首筋を舐められ、

 

 彩は耳を舐めてくる

 

 なんか、ゾワゾワする

 

香澄「れ~ん先輩っ♪」

蓮「か、香澄?」

香澄「2人に舐められて気持ちよさそうですね♡」

蓮「お、おい?」

香澄「私は唇、貰いまーす!♡」

 

 香澄はそう言うと同時に、

 

 顔を近づけ、キスをしてきた

 

香澄「ちゅ、んんっ......♡」

 

 慣れたように舌を動かしてくる

 

 実は香澄は結構なキス魔だったりする

 

 多分、1番した回数が多い

 

香澄「はぁ、最高......♡」

 

 香澄は舌なめずりをしながら、

 

 俺の目をまっすぐ見てくる

 

 いつもの活発は影を潜め

 

 妖艶な女性のような雰囲気を醸し出してる

 

 妙に色気がある

 

蓮「お、お前ら、落ち着け!」

蘭「そうは言うけどさ......」

蓮「!」

蘭「......蓮、すっごい喜んでるよね♡」

蓮「っ......!」

 

 蘭は耳元でそうささやいてくる

 

 その声は天使にも悪魔にも聞こえて

 

 俺の心の直接語り掛けてくる

 

蘭「ほら、どうしたい?あたし達を♡」

蓮「どう、したいか......?」

蘭「何をしてもいいんだよ?ほら、正直になって?♡」

 

 蘭のその声を聞くたび、

 

 空腹感に似た何かを感じる

 

 手が震えて、視界も揺れ動く

 

レイ「ほら、蓮。こっち見て?」

蓮「なんだ、レイ__んんっ!」

レイ「ん......ちゅ......///」

 

 レイの呼ばれ振り向いた瞬間、

 

 レイは俺にキスをしてきた

 

 けど、何か液体が入ってくるのを感じる

 

蓮「んぐ......っ!!!」

 

 その時、俺の心臓が大きく跳ねた

 

 そして、何かが腹の奥で煮えたぎってるのを感じる

 

レイ「飲んじゃったね、精〇剤♡」

蓮「っ!!」

蘭「ほら♡」

ましろ「蓮さんは、私達をどうしたいですか?♡」

彩「なーんでも、私達は受け入れるよ?♡」

蓮「......」

 

 こいつらの目的はこれか

 

 こんな手の込んだ物まで用意して

 

 そんなに......

 

蓮「......俺は知らないぞ。」

ボーカル組「きゃっ!///」

 

 俺は7人をベッドの方に押した

 

 7人は何を言うまでもなくベッドに寝ころび

 

 俺の方を見つめてくる

 

蓮「イタズラする奴らにはキツイお仕置きがいるな......お前ら、覚悟しろよ?」

ボーカル組「~!!♡」

 

 ここから起きたことはよく覚えてない

 

 ただ、唯一分かったことは

 

 イタズラは程々にしろと言う事だ

 

 

 

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