Is that true?
『むかしむかし、ちきゅうにはニンゲンとモンスターというふたつのしゅぞくがいました』
『ところがあるとき、ふたつのしゅぞくのあいだにせんそうがおきました』
『そしてながいたたかいのすえにニンゲンがしょうりしました。ニンゲンはまほうのちからでモンスターたちをちかにとじこめました』
『それからさらにながいときがながれ………』
『今、"のぼったらにどともどれない"エボット山はそのふういんのうえにあるとされている』
それは、今どきの子供であれば誰であれ知っているお伽話だ。
まぁ、私の場合はよくあるように親から聞くわけではなく人づてに聞いたのだが。
ともかく、エボット山に登ったら戻ってこられないというのが重要なのだ。それ以外は特に重要なことじゃない。登ったら戻ってこないという事はきっとその山の中で死んだのだろう。つまり、エボット山には死ねるだけの
私はそれを求めてこれからエボット山に登る。当然、こんなことは誰にも言えない。……いや、言っても相手にされないと言った方がいいのか。
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そう思って飛び下りてから結構な時間がたった。私は今、詳しい経緯は私にもわからないがモンスター一家に引き取られた…いや、養子に取られたのか。
始めこそ死に損ねたことを嘆いていたが、今はそこで無理に死ぬことを選ばなくてよかったと思っている。そうしなかったから私は今こうして血のつながりはないが、幸せなモンスターの家族の一員として生活ができている。
この地下にいるモンスターは基本的にいいヤツしかいなかった。アイツから聞いたような戦争のことだって引きずっているとは思えないほどだ。………いや、あの王様が根回ししたおかげで私のようなニンゲン相手でも取り繕ってくれているのだろうか。
けれど、すくなくとも目の前にいるこいつだけはニンゲンへの恐れなんて微塵もないのだろう。
「あれ? あそこにいるのってもしかして……ニンゲン?」
だからすぐ隣からそんな声が聞こえてきたときにはとっさにそいつを庇い、目の前にいる倒れたニンゲンを警戒した。
そして私が警戒するのを待っていたかのようにして人間が体を起こす。そこにあったのはそれなりに見た顔だった。多少変わってはいるが、それでもほとんど変わっていない顔だった。
「う……ゴホッゲホッ。あ、生きてたんだ。よかった……」
「お前、なにしてるんだ」
自分が生きていることに心底安堵しているようなソイツに向けた言葉は冷たいものだった。やはり、私は未だにニンゲンへは憎悪を抱いているようだ。
まぁ、それもそうか。ニンゲンがいたおかげで私はここにいるが、それで許せるほど甘くはないし、達観もしていない。
「あ! Chara! よかった、無事だったんだね…。なんでエボット山に登ってるのさ! "登ったら戻れない"ってボク言ったよね!」
「ねぇChara、知り合い?」
最初は安心したように笑っていたが、途中から半ば怒るようにまくし立てられ、後ろからは少し怯えた様子で質問が飛んでくる。まぁ、やはり私の知っているアイツだったようだ。心配して損した。
けれどなんでこいつがここにいるんだ。私じゃあるまいし、こいつがここに来るような理由なんて何一つあるはずがないのだが。
「とりあえずお前はどうしてここにいるんだ」
「……落ちて来たんだよ。Charaを探して」
そう言われてから、そいつは二っと歯を見せて笑う。今気づいたが目に軽くクマがあるところを見るに相当真剣に探していたようだ。すでに数か月は経過しているというのに。それだけたったら私のような子供は死んでいると考えるべきだろう。というか、アソコのニンゲンならみんな私がいなくなったくらいでは何も思わないはずだ。
本当に、こいつだけが例外なんだ。アソコで私にまともに話しかけてくるのはこいつだけだったし、きっと後ろにかばっているAsくらい考えなしだったのだ。こいつは。
「とりあえずAs、そのニンゲンはBell。逆にこっちはAsrielだ」
一先ず簡単に互いを紹介してから…そうだな。やっぱりマ…Torielにも言わないといけないだろうな。
私を探して落ちてきたニンゲンまで増えるなんて、いよいよもってHomeが手狭になるな。
本当だよ。
普通に終わらせるつもりだけど別のルート書いた方がいい?率直なご意見をお聞かせください
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幸せな優しい世界を書きなさい
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うん、(みんな)殺しちゃおう
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AU的な世界にBellを入れるとしよう
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全て書かなければ生き残れない!
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駄文重ねようとしてんじゃねぇ、ドカスが