ドラゴンクエストーダイの大冒険ー ~忍者に憧れた転生者~   作:KANDAM

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第021話 決着バラン戦!

バランに勝つには八門遁甲の死門を開くしかないと思ったオレは心臓のツボを押し、死門を開いた。オレの体から赤い蒸気が湧き出る。

 

「いくぞ!バラン!」

 

オレは猛スピードでバランに襲い掛かり、強烈なボディーブローを食らわせた。バランは反応できず、宙にふっ飛ばされた。

 

「グフッ!な、何だと!」

 

オレは宙に舞ったバランを追って空気を蹴りながら空を駆け上がっていく。そして空気を蹴りながら空を縦横無尽に動き、四方八方から空気を殴る事で衝撃波をバランに浴びせた。バランは手も足も出ない。

 

「ば、バカな、この形態で手も足も出ないとは・・・・グアァァァ!」

 

バランはオレの攻撃に驚愕していた。

 

「す、すげー。圧倒的だ!このまま簡単に倒しちまいそうだぜ!」

 

ポップが喜んで言った。

 

「バカ!そんな簡単な話な訳ないでしょ!もしそうならなんで今までこの力を使わなかったのよ!」

 

レオナが自分の思ってた不安をポップに言い放った。

 

「リョーマの先ほどの言葉から察するに自分の命と引き換えに一時強大な力を手にする技のようだ・・・。」

 

レオナの不安に対してクロコダインは自分の思ったことを言った。

 

オレは四方八方から衝撃波でバランを攻撃した後、上空から諸手打ちでバランを地面に叩きつけた。

 

 

 

(もう、これ以上は・・・これで最後だ!)

 

オレは上空からバランに跳び蹴りを試みた。

 

「終わりだ、バラン!」

 

オレの最後の攻撃がヒットするその瞬間バランは呪文を唱えた。

 

「ルーラ!」

 

バランはすんでのところでルーラでオレの攻撃をかわし、少し離れた場所に移動した。オレの跳び蹴りが地面に直撃し、大きなクレーターになった。

 

「はぁ・・・はぁ・・・危なかった・・・。まさか、人間ごときがこの形態の戦闘力を上回るとは思わなかったぞ・・・だが、その技・・・貴様にもそれ相応のリスクがあったようだな・・・。」

 

(く・・・あと少しのところで・・・)

 

オレはバランの声を聞きながら意識が遠のいていった。どうやら八門遁甲の陣の効果が切れたらしい。

 

「ぐふっ!」

 

再び気付くとオレはオレが気を失ったところにいた。目の前ではレオナが涙を流している。

 

(なんでオレは生きているんだ?死門を開いたのに?)

 

だが体中の骨が折れていて起き上がれそうにない・・・・。

 

(レオナがザオラルでもかけてくれたのか?バランは?)

 

オレは再び気を失った。

 

 

オレは再び気が付くとベッドの上にいた。体中の骨折が治っている。目の前ではレオナが寝ていた。ダイとポップもオレの横で寝ている。そして傍にいたクロコダインが何が起こったかを説明してくれた。

 

・オレが死んだ後、オレが死んだのを見てダイが記憶を取り戻したこと

・ダイは再び紋章の共鳴で記憶を失うのを避けるために紋章を右拳に移したこと

・ダイが死闘の末バランを倒したこと

・闘いの後バランがオレに自身の血を飲ませオレが復活できたこと

・骨折だらけのオレにレオナがベホマを掛け続けてくれたこと

・バランは再戦を誓い去っていったこと

・今はテラン王国の城の近くの森にある小屋を借りてバラン戦で受けた傷を癒していること

 

「なるほど、バランには借りができてしまったな。あとレオナにも起きたらお礼を言わないと」

 

オレの体は不思議と調子が良かった。

 

「クロコダイン、見張りはオレが変わるよ。体の調子が不思議と良いし。」

 

「バカを言うな。お前は全身の骨が折れて死んでいたんだぞ!」

 

「じゃあ、見てな!」

 

オレは一瞬で仙人モードに入ってみせた。オレの目の周りに隈取ができた。

 

「おぉっ!聞いたことがある・・・。古来より伝説の竜の血を飲んだ人間は不死身の力を得るとか・・・。恐らくバランの血を飲んだことでリョーマの能力が底上げされたのだろう・・・。」

 

(ん?このチャクラは・・・・)

 

オレは仙人モードに入った事で周囲に近づいてくるチャクラに気が付いた。仙人モードは広範囲でチャクラを感知することができる。

 

(どうみても味方のチャクラじゃないな・・・・)

 

「なっ、という訳でここはオレに任せてクロコダインも休んでくれ。」

 

オレはクロコダインに気付かれないように見張りを代わってくれるよう申し出た。

 

「分かった・・・。任せたぞ!」

 

(よし!あとは・・・・)

 

 

 

オレはチャクラの反応のあった方向へ向かった。するとそこにはマァムがいた。

 

「リョーマ!久しぶりじゃない!」

 

マァムはオレに話しかけてきたが、オレにはそれがマァムではなく敵が化けたものだという事が分かった。

 

「久しぶりじゃなくて初めましてだろ、マァムに化けたつもりだろうがバレバレだぞ!」

 

「キヒヒヒヒ!よく分かったな・・・せっかく懐かしい顔に会わせてやってあの世に送ってやろうと思ったのに・・・」

 

「仙人モードはチャクラの感知能力が今までとはレベルが違う。お前のその禍々しい気配でバレバレだ。」

 

すると茂みから魔族らしき男が出てきた。

 

「ザボエラ、もうよい、あとはオレがやる!どのみちバランとの闘いでボロボロになった貴様等など赤子同然!」

 

「貴様誰だ!」

 

オレは初めて見るその魔人に問いただした。

 

「オレは魔軍司令ハドラー!貴様らを地獄に叩き落としにきた。」

 

オレはダイ達から話に聞いていたハドラーと初めて対面した。

 

「ダイ達から聞いているぞ!バルジ塔でダイ達に敗れたらしいな。正面からでは勝てないと踏んで今度は弱っているところを闇討ちか?」

 

「うるさい!オレにはもう手段を選んでいる余裕はないのだ!オレもお前の事は聞いているぞ、ダイ達に加担してよくも散々オレの邪魔をしてくれたな!手負いの貴様一人などすぐに片づけて、その後でゆっくりダイ達を始末してくれるわ!」

 

ハドラーは失敗続きで魔王軍内で立場を危うくしていると見える。

 

「いくぞ!ハドラー!」

 

オレは写輪眼を発動し、ハドラーに攻撃を仕掛けようとした。その時オレの写輪眼にはとんでもないものが見えてしまった。

 

(な、何だ?あの大きな熱量は?キルバーンと同じ熱量がハドラーの心臓に見える・・・)




原作の設定とかを大事にしようとすればするほど原作から離れるのが難しくなりますね・・・。今のところそんな大きな原作からの乖離なし・・・。
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