ドラゴンクエストーダイの大冒険ー ~忍者に憧れた転生者~   作:KANDAM

37 / 37
第036話 決着

黒い岩に覆われ、大きな魔獣となったバーンはオレに襲い掛かってきた。

 

「天照!」

 

オレがバーンをにらむと黒い炎がバーンから発生する。だがバーンは黒い炎がついた箇所を切り離してしまった。

 

(ここまででかいと天照は陽動程度の効果しかないな・・・)

 

「ふははは、さっきまでの勢いはどうした人間よ!」

 

バーンはそういうと天井を突き破って地上へ出て行ってしまった。

 

オレも軽重岩の術であとを追う。

 

オレとバーンは空中で格闘戦を繰り広げていた。といってもバーンの方がかなり大きいのでかなり異様な格闘戦ではあるが・・・。サイズの違いもあり、オレは押されていた。

 

(くそ、こんな手を隠していたとは・・・。でもこいつだけは、こいつだけは!)

 

「おまえだけは、おまえだけは絶対に許さん!」

 

オレは万華鏡写輪眼を使って須佐能乎を発動した。オレの周囲にチャクラが発生し、オレを覆うように大きな巨人を模った。

 

「バーン!」

 

オレは須佐能乎の拳でバーンを殴りつけた。

 

「ぐぁぁぁぁ!なんだと!」

 

須佐能乎で殴りつけるとバーンの体から黒い岩の破片が飛び散った。どうやら須佐能乎の攻撃力はバーンの防御力を遥かに上回っているようだ。オレはそのままバーンがボロボロになるまで殴り続けた。

 

「おのれぇぇぇ!」

 

「バーン、しばらく動けまい、これで最後だ!」

 

オレは須佐能乎の手に螺旋丸を発生させ、雷遁のチャクラ性質変化を加えた。螺旋丸が時間をかけて雷遁の性質を帯びていく。

 

「くらえ!仙法・超大玉雷遁螺旋丸!」

 

オレは須佐能乎の手に発生した巨大な雷遁螺旋丸でバーンを攻撃した。

 

「ぐぁぁぁぁ!」

 

バーンの断末魔だ。螺旋丸が通過した後にはバーンを形成していたものは何も残らなかった。

 

(マァム、仇は取ったよ・・・。)

 

オレは勝利を喜ぶわけでもなく、みんなの待つ地上へと戻って行った。

 

 

地上にはバーンの瞳から戻ったダイ達や地上でモンスターの相手をしていたクロコダイン達がいた。

 

「リョーマ、やったね・・・・」

 

「うん・・・・」

 

やはりマァムの事があってかみんなの表情はオレ同様暗かった。たった一人を除いて・・・。

 

「ちょっと、みんななんでそんなにしんみりしてるのよー。バーンがいなくなったんでしょ?」

 

レオナが場の空気を壊すかのように明るく言い放った。

 

「だって、マァムが・・・」

 

「マァムね、大丈夫よ。」

 

オレ達は驚いてレオナの方を見た。

 

「レオナ、どうしてマァムが大丈夫なんだ?」

 

「だって私ザオラル使えるでしょ?それでアバン先生の羽を使えば・・・ね?」

 

みんな雷に打たれたような表情をした。

 

「それだ!」

 

レオナはマァムの遺体?のあるところでアバンの羽で五芒星を描き、ザオラルを唱えた。しばらくするとマァムが動き始めた。

 

「あれ?私は死んだはずじゃ?」

 

それを聞いたみんなは完成を上げた。オレは涙を流しながら喜んだ!

 

「マァム、マァム!」

 

オレは泣きながらマァムに抱き着いた。

 

「ちょっとどうしたのよ!」

 

「マァム、マァム!」

 

「いい加減にしなさい!」

 

マァムの容赦ない鉄拳がオレれに飛ぶ。オレは3メートルくらいふっ飛ばされた。

 

「ぐはぁ!バーンより強烈な一撃だ・・・」

 

みんなはそれを見て笑った。

 

「マァム、それくらいにしてあげなよ。せっかくリョーマがあんな熱い告白をしてくれたのに。」

 

「え!いや、その、それは・・・」

 

オレとマァムは顔を真っ赤にした。

 

「もしかしてみんな聞いてた?」

 

「えぇ、バッチリよ。」

 

「マァム、ほらリョーマになんか言ってあげなよ。」

 

レオナがマァムに返事を促す。

 

「え、その・・・知らない!」

 

マァムは返事をすることなくその場から逃げ出してしまった。

 

「レオナ~、ちょっとやりすぎだよ~。」

 

ダイがレオナをたしなめた。

 

「そうね、ちょっとやりすぎちゃったかしら。リョーマごめんね。」

 

「い、いや。」

 

「それより追いかけなくていいの?今がお互いの気持ちを確認するチャンスよ?」

 

オレはレオナの言い回しが若干気に入らなかったが言っている事はもっともなのでマァムの後を追いかけた。すると岩陰に考え込んでいるマァムがいた。

 

「マァム、さっきはごめん」

 

別にオレが悪いわけではないと思うのだが取りあえず謝った。

 

「何がよ?」

 

「いや、だからその、オレがみんなの前で告白しちゃったこと・・・」

 

「あれはウソだったの?」

 

「いや、ウソじゃないんだけど、その・・・・」

 

うろたえているオレを見てマァムが申し訳なさそうに言った。

 

「ゴメン、私の方が照れ隠しで不機嫌な態度取っちゃったね。私あなたのこと好きよ。男性として。こんな私で良かったらこれからも一緒にいてくれない?」

 

オレはその言葉を聞いて天にも昇る気持ちだった。

 

「もちろんだよマァム!オレの方こそよろしくね。」

 

オレとマァムは岩陰でキスをした。

 

 




投稿が遅くなってすいません。色々とバタバタしてまして。中々こちらに手が回らなかったです。忙しい合間を縫って書いており、表現的にイマイチなところが多いので時間のある時にこれまでの話の表現のイマイチなところを直していきたいと思います。
あと2話から3話くらいで完結予定です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。