元素魔導士エルフが転生先の黒の暴牛で頑張る   作:ハッタリピエロ

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エルフとしての日常

澄み切った大空の中を舞台に踊るように剣を交える二人のエルフ

 

「剣魔法開闢の一閃!」

 

剣を手にした魔導士、リヒトが振るった剣圧はもう一人の魔導士、レイヤを襲ったが

 

元素(エレメント)魔法エクス・リフレクト」

 

レイヤの言葉とともに無数の魔法の盾が現れ、剣圧を防ぐと同時に

 

「元素魔法エクス・グラディウス」

 

無数の盾は光の剣となりリヒトに向けられ流星群のように降り注いだ。

 

がリヒトに当たる寸前でピタッと止まった。

 

「そこまで~」

 

審判を務めていたエルフ、ライアの掛け声でリヒトたちは地面に降り立った。

 

・・・・

 

は~……やっぱリヒトはすげえわ。俺に奥の手を使わせるなんてな

 

突然だが俺は転生者だ。前世は日本にいたが当然トラックに跳ねられて死ぬと俺はエルフとして転生した。

 

魔法などもあることからこの世界が前世の世界でないことがすぐにわかった。

 

でこいつは俺の親友のリヒト

 

「やはりレイヤはすごいね」

 

「いやいや相性がいいだけだよ」

 

「そんなことはないさ。仮に本気でしたとしてもレイヤが勝つよ」

 

そういって岩にこしかける俺たちのところへ

 

「やっぱリヒト君もレイヤ君もウチなんかよりすごいね~」

 

こいつはライア。誰もが持っている術者の魔法を高めるグリモワールに触れるとその者の魔法をコピーして使えるという模倣魔法の使い手だ。

 

「そんなことはないさ、ライア」

 

「お前の模倣魔法の方がすげえんじゃねえの?」

 

「いやいや……おまえの元素を組み合わせてあらゆる魔法をコピーするのなんてウチにはできないわ」

 

三人で話していると

 

「リヒトさん!レイヤさん!」

 

「レイヤ!」

 

「あ、パトリ、ファナ」

 

「ま~た来たのか。パトリ」

 

「うるさいですね。あなたに用はありませんよ」

 

「なんだとチビ」

 

ライアとパトリが言い争っているのを見ていると

 

「レイヤ!お弁当持ってきたよ!一緒に食べよ?」

 

ファナがバスケットを見せてそう言ってきたので

 

「うん。わざわざありがとう」

 

ファナからバスケットを受け取ってサラサラの髪の毛を撫でると

 

「うー……」

 

顔を真っ赤にしてモジモジとし始めた。やっぱり可愛い。俺なんかの彼女には勿体ないぐらいだ。

 

「あはは。ファナとレイヤはいつも仲がいいね」

 

「おまえらよく堂々とイチャイチャできるもんだな」

 

「さすがレイヤさん!」

 

「皆も一緒に食べよ?」

 

「そうだね」

 

「パシモのしょうゆ漬けはウチがもらうよ~」

 

「あっ!ライアさん!それは僕がもらうやつですよ!」

 

「喧嘩するなよ……いっぱいあるんだからさ」

 

そしてお弁当を食べてファナと二人きりになると

 

「あ~……眠いな」

 

「もうレイヤ、行儀が悪いわよ?」

 

「あー……ごめんでもちょっと……」

 

「じゃ、じゃあ……」

 

「ん?」

 

「は、はい………おいで……?」

 

ファナが正座して自分の膝を叩く。もしかして……膝枕ってやつ?

 

「いいの?」

 

「れ、レイヤだけなんだからね!こんなことするの!」

 

さっきよりも顔を真っ赤にしてそっぽを向く。

 

まあファナの厚意には甘えましょうか

 

「ん……」

 

「ふふ……本当に子供みたいなんだから……」

 

ファナの膝の感触……柔らかくていい……

 

結局眠ることはなくその後家まで帰り夕飯を食って

 

お風呂に入っていると

 

「ふぁあああ……生き返るな~……日本人の心ってやつ?」

 

とその時

 

ガララッ!

 

「失礼するわね?」

 

「ファナ!?」

 

タオルを持ってファナが風呂場に入ってきたのだ

 

「な、なんでファナが……!?」

 

「あら?いずれ夫婦となる者なんだから一緒に入ってもおかしくないでしょ?今日はレイヤの背中を流してあげるからね♪」

 

そう言って浴槽に入ってきたのだ

 

「ちょおっ!?ファナ!?当たってる!当たってるんだけど!」

 

「当ててるのよ♪」

 

ファナが身を乗り出してきたのでファナのおっぱいとあそこがあたっているわけで!

 

「それとも……嫌?」

 

「……嫌なわけないだろ。俺は世界一の幸せ者だよ」

 

涙目で俺を見上げてきたファナを見て俺は罪悪感に包まれたのですぐに訂正する。

 

それでもファナが泣きそうだったので

 

「はぁ……わかった。じゃあ証明するよ」

 

「え?きゃあ……!」

 

俺はファナをお姫様抱っこして風呂場の壁に手を当てるように立たせてファナの股を開かせて腰を構えると……

 

「あっ……!」

 

・・・・

 

ライアside

 

き、気まずい……

 

レイヤのやつに昼間の礼をと思ってクッキーをもってきたら風呂場の方からファナの喘ぎ声と友人の激しく責めあげる声を聞いてしまったのだ。

 

ファナのここ、こんなに濡れてる……のくだりでウチは家を後にした

 

ただお菓子持ってきただけだってのにこれは……そうだ!不可抗力だ!

 

そう言い聞かせてウチは来た道を戻る

 

・・・・

 

汚してしまった風呂場をお湯で洗い流していると

 

「はぁ……はぁ……レイヤ……」

 

蕩けた表情で風呂場の床に倒れこんでいるファナ

 

「あー……ごめんな。なんかいろんな意味で」

 

「んーん。むしろ嬉しかったよ?また、シよ?」

 

甘えた声で次の行為について語るファナ

 

「ファナ」

 

「なぁーに♡?」

 

「……俺は大好きだぞ?ファナのこと」

 

「嬉しいっ…♡」

 

こうして俺たちの日々は過ぎていく

 

後にあんなことになるとも知らず……

 

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