ドラゴンクエストーダイの大冒険ー ~忍者に憧れた転生者~   作:KANDAM

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第007話 パーティー結成

クロコダインに勝利したダイ達はレストラン忍飯店へと戻って行った。

幸いにもレストランに被害はなかったようだ。

 

「みんな、腹減ってないか?」

 

とオレが聞くと

 

「減ったー」

 

と口を揃えて返事が返ってきた。

オレは厨房へ向かい、急いでご馳走の準備をした。

そして料理ができるとみんなでテーブルを囲った。ダイ達はオレの用意した食事をみるみる食べていく。疲れを押して作った甲斐があるってもんだ。

 

「ダイ達はこれからどこへ行くんだ?」

 

とオレが尋ねるとダイは

 

「オレ、パプニカに行こうと思って。友達が心配で・・・」

 

と答えた。ポップはそれを聞いて

 

「こいつ、パプニカの姫さんにぞっこんなんすよ」

 

とちゃちゃを入れた。オレはそれを聞いて

 

「ダイはレオナ姫と友達なのかい?オレも近々レオナ姫の誕生日会の料理をしにパプニカへ向かうつもりだったんだ。この前レオナ姫がロモス王国に来ていた時にレオナ姫達の料理を作ったんだけど、その時脅は・・・ごほごほ・・・頼まれてね。」

 

オレは思わず脅迫と言いかけてしまったが、慌てて言い直した。ダイはそれを聞いて笑顔を引きつらせながら

 

「はは・・・、レオナらしいや・・・」

 

と苦笑した。

 

「・・・オレも大魔王退治の旅に一緒に行っていいかな?もしオレに力があるのならば、自分の大切なものを守るために自分にできる事をしたい。後で後悔しないようにしたい。でも世界を救いたいなんて崇高な事は考えていない。ただ自分の大切なものを守るために戦いたいんだ。」

 

オレの仲間に入れて欲しいという願いに対して

 

「オレだって一緒さ、アバン先生の敵を討ちたい、レオナを助けたい。目の前の人やまわりの人をを助けたいだけさ。世界を救うなんて言われてもピンとこないや。リョーマがオレ達の仲間になってくれるなら大歓迎だよ!」

 

とダイは快諾してくれた。

 

「同感!強い仲間はいればいるほどいいぜ!」

 

とポップも賛成してくれた。

 

「まさか、あなたと大魔王退治の旅をする事になるなんてね。初めて会った時は想像もしなかったわ。よろしくね。」

 

とマァムも了承してくれた。どうやらオレは大魔王退治の仲間として受け入れてもらえたようだ。

 

次の日。オレ達が起きて朝飯を食べているとロモス王の使いがやってきた。

 

「ダイ様御一行およびリョーマ様、ロモス王がおよびです。後ほどロモス城へおいでいただけないでしょうか?」

 

オレ達は何だろうと思いながらロモス城へと向かった。

ロモス王の前まで来て、オレ達が膝をつくと王様の家来たちがオレ達の前に宝箱を持ってきた。

 

「おお、よくぞ参った。この度来てもらったのは他でもない。ロモス王国を救ってくれたそなた達にワシからささやかな贈り物をしようと思っての。ささ、目の前の宝箱を開けてみてくれぬか。」

 

宝箱を開けると、オレの宝箱には調理着と包丁が入っていた。ただの調理着と包丁ではない、ロモス王国で一番の料理人に与えられる栄光の証だ。

 

「こ、これは」

 

「気に入ってもらえたかの?お主の料理は味わったワシがよく知っておる。間違いなくロモス一じゃ。さらにこれさえあればお主が例え何者であろうと気にするものなどおらぬ。」

 

どうやら先日の闘いの中でオレが王様達の目の前で忍術を使う事をためらっていたのを見抜かれていたようだ。オレは忍術を使う事で人々のオレを見る目が変わるのを恐れていた。王様はそれを見抜き気遣ったのだろう。

 

「あ、ありがとうございます!」

 

オレは王様の気遣いに涙した。

 

ダイには鋼の剣と旅人の服。ポップには魔法の杖と旅人の服。マァムには旅人の服がそれぞれ与えられた。

 

「ところでダイよ、これからどうするつもりなのかの?」

 

「パプニカに行こうと思っています。友達のレオナが・・・レオナ姫が心配なんです・・・」

 

「ほう、パプニカか・・・あそこは魔王軍の侵攻で今大激戦区になっておる。くれぐれも気を付けていくのじゃ。ロモスの軍艦でパプニカまで送らせよう。安全にパプニカまでつけるはずじゃ。」

 

「ありがとうございます!」

 

ダイは喜びながらお礼を言った。

そしてオレは前へでた。

 

「ロモス王、私もダイ達について行こうと思います。もし自分に力があるのならば、自分の大切なものを守るために自分にできる事をしたいと考えております。」

 

「なんとお主も行くのか。あい分かった。ただお主の料理が食えなくなるのはさびしくなるな。」

 

ロモス王は少し寂しそうな顔をしてオレのダイ達の大魔王退治への旅の参加を承諾してくれた。

 

「世界が平和になった際にはまた存分に腕をふるわせていただきます。それから・・・」

 

「口寄せの術!」

 

オレは印を組んで人間の膝くらいまである蝦蟇を口寄せした。

 

「もしロモスに危機が迫りましたらその蝦蟇にお知らせください。忍術ですぐ戻ってまいります。」

 

「おぉ、かたじけない。なるべくならそのような事にならないように願っておるがの。」

 

王様への挨拶を終えると、オレ達は準備をしてロモス王の用意した軍艦に乗り込みパプニカへと向かった。




ここらへんで文章のおかしいところ等の修正を行いたいと思います。基本的にストーリーは変わりません。ただ忍術リストは少し見直そうかなと考えています。これまでほぼ毎日のペースで更新してきましたが、見直しに伴い、明日は新しい話の更新を行いませんのでよろしくお願いいたします。

2019/10/19
本編のストーリーに影響しませんが、読みにくいところ、台詞等を修正しました。
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