覚醒救世主と夢を目指す少女達   作:火の車

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落ち着いた奴

アリス「__蓮さん、朝ですよ!」

 

 4月の穏やかな朝の自室

 

 そこでなんとも綺麗なモーニングコールが響いた

 

 俺はそれを聞き、薄く目を開けた

 

蓮「んー、おはよー。」

アリス「はい!おはようございます!」

 

 目を開けると輝かしい笑顔を浮かべたアリスの姿が見えた

 

 朝からなんて贅沢なんだろう

 

 綺麗な声で気持ちよく起こされて

 

 目をあけたら絶世の美女が笑顔を向けてくれる

 

 俺の彼女なんだぞ(自慢)

 

蓮(って、七深はもういないのか。)

アリス「どうかしましたか?」

蓮「いや、なんでもないぞ__っと。」

 

 そう言いながらベッドから降りた

 

 窓から入ってくる日の光が気持ちい

 

 俺は軽く背伸びをし

 

 目の前に立ってるアリスを凝視した

 

アリス「れ、蓮さん......?///」

蓮「うん、今日も可愛いな。て言うか、今日は色付きリップなんだな。」

アリス「気付いたんですか!?///」

蓮「あはは、お前らのことはよく見てるからな。」

 

 鈍感鈍感と言われ続けて来た

 

 だから、色々と特訓して

 

 女の子の変化に気付けるようになった

 

 まぁ、鈍感は相変わらず言われるけどな

 

アリス(かなり薄い色だったのに......嬉しいな///)

蓮「じゃあ、飯食いに行くかー。」

アリス「はい、蓮さん!」

 

 それから、俺とアリスは食堂に行き

 

 いつも通りの美味しい朝ご飯を食べた

__________________

 

 朝の楽しい時間を過ごした後

 

 俺は時間通りに大学に来た

 

 もう、女子からの逃げ方も学んで

 

 多少のリスクはあると言っても、

 

 イケメンズとよく話したりするし

 

 なんだかんだ、充実してると思う

 

雄馬「__よぉ、神谷。」

蓮「太田か。おはよ。」

雄馬「毎日眠そうだな。」

 

 太田は落ち着いた声でそう言ってくる

 

 イケメンズの中ではこいつが一番まともだ

 

 うるさくないしチャラ男と違って真面目だし

 

 俺がそんな事を考えてると、

 

 太田は俺の横の席に座った

 

蓮「他の奴らはいないのか?」

雄馬「あぁ、勇人は会議で昴がバイト、一誠はよくわからない。」

蓮「チャラ男はどうせ女遊びだろ。チャラ男だし。」

雄馬「お前の一誠への扱いも相当だな。」

蓮「仕方ないだろ。」

 

 俺がそう言っても、

 

 特に太田は表情を変えることはない

 

 ほんと、落ち着いた奴だな

 

雄馬「......今日、白鷺千聖は来てないのか?」

蓮「千聖?今日はパスパレで写真集の撮影だから来てないが。」

雄馬「写真集だと?」

蓮「ん?どうした?」

雄馬「......いや、なんでもない。」

 

 珍しく太田の表情が変わった

 

 けど、何に反応したんだ?

 

 千聖と知り合いだったみたいだし

 

 活動に関心があるのかもしれない

 

蓮「っと、そろそろ講義始まるし寝るか。」

雄馬(こいつ、なんで寝てるのに頭いいんだ。)

 

 俺は講義が始まる直前に顔を伏せ

 

 取り合えず終わるまで眠ることにした

__________________

 

 講義が終わった雰囲気を感じ

 

 俺はゆっくり目を開けた

 

 どのくらい寝ただろう

 

雄馬「起きたか。」

蓮「おはよー。てか、いたんだな。」

雄馬「俺がいなかったら今頃女子に囲まれてるぞ。」

蓮「ありがとう太田君。この恩は一生忘れない。」

雄馬「現金な奴だな。」

 

 太田は溜息を付きながらそう言った

 

 いや、本気で助かったと思ってる

 

 寝込みを襲われたら流石にどうしようもないし

 

蓮「まぁ、冗談は置いといて。」

 

 俺は凝ってる方を何回か回した

 

 机に伏せて寝ると体に悪いな

 

 寝袋とかで寝れたらいいのに

 

 とか、そんな事を考えつつ

 

 横にいる太田の方を見た

 

蓮「俺は午後からはサボるが太田はどうする?」

雄馬「俺も仕事だ。」

蓮「じゃあ、行くかー。」

 

 俺がそう言うと太田は立ち上がり

 

 俺達は一緒に教室を出た

__________________

 

 大学内を歩くと相変わらず視線を感じる

 

 でも、近づいて来ないし

 

 まぁ、ほぼ無害に近いな

 

蓮「そう言えば、太田って趣味とか無いのか?」

雄馬「なんだ急に。」

蓮「いや、なんか思いついた。」

 

 俺は適当に思いついたことを尋ねた

 

 すると太田は珍しく苦い顔をしてる

 

 なんかマズいこと聞いたか?

 

雄馬「別に、どうでもいいだろ。」

蓮「俺は割と興味あるが。」

雄馬「気にするな。」

蓮(うおっ、すごい圧。)

 

 太田は必死に話をそらそうとしてる

 

 それほど答えたくないのか

 

 どんな趣味を持ってるんだ?

 

雄馬「俺はここで失礼するぞ。じゃあな。」

蓮「お、おう。おつかれー。」

 

 太田は早足で去って行った

 

 珍しく取り乱してたな

 

 どんな時でも無表情な奴だと思ってた

 

 けど、意外と人間味もあった

 

彩「__あ、蓮くーん!」

蓮「彩?それに、千聖と日菜と麻弥も。」

日菜「やっほー!」

 

 太田が去った直後

 

 パスパレの4人が歩いてきた

 

 仕事が意外と早く終わったんだろう

 

 多分だけど

 

麻弥「蓮さんは今帰りですか?」

蓮「あぁ、もう家帰ってお前らのライブの準備する。」

千聖「蓮はいつも大忙しね♪」

蓮「それだけお前らが人気になってるって事だよ。」

 

 最近のパスパレは仕事が多い

 

 もう、人気グループに片足突っ込んでる

 

 そう思うと忙しさも嬉しくなってくる

 

蓮「お前ら、次のライブは行けそうか?」

日菜「もちろんだよー!」

麻弥「ジブンも問題ないです!」

千聖「そうね、蓮もいるもの。」

彩「私もがんばりゅ!」

蓮「最後で急に心配になった。」

 

 俺は苦笑いを浮かべながらそう言った

 

 彩は恥ずかしそうに顔を赤くしてる

 

 うん、可愛い

 

 でも、本番中に噛みまくるのは勘弁してくれ

 

日菜「もう彩ちゃんはこういうキャラでいいんじゃないかな?」

蓮「そうした方がいいかもな。彩が噛まない日なんてないし。」

彩「もー!2人ともひどいよー!」

千聖(これは彩ちゃんが悪いわね。)

麻弥(美味しいキャラではありますが......)

 

 こんな感じに4人と話をし

 

 少しして俺は家に帰り

 

 4人はそれぞれ講義に行った

 

 家に帰ってからはさっき言った通り

 

 パスパレのライブの準備にかかりきりだった

 

 まぁ、楽しくしてしてる事だし

 

 特に苦になることは無かった

 

 

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