ドラゴンクエストーダイの大冒険ー ~忍者に憧れた転生者~ 作:KANDAM
「よし、奴らのアジトの機能は止めたぜ!あとはどうやって入る?」
ポップが言った。
「オレに任せてくれないか。」
オレはそういうと土遁の印を組んだ。
「土遁・地動核!」
地面が階段状に下がっていき、魔王軍のアジトの通路とつながった。
「突入のメンバーは、ダイ、ポップ、マァム、レオナ、ヒュンケルそしてリョーマよ。残りの者はミナカトールの魔法陣を中心に入り口と魔法陣を守って!」
フローラ王女はオレ達に突入の指示を促した。
「ここは任せておけ!」
クロコダインがオレ達に言った。
「分かった。任せたよクロコダイン!」
ダイがそういうとオレ達は魔王軍のアジトへ突入していった。
3時間後。
(おかしい、さっきからグルグル同じところを回っている気がする。)
「なぁ、みんな。さっきからおかしくないか?」
オレがみんなに声を掛けると地面から壁がせり出し、オレの側の地面が下がっていった。
「リョ、リョーマ!」
みんながオレを呼んだが時すでに遅し、オレのいた場所は別の通路に繋がってしまった。どうやらオレだけ孤立させたいようだった。
「このときを待っていたよ。君の能力は色々と厄介だからね。他のみんなから切り離させてもらったよ。」
聞き覚えのある声、キルバーンだ。
「なんでオレが厄介なんだ?」
「キミがいると僕のトラップが防がれる可能性が高くてね。悪いけどここで消えてもらうよ。」
(オレとしてもこいつとここで会えたのは好都合!コイツの黒の結晶・・・ここで処理させてもらう!)
オレは印を組んだ。
「口寄せ・蝦蟇口縛り!」
あたりの壁が生物の内臓のようなものに変わっていく。
「な、なんだ。何をした!」
「妙木山岩宿の大蝦蟇の食道の部分を口寄せさせてもらった。これでお前はオレの腹の中だ。」
キルバーンは抵抗したが、オレはキルバーンと使い魔を壁に蹴り飛ばし、キルバーンと使い魔の手足が壁に埋まっていった。
「捕まえたぞ、キルバーン!」
オレはキルバーンのマスクを斬り落とし、黒の結晶らしきものがむき出しになったところで封火法印の術式の入った巻物を広げた。
「封印術・封火法印!」
キルバーンの頭の黒い物体から黒いエネルギーが術式の中に封印されていった。
「き、貴様~。どうしてそれを!」
キルバーンの使い魔がこれまでとは口調を変えてオレに言い放った。オレは写輪眼を発動し、
「オレの写輪眼はチャクラの流れを見ることができる。貴様のその人形にはチャクラの流れが見えず、頭に危険な火のエネルギーだけが見えた。使い魔のふりをしているがお前が本当のキルバーンなんだな?」
「くっ、お前は一番最初に消すべきだったよ。」
キルバーンの本体である使い魔からチャクラの変化が見えたのでオレはキルバーンの本体の手をクナイで刺した。
「ぎゃ!」
「おっと、妙な真似はするなよ?言った通り、オレの写輪眼はチャクラの流れを見切る。」
オレはキルバーンを殺す前に写輪眼を使って尋問し、いくつかの情報を聞き出した。
・キルバーンの本当の主人はヴェルザーであること
・バーン暗殺の密命を受けていること
・アジト内にはいくつもの罠を仕掛けているがキルバーンの魔力なしには作動しないこと
オレはキルバーンから情報を聞き出すと、キルバーンの本体にクナイを突き立て始末した。
オレは写輪眼でキルバーンが死んだのを確認すると口寄せを解除した。
「さてと・・・、みんなのところへ戻るか・・・」
「待て!」
オレの後ろからオレを呼び止める声がした。ハドラーだ。以前オレが見た姿とは風貌も雰囲気も異なっていた。
(ダイが言った通り、超魔生物になっているな。雰囲気も前と全然違う・・・。どうやら強くなったというダイの情報通りらしい・・・)
「リョーマ、貴様に決闘を申し込む!オレは前回貴様にやられた屈辱を忘れはせん!」
(逃げることもできるが、バーンとの闘いの事を考えるとこいつはここでたたいておいた方がいいな。)
「いいだろう、ハドラー、受けて立ってやる!」
オレは仙人モードに入り、写輪眼を発動させた。
ハドラーは剣を構え、オレに突っ込んできた。
(あの剣の形状・・・本物の覇者の剣か?)
オレはハドラーの剣を受けるためクナイを雷遁で覆って受けた。
「ほう、よくこの剣がオリハルコンの剣だという事が分かったな。」
「前にロモスで同じ剣を見た。そっちは偽物だったけどな。」
オレとハドラーは互いに斬りあった。剣技・体術はややオレが押しているようだ。
「く、超魔生物になっても押し切れんとは・・・」
ハドラーが悔しさを表情に浮かべた。
「これならどうだ。ベギラゴン!」
巨大な炎がオレを襲う。
オレは水遁の印を組んだ。
「水遁・水陣柱!」
オレの前に大きな水柱ができ、ハドラーの呪文を防いだ。
「イオナズン!」
ハドラーが呪文を唱えると爆発系のエネルギーがオレを襲う。
「土遁・土流壁!」
オレが土遁の印を組むとオレの目の前に大きな土の壁ができ、ハドラーの呪文を防いだ。
「今度はこっちから行くぞ!」
オレは火遁の印を組んだ。
「火遁・豪火滅失!」
巨大な高温の炎がハドラーを襲った。
「う、うぉぉぉぉぉ!」
ハドラーはまともに食らいダメージを受けたようだが、術が終わるとハドラーの肉体は既に回復を始めていた。
(あの回復力、厄介だな・・・)
「はぁはぁ・・・・、流石一度はオレを赤子扱いしただけの事はある・・・、こうなれば我が秘剣を食らえ、超魔爆炎覇」
ハドラーは炎の暗黒闘気を剣と体にまとわせ、オレに突っ込んできた。
仕事が繁忙期につき、次回以降アップのペースが落ちます。仕事の繁忙期になる前に書き上げたかったのですが終わりませんでした・・・。一週間に一話以上のペースでは更新しようと思っています。