超絶☆マイクラン 〜心の底からお前を見ている〜 作:エクセレント☆アックア
もうこの小説を待ってる人居ないかもしれませんけど(居てほしいっすわやっぱ)、頑張って書くのでよろしくお願いします!
※今回はブレワイ要素無しです
俺は今月ふざけてばかりだった。それも迫りくる戦闘に対するストレスが溜まってしまったからだ。
巻き込んでしまった奴らは済まないと思っている。
でもなぁ、知ってるやつの親と殺し合うのはキツ過ぎるだろ。
「なあ、マイクラン」
ーーなんか久々な気がするぞ
「え?」
ーー具体的には半年位
「き、気のせいでは?」
ーーまあいいか
「そうそう」
ーーところで、もう着きそうだぞ
「大丈夫ですかスティーブ」
イングリットが俺の顔を覗き込む。俺は慌てて、
「大丈夫、大丈夫。俺の事よりアッシュはどうだ?」
「アッシュは…」
アッシュ。今節のメインキャラと言えばこの少年なんだが、茶化すのには重過ぎる空気だ。だから俺は、
「よお、アッシュ。サポートは任せろよ!」
アッシュは顔を上げると、
「スティーブはサポートされる側じゃ無いですか…」
おっと、冷静なコメント。少なくとも本人は平常心で在りたがっている。だったら俺もそれに合わせよう。
「そんなら、サポートよろしく!」
ドンとアッシュの肩を叩き、俺は迫りくる戦場での動きをイメトレし始めた。
道中でカトリーヌが俺を胡散臭げに見てきたが、俺は知らないふりをした。
◆◆◆
戦闘が始まった。
カトリーヌが単身で左の森へ突っ込んだ。普通の生徒が森へ何も考えずに進軍すると、死ぬ。それがルナティック。
だがしかし、カトリーヌは死なない。強いから。
そんなカトリーヌに憧れたのか、無謀にも右側の森へ突っ込む者がいた。俺だ。
「スティーブ頼む」
とベレト先生。
もちろんこれは作戦通り。
普通の生徒なら、霧の中の森で敵に囲まれて死ぬ。なので、一番機動力のある俺が囮となって敵を森から引きずり出す。
「うおおお!」
俺を見つけた兵士が襲いかかってきた。だがしかし、俺の回避を舐めるなよ。
「いでぇ!」
まだ無傷だけど、これは周辺の敵をおびき寄せるための罠だ。
「頼むアネーット!」
「まかせて、ウインド!」
瞬間、アネットは風の刃を作り出し、囮に引っかかった兵士を切り裂いた。
「…母ちゃんすまねぇ」
兵士の悲痛な最後に、アネットの表情が曇る。
「アネットナイス! 次も頼む!」
こんなんで落ち込んでる場合じゃないぞ。5年後は生徒どうして殺し合うんだから。
アネットと言う強力な魔術師の存在が今ので明らかになった為、敵も積極的にアネットを狙い始めた。が、しかしそれも対策済みだ!
「シルヴァーン! イングリーット!」
「あいよ!」
「行きます!」
馬に乗った槍騎士とペガサスに乗った槍騎士が駆けつける。そして、アネットを守りつつ、敵のライフを削り取る。
ひゅー、流石マイクランの弟君。同じ位強いのでは。
ーー殺すぞ
とまあ、人間死にかけるとテンションがおかしくなるもので……調合薬飲まなきゃ。
何人かの生徒が、民が戦争で死ぬことについて話している。だけど、俺はそれどころじゃない! 本当に素人なんですかこの人達、だとしたらフォドラ人は全員化け物!
「こっちだおらぁ!」
俺は毒弓をくらいながら、調合薬をがぶ飲みし、松明を振りつつ、叫びながら森を駆ける。
それに釣られた敵をアネット、シルヴァン、イングリットで確実に仕留める。
走るのに弓と槍が邪魔だなぁ。でもこれ捨てるといざという時にただのサンドバッグになっちゃうからなあ。
右の森周辺は、俺、アネット、シルヴァンでなんとか殲滅。ついでに調合薬も消滅し、残り1個だ。
中央の開けた所はドゥドゥー、ディミトリ、ベレト先生を壁にしつつアッシュ、フェリクスの弓部隊、そして回復兼魔法のメルセデスで進軍中。あっちはあっちでメルセデスが大忙しだ。
「アネット! シルヴァン! イングリット! 調合薬あまってる? 俺のはもう無いからくれ!」
俺達も森を抜け、ベレト先生達に一時合流する。
「スティーブ、引き続き囮を頼む!」
「了解!」
こんなふうに格好つけているが、最初は俺も弓部隊の予定だった。しかし、休日の戦闘訓練で、俺の弓命中率が低すぎたため、囮として採用されたって訳だ。イグナーツすまん。
先生達も順調に進軍していった。
「ディミトリ、フェリクスは引き続き辺りを警戒、アッシュは二人の援護、メルセデスはドゥドゥーの回復を頼む」
「わかった」「ああ」「了解です」「わかったわ」「すまん」
一方その頃、スティーブは…
再び戦場を走り回っていたら、霧が晴れてきた。どうやら先生達は
俺? 俺は………。
「誰か! 誰かこの中に調合薬余ってる人いませんか! 若しくはライブできる人! 助けて下さい! 死んでしまいます!!」
アネットに付いてきている傭兵団の方々に調合薬をねだっていた。
カトリーヌ
「全員殺してもかまわないだろう?」
スティーブ
「(経験値的な意味で)だめです」