次元世界の魔導士は最弱の錬成師と仲間達共に行く   作:ウィングゼロ

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12話

 

「それで…何か言い訳あるか?…檜山」

 

そういって腕を組み眼前にアリサとメルドにより組み伏せられている檜山を見る正人は怒りに満ちていた。

周りはというと正人の放たれている異様な怒気に気圧され周囲からは離れていた。

 

「………別に俺に悪意を向けられたことに対して怒ってるわけじゃない………こんな生死をかける場面で何バカなことしてるんだということだよ」

「バカな…こと…!?」

「ああ、バカだよ……大方、俺が気に入らないからこんな狂行に及んだんだろ?」

 

正人は自分に降り掛かる火の粉に関して苛立っておらず、檜山の起こしてきた行動に正人の怒りはそちらに向いていた。

メルドの静止も聞かずにグランツ鉱石のトラップに引っかかり、クラスメイトやメルド達をを危険にさらした。

当然無視できる事態ではないために正人は淡々と愚かな行為と蔑み檜山を見下ろす。

ここまで言われて檜山も黙ってはいなかった。

 

「ふざけんじゃねえ!!」

 

それは憎悪に満ちた叫びだった。燻り隠しきれていなかった殺意を前面に出し今にも正人を殺したいと言わんばかりに体を激しく動かすがアリサとメルドによってそれは叶わない。

 

「そうやって、何もかもわかってるような顔しやがって!そんなお前がどうして白崎と!」

「………それが俺を狙った理由か?」

「無能なお前なんかが白崎と釣り合うはずがない!なんか脅したんだろ!だから俺が」

「……くだらない」

「なっ!?」

 

まるで俺は正しいと言わんばかりの檜山の言い分に正人は戯れ言と一蹴り。それには周囲も動揺して、トラウムソルジャーの群れを叩き終わり正人達の周りにいた光輝が周りから一歩出て正人に向かって喋り出した。

 

「なんてことをいうんだ!檜山は香織のことが心配だったんだ。それなのにくだらないなんてそんなこと…」

「天之河…少し黙っていてくれないか?」

 

水を差す天之河に間も空けずに注意を入れる正人。それだけ天之河の言葉には予測が簡単と言えるのだろう考える間など一切なかった。だが檜山も天之河の言葉に乗じて正人に食ってかかった。

 

「そ、そうだ!俺は知っているんだぞ!!昨晩白崎がお前の部屋から出ていくのを!きっと無理矢理呼び出したんだろ!」

「そうなのか!?八坂!あれだけ香織に近づくなと…」

「檜山、論点をずらすな…それとようやくわかった。お前の視線が今朝から殺気だっていたのは香織が俺の部屋から出て行くのを偶然見たってわけだ。安心しろお前が想像していることは何もなかった。」

 

論点をずらす檜山に何も動じることなく……寧ろ納得のいった正人はこれ以上、口答えをする檜山に何も言わせないために口を開けた。

 

「檜山……もしかして俺に嫉妬しているのか?」

「しっ、と?」

「ああ、手に届かない高嶺の花である香織に気にかけられている俺のことが、だからこそ、今回消せると思ったんだ。消えたことによる失意の香織を慰めて、あわよくば自分のものにといったところだろう」

 

自分の仮説を述べながら檜山の顔色を見る正人。勿論的確に言い当てている檜山の顔は着実に青くなっており、それがズバリ言い当てられている証拠でもあった。

明らかに言い過ぎている気もするが周りも誰も…否、光輝はそんな正人を非難しようとしたが周りから…というより雫によって止められていた。

正人も本当はここまで言うつもりなどなかった。だがこれから檜山が再び危害を加えることを考えると此処でトドメを刺した方が良いと正人は思い他の全員の安全を考慮して言うしかなかった。

ここまで言えばもう檜山にどうすることもできない。そう感じて正人も此処までに終えようもしたが正人達に近づく足音に気付き正人は振り返ると俯いている香織がゆっくりと近づいていた。

 

「か、香織?」

「………」

 

俯いて顔の表情が伺えないために少し戸惑いの声を上げて香織に声を掛ける正人だが香織はその言葉に返答せずに正人ではなく取り押さえている檜山に近づいていく。

流石に止めようと正人も動こうとしたが動くことはなかった……なぜならどことなく香織から発せられる何かに体が硬直して動けなくなっていた。

 

正人も動くこともなく檜山の目の前にやってきた。そこで檜山はこれが最後のチャンスだとばかりに香織に情けない顔を見せながら叫んだ。

 

「し、白崎!助けてくれ!俺は悪くねえ!八坂の奴が勝手にいちゃもん付けてきやがるんだ!!俺はただ白崎を八坂から離そうと……「………てい」へ?」

 

檜山の悲痛の叫びの中香織が何かを呟いた。檜山も聞き取れなかったのか聞き返している。

そんな香織は未だに俯きながら下唇を噛み、手には力が入っている。

この時ようやく正人は今の香織の心境がわかった。

あれは怒っているのだと。

そして香織は俯いている顔を上げると涙ぐみながら檜山を睨む香織の表情そして言葉と共に力が入った平手打ちが檜山の頰に炸裂

 

「最っ低」

「…………」

 

たった短い言葉だというのにそれは檜山にとって絶大だった。

好いている女性からの1番言われたくない言葉。そんな言葉をかけられれば最早、反抗する意思など完全に砕け散ったのだ。

意気消沈した檜山を見て香織は無言のまま踵を返して檜山から離れていき、場が完全に戸惑う中、話を切り出したのはメルドだった。

 

「そのくらいにしておけ……正人、今は此処で責めている場合ではないぞ。一刻も早く脱出しなければ」

 

メルドの声に加えてどこからか、もういや!という叫び声も聞こえてくる。

正人も改めて周囲を見てみると殆どのクラスメイトは先の戦いに加えて檜山の狂行で生まれた切羽詰まった状況に完全に根を上げたのだ。

 

「………これが他人任せに流された結果か……」

 

そんなクラスメイトを正人は冷静に見た。檜山の狂行は予想外ではあったものの、正人の考えていた不測の事態でクラスメイト達は簡単に瓦解するという予想は当たっていた。

これからどうなるのか…そう頭の中で考えながらも騎士団に縛られながら連れて行かれる檜山を尻目にメルドが正人へと近づいてくる。

 

「正人、本当にすまん。本来なら我々が足止めをしなければならなかった。大介に関しては我々が責任を持つ、お前は香織の元へ行ってこい」

「え?香織?」

「ああ、少し慰めてやれ、それに関して正人が適任だと感じただけだ。」

「…わかりましたありがとうございます」

 

そういって、脱出するために動き始める中、正人は香織の元へと小走りで向かう。

そんな中、雫によって動けなかった光輝もまた動き出した。

 

「雫!どうして止めたんだ!」

「光輝、ならあんたはあのまま止めなかったら何をしていたの?」

「そんなの決まってる!正人は間違ってる!あんなに檜山を責め立てて檜山を一方的に悪人に仕立て上げたじゃないか!だから俺が…」

「はぁ…光輝、何も聞いてなかったの?檜山くんは私達も危険な目にあわせてその上で正人も殺そうとした。これは立派な犯罪よ……正人があそこまで糾弾しても可笑しくもないわ。それでも光輝は正人を責められる?」

「それは…だが元々は八坂が…!」

「そう……」

 

正論を述べる雫だが光輝はそれでも正人が悪いのではないかとあれやこれやと思い浮かぶものを言うがどれもこれも雫には付け焼き刃の言葉にしか思えなかった。

 

階段を上がっていく中クラスメイト達の足取りは重かった。

先程の死に直面した戦闘……それがクラスメイトの自惚れていた心をズタボロに引き裂き、入って直ぐの楽勝感は微塵も存在していなかった。

あるのはただ1つこんな場所から早く脱出したいという渇望だけだった。

しかし、ただ戻れるわけもない度々現れる魔物とは戦わなければならない。

 

「てりゃあぁぁぁっ!!!」

「氷矢!!」

「っ!!!」

 

現れた魔物を大剣で切りつけるアリサに氷の矢で貫くすずか、そして正人も正確に一撃で敵を屠る。

 

今この場でまともに戦える転移組はこの3人だけだった。

後は光輝や龍太郎も戦うと言ったがメルドから直々に休めと言われ渋々引き下がるしかなかった。

(やはりあの3人は他から抜きん出ている。正人も1番に信頼していると言っていた2人だ。だがしかし…正人のあの戦い馴れている動きは一体…)

 

後ろで前衛で戦う3人を改めて観察するメルドは他とは抜きん出ていることを改めて再認識するがその中でも正人の戦い馴れている動きに疑問を持ち出す。

メルドも正人達がいる世界は戦いとは無縁の世界であると聞いていたのだ。

だがしかし、正人の動きはとても無縁の世界で生きている人間の動きではなかったことからメルドの正人に関する疑念は強まる。

 

「……状況終了……アリサもすずかも連戦で大丈夫か……疲れているなら下がって良いぞ。後は俺だけで前線を支えるから」

「バカ言うんじゃないわよ、あんた一人に任してられないわよ」

「そうだよ、先は長いんだからね」

 

辺りを見渡して敵が居ないことを確認すると正人はアリサとすずかに連戦からの疲労を考えて正人一人で戦おうとするがアリサもすずかも正人が一人で戦うことを良しとしておらず疲労が見える中でも意地を張って引き下がることはない。

 

「全く……こんな所で意地を張るな。正人、アリサ、すずか、一度下がれ、光輝、龍太郎、雫。悪いが前に出れるか俺達も何人か前に出る」

「了解……お言葉に甘えます」

 

メルドの指示に正人は少し考えた後、頷き先頭から下がり、光輝達と交替する。

正人と光輝がすれ違う際、光輝から気に食わない顔つきで睨みを正人はあえて無視して戦っていた3人は体を休める。

 

「3人ともお疲れ、本当に大丈夫?」

 

そういいながら回復薬を3つ持ってきたハジメが正人達に声を掛けた後1つずつ回復薬を正人達に渡すとお礼を言った後回復薬を飲み。からからな喉を潤わせる。

 

「3人とも凄いね……あんなことがあったのに……あれだけ動けるなんて。僕はまだ怖くて仕方ないのに…」

 

そういいながら未だに恐怖心を振り切れないのか手が震えているのを見せるハジメ。正人達とは違いあれだけの激戦に加え檜山にも殺されかけたのだから無理もなかった。

 

「別に人それぞれなだけだ。回復薬助かった。俺は少し香織の元に行くよ」

「うん、わかった」

 

からの瓶をハジメに受け渡すと正人は香織の元へ。軽快な動きで動く正人を見てハジメは凄いなっと感心した。

 

「僕もあんなに強かったら良かったのにな…」

 

ハジメはポツリと呟く。それはハジメの心の底から思ったことだった。

無能と蔑まれている自分……本当はあんな力が欲しかったと渇望する中、そんな呟きを聞いたアリサ達はじと目でハジメを見るなりアリサが軽くチョップした。

 

「あっいた!」

「あんたはあんた正人は正人よ…南雲には南雲しかない強さがあるわよ」

「バニングスさん」

「それに正人だって…そんな力を持ってても守れなかった者もあったんだから…」

「え?」

 

 

一瞬俯いて呟いたアリサの言葉はハジメの耳にはなにをいっているのか聞こえなかった。アリサも表情を戻すと何でもないわっと気にならないように茶を濁しその意味を知っているすずかは少し哀しい顔で香織の隣に立つ正人に目を向けた。

 

 

「…………」

「香織……大丈夫か?」

 

無言の香織を心配する正人、あれ以来、香織は口を閉ざし光輝達共に前に出ることもなかった。

その上近寄りがたいオーラまで出しているためにクラスメイト達は誰も近寄ろうとせず。正人もどうしたものかと考える

 

「檜山の件は気にするな…他人に優しい香織だから色々気負っているものもあるだろうけど、あれは檜山の自業自得で因果応報だ」

 

やはり檜山の件が堪えているのかと考えた正人は気負いするなと語り香織の悩みを減らそうとしたが漸く口を開けた。

 

「違う…そんなことじゃない」

「え?じゃあなんで…」

 

そんなに口を閉ざしていたんだと当てが外れた正人は聞くと香織は語り出した。

 

「正人くん…正人くんは自分のことどう思ってるの?」

「俺のこと?どう思っているって言われても…」

「自分のこと大事にしてる?」

「っ!?」

「やっぱり…どうして…どうして自分を大事にしてないの!?」

 

いきなり声を荒げる香織に何事かとクラスメイト達は一斉に正人と香織に向けて視線を向け、先程の深刻な顔から変わって心配した顔つきで正人に再び話した。

 

「あの巨大な魔物の時も檜山くんの時もついさっきの戦いの時も自分のことなんてどうでも良いって感じで動いてたよね!?全部他人のために動いているのはわかるけど…少しは自分を大切にしてよ!」

 

ベヒモス時は、初めはメルド達を切り捨てて周りからの罵声も覚悟の上で脱出を指揮しようとした。その後、色々あって全員助けることになったが正人だけベヒモスを足止めするという無茶な作戦で自分の身など気にしていないように香織は思えた。

檜山の時もまるで自分に向けられた悪意など蚊帳の外で周りに対する被害の方を矢面に立てて自分に関しての被害を責めることはなかった。

そして脱出するために戦えないクラスメイト達のために前線で戦い周りを守ろうとしている。その間もアリサやすずか以上に動き疲労の蓄積も二人以上に蓄積している。それは明白であった。

それら全てが自分のためというより他人のためでありそれが香織にとって琴に触れることになったのだ。

 

「香織……」

 

胸に秘めた悲痛な叫びを聞いた正人は後ろめいた顔で後退る。

香織の言ったことは全て言い得ていて周りからしたらどうしてと言われても、しかたがないことだった。

だがしかし正人も引き下がれない。正人にも正人の意地があるのだから

 

「ごめん……けど俺は止まれないんだ…」

(俺の命は誰かのために使う……そう決めたんだ)

 

香織達は知らない正人の決意、あの事件を経て生まれてしまったそれは香織の叫びでもその決意は変わらなかった。

 

「……もうすぐ交替か……悪いな香織、そろそろ前線に戻る」

「正人くん!」

 

香織に正人を呼び止めようとするがそれは叶わない。正人はアリサ達の元に戻るとアリサ達も複雑な顔つきで正人を見ていた

アリサとすずかは正人のそういった経緯を知っている。だが自分を大切にして欲しいという香織の願いもよくわかるのだ。

 

「……正人……あんたはまだ」

「それ以上言わなくても良い……わかってるさ…でも俺は…」

 

正人も香織の言いたいことはわかっていたがそれはできなかった。

この場にいるただ一人のベルカの騎士として自分のことを顧みず。香織達を無事に地球へと送り返さなければならない。戦うものとして…そして嘗て起こしてしまった悲劇に対する贖罪として正人はそれを曲げるわけにはいかなかった。

 

 

それから直ぐに息を上げた光輝達と交替で正人達が前線に上がり道を切り開き三十階層も上り元いた階層まであと少しといったところでそれは現れた。

 

「…?」

「全員まて」

 

それに気付いたのは正人とメルドだった。

階段を上り再び帰る道を戻ろうと足を動かしていたがその階層に覆うように感じた謎の威圧に正人は気付き、メルドも雰囲気可笑しいことに気付き全員の行軍を止める。

静まり返った迷宮内にコツコツと何か歩いてくる足音

足音から二足の人間のような気がするが気を抜けず近づいてくるそれを待ち構えるとそれは現れた。

 

「へえ~熱烈な歓迎だね」

 

そいつはとても悠々とした感じで正人達を見て現れた。

姿は正人達と同じ年ぐらいの少年で白い髪に血のような赤い瞳が目立つ。

 

「っ!!!」

 

だが、そんな少年をみただけで正人は自分でもわからないが体が勝手に動き身構える。

正人の思考以上に体が訴えたのだ。あれは危険だと……

だがしかし正人はもう一つ少年を見てから腑に落ちないものがあった。

 

(どうしてだ……あんな奴初めて見たけど……とても初めてと思えない……何処かで会ってる?)

 

何処か身に覚えのおる気配そして感覚に首を傾げる正人、そんな正人を見ている少年は不敵に笑った。

 

「久しぶりだね~八坂正人」

「っ!?」

 

少年から出た言葉はこの場にいる全員に衝撃を与える者だった。

少年の口から出た名前それは正人のフルネーム。だが正人は少年に関して会った覚えがなかった。

周りは突然の正人の名前が出たことで正人に視線が行き、正人も恐る恐る訪ねた。

 

「お前……誰だ…」

「あれ?忘れちゃった?やだな…あれだけ一緒に居たっていうのに…」

「一緒にいた?お前と?」

 

更に困惑する正人、それに追い打ちをかけるように少年は口を開けた。

 

「忘れたとは言わせないぜ……あれだけ俺を大人数でボコボコにしたんだからよ」

「大人数で……ボコボコ?」

「八坂!なんて酷いことをしているんだ!彼に謝「天之河少し黙ってろ!!」っ!」

「最後は塵も残さず蒸発させて……あの時は本当に死ぬかと思ったぜ」

「……………」 

 

少年から出される正人が行ったといわれる行為集団リンチの上に殺しかけたという事実……そんな非道な行いに正人にむけて困惑と軽蔑の目を向けられるが正人は押し黙るままだった。

 

「正人くんがそんなことするはずない!」

「あ~ちょっと黙っててくれる?外野は引っ込んでて」

 

いきなり正人が行ったという非道な行いを信じられない香織は少年に向けて威勢に反論するが特に気にとめていない少年は面倒臭そうに香織をあしらう。

 

「何で…」

 

そう呟いたのは黙っていた正人だった。

この言葉には怒りと困惑の感情が含まれていて閉じていた瞳は開くと怒りに満ちあふれ、体も同じく怒りで震えているのがわかる。

それを見て不敵に笑う少年は怒りに満ちた正人を見て喜びながら喋り出す

 

「ようやく思い出したみたいだな……そうさこんな身になったが俺だ……こうやって会えて嬉しいぜ……偽りの王よ」

「何でお前が生きているんだ……何で…!」

「ん?ああ……そうか…そりゃあ会いたいならあいつの方だよな……」

 

怒りに震える正人に対して少年はわざわざ言えば爆発するのがわかっている中でその言葉を口にした。

 

「黒羽じゃなくて…悪かったな」

 

「っ!ナハトヴァールゥゥゥゥゥッ!!!!!」

 

嘗て討ち滅ぼした災厄の闇…ナハトヴァールの名を正人は叫び持っていた弓矢をナハトヴァールに向けて怒りに満ちた矢をナハトヴァールへと解き放った。

 

 

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