流刑鎮守府異常なし   作:あとん

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 シリアスとエロの狭間で書きました
 よろしくお願いします


艦これストーリーは突然に

 28歳童貞社畜。

 俺の事を一言で現わすとこうなる。

 特に夢は無く、ただ生活のために働いていた。

 当然、将来設計など皆無なので、適当な地元の中小企業に就職した。

 まともな就活などしていなかったので、その企業がどんな所かなんて全く知らなかった。ブラック企業だった。

 朝早くから夜遅くまで働いて給料は据え置き。残業代など皆無。休日出勤上等。有給休暇は何者だ?

 おらこんな会社嫌だぁ! となったが後の祭り。

 もはや転職する元気さえ無い。ルーティンでなんとなく仕事をこなす毎日だ。

 童貞だった。素人童貞ですらない、真正である。しかも年齢=彼女いない歴だった。

 リアルな女性が怖かったのだ。

 もし嫌われて、変な噂が流れたらどうしようと考え、自分から身を引き続けた。

 そんな俺が二次元の美少女に行き着くのは自明の理であった。

 いまや立派なオタク。二次元おっぱいスキーになってしまっていた。

 そんな俺も今年で28歳。三十路一歩手前だ。

 このままでいいのか。そんなことを考えつつも何か行動に起こす気力も体力も無い。

 それが俺の嘘偽りない現状だった。

 

 今日も何時もと変わらない一日が始まった。

 社用車に乗り込み、外回りに向かう。

 俺はエンジンをかけると。スマホを開き、とあるアプリを起動させた。

 こんな俺にも一つだけ趣味がある。

 艦隊これくしょん。通称・艦これと呼ばれるブラウザゲームだ。

 巷では賛否両論のゲームで運ゲーだのクソゲーだの言われているが、俺は気に入っていた。

 理由はいくらでもある。艦娘のキャラが可愛い。おっぱいが大きい子が多い(これ重要)。他にも色々あるが、一番は『楽』なことだった。

 何せ艦これはクリックしておけば、勝手に戦ってくれる。極端に言えばポチポチしているだけでいい。

 社畜にとってはありがたいゲームなのだ。

 そんなわけで俺はまったりエンジョイ提督ライフを満喫していた。

 今日は平日なので遠征と演習をこなすだけだ。

 画面をタップして演習を始めてから、車を発進させる。

 地方なので車は必須だ。会社を出て、バイパスに乗った。

 運転中は危ないので、スマホは触らない。

 ちらっと見たが勝利していた。今日は運がいいな。

 そう思った瞬間だった。

 光が見えた。

 トラックのライトか? それにしては大きい。

 目の前にめいいっぱい広がる、強烈な閃光。

 理解できない光景。でも、なんて美しい――

 

 ・・・

 ・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・

 

 ――提督が鎮守府に着任しました。これより作戦指揮に入ります。

流刑鎮守府の艦娘たちが改二になるか否か

  • 改二になったほうがいい
  • このままでいい
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