ドラゴンクエストーダイの大冒険ー ~忍者に憧れた転生者~   作:KANDAM

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第028話 リョーマの気持ち

どうやらマァムにレオナがオレを焚きつけようとしてたのを聞かれたようだ。

オレとマァムの間に気まずい沈黙が流れる・・・。

 

するとレオナが入ってきた。

 

「ねぇ、リョーマ、ちょっといいかしら」

 

(レオナの奴絶対見てたな・・・)

 

オレはレオナに呼び出され、部屋を出た。

 

「ちょっと、なんで自分の気持ちを伝えないのよ!せっかくいい雰囲気なのに!」

 

(いやいや、どう考えても違うだろう!それに・・・)

 

「いや、オレ・・・、マァムの事どう思っているんだろうなって。オレにとってマァムは付き合いも長いし、特別な存在ではあると思うんだけど・・・、女性として好きなのかなって・・・そもそもマァムはオレの事どう思ってるんだろうって・・・」

 

「ふうん、じゃあ、確かめてあげよっか?」

 

「一体何を?」

 

するとレオナがマァムにも聞こえる声で

 

「私ね、リョーマの事好きなの!ねぇリョーマは私の事どう思ってるの?」

 

オレはレオナの突然の発言に面食らった。

 

「レ、レオナ?」

 

するとマァムが部屋から走って出て行ってしまった。

 

「ね、ほら、マァムもあなたの事なんとも思ってないわけじゃないのよ。あとはお互いの気持ちに気付くだけよ。ほらさっさと追いかけて!」

 

オレはレオナに促されてマァムを追った。どうやらマァムは森へ行ったようだ。オレはマァムを追いかけた。

 

「待って、マァム」

 

オレがマァムに追いつくとマァムは無表情でオレに向き合った。

 

「良かったじゃない、リョーマ。レオナあなたの事好きだって・・・」

 

マァムはオレに突き放すように言った。

 

「違うんだ、あれは・・・」

 

「あれはなに?」

 

「その・・・レオナのイタズラで・・・その・・・」

 

(もう正直に今のオレの気持ちを言うしかない・・・)

 

「マァム、オレは今の正直なオレの気持ちをマァムに知ってほしい・・・。マァムはオレにとって特別な存在なのは間違いない。ただ・・・、それが女性としてマァムが好きなのかどうかは分からない・・・。だからもし闘いが終わって生きていたら・・・、オレの気持ちを確かめたい・・・。」

 

「・・・うん・・・、分かったわ・・・。変な態度取ってごめん・・・。まずはこの闘い生き残りましょう!まずはそれからよ!」

 

オレ達はオレの寝ていた病室に戻った。そこにはレオナが待ってましたと言わんばかりにいた。

オレとマァムの冷たい視線がレオナに突き刺さる。

 

「ふ、二人ともどうしたのかしら?ほら、大きな闘いの前に気持ちをすっきりさせといた方がいいかなって・・・、あははは・・・。じゃあ、私仕事に戻るね~。」

 

「まったく・・・なぁマァム・・・絶対勝とうな、この闘い・・・・」

 

「うん・・・」

 

 

それから数日、何事もなく、オレとマァムはそれぞれの修行に励んでいた。

オレは仙人モードを使いこなす修行をしていた。前回のバラン戦でオレの仙人モードは竜魔人とパワー、スピードで互角だったとは言い難い。

 

しばらくするとダイ達が帰ってきた。どうやらダイの新しい剣を手に入れたようだ。

 

(あの占い師の子スゲーな。今度オレも占ってもらおう。)

 

オレはダイ達と別れていた間にあったことについて情報交換した。ダイ達からの情報はこんな感じだ。

・ダイ達はランカークスの村でロン・ベルクというヒュンケルの魔剣を作った刀鍛冶に出会ったこと。

・オレ達が真魔剛竜剣を持った竜魔人を相手に闘った事を話すと気に入ってもらえたらしく、ダイが昔ロモス王にもらった覇者の冠で新しい剣を作ってもらったこと

・真魔剛竜剣はオリハルコンという金属でできており、同じ材質でないと勝負にならないこと

・覇者の冠はオリハルコンで出来ていること

・帰りに魔王軍の前線基地となっていた岩の巨人に遭遇し、新しい剣でこれを破壊したこと

・その際、岩の巨人で指揮を執っていたのはハドラーで、ハドラーは超魔生物になっていたこと

・ハドラーは以前とは比べ物にならないくらい強くなっていたこと。

・岩の巨人を破壊したことで力をかなり使っていたダイ達はその場は逃げてきたこと

 

(そうか・・・、ハドラーが強くなったか・・・。)

 

「リョーマの方はどうだったの?」

 

「ん?オレの方か・・・」

 

オレはバーンの拠点が死の大地にある事、入り口が見当たらない事、キルバーンの大鎌の攻撃について話をした。

 

「そっか、リョーマの方も大変だったんだね。」

 

「リョーマ、マァムに手は出さなかっただろうな?」

 

ポップがオレに確認を入れてきた。

 

「い、いや手は出してない・・・」

 

オレはあからさまに怪しい答え方をしてしまった。

 

(ほとんどレオナにはめられただけだし、ウソはついてないよな・・・・?)

 

「うん、手は出してない!」

 

ポップは明らかに怪しんでたが、それ以上の追及もできなかったようだ。

 

 

オレ達がそんな日々を過ごしている間にレオナのやっている事に動きがあったようだ。オレ達はレオナに集められその説明を聞くことになった。

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