ディザスター・ア・ライブ 〜Returns of Missing〜 作:ふぇるみん
次の日のことである。士道は何時ものように学校に登校し玄関で靴を脱ぐ。しばらく進んでいると目の前に人だかりがあるのを確認した士道は近寄ってみる。
「・・・・この騒ぎは一体?」
「いきなり教員が倒れてしまって・・・・!」
士道は倒れている教員の顔を見て一瞬怯んだ。それもその筈、なぜならその教員は ....。
「れ、令音さん!?」
「ん、ああ....シン。すまないね、寝不足で転んでしまったようだ。」
そう言って倒れていた教員.....令音が起き上がると転がっている荷物を整えていく。
「さあ、行こうか。」
「あ、はい....。」
いまいち調子が分からない人だな、と士道は思った。
そして、そのSHRの事である。
「皆さん、おはようございます。今日は新たに講師が二人やって来たので紹介しておきたいと思います。」
朝に二人の教員を連れてきたタマちゃん先生はそんなことを言った。一人は先程会った令音だと言うことは士道もわかっていたが、何故かもう一人は分からない。だが、クロエとティーレが唖然としている辺り二人の関係者なのだろう。そう士道は推理した。
「ん....村沢令音だ。君たちの物理の担当をさせてもらう。まあご覧の通り寝不足でね、たまに倒れることがあるかもしれんが気にせず接してくれ。」
年単位の寝不足する教師はあなたぐらいしかいないですよ!!そんなうわ言は心にと止めていた士道だった。
「諸君、俺の名前はヴィント・ライナー。担当科目は世界史、日本史だ。ここは進学校ゆえ、ガンガン進めていくが決して遅れるなよ。ついてこれなくなっても俺は知らんからな。」
あまりにもの独裁教師に士道は呆れていた。一方、クロエとティーレは密かに懐に何かを潜ませているのを全員が知る由もなかった。
その日の放課後。
「ヴィンス?何か申し開きはある?」
「・・・・・正直職権乱用したのはすまないと思っている。だがな、本当に心配なんだよ!」
ヴィントことヴィンセントはクロエとティーレの二人に拉致られて屋上に来ていた。その当人であるクロエとティーレはガチギレではあったが。
「私が怒ってるのはね、何の連絡もなしにここに来たからだよ?なにか連絡でもくれれば良かったのに。」
「仕方無いだろ、博士に他言無用とまで言われたんだから。」
「よしあのクソ兎とっちめてきても良いですか、ええ。」
「今からでも行ってきたら?」
「やめろ!?」
悲鳴をあげるヴィンセント。キレたティーレ。あきれたクロエ。三種三様な反応を見せた三人だったが、いち早く正気に戻ったのはヴィンセントであった。
「で、だ。本題はここからなんだが。二人は令音さんの事を知っているな?」
「ええ、ある程度は。」
「なら話が早い。士道のサポートをしてやってくれ。基本俺は教師仕事とASTを黙らせるので精一杯だからな。」
ヴィンセントはそう言うと二人にメモリーを差し出す。クロエとティーレはは何の疑いもなくそれを受けとる。
「ん、ヴィンス、これは?」
「お前の【トーリスリッター・テレフタラート】の追加兵装データとティーレの【ZⅡHiBst】の追加兵装データだ。早めに適用して慣れておいてくれ。性能は博士と明石の折り紙つきだから心配すんな。」
そう言うヴィンセントだが、大抵こういうときはろくな装備がないことは二人は分かりきっていた。其だからなのか。
「・・・・どうせまた変な武器でも入ってるんでしょ?」
「いや別に改良したメガ・ビーム・ランチャー後期型と空間戦のときについていたガトリングを背部バックパックに装備させただけだが?火力は俺が保証する。」
「「充分変だよね!?」」
思わず突っ込んでしまう二人に苦笑いのヴィンセント。ふと思ったのか今度はクロエが切り出す。
「ん?ということはヴィンスも何か改良を?」
「・・・・・・・遺品を取り込んだ。」
「!?」
ヴィンスの放った遺品と言う言葉。クロエの脳裏には有るものが過った。かつてヴィンスと再会した直後、その存在を破棄されたHADESと同系列の存在を。
「ヴィンス....それって...!!」
「ああ、本質こそ改良はしたが。対DEM殲滅システム【EXAM】とHADESの負担を軽減させる補助プログラム【ALICE】。それを俺のザフキエルに取り込んだ。」
ヴィンセントは苦い声でそう告げた。
To be continued......
全然進まねーewwwwww
因みにごめんなさいたまちゃん&折紙のシーンは全カットで!