アルベド二人旅   作:神谷涼

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 さっさと皇帝と会うまで行こうかなと思ってたんですが。
 思えばそもそも、アルベド&モモンガのカップリングを書くため始めた話なのに、このところ二人がぜんぜん動いてない……というか登場すらしてなかったと気づきました。
 なので、しばらく二人がいちゃつきながら帝都デートする話になります。
 エンリとクレマンとクロマルもいますが。



27:何この可愛い生き物

 その日の午前。

 日は昇れど、昼食には遠く。様々な商店が開き始める頃。

 帝都アーウィンタールに、女神が降臨した。

 

 白いドレスの女神と黒いドレスの女神が、絡み合うように浮遊し。

 前には、恐ろしい双角の魔獣が歩む。

 魔獣の背には、邪悪なる姿の女神官。

 女神の背後は、軽装の女剣士が守る。

 

 魔獣、神官、剣士はいずれも威圧感を漂わせていたが。

 白衣の女神は子供のように帝都をきょろきょろと見回し、はしゃいでいた。

 黒衣の女神は、そんな彼女を潤んだ目で見守っている。

 

「ふふっ、初デートだぞ、アルベド♪ 今日はいろいろ回ってみようじゃないか。料理やお菓子も食べてみたいし、服だっていろいろ買うぞー♪」

「はい♡ はいっ♡ いっぱい楽しみましょうっ♡」

 

 モモンガが、アルベドに腕を絡め身を寄せてくる。

 二人の豊満な乳房が押し合い、形を崩す。

 周りから二人――二柱を眺める者らには、凄まじく眼福な光景だ。

 

(はぁぁあああ♡ モモンガ様マジ天使ぃぃぃぃ♡) 

 

 幸いにも“完璧な女”として設定されたアルベド。

 最低限のデート知識はある。

 主たるモモンガが光栄にも初デートの相手に己を選び、嬉しそうにしてくれているだけで……もう、いろいろと達しそうだ。子供っぽくはしゃぐ様子は、本当に愛らしい。愛らしくて愛らしくて愛らしくて――。

 

(うっ……ふぅ…………くふーっ♡ 複数並列思考法を身に着けておいてよかったわ)

 

 実際、何度か達しているが。

 せっかくデートを楽しんでいるモモンガを、己の欲情で損ねるわけにはいかない。

 相互干渉による無限発情を抑制すべく、知性に優れたアルベドは思考を複数に分割し、モモンガに伝わるそれを都合よく選択していた。謀略のための演技力を応用したのだ。用心深いモモンガが知れば、アルベドにあらぬ疑いを抱きかねぬ技巧である。

 ゆえに、アルベドはこれについてモモンガに何も教えていない。

 あくまで彼女個人の幸せに用いている。

 そう、これを用いれば。アルベドは主に常時欲情し絶頂までしつつも、クールに振舞って見せられる。並列思考の分割処理数を増やせば、そんな背徳的状況を楽しむ思考すらできる。つまり、いくらでも幸福のルートを増やせるのだ。

 

「先日覗いた王都より人が多いのに、治安もよさそうだな。私たちの初デートを飾るにふさわしいな!」

「ええ♡ どこからいきましょうか♡」

 

 もっとも、それだけ並列処理しても、アルベドの声はクールと言うには……かなり粘ついているし。モモンガの肩を(当人としては)さりげなく抱き寄せた手も、卑猥な動きをしている。

 

「ふふ、人前でこうして歩くのもカップルらしくていいな♪」

 

 そしてモモンガはといえば、そんなアルベドに思いっきり甘えていた。

 

「二人とも、すごーく目立ってるけど、いーのー?」

 

 糸を引きそうなくらい、人前でいちゃつく二人に、クレマンティーヌが声をかける。

 

「今更だろう。我らが人のふりをする必要などない」

「はい♡ 邪魔する者の処分はお任せを♡」

「偉大なる二柱の手を煩わすまでもありません。どうぞ、雑音は私たちに任せて、“でぇと”をお楽しみください」

「MUGEN!」

 

 ひらひらと手を振るモモンガに、アルベドが頷く。

 それ以上に、エンリとクロマルが力強く宣言した。

 

「ちょっ、エンリちゃん一応、私の休暇も兼ねてるんだからさー。勝手に働かせる頭数に入れないでよー」

 

 不平たらしく言うクレマンティーヌだが、エンリには近づかない。

 クロマルは未だ深刻なトラウマだし。

 それを手懐けたエンリも恐ろしいのだ。

 

「ふむ……エンリにある程度金額を渡してくれれば、別行動してかまわんぞ? お前も、休暇中に上司と行動など嫌だろう」

 

 今回のデート予算は、クレマンティーヌが王国貴族から没収した財貨。

 物々交換中心の農村で暮らして来たエンリは、経済感覚に疎いし、金銭も持っていない。

 

「えー。久しぶりに会えたのに、そんなこというわけー? モモンガちゃんのいけずー」

 

 隷属はしていないが、帰属意識はある。

 単独行動を続けていたクレマンティーヌとしては、モモンガの傍を……ありていに言って離れたくない。

 

「お前がいいならかまわんが……」

 

 モモンガは首をかしげつつ、チラと上を見る。

 

(過剰戦力じゃないかなぁ)

 

 上には不可視化した集眼の屍(アイボールコープス)数体に、青褪めた乗り手(ペイルライダー)が六体。

 モモンガとしては、多少のハプニングも楽しみたかったのだが。

 アルベドからも万全の護衛をと言われ、不可視化できる上位アンデッドを率いてきた。

 モモンガたち当人を含めれば、帝都市民全員が蒼の薔薇級でも鏖殺できる戦力だ。

 

世界級(ワールド)アイテムの真なる無(ギンヌンガガプ)もあるし、側にいればアルベドの複製体解除もできるんだから問題ないと思うが……)

 

 未だ、脅威と呼べるものを見ていない(外にも出ていない)モモンガの危機意識は低かった。

 

 

 

 

 ぺロロンチーノと違い、タブラ・スマラグディナは衣装にこだわりが少なかったか……衣装もキャラの一部と割り切っていたのだろう。アルベドの装備パターンはドレスと鎧の二択しかない。

 デザインセンスに自信のないモモンガも、色違いのドレスくらいしか用意できない。

 戦士職のアルベドの肉体に、己が知る後衛用ローブを着せるのも抵抗があった。

 だから、まずは婦人用の服飾店に入る。

 下調べはしておらず、前評判も知らない。

 モモンガは、看板の文字も読めない。

 店頭にいくつかのドレスが飾られている大きな店が目についたので、選んだまでだ。

 間違いなくその店は幸運だったろう。

 女神は大勢の野次馬を引き連れるようにして、ごく普通の客のように店に入った。

 そして、普通に衣服を選び始めたのだ。

 

 

 

 

「ふむ、手触り重視だとこちらだが……この粗い感じも悪くないと思うな」

「ですが、やはり薄手の方が魅力を引き立てると……」

 

 落ち着いて思案するアルベドに対し、モモンガは子供のようにはしゃぎ続けている。

 困惑する店の者に様々なドレス、衣装を持ち出させては、アルベドと相談し。

 時にクレマンティーヌやエンリの意見も聞き。

 店員にもあれこれと意見を問う。

 試着もし、生地を撫でて肌触りも試す。

 

「ふふ……このようにいろいろと衣装があれば、着て楽しめるのだな」

「はい。己の身ながら、モモンガ様に喜んでいただけて光栄です♡」

 

 アルベドは、モモンガの記憶を垣間見た。

 彼はファッションに無関心だったわけではない。

 ただ、そんな時間も余裕もなかったのだ。

 だから今は。

 精一杯楽しんでほしかった。

 アルベド自身の体を褒めるのではない。

 モモンガに喜び、楽しんでもらうのだ。

 同じ体だから、互いに互いを飾りあえるし。

 交換して見せ合いもできる。

 二人の衣装選びは長いが――幸い、アルベドが何もせずとも、店の者も、エンリも、邪魔はしてこない。

 むしろ、店には多数の野次馬が入り、二人を囲むように見ている。

 二人の絶世の美女が様々に着替えて現れ、時に大胆な姿を晒すのだ。

 角と翼が、人ならざる種族だと示しても。

 なぜか二人がわずかに宙に浮かんでいても。

 男女を問わず、帝都市民は彼女らに魅了された。

 とはいえ。

 

「あんまり上等な服、買ってたら、ごはん食べるお金なくなっちゃうよー」

 

 積み上げられていく衣装に、クレマンティーヌが至極現実的な声をかける。

 アルベドは第二以後の分割思考で、同時に舌打ちした。

 ある程度の余裕はあれど、一行はさして大金を持っているわけではない。

 豪遊……というには、心もとない金額だ。

 

「む……そうだったな。目の前に気をとられすぎたか」

 

 モモンガの手が止まり。

 今まで試した衣装を見つめる。

 いつも二人が着るのは最上級を超える、実際に伝説級(レジェンド)のドレス。同格と言わずとも、それなりの品となれば、相当に値が張るのも道理だろう。

 モモンガは一枚ずつ衣服を検分し、あるいはまだ着ていない衣装も、きょろきょろと眺めまわす。

 どれを購入しようかと、真剣に悩んでいるのだ。

 アルベドはそんな主の姿を、微笑んで眺める。

 

「女神たる御方の衣装や飲食です。やはり遠慮なく財貨を持って来るべきだったのでは」

 

 エンリが申し訳なさそうに訴えるが。

 

「何を言う。どれを買うか迷うのが楽しみだろう……無論、他の店を見て回ってもよいが。これだけ楽しませてくれたのだ。この店で一着は買わねばな」

 

 真面目に迷い、悩むモモンガの顔はどこか嬉しそうに見える。

 ユグドラシルの初期、些細なアイテムを真剣に悩んで購入した時を思い出しているのだ。

 アルベドも、そんな主の気持ちを知るからこそ。

 ただ微笑み、待つ。

 どんな時もモモンガは美しく愛らしく偉大なのだから。

 アルベドはいくらでも眺めて、幸福を味わっていられるのだ。

 

 服選びは楽しく、費やす時間は長い。

 モモンガの目はどこまでも真剣だ。

 と、ふと、一行とは別の声がかけられた。

 

「あ、あの……よろしければお好みのドレスを一着ずつ、さしあげますが。お時間をいただければサイズ直しも――」

 

 見惚れていた女店主が、我に返り申し出たのだ。

 大きな店を構えるだけあって、彼女には先見の明があった。

 

「む? しかし代価なくして、斯様な施しを受けては申し訳ないのだが」

「美しきお二方が、当店の品を身に着けてくださるだけで十分な価値がございます。御身を飾る一助となれば、当店の大きな宣伝となりましょう」

 

 女店主は考える。

 この絶世の美女らは、何処かの大貴族か、異国の王族だろう。豪遊するでもなく限られた金額で購入を迷う様子は、真に人品卑しからぬ人物と見える。

 会話からして、彼女らは“まだ”帝都内を散策するつもりだ。

 既に店にまで入り込む野次馬たちがいる。彼らがついて回れば、より多くの耳目を惹きつけるだろう。彼女らがこの店について会話する――いや、この店で買ったと噂になるだけでいい。店の評判、宣伝効果は計り知れない。

 皇帝ジルクニフは定まった皇后がおらず。粛清により、名高き貴族夫人もいない。王国の蒼の薔薇のような、華々しき女傑も帝国にはいない。目の前の二人は間違いなく、これから一週間か、数か月は、帝都の話題を独占するだろう。

 女店主はそんな皮算用をしていた。

 美女……モモンガは、じいっと彼女を見て。

 そして頷いた。

 

「なるほど。お前は素晴らしき商人だ。この店は必ず繁盛し、良き客を得るだろう。女神モモンガの名の元に保証しよう……そうだな、この一組をいただけるか。これらは、サイズも問題なかったぞ」

 

 女神と言う言葉に違和感を感じた者は、野次馬にすらいなかった。

 そんな女神が手にしたのは実質上、一着。

 質素とも言える純白のサマードレスと、それに合わせた白い帽子だ。

 

「は……はい。ありがとうございます」

 

 けして高価な品ではない。

 下級貴族の娘が、郊外を散策する時や馬車の旅で着るような衣装。

 それもモモンガのような妙齢の夫人より、幼さの残る少女が純潔や清貧を示すべくまとう衣装である。

 帽子も、素材は木材を薄く削った繊維を麦わら帽子同様に編んだ質素なもの。簡素な黒いリボンを巻いただけで、飾りすらない。

 都会の娘が敢えて“田舎風”をてらう服装と言える。

 店に着てきた高級すぎるほどのドレスに比べれば。

 田舎娘の野良着に等しい。

 女店主は、服飾店として言うべきでない言葉――客のセンスを貶める言葉を発しかけた。モモンガがそのまま試着室に入った時も、口が何度か開きかけた。

 従者たちの視線で、即座に黙らされたが――あからさまにモモンガの陰口を言う野次馬もいた。

 

 けれど。

 この日、帝都は真の美を知る。

 

「ああ……お似合いです、モモンガ様♡」

 

 アルベド以外、誰も口をきけなかった。

 帝都市民は店長もふくめ、ぽかんと口を開いていた。

 さっきもせわしなく着ては脱いでとしていた衣装。

 既に着た姿を見たはずなのに。

 

「ふふっ、どうだ? やはり、白く清らかな衣装こそ、この体には似合うだろう」

 

 得意そうにくるりと回るモモンガ。

 ひらりと、白いスカートが翻り、膝上まで露になる。

 煽情的な姿に反して、純白のドレスは涼やかで。

 何より清廉かつ純潔であった。

 

「頭にかぶるものも欲しかったのだ。今日はよく晴れていたからな」

 

 無邪気に、ただの帽子を恩人の如く褒め。

 かぶる。

 嬉しそうに、本心から己の新たな衣装を誇り喜び、女神が微笑む。

 それだけで、店内はかつてない輝きに満たされた。

 彼女が美しいなど、誰もがすでに理解したつもりだった。

 だが、わかっていなかった。

 美しさとは魂と表情によって、息吹を込められるもので。

 女神モモンガは妙齢の肢体を持ちながら、思春期すらまだの少女のように。

 どこまでも清らかで愛くるしかった。

 本来未発達な胸を包むべき布が大きく持ち上げられ、深い谷間が見えても。

 まるで下品には見えず。

 天使や妖精のような、真なる純潔がその乳房には宿っていた。

 

「あ……あ……」

 

 店主はただ、涙をこぼすしかない。

 女神は己が美しいと心から信じていて。

 実際に美しい――なのに、高慢さはかけらもない。

 誰も妬まず、見下さず、己すら愛さず、ただ事実として。

 空が青いように。

 ただ彼女は美しい。

 その言葉と表情が、己の店の衣装を褒め讃えてくれている。

 女店主は己が――そしてかつて店を訪れた貴婦人らが、いかに醜く穢れた魂なのか。思い知らされ。羞恥は恐怖に近しいほどだった。

 そんな、輝く女神が。

 穢れた己に歩み寄れば、魂どころか体すら焼き尽くされるのではと思える。

 

「店主よ礼を言うぞ。そして他にもいくつか必用な服がある。今度はきちんと代価を受け取ってほしい」

「ありがとうございます!」

 

 正面から向かい合うにはあまりに眩しくて。

 店主は頭を深く下げ。

 きっと皇帝その人にもしないだろう、心からの礼を言った。

 己をひとかどの商人と自認しながら、魂を腐らせ膿ませ始めていたと自覚した。

 女神が来店し、言葉をかわせたことは――商人よりも人間としての己に、望外の幸運だったのだろう。

 

「私にとっては……そうだな、これは初めての買い物だ。お前はこの記念すべき時を、本当に喜びで満たしてくれた。私こそ礼を言わねばならん」

 

 そっと、子供にするように。

 女店主の髪に、女神の手が乗せられ。

 撫でられた。

 

「ありがとう、ございます……」

 

 店主はもう、それしか言えなかった。

 それすら、涙でにじんで、歪んだ声だった。

 申し訳なく、恥ずかしく、でも誇らしかった。

 女神の手が、己の頭を撫でているのだ。

 魂が清められるのがわかる。

 ずっと昔に戻るようだ。

 彼女は、子供の頃の己を思い出していた。

 

(そう……次の休みの日は、父さんと母さんのお墓に行こう……もうずっと行ってないもの……)

 

 神殿の、寄進目当ての祝福ではない。

 本当の神の祝福を、受けているのだ。

 店主は、心の底から確信した。

 その様子を最前列で見ていた野次馬たちもまた。

 彼女が、本当に女神なのだと信じた。

 

 その後、女神はナイトガウンやエプロンドレス、また従者らの衣服を購入し。

 全てをまるで虚空にしまい込むように、消してしまった。

 そして彼女は店主や店員に微笑みを向けて会釈し。

 礼を言って、去って行った。

 野次馬たちもぞろぞろと引き連れたままに。

 

 この日、帝都にある多くの店が女神の祝福を得たが……。

 この服飾店は、最大の幸運を掴んだと言えよう。

 女神が最も長く滞在し、また店主自身と多く語らい。

 自ら触れて褒め称えた。

 そして、女神は帝都にいる間、彼の店で受け取った白いサマードレスに身を包んでいたのだ。

 女神の来店、女神への気遣いは、この商店を大いに栄えさせ。

 その名を諸国に響かせ、歴史に刻む名店となった。

 




 冒険者ムーブせず、着替えもろくにせず、カルネ村でじっとしてたモモンガさんとしては。
 初めての都会、初めての買い物、初めての服選びと。
 初めての目白押しです。
 旅行に行った三歳児みたいな反応してます。
 ちゃんとした服選びとかたぶん、リアルでもしたことないでしょう。
 しかも絶世の美女にTSしてます。
 そりゃ元男でも時間かかるし、はしゃぎまくるし。

 服屋さん視点では、すごい地位高そうな美人が着て、子供みたいにはしゃいで。
 なんかめっちゃ褒めてくれて。
 好きな服一着あげるよっていったら質素な服(高くない)選んで。
 しかも着たら(素材補正大部分だけど)めちゃくちゃ似合ってて。
 本人も無邪気に喜んで見せてくれて。
 お礼言って、なでなでしてくれる。
 本業が客商売の身として言いますと、これはやばいですよ。
 王国貴族ほどじゃないけど、帝国貴族だってめんどくさい人多いはずですしね。
 まあ、サキュバスとして微弱魅了スキルをパッシヴで垂れ流してもいるのでしょうが。

 一行がたいした金額持ってない理由はまた次回あたりに。
 (たいした理由じゃないですが)

 あと、クロマルは店の横に立ってます。
 怖いので近づく人はいません。
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