修行についてはまた後に書いていきます
精霊の隠れ里についてもう既に3ヶ月が経とうとしていたある日のこと
「……ん?」
「パパどうしたの?」
すると最近下位精霊から命の中位精霊のハナ(俺が命名)と遊んでいるときに急に魔力が減ると急に寒気がする
「いや。今また世界が動いたなって思ってな。」
「……もしかしてパパのスキル?」
すると狐耳の小さな女の子が俺を上目づかいでみる
というのも今のステータスが
渋谷健太 17歳 男 レベル:70
天職 精霊術師
筋力 2231
体力 2123
耐性 2492
敏捷 1823
魔力 71382
魔耐 2492
技能 全属性適性・複合魔法・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作][+効率上昇][+魔素吸収][+身体強化][+並列発動]・想像構成[+イメージ補強力上昇][+複数同時構成][+遅延発動]精霊魔法[+効果上昇][+眷属強化][+精霊の声][+世界樹の加護][+精霊王の加護][+大地の恵み]・[+スキル共有]・魔力操作・複合魔法・高速魔力回復[+瞑想]・魔力感知・無詠唱・消費魔力軽減・魔法威力増加 [+効果上昇(特大)]・空間魔法・家事【+料理の達人】【+洗濯】【+掃除】 直感・言語理解
色々突っ込みたいところがあるが
……何が魔力がさらにおかしいことになっているのだがこれは世界樹のせいである
世界樹の果実と呼ばれる果実は精霊のとっては必要ないので俺が住んでいる間、精霊王から世界樹の果実をもらっていたのだ。
……というよりりんごだったり、ぶどうだったり俺たちの世界の高級な果物みたいな味なので異論なかったのだが
そしてそれが一口食べるごとに少しであるがランダムステータスがあがり、上がりやすいし魔力に限っては100単位であがるのだ。
……世界樹の果実すげぇ。
そしてジョブが変わっているのだが、これはただ精霊術の適正が普通の魔法よりも優れていたことだった
精霊には火、水、命、土、闇、風属性があり特に俺は命属性の精霊ハナと契約したことにある
命属性の精霊は命を与える。つまりは植物や生物を作ることができるのだ。
まぁハナと契約したことによってデメリットも結構あるのだがまぁそれはさておき
……まぁ俺はそんな感じで精霊と遊んだりのんびりしながら生きているんだけど
今のは魔力も動いたし直感のスキルが発動したっていいのだろう
「……さて俺ももうそろそろでようかなぁ。ハナ。」
「うん。」
「俺の匂いを嗅ぐのやめてくれませんかねぇ。」
毎日風呂にも一緒に入っているハナはどうやらファザコンらしく恋愛対象ではないもののいつもべったりで精霊王が呆れているほどである。
「やだ!!」
「……あぁ。そう。」
まぁ許している俺も大概だろうが
だってハナめっちゃかわいいもんなぁ。
ちっちゃい子供みたいだしつい甘やかしてしまう。
……まぁ実際こいつを生み出したのは俺なんだけど
それに笑顔でずっと隣にいるからなぁ
「……よし。やっぱりもうそろそろいくか。ハナ。明日出るから準備してろよ。」
「この村から出るの?」
「あぁ。さすがに居すぎた。もうさすがに俺のことは死んだ扱いになっているだろうし。」
「そうね。」
「出たよ紫。」
すると空間魔法で外界の情報を集めていた精霊王こと紫が頷く
「紫どうだ?」
「勇者たちはまたオルクスの大迷宮を攻略しにいくみたい。そしてなんだけど。ライセンの大迷宮にも攻略者が出たらしいわ。」
「……迷宮ってそんなに早く攻略できないよな?」
「えぇ。だから同一人物とみて間違いないと思うわ。」
なるほどだからさっきの直感が発動したのか
「出た方がよさそうだな。」
「えぇ。これから世界は大きく動き出すわ。多分大きくね。」
紫の言葉に頷く
「分かっているつーの。その前に帰れる手段を探してクラスメイトと先生を返すこと。またはその手伝いをすること。あんまり国には干渉しないようにする。」
「本当やめてね。あなた本当に今一人いるだけで国一つ滅びるんだから。」
事実精霊術はそれだけの力がある
「分かっている。まぁなんとかなるさ。てか悪いな。修行っていいながらほとんどこいつらと遊んでばっかだったけど。」
「いいわよ。この子たちも楽しそうだったから。それでなんだけど。」
「中位はハナ。あとの属性は下位精霊連れていくよ。さすがに紫も契約しているとはいえ世界樹の管理大変だろ?ちゃんと日本に帰れる前に一度こっちにくるから。」
「えぇ。楽しみに待っているわね。それでなんだけど今日は宴会を開くわ。」
「別にいいのに……。」
「久しぶりの客人だったから奮発させなさい。さすがに肉は出せないけど。」
「いい。世界樹のワイン開けても良いか?」
「あなたそれすきよね。」
渋くて先生とかいないから普通にアルコールが飲めるんだよなぁ。美味しいので俺の好きな飲み物の一つだ
「なんか餌にされているんだけど。まぁいいや。」
それに色々と恩があるしなぁ
「そういえばアーティファクトいらないの?」
「なんというかこっちの方が身軽でいいんだよなぁ。せっかく紫が買ってきてくれたものだし。精霊魔法は根本的に杖邪魔だしな。それにこっちの方がデザインすきだし。」
というのは今の服装である。
安いロープはかなり性能は落ちるがそれでも俺はこっちの方が似合っていると思ったのだ
「……悪いか?」
「いえいいのですけど……」
その後ブツブツ呟いているのに首を傾げさらに寒気までする
「まぁ、いいけどな。とりあえず空を飛んでいくから。」
「えぇ一日もあれば近くの町、ウルに着くと思うわ。」
「……一日?普通5時間もあれば行けるだろ?」
事実空を飛ぶ訓練で俺は一度ウルの町に訪れたことがあった
「少し依頼を頼みたいの。最近魔物が減っているって知っているわよね?」
それは俺も感じていたことだった。
「あぁ、この山の弱いモンスターがいなくなっていたことで少し気になっていたんだけど。やっぱり異変なのか?」
「えぇ。あなたのことはウルの冒険者ギルドに紹介してあるから。報告してくれると嬉しいわ。一応金ランクで登録しておいたから。」
「……てか紫が冒険者登録していることに一番驚いているんだが。」
「一応幻影魔法使えるのだから。」
「……精霊って魔法に限ってだけいうと天才的だよなぁ。」
空気中の魔力を使う魔法とかかなり異常なんだけど俺もできるのでなんとも言えない
「……パパ難しい。」
すると上目づかいで俺を見ると俺は苦笑するハナ
「……なんでその子あなただけには懐くのかしら。」
「知らん。」
と言いながら頭を撫でてやると気持ちよさそうにするハナが可愛い
「……」
「気持ち悪いわよその表情。」
「可愛いから仕方ないだろ。」
もふもふだぞ。もふもふ
するとすりすりと体を擦り付けてくるハナが嬉しそうにしている
「そういや。精霊って世界樹から離れても大丈夫なのか?」
「大丈夫よ。それだったら私も稼ぎにいけないでしょ?」
「それもそうか。」
俺は笑ってしまう。
「んじゃ。少し早いけど世話になった。てか何であんなところに魔法陣があるんだよ。」
「多分ランダム転移の魔法陣なのよ。普通精霊に好かれないとここの土地は見えることはないわよ。」
「……なんか色々な条件があるんだな。」
「えぇ。何しろ隠れ里ですから。」
それができるだけの魔法があるってことか
まぁ、色々楽しみな異世界旅行になりそうだと心が踊った