ドラゴンクエストーダイの大冒険ー ~忍者に憧れた転生者~   作:KANDAM

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第024話 対決リョーマ vs ダイ

オレ達は可愛い女の子が大男を圧倒しているという話を聞いてその闘技場に来たが、圧倒している可愛い女の子とはマァムだった。

 

「久しぶりね、みんな。まさかこんなところで会うなんてね。」

 

「マァム、もしかして武闘家の修行は終わったのか?」

 

「えぇ、それで腕試しにこの大会に出てみたの。それにしても驚いたわ!まさかこんなところで会うなんて・・・!」

 

「ところでリョーマたちはどうしてここに?」

 

マァムはオレ達にどうしてこの大会に参加しているのか尋ねてきた。

 

「オレは修行に行き詰ってて、何かヒントはないかなって・・・。ダイはこの大会の覇者の剣が必要で参加したんだ。」

 

「へぇ・・・、そんな剣が必要になるなんてよっぽど厳しい闘いがあったのね・・・」

 

「そうそう、リョーマなんていっぺん死んじゃったんだよ・・・」

 

ダイがそういうとマァムが驚きの表情を浮かべ、スゴイ迫力でオレ達に事情を問いただした。

 

「それ、どういうこと?」

 

オレ達はマァムがいない間にあったバランとの闘いでダイの竜の紋章が右拳に移ったこと、普通の剣ではダイの竜闘気に耐えられないこと、そしてオレが八門遁甲の死門を開いて闘い一度死んだことをマァムに話した。

 

「そう・・・、そんなことが・・・。分かったわ。そういうことなら私も協力してあげる。その代わり私と当たったら手加減なしよ。」

 

(・・・なんか怖い・・・・)

 

 

トーナメントの組み合わせが発表された。一回戦はオレとダイの対戦のようだ。

 

(おぉ、いきなりか・・・)

 

「リョーマ、手加減はしないよ!」

 

「おう!望むところ!」

 

オレ達は試合をするためリングに上がって対峙した。

 

「はじめ!」

 

「よし、影分身の術!」

 

審判の声が聞こえるとオレは影分身の術を使い、4体でクナイを持って攻撃を仕掛けた。ダイは手数に押され防戦一方になっていく。するとダイは大きく距離を取り、剣を構えた。

 

(ん、この構えは・・・)

 

「メラ!火炎大地斬!」

 

ダイは火炎大地斬で地面が大きなガレキとして飛び散るようにリングを割り、ガレキでダイの身が隠れた。

 

(マズイ、ダイの姿がない。どこだ?)

 

すると左から影分身がやられた反応がした。

 

「そっちか!」

 

やられた影分身の方を見てもダイは見当たらない。どうやらオレの写輪眼を警戒してオレの死角に回っているようだ。

 

(これだから、手の内を知っている者同士の闘いはやりにくい・・・それなら!)

 

「結界・天蓋法陣!」

 

オレは自分の死角にいるダイを探すため、探知結界を張った。

 

(いた!)

 

オレは水遁の印を組んだ。

 

「見つけたぞ!ダイ!水遁・水龍弾の術!」

 

ダイに水龍が襲う。ダイは即座に構えを取った。海波斬の構えだ。

 

「海波斬!」

 

ダイの海波斬が水龍を切り裂きオレを襲う。

 

(土流壁でガードを!いや間に合わない・・・なら!)

 

「土遁・土矛!」

 

オレは土矛で体を硬化し、海波斬をこらえた。

 

(やっぱ、お互い手加減しててもダイは強いな・・・)

 

オレ達がしばらく闘っていると突然地面から膜がせり出し、オレ達をドーム状に覆ってしまった。オレ達はお互いの闘いに夢中になってて一瞬反応が遅れてしまった。

 

(な、なんだこれは?)

 

外から下品な笑い声が聞こえてくる。

 

「キヒヒ、我が名はザムザ、魔王軍妖魔士団長ザボエラが一子妖魔学士ザムザだ!ロモス王ご協力感謝致します。おかげで良い実験体が手に入りましたよ。これで我が魔王軍も大いに助かる。」

 

「おのれ、たばかったな!」

 

どうやらロモス王の傍にいた見慣れない男がザムザでロモス王はザムザに騙されてこの武術大会を開いたようだ。

 

「ザムザ!お前の思い通りにはさせないぞ!紋章閃!」

 

ダイは右手の竜の紋章を浮かべ、膜の中から紋章閃を撃った。山をも砕く紋章閃がオレ達を覆っている膜を襲った。だが、紋章閃でも膜に穴を空ける事ができなかった。

 

(ウソだろ?どんだけ頑丈なんだよこれは・・・)

 

オレは仙人モードに入り、大玉螺旋丸で突破を試みた。

 

「仙法・大玉螺旋丸!」

 

大玉螺旋丸も同じくオレ達を覆う膜に穴を空けることができなかった。すると膜からガスのようなものが出てきた。ダイは位置が悪く、ガスを吸い込んでしまった。

 

(マズイ・・・、逃れるには飛雷針の術しかないが、ダイをこのままにしておけない!)

 

飛雷針の術のマーキングが近くにないため、飛雷針の術を使ってしまうとダイを見捨てることになってしまう。オレはドームの中で立ち往生していた。しばらくすると外から光が見えるとドームに大きな穴が空き、オレ達は解放された。

 

「リョーマ!ダイ!大丈夫?」

 

どうやらマァムが何らかの技でドームを破壊し、オレ達を助けてくれたようだ。

 

「助かったよ、マァム。でもダイがガスにやられて眠ってる。」

 

「貴様、一体何をした?!このバイオプリズンの檻を破壊するとは」

 

檻を破壊されるとは思ってなかったザムザは檻が破壊されたことに激昂していた。

 

「リョーマ、ダイをお願い!ポップは王様を!」

 

マァムはザムザに攻撃を仕掛けた。マァムは格闘技でザムザを追い詰めていく。ザムザは呪文を唱える間もなく、マァムの攻撃を受け続けていた。

 

(おかしい・・・、あれだけ攻撃を受けているはずなのにチャクラに全く変化がない・・・)

 

「ヒヒヒ、不思議に思っているな・・・、オレに攻撃をし続けているのにどうしてオレが倒れないのかを・・・オレの研究の成果、超魔生物を見せてやるぞ、ヒヒヒヒ」

 

ザムザがそういうとザムザの服の下から怪物の身体がせり出し、あっという間に巨大化した。

 

「見せてやる!100種類以上のモンスターの長所を取り入れ作り出された超魔生物を!」

 

マァムは引き続き攻撃をしたがダメージを与えてもしばらくするとザムザはすぐに回復していた。

 

「見たかこの超魔生物は竜魔人を目指して作られたのだ。貴様ごとき人間が傷つけられるものではない!」

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