空飛ぶにわとり番外編   作:甘味RX

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決戦前夜NGテイク

 

 

【 ビバ☆雪合戦 】

 

 

 

 

 

 

 ケテルブルクホテルの前で、俺は何とはなしに空を仰いでいた。

 

 ケテルブルクで過ごす、もしかしたら最後かもしれない夜。

 明日はみんなアブソーブゲートに向かう。ヴァン謡将を、倒すために。

 

 俺も。

 

 湧き上がってくる恐怖を逃がすように、は、と息を吐く。

 それは紫色の夜空に白く浮き上がり、やがて雪と混じるように消えた。

 

「リック」

 

 背後から控え目に響いた呼び声に思わずびくりと肩を跳ねさせる。

 恐る恐る振り返ると、そこには赤色の髪と翠の瞳。

 

「あ、わり、驚かしたか?」

 

「だ、だいじょうぶ」

 

 今のちょこっと情けない姿を見られていたのかと思うと気まずいが、なぜかそれ以上にルークが気まずげな顔だったので、俺は自分の思考を中断して首を傾げた。

 

「ルークも出かけるのか?」

 

「あー、まあ、適当に……」

 

 曖昧な返事と共にルークが俺の横にならぶ。

 

 決戦前夜とあって、他のみんなも各々の時間を過ごすべく外に出ている。ホテルに残っていたのはルークだけだ。

 そういえばミュウも先ほどどこかへ行ったなとぼんやり考えていると、ルークがふいに、あのさ、と話を切り出した。

 

「……おまえ、明日いいのか? その、俺たちと……」

 

 告げられた言葉にきょとんと目を丸くして、考える。

 今の言葉と、泳ぐ翠の目と、気まずげな態度。

 

 すべてを総合してはじき出した結論に、俺は思わず苦笑した。

 

「どうしたの今更」

 

「いや、でもさ、リックは別に関係ないわけだしよ……あ、わ、悪い意味じゃないぞ! ただ巻き込んじまったよなって……」

 

 しょんぼりと肩を落とすルークを見ながら俺も眉尻を下げた。

 ここにきて成り行きだからみんなと一緒に行くんだと思われてるなら、それはそれで切ないものがある。

 

 だけどまあ、こういうのはジェイドさんで慣れっこだ。

 ここでヘコんで終わりの俺だったら、あの人と一緒にいられるわけがない。

 

 はたと思いついて、ちょっとだけ意地悪く笑いながら足元の雪を拾い上げた。

 そしてそれを、視線をそらしているせいでこちらの行動に気づかないルークに、ぽいと投げつける。

 

「うっわ! つめてぇッ!! なにすんだよリック!」

 

「雪合戦しようルーク!」

 

「はあ?」

 

 突然の言葉に、ルークは一度 怪訝そうに顔をしかめたが、笑う俺と、俺がまた手に取った雪を見比べて、少しの沈黙の後、にやりと笑った。

 

「上等だ。相手になってやらぁ!」

 

「そうこなくっちゃ!」

 

 

 

 

 高級感ただようホテルの前に、響く子供みたいな俺とルークの笑い声。

 とびかう小さな雪玉がいくつか。

 

 目の前に跳んできた雪を軽くかがむことで避けてみせると、ちょっとくやしげに眉根をよせたルークが次の瞬間には口の端を上げて、足元の雪に手を差し入れた。

 

 何をするのかと目を丸くして見返していると、彼はその雪を持ち上げるようにして、俺のほうへ散らしてくる。

 

 ほうけていたせいで盛大に口へ入った雪にむせていると、ルークが自慢げに笑みを浮かべて胸を張った。

 

「どうだ、穿衝破!」

 

「ぶはっ。ハハッ、これ穿衝破って、ルーク!」

 

 そっちがそうくるなら、と俺も小さな雪玉をいくつか腕に抱え、先ほどの俺と同じようにこちらの作業をきょとんと見ていたルークの頭上に、それらを全部放り投げた。

 

「うわ!」

 

「へっへー! コチコチハンマー!」

 

「譜術ぜんぜん使えないくせにー……!」

 

「い、痛いところを……いいの! これくらい夢みさせて!」

 

 マルクト軍にあって譜術を使えない兵士はただでさえ肩身が狭いのだから、気分くらい味合わせてくれてもいいはずだ。

 

 むつっと頬を膨らませながら新たな雪玉を作っていると、雪国の静かな空気の中によく透る きれいな、だけど今はちょっと戸惑ったような声が響いた。

 

「ルーク? リック?」

 

「ティアさん!」

 

 外から帰ってきたティアさんの青色の目が、俺とルークを見比べて不可解げに揺れる。

 

「え、と、……何をしているの?」

 

「雪合戦です!」

 

 満面の笑みで言って返せば、そういうことじゃないんだけど、という小さな呟きと苦笑。

 そのあとティアさんはひとつ咳払いをして人差し指を立て、きゅっと眉を吊り上げた。

 

「明日はアブソーブゲートに向かうわ。今日は極力体を休めないと、……兄さんもいるのよ、きっと簡単にはいかない」

 

 兄さん、と口にする時、思いつめるように目を眇めた彼女に、何か声をかけてあげなくてはと焦った俺が口を開こうとした瞬間のことだった。

 

 ぼふん。

 

 それなりの速度と勢いを持って、真っ白な雪玉が、ティアさんの顔に当たる。さっと頭のてっぺんから血の気が引いた。

 

「ティ……っ!!?」

 

「命中~!」

 

 そんな俺の後ろでよっしゃあと声を上げながらガッツポーズを決めるルーク。

 嬉しげなルークと、顔についた雪のせいで表情が窺えないティアさんとをわたわたと見比べる。

 

「ティ、ティアさん」

 

 逡巡の末、俺は そっと彼女に向けて手を伸ばしたが、肩に置くとも雪を払ってあげるともつかない、どっちつかずの位置のまま指先を漂わせた。

 

「…………」

 

 雪がはらはらと零れおちていくのと合わせて、ティアさんの肩が小刻みに震え出す。

 やがてその裏から現れた青の瞳は、雪の冷たさのせいかほんのり涙目だった。

 

 そして今度は俺がどうしようと思う間もなく、彼女は足元の雪をつかみ上げ素早く球状にすると、それを美しいほどのフォームでもって真正面へ投げつけた。

 

 頬の脇を鋭い風がすり抜けていったと思った直後、ルークがいた方向から「もぶっ」というくぐもった悲鳴が聞こえてくる。

 

「ちょうしにのらないでっ!!」

 

 肩で息をしながら寒さに赤くなった頬で言いきられた言葉には、たぶん、これ以上ふさわしい使いどころはなかったかもしれない。

 

 ご愁傷様ルーク、と俺が思わず手を合わせそうになったとき、雪の中に突っ伏していた赤色が起き上がった。

 

「こ、今度はこっちから行くぜ!」

 

「覚悟なさい!!」

 

 思った以上に重い球だったのか、若干よろけ気味ながらもルークがびしりとティアさんを指させば、新たな雪玉を手にティアさんも拳を握る。

 

 俺はきっと、止めなきゃダメなんだ。

 まあまあって二人をなだめて、明日のためにそろそろ切り上げて。

 

 ああもう頭ではわかってるのに。

 まずい、まずいぞ、俺ちょっとわくわくしてる。

 

 理性と本能の間で数秒揺れ動いた末に、俺は抑えきれなかった笑みを浮かべて、目の前で繰り広げられる雪合戦の真っ只中へと飛び出して行った。

 

 

 

 

「……で」

 

「何してるわけぇ?」

 

「雪合戦!」

 

 帰り道で偶然一緒になったのだというガイとアニスさんが何とも言えない表情で訊ねてくるのに、ティアさんやルークと遊んでいるというこの状況が楽しくて仕方ない俺はにぱりと笑顔で返す。

 その向こうからは雪玉の攻防と合わせて「ルークのばか!」「ティアのメロン!」というやりとりが聞こえてくる。

 

 ルークそれはセクハラじゃないか、と呟くガイの隣、アニスさんは大きな瞳をきょとんとさせながら腰に手を当てて立ち直していた。

 

「めっずらしー、ティアまで一緒になっちゃってる」

 

「ああ……でもま、このほうがいいかもな。 がちがちに緊張してるよりは、さ」

 

 言い合いながら雪を投げ合う二人の姿を見て、ガイが緩く笑みを浮かべる。

 

 明日は決戦。でも固くなってれば勝てるってものでもない。

 そう頭では分かっていても、やっぱりきしんだ音を立てる気持ちが、みんなにもあるのだろう。

 

 俺だけじゃない。

 

 その事実に今更ながら気づき、ふいに体の力が抜けた気がした。

 アニスさんの小さな笑い声が耳に届く。

 

「だね。よーし、私もやろっと!」

 

「お手並み拝見だな。負けないぞ、リック」

 

 ほうける俺に向けられた柔らかな言葉に、はっとして頷いて見せれば、人好きのする顔でにかりと笑ったガイと腕まくりをしたアニスさんが、軽快な足取りでルーク対ティアさんだった戦場へと繰り出していった。

 

 みんなで雪合戦。

 嬉しすぎる響きに にやけて同じく足を踏み出そうとした俺の背後から、聞きなれた低い声。

 

「楽しそうですねぇ~、リック」

 

「はヒィっ!!?」

 

 声が聞こえるまで何の気配もなかった後方を弾かれたように振り返れば、そこではぴしりと立ったジェイドさんが、鮮やかな笑みを浮かべていた。 冷や汗が背筋を伝う。

 

「お、おかえりなさいジェイドさん」

 

「ええ、ただいま戻りました。それで貴方は明日の準備もせずにこんなところで雪遊びですか」

 

「いや! その! もうちょっとしたらやりに行こうかななんて……」

 

「頼んでおいた物資の調達は?」

 

「……終わったら、いこうかなー……な、なん……て……」

 

 笑顔の圧力が怖すぎる。

 

 そういえばそれをこなしに行こうと思ってホテルを出たところで、見事に積もった雪が目に入り、ちょっとだけと遊びだしたんだった。

 そこにルークが来て今に至り、当然ながら俺はまだ何にもしていない。

 

「ほう?」

 

 周囲で着々と渦を巻き始めている音素に泣きながら土下座しようとしたとき、ジェイドさんのさらに後ろから「まあ!」という弾んだ声が聞こえてきた。

 

「これが雪合戦というものなのですわねっ。話には聞いていましたがこうして見るのは初めてです」

 

「あ、ナタリア。 おかえり!」

 

 恐怖に沈んでいた体をぴこんと跳ねさせて、明るい金色に向き直る。

 すると彼女も深緑色の瞳をきらきらとさせて俺を見た。

 

「私も参加させてくださいませ!」

 

「! ……うん、うん! ナタリアも一緒にやろう!」

 

 表情を輝かせながら二人で手を取り合う。

 すごい、本当に“みんなで”雪合戦が出来るんだ。

 

「では、参りますわよ!!」

 

「うんっ!」

 

 こんなところまで上品に足元の雪をきゅっと丸めたナタリアが、目の前の合戦場に飛び出していくのに続けと足を踏み出しかけて、ふいに首筋へ流れた気温のせいだけではない冷気に俺はすぐさま足を止めて固まった。

 

 譜業細工のオモチャみたいに固い動きで振り向けば、そこには呆れたような目で眼鏡を押し上げる大佐の姿。

 そうだった。嬉しさのあまり忘れてた。

 

 これはもうケテルブルク中の積雪を消滅させるイグニートプリズンか、と丸焦げになったそう遠くない未来の俺を脳裏に描き、我知らずはらはらと頬を涙が伝いだしたとき、大佐がひとつため息をつく。

 

 それと同時に周囲に集められていた音素が霧散したのに気付き、目を丸くする。

 

「ジェイドさ……いや、その、た、大佐……?」

 

「まあ、皆さんもすでにあの調子ですからねぇ」

 

 ちらりと俺の後ろに目をやって、大佐が肩をすくめた。

 つられてそちらを見れば、いつのまにやら白熱しつつある雪合戦の現場が目に映る。

 

「俺の本気見てみるか!?」

 

「やろーてめーぶっころ~す!」

 

 あ、トクナガが巨大化してる。

 

 まさに合戦場と化しているケテルブルクホテル前。

 何だかんだみんな負けず嫌いだから、右肩上がりにヒートアップしている気が。

 

「ふむ。たまには私も童心にかえってみますか」

 

 ぽつりと響いてきた声に動きを止めた。

 なんだ、それは、つまり。

 

 ジェイドさんと一緒に、遊べる?

 

「っジェイドさ ――!!」

 

「手加減はしませんよぉ?」

 

 笑顔で振り返った俺は、そこで向けられたこの上なくさわやかな笑みに、先ほどとは違う意味で動きを固める。

 

 ……な、何も用意してなかったことやっぱり怒ってるんですね!

 

 

 

 

 ジェイドさんならともかく、みんな雪合戦のルールなんて分からないから、ただ誰かに向かって投げ合うだけの何でもあり雪合戦。

 

 近くにいた俺とルークはなんとなくタッグを組んでいた。

 

「きゃあ!」

 

 ルークの投げた雪玉がナタリアに当たり、ナタリアが笑いながら「もう、ルーク!」と声を上げる。

 

「よっしゃあ当たった!」

 

「すごいやルーク!」

 

 ハイタッチをかわそうとした俺達の間を、ふいに冷たい空気が通り過ぎた。

 たらりとルークの頬から血が落ちる。

 

 とっさに背後を見やればホテルの外壁に突き刺さっている棒状の何かが見えた。

 

 恐る恐る歩み寄り、それの正体を確認して立ち尽くすルークのほうを勢いよく振り返る。

 

「つ、つららだよルーク!!」

 

「ちょっと待てありえねーだろ壁刺さってんぞソレ! 砕けるだろ普通!!」

 

 ほっぺたを押さえたルークが涙目で怒鳴る。

 軽くつついてから引っこ抜いてみたが、どう見てもツララだ。

 

 ツララが横に飛ぶなんて不思議な事がありますのね、とナタリアが目を丸くして首をかしげたので、とりあえずそういうことにしておいたが、俺は先ほどのツララを冷たさのせいだけじゃなく小刻みに震える手で握り締めた。

 

 ……いるの? 来てるの? マジで?

 

 脳裏を過ぎるのは、ルークとは別の鮮やかな緋色だった。

 

 

 

 

 豪速球ならぬ豪速ツララとその投げ主の事はほんのり忘れることにして、雪合戦を再開してから少し。

 ふいにナタリアが動きを止め、その深緑色の瞳をキッと吊り上げながら腰に手をあてる。

 

「リック。先ほどから、どうして私には当てないのです。女だからですか? 王女だからですか?」

 

「い、いや、その、なんていうか……」

 

 告げられた言葉に、ぎくりと肩を跳ねさせてしどろもどろに弁解する。

 

 さっきのルークを見ていた身としては、下手なことしたらいつかツララを通り越してアイシクルレインが飛んできそうで怖いというのもあるが、やっぱり兵士根性が染みついているので、どこか“ナタリア姫”に遠慮している部分があるというのも否めない。

 

 彼女は俺が濁した言葉に混じったそんな気持ちをしっかり感じてしまったらしい。

 

「……私たち、ここまで一緒にやってきましたのよ。今更、遠慮なんて」

 

「ナタリア……」

 

 ナタリアが悲しげに眉根を寄せて、顔を伏せる。

 しゅんと落とされた細い肩に俺はおろおろと視線を漂わせた。

 

 ナタリア。

 敬語でなくていい、名前で呼んでくれていいと、ついかしこまった態度を取ってしまう下っ端な俺に根気強く何度もそう言ってくれた。

 

 王女じゃなくて、仲間として接してほしいって、言ってくれるから。

 

 俺はぐっと拳を握り締める。

 

「っ分かりました! 男、リック一等兵、全力で雪合戦に臨んでみせます!!」

 

「そこ! 敬語!」

 

「ごめんなさい!」

 

 

 

 

 ちゃんとみんなと同じようにナタリアに雪玉を向けるようになってからというもの、雪に混じって飛んでくるツララを必死にかわしていると、いつのまにか隣にいたガイが「へぇ」と感心したように息をついた。

 

 その声に半泣きのままガイのほうを振り向く。

 

「ど、どうかした? アイシクルレインきたか?」

 

「は? ああ、いや、よく見てるとさっきから全然当たってないと思ってな。すごいじゃないか」

 

 心のお母さんに褒められたとあって、さっきの泣きべそもどこへやら、俺は緩んだ顔で笑みを返した。

 そして避けたときに膝についた雪を払いつつ立ち上がり、胸を張る。

 

「ほら、俺逃げるのは得意だから!」

 

「うんうん。自信たっぷりに言うにはちょーっと情けないぞリック」

 

 苦笑するガイを前に今一度へらりと笑いながら頭をかいたその瞬間、脳が鋭い衝撃に見舞われた。

 

「……で、なんで今のジェイドのは避けなかったんだ?」

 

「……雪玉数個で済んだところを天衝墜牙槍→天雷槍→瞬迅槍のコンボにはしたくないから」

 

「…………ああ……」

 

 体半分 雪にうずめながら遠い目で呟けば、ガイは得心したように頷きながらそっと俺の上の雪を払ってくれる。

 

 それにしてもこの音は軽いのに痛いという感じがまさしくジェイドさんだ。雪玉も同じなのか。しかも今回は自業自得なだけに何も言えなかったりする。

 

 この雪合戦が終わったら急いで準備を始めよう、と心の片隅に留めながら、ゆっくり体を起こした。

 自分からちらほらと雪が落ちていくのを視界の端に見ながら、改めて目の前の景色を眺める。

 

 真っ白な雪。静かな世界。

 そこに出来たいくつもの足跡と、今まだ響く賑やかなみんなの声。

 

 目を伏せて深く長く、息を吐いた。

 

「リック?」

 

 不思議そうなガイの声に瞼を持ち上げ、こちらを覗きこんでいる空色の瞳に向けて笑みを返す。

 

「行こう、ガイ!」

 

 勢いよく立ちあがってガイの腕を取り、俺達はまた雪合戦の激戦地に向かって駈け出した。

 

 紫色の夜空。白く消えるいくつもの息。

 

 もう、恐怖は湧き上がってこない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌朝。

 

 雪の街にも変わらず鳥はいるようで、ちゅんちゅん、と愛らしい声が響く中で、直立のまま視線を泳がせる。

 

「……それで、つい夢中になって朝方まで雪合戦を続けた結果、皆さん熱を出して寝込んでしまった、とそういうことでよろしいですか?」

 

「…………はい」

 

 決戦当日だったはずの日、ケテルブルク知事邸にて、大佐そっくりの仕草で頭痛を堪えるように眼鏡を押し上げたネフリーさんの前、俺は身を小さくしてそっと頭を下げた。

 

 

 

 




アブソーブゲート一回目直前ケテルブルクNGテイク。


偽スキット『赤い人』
ネフリー「そういえば街中で倒れている赤い髪の青年を見つけたとのことで、怪我もしているようでしたので同じくケテルブルクホテルに運ばせたのですが良かったですか?」
リック「ほんっとうにありがとうございます……!!!」

何から何まで。
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