アルベド二人旅   作:神谷涼

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 蒼の薔薇とラナー編。
 開き直って長くし始めました。
 しかし、別にカルネ村からどっかに行ったりはしない……!
 お前たちはいつ旅をするんだ……タイトル変えるべきかな……。

 なお、前作同様、話の趣旨からティアはかなり贔屓されて動きます。
 彼女の性癖の都合から仕方ないのです……。
 思えば自作品、ティアとティナの差別化激しいな。



22:喜べ少年。君の望みはようやく叶う。

 ラキュースの背後に立つ、クレマンティーヌ。

 貴族らを拷問し、動死体(ゾンビ)に変えた当人。

 そしてイビルアイにはわかるが……高位のアンデッド。

 

「な、なんだ貴様。私たちに何の用だっ!」

 

 精一杯の気勢で言うが、子犬が吠えているようなものだろうなと、イビルアイ自身わかっていた。

 仮面を外し、外見も幼女まるだしのため、なおさらである。

 

「んーーーー。んんーーーー? うーん」

 

 当のクレマンティーヌは、蒼の薔薇の面々をゆっくりと見まわし、唸る。

 

「俺たちの顔になんかついてるってかい」

 

 親しげな軽口で、意図を探るガガーラン。

 

「なーんか思ってた以上に汚れてないねー。あのブレイン・アングラウスはけっこー濁りかけてたしー、蒼の薔薇にも期待してたんだけどなー。つまんなーい」

 

 それに対し、クレマンティーヌは肩をすくめ、あからさまな失望の顔で溜息をついた。

 強さの話ではない、とわかる。

 汚れていないなら、けっこうなことじゃないのか?

 

「どういうこと?」

 

 ラキュースは、素直に問い返した。

 

「んー……世間の評判とか、知ってる? そっちの盗賊ちゃんたちが遮断したりしてる?」

 

 ゆらゆらと不安を誘うように身を揺らしつつ。

 ティア……は無関心な様子なので、ティナに顔を向ける。

 ティナは、黙って小さく首を左右に振った。

 

「はー。そうなんだ。わかっててコレかー……んー。私はお前ら、すっげぇ気に入らねーけど、モモンガちゃんは仲良くしてくれると思うよー」

 

 一瞬、凶悪な笑みを浮かべ、殺気すらにじませ。

 ゆらめくその体から、突如ふわりと、首が取れた。

 肩の上から離れ、宙を舞い。

 長い舌でれろりと、ラキュースの鼻先を舐める。

 

「きゃっ!?」

 

 相当の修羅場をくぐったつもりの彼女も仰天し、小さな悲鳴をあげてしまう。

 

「あっはは! びっくりした? この間、後ろから切りかかって来た奴に、首斬られるふりして、コレやったらもー、すごい反応でさー♪ この体も悪くないねー、って思ったよー」

首無し騎士(デュラハン)か……」

 

 イビルアイが、忌々しげに言った。

 数こそ少ないが、強力な個体も存在しうるアンデッドだ。

 クレマンティーヌの肩の上には負属性の黒い炎が揺らめき。

 浮遊する首の付け根も、同様の炎が噴き出す。

 不用意に触れれば、負のエネルギーでダメージを受けるだろう。

 

「モモンガちゃんは首無しの剣聖(デュラハン・フェンサー)って言ってたけどねー。まあ騎士っていうには、おねーさん軽戦士タイプだからー」

「で、さっきのはどういう意味だ。吸血鬼の私を指して汚れていないだと?」

 

 舌打ちしつつ、イビルアイが詰問するように言う。

 

「そーんなたいした意味じゃないよー? モモンガちゃんの使徒じゃなく、元漆黒聖典として言うんだけどさー。蒼の薔薇……いや、王国のアダマンタイト級冒険者って、どー思われてるか、わかってるー?」

「当然、冒険者の最高峰だろう」

 

 イビルアイが、ない胸を張って言うが。

 他の面々は沈痛な顔になっていた。

 

「……王国に囲われた、半ば国の私兵だってんだろ?」

 

 ガガーランが吐き捨てるように言った。

 えっ、とわかっていなかったイビルアイが目を丸くする。

 

「そーそー。王国のアダマンタイト級と言えば蒼の薔薇、朱の雫。きょーつー点は、貴族のアインドラ家だよねー? そんで蒼の薔薇は、よく王宮に出入りしててー、組合を通さない仕事をしてる……だっけ?」

「……そうね」

 

 少なくとも間違った情報はない。

 ラキュースは、眉を寄せたまま頷いた。

 

「つまりー、貴族がコネでアダマンタイト級になったとかー。王国に都合のいい裏仕事をしてるとかー、周りは思っちゃうんだよねー。すくなくとも、法国の六色聖典はそー考えてたよ? 竜王国みたいな事情なら、冒険者に協力頼んでも仕方ないけど……王国は現状、そうじゃないもんねー?」

「…………」

 

 実際、王国内の冒険者組合や、オリハルコン級冒険者、ミスリル級冒険者も……そう考えている風潮はあった。

 陰口も聞いたし、己の私兵と勘違いして妙な命令をしてくる王族や貴族もいる。

 実力と実績で、そんな評判を払いのけて来たつもりだが。

 全てを払拭できたわけではない。

 国外から見れば……仕方ないだろう。

 蒼の薔薇から、険悪な視線がクレマンティーヌに向けられる。

 

「あー。勘違いしないでねー。別にだから悪いとかー、蒼の薔薇は弱いとかー、そーんな話してないよー。私だってアンデッドになる前だと一対一なら勝てても、二人相手したら確実に負けちゃう程度の腕だったからねー……たださぁ」

 

 ふわりと。

 首が再び、肩の上に戻る。

 

「そーんな風評受けてた連中は、もっと荒んで、濁った目してると思ってたんだよねー。ほんとざーんねん。そっちの盗賊ちゃんたちは、けっこう汚い方も知ってそーだけど……足洗ってる感じだしさー」

 

 濁りきった目で、もう一度面々を見定める。

 無様に捕まっても、あの女神を見ても、こんな挑発をされても。

 なお、正道を歩む在り方が、クレマンティーヌには不快なのだ。

 

「……で、なんだ。私たちに喧嘩を売りに来たのか?」

「アンデッドになる前ならそーかもねー。でも今はちょっと違ってねー。私がしてるよーな、汚い仕事の片棒かついでくれるか見に来たんだー」

「ふん、じゃあお眼鏡にかなわなくて残念だったな!」

「ホントだよー。だから、全員とは言わないんだけど、盗賊ちゃん二人……いや、片方でもいいから貸してくれないかなー? 危ないコトはさせないって、モモンガちゃんに誓うよー?」

 

 へらへらと笑い、ゆらゆらと揺れながら。

 クレマンティーヌは、ティアとティナを見た。

 

「そっちの子とか、モモンガちゃん間近で見たくないー?」

 

 モモンガをじっと見ているティアに言う。

 いけない、と思ったティナが割り込もうとするが。

 

「見たい。触ったり舐めたりもしたい」

「あ、はい」

 

 即答に、クレマンティーヌが初めてたじろいだ。

 

「「おま、バカ!」」

 

 一斉にティアに怒鳴る蒼の薔薇であったが。

 

「そう。できればモモンガのおま○○を――」

 

 ティアは発情し、濁った目で息を荒くして言いかけ。

 他の面々に取り押さえられ、口を塞がれていた。

 

「……お前ら別の意味で濁ってるのな」 

 

 そう呟いて、距離を取るように後ずさりつつ。

 じゃあ後でよろしくー、と手を振って去るクレマンティーヌ。

 

「私より遥か高位のアンデッドにドン引きされてたぞ」

「王国に囲われてる扱いの方がマシだったな」

「そうね……変な噂にならないかしら……」

「いくら理想の相手だからって暴走しすぎ」

「だが反省しない」

「「しろ!!」」

 

 蒼の薔薇には緊張感のない……ある意味、いつもの空気が戻っていた。

 なお、別にティアが狙った効果ではない。

 

 

 

 

「はぁ……おいしかったー。まだ食べたいけど、おなかいっぱいだー」

 

 子供みたいな表情と口調で、モモンガはアルベドにもたれかかっている。

 

「あまり食べ過ぎては、太ってしまいますよ」

「うー、だっておいしかったんだよぉ」

 

 すりすりと甘えるモモンガに、アルベドが仕方ないなぁと微笑む。

 だらしなく、威厳に欠けるとも見えるが。

 美しい女神を抱き留める、もう一柱の黒衣の女神ゆえ。

 それは尊い、まさに一幅の絵画の如きもの。

 

「はぁ……これからは食事にはきちんと出て来た方がいいな」

「私も、モモンガ様に手料理など振舞わせていただきたいですね」

「そうだな。アルベドは確か、家事全般も得意だったか」

「しばらくは、いろいろ学習すべきですけれど」

 

 アルベドが、主の食べ残しを時折つまみつつ。

 モモンガの髪や肩、腹を撫でる。

 本当はもっと際どい愛撫をしたかったが、できるアルベドは人目を意識していた。

 事実、村人らは、神々しい二柱の姿を飽きもせず見つめていた。

 

 女神モモンガは、それぞれの家の料理を少しずつ食べた。

 それぞれを褒め、それぞれに涙すら流して感動していた。

 今はいつもと違うゆるみきった顔で、己の腹を撫でている。

 村人たちと糧を共にし、女神が満足してくれたのだ。

 

(モモンガ様が、うちのシチューを褒めてくださった……)

(白パンを焼いといてよかった……うう、残ったシチューを付けて食べてらした)

(うちの畑の……私が皮をむいた芋を……)

(私が摘んで来た果物を、あんなおいしそうに……)

 

 村人の信仰心はさらに上昇。

 美女という外見にやっかみを感じてもいた主婦層も、無垢な子供のような彼女にむしろ庇護欲を刺激されていた。

 子供や孫に向けるような感情。

 ただ女神に守られる身ではなく、女神を喜ばせられるのだという誇り。

 己の日常の在り方への、この上ない肯定。

 なにげない料理、なにげない農作物、なにげない薬草や果実。

 それらすべてに、女神は涙を流し、歓喜し、称賛してくれたのだ。

 遥か高みにある御方が褒め、認めてくれた。

 

 これ以上の労働対価があるだろうか。

 

 もっと喜んでもらうため精進しなければと。

 何の戦闘力もないカルネ村の人々は、深く信仰を捧げた。

 

(ああ、お使いになられた椀を舐め回したい……)

(スプーンとフォークしゃぶりたい……)

(スープの椀や薬草茶のカップに直接、唇をつけてらしたな)

(かぶりついた串焼の串を足元に落としていたぞ!)

 

 一方、悪い意味の信仰心も、村の男衆の中では高まっていた。

 

(あのアルベドって女神、モモンガの使ったスプーンを口の中で舐めまわしてる)

 

 さらに、ティアはその鋭い観察力を無駄に使っていた。

 クレマンティーヌの話がなければ、彼女はその盗賊能力をフルに使って女神の使った食器その他を回収していただろう。

 

 

 

 

「モモンガちゃーん、食後にごめんねー。ちょっといいかにゃー?」

 

 ゆったりとくつろぐモモンガの元へ、唐突にクレマンティーヌが近づく。

 

「ん。なんだ? 追加の報告か?」

 

 アルベドの体に頬ずりしつつ、ぼんやりと答えるモモンガ。

 

「王女様呼ぶ前にちょーっと軽い仕事に入っときたくてー。私みたいのが王女様が来るときにいてもねー」

「なんだ、もう戻るのか」

「例のゾンビが王都に行くと、いろいろ警戒とか面倒になるでしょー? その前に派手に王都の中でもやっといた方がいいかなーって」

 

 肩をすくめて言う。

 

「ああ……あれは従者の動死体(スクワイア・ゾンビ)だったか。30レベル後半だから……確かに、かなりの混乱になるだろうな」

「まだ合流して増えるしねー。王都が混乱に入る前に仕事した方がいいでしょー?」

「なるほど。仕事が終わったら、お前には相応の褒美を与えねばならんな」

「んふふふー。期待しとくねー♪」

 

 クレマンティーヌの濁った目に、子猫のような煌めきが一瞬浮かぶ。

 

「それで、既にアテはあるのか?」

「いやー、ニニャちゃんのトコの例の貴族を締め上げた時に聞いたんだけどねー。お姉さんは八本指って犯罪組織に売られて、王都に運ばれてるっぽいんだよー。たぶん、裏娼館とかにいるんじゃないかなー?」

「ほ、本当ですか!」

 

 食後のモモンガをぼんやりと眺めていたニニャが、慌てて立ち上がり――叫ぶように、祈るように言う。

 モモンガは黙って、クレマンティーヌに先を促した。

 

「いや保証はないけどさー。器量よしだったんでしょ? 体が弱かったら死んじゃってるかもだけどー……そうじゃなかったら、連中も簡単には使いつぶさないよー。場末に回されちゃうのは、最初から問題多い子ばっかみたいだしねー」

「場末……か。まだ底があるわけか」

 

 痛ましげに、モモンガが言う。

 

「まー、すぐ死んじゃうからそっちの方がラクかもだけどねー。ていうか、ニニャちゃんさー。お姉さんがまだ生きてたら……地獄も生ぬるい状態だよ? それでも助ける? ラクにしてあげた方がいいんじゃなーい?」

 

 ニニャに近づいたクレマンティーヌが、その貌を覗き込み、どろりとした視線を向ける。

 

「っ……それでも、助けたい、です」

 

 振り絞るように言った言葉に。

 モモンガは微笑む。

 そんな我儘は、モモンガ自身にもよくわかった。

 それぞれの都合で離れたギルドメンバーへの想いと同じだ。

 そしてまた、もう一人の人物にとっても、ニニャの想いは共感できるものだった。

 

「クレマンティーヌよ。儂からも頼む。己のエゴと承知でも……道を外れても、会いたい家族はおるものだ」

「か、カジットさん……」

 

 思わぬ援護に、ニニャが感じ入った。

 ニニャも、カジットの目的を聞いて感じるものはあった。

 何よりこの数日、二人は同じ魔力系魔法詠唱者として、それなりに行動を共にした仲でもある。

 両者の外見格差は激しいが、それでも確かな共感と信頼が二人にはあった。

 

「ふふ、良き食事の後に……いいものを見れた。今宵は本当に良き夜だ……だが、裏娼館とやらの場所はわかっているのか?」

 

 ふと疑問に思い、首をかしげる。

 クレマンティーヌはまだ王都に至っていなかったはず。

 さすがに早朝までに探すのは、モモンガとしても面倒である。

 あと、ろくな場所ではないだろうから、モモンガはあまり探りたくない。

 汚い仕事は押し付ける気満々だ。

 

「そう! それなんだけど、ちょーど王都に詳しい子らがいるでしょー?」

「王都の裏娼館、大きいのが一軒だけある」

 

 モモンガのすぐそばに現れた蒼の薔薇の盗賊――ティアが言った。

 

「ほう。手伝ってくれるか」

 

 猫を撫でるように、ティアの頭を撫でまわすモモンガ。

 

「ほわひゃはああああ」

 

 腑抜けた顔でびくんびくんと全身を震わせるティアは、なんとか頷いて返す。

 うれしょんもしていたが、イジャニーヤの衣装は長期潜伏に備えて吸水性抜群であった。

 

「……さすがに心配。私も行く。鬼ボスはこっちに残す。王都にいるところを見られると厄介」

 

 ティナが呆れた様子で続く。

 

「んふふふー。じゃあニニャちゃんとカジッちゃん、それと蒼の薔薇の双子ちゃんもいっしょに行こっかー♪」

「はい、姉さんを見つけて……姉さんに酷いことした連中に……」

 

 ドス黒い復讐心に染まるニニャを、クレマンティーヌが傍らに抱き寄せる。

 カジットが心配そうに、ニニャへと付き添い。

 アヘ顔を晒しているティアを、ティナが引きずって行った。

 漆黒の剣や、イビルアイ、ブレインらも同行を申し出たが……クレマンティーヌが隠密行動を理由に断った。

 この襲撃からほどなく、ラナー王女も呼ばれるのだ。

 それなりの面々を、この場に残す必要はある。

 あるいは、あの王都近隣の惨状を映したように――その仕事ぶりを、王女に映して見せるかもしれない。己のそれを見て、王女様がどんな反応を見せるかと。クレマンティーヌは嗜虐的な笑みを深めた。

 

「よし。ニグン、王都ならお前もわかるか? 〈転移門(ゲート)〉を開いてやれ」

「ははっ、クレマンティーヌ。モモンガ様の名に恥じぬ働きをするのだぞ」

「アンデッドになっても硬いねー、ニグンちゃん」

 

 クレマンティーヌが肩をすくめる。

 六大貴族を始めとした、権勢ある貴族の大半は領地ではなく王都にいる。

 各貴族の代理として出向いている血縁者も多い。

 そして、八本指……少なくとも奴隷部門は見逃せまい。

 始末すべき相手の数は多く、また時間をかけすぎれば逃す獲物も出て来るだろう。

 人手が必要だ。

 ここでカジットと、蒼の薔薇の盗賊を使えるのは大きい。

 娼館にある名簿を手に入れるだけで、狩るべき獲物を相当数確定できる。

 王族の名前でも出て来れば……一気に楽しくなるだろう。

 

「そんじゃ、しゅっぱーつ♪」

 

 陽気な声と共に。

 クレマンティーヌは、ニグンが開いた〈転移門(ゲート)〉をくぐった。

 ニニャ、カジット、ティア、ティナを伴って。

 




 ニニャの性別を知ってるのは、漆黒の剣とアルベドとニグン、クレマン、そしてティア&ティナだけです。
 ほとんどみんな、ニニャを少年だと思ってます。
 なので今話タイトルの少年は、ニニャを指してます。
 カジットさんは邪心なく、自分の子供みたいに心配してくれてます。
 前作でもそうでしたが、カジットさんは掛け違えた感強いキャラで、ちょっと視点をずらすとすごいいい人になると思うんですよね。自分の目的以外どうでもいいから悪事もするけど、クレマンさんみたいな嗜虐趣味はないし。

 モモンガさん、食後にごろごろしてる間の話。
 食べてごろごろしてるだけで、信者の信仰心を高められる神!
 今回、本人は魔法すら使ってませんね……。
 アルベドにあやされながら、ニニャとカジットのやりとり見て、いい話だなーって思った程度。

 クレマンさんは、趣味と実益とモモンガさんの指令に基づいて考えてます。
 連れて行ったメンバーの選択基準は「あっさり殺さないことを選べるメンバー」です。
 地方貴族をあんだけ拷問しといて、もっと首謀者格の連中に手ぬるくあたるわけにはいきませんからね!
 ブレインとかイビルアイだとサクサク殺して終わりそう……という判断。
 漆黒の剣は、いい人すぎてめんどくさいことになりそう……という判断。
 この後にラナーが来る話がなければ、極悪非道の暗黒神官(と思われてる)エンリ様が誘われてました。拷問とか好きそう()だからね! 親切でね!

 このあと、食後休憩を終えると、ラナーが来ます(連れて来られます)。
 本編で語られる時はありませんが、王女が来る前に食事のおかたづけをするので、モモンガさんの使った食器類をめぐって村の男衆が醜い争いをします。
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