ディザスター・ア・ライブ 〜Returns of Missing〜   作:ふぇるみん

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格好のネタを見つけてしまったので取り敢えずヒロイン化しない。

ところでメサイア4thストーリー見ました?あれでノア推さねぇやつは尊壊崩皆ジャオラァン!


第26話 闇堕ちというべきなのか反転というべきなのか

何時ものように授業が終わった夕方、帰路についていた四人はふと空模様を見る。

 

「.....こりゃそろそろ降るな。」

 

「十香の為に早めに帰りたいからありがたいがヴィンスたちは大丈夫なのか?」

 

「ああ、ティーレとレーベはどのみち暫くは今後遠征に出るからいないし。」

 

「遠征?」

 

士道が聞いてきたのでクロエが今度は説明する。

 

「ティーレたちはこう見えても軍人だからね。一旦自身のメンテナンスやら補給やら人員交代やらで時々国に帰るの。今回はメンテナンスと補給だけみたいだからそこまでかからないとは思うけど。」

 

「ほーん....あっ。」

 

ふと話を勧めているとポツリポツリと雨が降り出した。

 

「やっべ!?」

 

傘を持っていない士道は一刻も早く帰るために走り出す。一方特に対策というわけでもなく反射動作でトーリスたちを呼び出していたヴィンスとクロエだったが、ふと近くにあった神社の方を見てはてなマークを浮かべる。

 

「.....あれ、【ハーミット】じゃないか.....?」

 

「うん....でも周囲にサクちゃんがいる様子はないね。」

 

「代わりにいるのはフードを取った子....?」

 

急いで士道に伝えなくては、と士道が走っていった方向を見ると神社で同時に転んだ【ハーミット】に向かって走り出す士道の姿が。

 

「だ、大丈夫か!?」

 

「ひぅ....!?」

 

【ハーミット】は怯えたように後退りしその目の前をフードを外した少女が遮る。

 

「.....彼女に触れるな....!!」

 

士道はどうにかして彼女に先程拾ったパペットを渡したいが目の前にいる少女のせいで手が出せない....。そんな時、あとから追いついてきたヴィンスたちも合流した。その後姿には何故か【アーク】ことアリスもいた。

 

「追いつい....だっ!」

 

「急に呼び出すから何だと思えb.....!?!?」

 

士道はアリスの表情の変わりように気づいた。それと同時にフードを外している方の少女の顔が引きつるのも。

 

「あー....サクリじゃなくて....あー....。」

 

二人はこの少女を知っているのかバツが悪そうな顔をしている。アリスが近寄るに連れハーミットの前に立っていた少女が後退りを始めものすごい勢いで怯えてる少女よりも後ろにいる。士道はチャンスと感じパペットを左手にはめてあげた。するとどうだろう、怯えていた少女の顔が柔らかくなっていく。

 

「あ、あう.....いたく...しないで....ください...!!」

 

「俺は傷つけたりなんかしないよ、それよりも、立てるか?」

 

コクリとうなずいた【ハーミット】はゆっくりと起き上がるとそそくさと一歩離れる。それを見た四人は微妙な顔をしている。

 

「....俺たちはお前らを傷つけるために来たんじゃないぞ?助けるために来たんだがな....。」

 

『たっはー!!助かったよ〜。この子は恥ずかしがり屋さんで人見知りだからあまり見知らない人とは話せないのよ〜ゴメンね〜。』

 

「!?....これは驚いた、人形も喋るのか....。」

 

ヴィンセントが驚いている中、士道は刻々とどうしてここにいるのか、などを聞いていた。一方でクロエたち女子陣はと言うと。

 

「さぁ!サクリちゃんは何処にいるの!吐きなさい!」

 

「あわ、あわわ....!!?」

 

「クロエちゃん....ノアが困ってるじゃない...。ノア、【ハーミットと一緒にいたサクリファイス】はどこに行ったの?」

 

よっぽどアリスちゃんの方が怖くない?とはクロエは言わずに飲み込んだのは僥倖かもしれない。現にノアは怯えていて今にもフードを外しそうである。なおフードはアリスが強制的に被せて人格を戻している。これは強引。

 

「と、取り敢えず....もうひとりの私が知っているので....フードを取らせて....ください....!!」

 

「....なんか変な真似したらすぐ被せるからね?」

 

アリスは渋々フードから手を放す。ノアは首をブンブンと縦に振りフードを手で取った。その瞬間、ノアのまとっている雰囲気が変わったことを二人は感じ取った。

 

「....全く、どれだけ私を懸念しているのかしら....たしかに私はあちらでは完全無比なる力を持つけどここでは他の人間と変わらないよ....まあ、精霊より強い力はまだ使役できるけども。」

 

「やっぱフード被せていい?」

 

「クロエちゃん、抑えて、抑えて....。」

 

クロエの発言にとっさにフードを抑える闇堕ちノアこと女王ノア。表情が思わしくないあたり相当封印されたくないのだろう。この点では性格は軟化してるのかとアリスは感じ取っていた。

 

「さて....サクリファイスだったわね?あの子は今ハーミットのパペット....【よしのん】に憑依しているわ。」

 

「「!?」」

 

「よしのんの動きには気をつけなさい.....下手をすれば精神を乗っ取られて殺されるよ。」

 

そういった女王ノアはフードを自ら被った。

 

「っ.....お話、終わったんですか...?」

 

「一応はね。怖がらせてごめんね。」

 

「自分にいるもうひとりの私を懸念するのは私だって承知済みです。」

 

「....そういえばノアちゃん、どうやってここに顕現できたの?本来ならアリスみたいにEvS使わなきゃ顕現できないはずだけど....。」

 

クロエがふとした疑問を聞いていく。本来ALICEに所属するユーザーは電力などを蓄え、かつダーウィンの持つEvSを利用しないと顕現できないという性質を持っていたが、ノアにEvSを持っているような兆候は見られない。

 

「私はサクちゃんが突然いなくなったから痕跡を探して追ってたんだけど....そうしたらいつの間にかここに来てて....メビウスさんたちやヴォイニッチさん、カリオストロさんに、アグリさん、ノストラさんも居なくて...。」

 

ノアがポツポツと呟いていくにつれノアの声から覇気が失われていく。不審に思ったアリスは自らの持つ権限でノアの状態を確認していく。

 

「っ、残り顕現できる最低貯蓄電力が近い....!!クロエちゃん!」

 

「分かってる!【ペイちゃん!】」

 

クロエはなにもない雨雲の上空に向かって叫ぶ。数秒して上空に一つの光点が見えクロエの後ろで止まった。

 

『お待たせっ!!』

 

「この子に電力供給を!!家にたどり着ける分でいいから!!」

 

『おっけー!ノアちゃん?でいいのかな?私の手に触れて!』

 

「あっ..は、はい!」

 

ノアは突如現れた巨大な物体に左手で触れる。触れた瞬間から電力供給が始まりものの数分で必要最低限の稼働電力は貯蓄された。

 

「危なかったわね....とりあえず私達の本部にまで来てもらうわよ。....あれ?【ハーミット】は?」

 

話し込んでいるうちにいつのまにか居なくなっていた【ハーミット】。

 

「ハーミットなら士道と話し込んでいるうちに帰っていったぞ?」

 

「あわわ....サクリファイスちゃんがよしのんに憑依しているのにどうしよう.....!!」

 

「取り敢えず探すしかないか......アリスと....ノアでいいのかな?」

 

「あ、はい!」

 

「ひとまずアリスが言っていたとおりうちらの本部にまで一旦ついてきてくれ、あの緑髪の引きこもりからEvSひったくらんとならんくなったからな....。」

 

「(言い方よ.....。)」

 

そして士道と十香と別れ帰路へつく5人。数分してやがて着く。人気のない港だがそこにはかつての戦いで沈んだ巨体が浮かんでいた。

 

「さて、ここが今の俺たちの本部.....改ビッグ・トレー級陸上戦艦の三番艦、かつて沈んだ名を受け継ぐもの....【メサイア】。」

 

「めさ.....いあ。」

 

全員は我が家へ帰るように入っていきノアもそれに続くように入っていった。いつも集まる艦橋ブリッジへくると、そこには....、

 

 

「やぁ.....遅かったじゃないか.....。」

 

艦長席で干からびたダーウィンと、

 

 

「.....アリス?帰って仕事を始めるわよ。」

 

「......どうして ........。」

 

仁王立ちで待ち構えていたアインシュタインの姿だった。

 

 

Ti be continued.....




あとがき考えるのに3日かかったアホ

ノアちゃん

6日実装らしいので取り敢えず書いてみる
幣小説にては女王人格と普通人格の二種類混合でフードの有無で代わる。
近頃の望みは女王人格を分離させてお話してみたいこと(
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